2016年12月03日

来年に向けた12月

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先月までだいぶ立て込んで作業に追われてしまいましたが、何とか当月中に終わって12月に持ち越さずに全て納品することが出来ました^^;

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そして11月後半からは明日横浜で行われるYokohama Hot Rod Custom Show に出展するショーバイク用のセラコート依頼の飛び込みがあってで、当初ホイールハブだけの予定で何とか納期間に合わせます!な感じでしたが、どんどん追加作業をご依頼くださいまして他の作業との兼ね合いでかなり逼迫しましたがw 終わってみればやはり作業は精神的に病まない程度に追われてるくらいが楽しいのかもと・・・w

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既にブラスト処理を終えたこちらのワンオフマフラーは月曜日に完成して持ち込みして頂いたのですが、横浜への搬入が土曜の午前中との事で木曜の夜か金曜日には欲しいとのことで、

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微妙な色味を再現するために何度も調色をして

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本当は5日間自然乾燥をしなくてはイケないのですが、その点をご了承頂いたうえで木曜の夜に引き渡し・・・と、制限時間ギリギリまでやってしまうこの時間と余裕の無さに何度もシンパシーを感じてしまいますw
ちなみに納品に行った時に制作中のマシンを見させて頂きましたが、その時点でマシンの原型がまだありませんでしたが果たして今日の午前中の搬入に間に合ったのでしょうか・・・^^:
自分の方でも最近ハーレー関係のセラコートの作業依頼が増えてきているので勉強のために明日のYokohama Hot Rod Custom Show に遊びに行くので、そこで今回作業のお手伝いをさせて頂いたSURE SHOT さん のマシンがどのような仕上がりになっているのか実際に見てきたいと思います^^

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そして今回マシン制作のお手伝いをさせて頂いたSURE SHOT さん に置いてあったFOR SALE な古いハーレーのカスタム車に付いていたミクニのVMキャブ ですが、年代を合わせる為に元々4連のVMキャブを2連にしてまでVツインにこのキャブを持ってきているセンスは個人的に凄くカッコイイなと^^
やはり国産も外車も自由な発想で固定観念に囚われてはダメですね^^

ということで12月。SBR_2618
VツインじゃなくV4 の制作も現行VMAX1700の鍛造ピストンとコンロッドが非常に重い物が付いていたので、バランス取りをお願いしたのが4月で当時の納期は約2ヶ月と、V型クランクのウェブ重量増しの作業なので納期が掛かる事は重々承知と作業をお願いして紆余曲折を経て8ヶ月が過ぎて既に12月w って、正直笑い事じゃないのですが、強化したピストンとコンロッドでかなり純正から重量が増えてしまっていたのでタングステンをウェブカウンターに埋め込むにしてもさぞ大変だろうな・・・と、全幅の信頼をもって昔から利用している内燃機屋さんなので出来るだけ口出しはしたくなく待ちに徹しているのですが、流石にこれ以上待たせてはオーナーさんにも顔向け出来ないのでお願いしますと10月の時点で約束を取り付けた納期が今月12月。。。
こちらのVMAXはエンジンの制作だけじゃないのでトータルの時間を考えても正直本当に今月中に仕上げてくれるのか非常にドキドキです^^:
しかもこれから奥の旧VMAX1200の制作も始めるのですが、加工依頼の多そうなVGやVR38などは話が別だとは思いますが、直列と違って加工依頼の少なそうなV型は考え方の違いもあって、しっかりやるとなると個別に治具を作ったりと加工依頼の面で少し頭が痛いですね・・・。

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ついでに来年に向けて自分のエンジンも新調しなきゃイケないのでいろいろ考えているのですが、

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新調するエンジンにどちらのピストンを採用しようかと。
右はJE ピストン製で、左がCP ピストン製なのですが、どちらも圧縮比は13:1 となっているのですが、悩むのがトップのクラウン形状はCPの方が良いのか昔から良くある形のJEの方が良いのか・・・。
軽量化の為にこのような形状になったのか?ホンダのF1マシンにも採用されていた形に似たCPピストンの方が20g ほど軽いので重量だけで考えればCPピストンとなるのですが、ハイカムのリフト量に合わせてバルブリセスを追い込んだ際にCPピストンの方は丸々円で削る必要があり、結果的に削る面積が多いので圧縮圧力の損失もその分大きいんですよね。
その点、右のJEピストンであれば半円だけの切削で済みますので圧縮の損失も少なく答えはJEピストンか?と。
考え方を変えてバルブタイミングで誤魔化すと充填効率が落ちてそもそも論になりますし、そもそも論を言い始めると今のエンジンはあれやこれやと実験を繰り返し積み重ねて行くうちに、シリンダー上面とヘッド下面を合わせた面研量が1.5mmを超えてしまっていて全体のバランスがグチャグチャなので、新規に作ってから結論を出さなきゃダメじゃない?って話なのですが、12R用のCPピストンが既にバックオーダーで今のうちに頼まないと来年の春に間に合わないっぽいんですよね・・・。
じゃあ早くやれよ!ってことで自分の12Rも作業開始しますw

akane380 at 15:26|PermalinkComments(6)TrackBack(0)

2016年11月24日

セラコート 秋の新色・・・

出来ますた♪SBR_1540
ということで来週の日曜日12月4日にパシフィコ横浜で行われるホットロッドカスタムショーにエントリーするハーレーのショーバイク用のハブを前回セラコートで仕上げさせて頂きましたショップさんから追加作業を沢山いただきまして、その中の一つとしてハーレー用ミクニ TMキャブのセラコート仕様が完成しました^^
ちょっと遊んでトップキャップを結晶塗装にしてみましたが、この色合いだとヨシムラっぽいですね^^
ただ今回はハーレーということでこの部分はオレンジを希望されていたので塗り直します^^

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そしてこちらのスイッチBOX周りの部品もセラコート処理にて色替えをしますが、

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希望は出来るだけスロットルホルダーの色味に近い色で、キャブレターのトップキャップと同じオレンジをボタンに施すという内容で承りました。

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そして色替えを行って仕上がった物がこちらですが、今回の希望はオレンジにメタリック感が欲しいとのことで、今まで何度か調色をして色合わせをしてきた中で基本的にセラコートは同じ色でも窯に入れるタイミングや焼く温度、硬化剤の比率によって色味が変わって再現性が難しいのに加えて、塗料代が1cc 辺り50 円以上とユンケルを超えるほど高価でw その分を費用に乗せるとお互いに洒落にならないので難しい調色は基本的にしないようにしたのですが、今回はショーバイクということでビルダーさんの理想を実現させるべく妥協はしたくないと個人的に考えて
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作っては塗って実際に焼き上げ色味を確かめて、それを元に作っては塗って焼いて確かめてと・・・

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以前に別のハーレーのヘッドを同じようにオレンジで色合わせをして調色した際にメチャクチャ苦しい思いをしたのでその時の悪夢が一瞬脳裏を過りましたが、

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でも仕上がった時には最高に気分が良いので今回も何とかやり切ってやろうと・・・

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で、やはりただのオレンジでさえも難しいのにメタリック感を出さなきゃいけないので塗料も大量消費で、さすがにキャブレターのキャップとスイッチボタン数個でウン万円請求も出来るハズもなく既に大幅な赤字路線決定w

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でも材料も尽きかけた最後の最後に上手く行かない部分を打開する秘策にある色を添加することで綺麗な発色のオレンジメタリックを作る事に成功♪

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スイッチBOXのカバーも艶感の違いがあるので全く同じ色味とは行きませんでしたが、調色を重ねて色味を近づけてボタンも制作したオレンジとブラックで塗り分けて完成♪ となった訳ですが、実物を確認して頂いたところやはりメタリック感が無い方が良いとの事で・・・

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普通にハーレーのオレンジに近い色を取り寄せて・・・

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そのまま仕上げさせて頂きまして結果、途方も無い赤字w ですが、あのオレンジメタリックを生み出せたことで応用できる技が生まれたので結果的に後々プラスに転じると思い・・・たい・・ですw
KTMやハーレーの方、この大量に余ったオレンジは如何でしょうかw
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ちなみにスイッチBOXの方も実際に施工した物をみてイメージが変わったとの事でシルバーとブラックでシックにスイッチ類を塗り直して完成^^
ショーバイクですからレースマシン同様妥協することなく、この辺はビルダーさんのインスピレーションに任せて最終的な纏まり重視でジャンジャン色変更をして頂ければと思います♪

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ちなみにフロントフォークのアウターチューブの色を色見本の中から選択して頂いて、いざその色をメーカーに発注したところ国内に在庫が無いとの事で、急遽その色も作る羽目になったのですが、右の色見本に対して人間やれば出来るもんだなぁ・・・とw
お陰でこの色はもう買わなくても良くなったので在庫がなく調色する羽目になって結果ラッキーでした^^

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ということでアウターチューブもブラックと調色したシルバーで施工して完成です♪
ショーの搬入まで残り10日を切ってまだ外装を制作したりマフラーを制作したりしているとのことで、そのギリギリアウトになりそうな追い込み具合には、いつもレースの当日まで作業が終わらない自分としてはシンパシーを感じずにはいられませんw
自分の方で受けている作業もまだ全て終わっていないので他の作業の合間に潜り込ませて進行中ですが、どうも耐熱セラコートを施工予定のマフラーの制作がりがギリギリになるようで、そちらも色を指定されているのでいまからドキドキですが、自分もマシンの全貌を見ていないので最終的にどのようにまとめ上げたマシンが完成するのか今から非常に楽しみです^^

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ちなみにFCRキャブレターのラージボディとのサイズ比較ですが、流石ハーレー用といった感じでこの海外向けというTM50 ?キャブレターはかなり大きかったです^^

akane380 at 12:51|PermalinkComments(4)TrackBack(0)セラコート 

2016年11月12日

脱・ヒューマンエラー

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と言うことで、以前に急いでクラッチのセッティング変更をしている際に柔らかいスプリングを組んだつもりが硬いスプリングを組んでしまって死にそうになったので、急いでいる時でも一目でスプリングのレートが判断出来るようにクラッチスプリングをセラコートで色分けしてみました^^

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以前までは一般的な塗装ではスプリングが繰り返し伸縮することで塗膜が割れて剥がれてしまったり、オイルに侵されて塗膜が剥がれてしまうので簡易的にタッチペンでマーキングをして使っていたのですが、セラコートは密着性が高いのでスプリングの伸縮にも問題なく耐えられ密着性が高いことで防錆処理をしなくても良いので一石二鳥と、これだけ派手に塗り分ければ嫌でも間違えずに済みそうですw

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それにしても・・・前回のアメフェスの準備のために一週間ほどオーナーさん達からお時間を頂いて12Rの作業に集中させて頂いたのですが、おかげで入庫と出庫の予定がズレてかぶってしまい、溜まった作業を出来るだけ早く納品できるよう回すのが精いっぱいでバイクシーズンが一段落したこともあってか?お問合せの件数も増えてきているのですが、一人で切り盛りしている為、正直今だと複雑な新規のオーダーはご覧のように納期が掛かったりします・・・^^:

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ただ例外として、こちらは12月に横浜で行われる横浜ホットロッドカスタム ショーに出展する為に現在急ピッチで制作中というハーレーに使用するハブのセラコートのご依頼ですが、

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流石にショーまで一か月を切ったマシンを待たせるわけにも行かないので、このような比較的マスキング作業が単純な作業であれば柔軟に他の作業の合間に割り込んでの特急仕上げも可能なのですが、

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やはりキャブレターやタービンなど分解組み付け以外にマスキングや調整に神経を使うような作業はどうしても時間が掛かるのでこれらの作業はじっくりゆっくり進めさせていただいてます^^:

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それとセラコートの中でお問い合わせが多いピストンコートですが、こちらも自分で今まで実際にピストンに施して試していないので実際の性能については何とも言えず、お問合せを頂いても作業を受け付けけていなかったのですが、前回エンジンをバラしたついでに純正部品の待ち時間にてやっと自分のピストンに施工することが出来ました^^:

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このピストンコートは特徴として対ノッキングやデトネーションといった過酷な状況からピストン上面を保護するというモノですが、

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自分の12RもNOSを大量に噴くようになってから、シフトミスやオーバーレブなどライディングをミスった際にこのノッキングやデトネーションによって画像のようにピストンの一部が溶けてしまったり、

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一部分が欠けてしまったりクレーターができたりと毎回ちょっとした悩みの種だったので、このピストンコートが有効だったら良いなぁ・・・と期待しているのですが、

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如何せん施工するにはピストンをバラさないとイケないということで今年はレースに参加しなかった分、なかなかそのタイミングが掴めずでようやく施工する事が出来ました♪

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なんて思ってたら走行2本目にしてミッションブローw
とりあえずエンジン制作も自分のマシンよりも先にやらなくてはイケない分が溜まってきているのでまた来年までお預けと言うか、来年は自分の12Rのピストンも新しいモノに交換するので再度そちらに施工してチェックしてみます。。。

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とりあえず代わりにテストしてやろうか?って奇特な方が居りましたら広くご連絡をお待ちしておりますw
当然施工はサービスですが、最低年に一度はエンジンをバラしてチェックする機会のあるマシン(排気量限定無し)でお願いします^^:

akane380 at 05:20|PermalinkComments(4)TrackBack(0)セラコート 

2016年11月05日

2016 DRAGシーズン終了しました。。。

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前回の夜な夜なのテスト走行でミッションベアリングが破損して急遽エンジンのO/h をいたしましたが、土曜の夜にエンジンが完成して日曜の深夜に再度テスト走行に出向いたところ、

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今度はまさかのバルブコッター飛びが発生。。。

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とりあえずレースまで残り3日しか無いのでそのままガレージに戻って直ぐにヘッドを降ろしてチェックして朝方まで修理をして

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その日の晩に組み直してまたテストに向かうも、またしてもコッター飛び×2 ・・・。
どうもチタンリテーナーの消耗具合が全体的に終わりを迎え始めたようで旬の如く飛び始めますた。。。

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そしてテスト走行中に明らかに嫌な音が聞こえるので減速すると、2本積みしているリア側のNOSのボトルがブラケットから脱落して何度もリアタイヤで踏んでしまったようで、その際にボトルヒーターは吹っ飛んで帰らぬ部品となりNOSの配管はボロボロで綺麗だったNOSのボトルもダメージルックに。。。

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とはいえ、遠路はるばる九州ドラッガーのyayabusaさんやケンタロウさん達を誘っておきながら当の本人が走れませんじゃマズいだろう・・・特に今回はVMAXの川田さん達もご一緒してくれるし・・・と、既に残り2日しか無いのにまともに今回試したい自作トラクションコントロールのテストが出来ないのもマズイ・・・。と、また朝方までヘッドを降ろしてバルブ周りのチェックをし、新品バルブの予備が無いので部品取りのエンジンからEXHバルブを取り外して擦り合わせとシム調整を行って、NOSの配管も直してその日の夕方に再度エンジンを組み直して深夜のテスト走行に・・・と思ったらエンジンの調子が。。。

何だ?なんだ?と睡眠不足で注意散漫になっていたので何か組み方でもミスったか?と思い再度エンジンをバラして原因を探しても見つからず。。。
時間的にも体力的にももう限界かな・・・と一瞬頭に過るのですが、自分でハードルを高くしておいてここで止めたら今までの苦労が無駄になるし尾を引くなと、ホンダの好きなCMで

「がんばっていれば、いつか報われる。
持ち続ければ、夢はかなう。
そんなのは幻想だ。
たいてい、努力は報われない。
たいてい、正義は勝てやしない。
たいてい、夢はかなわない。
そんなこと、現実の世の中ではよくあることだ。
けれど、それがどうした?
スタートはそこからだ。
技術開発は失敗が99%。
新しいことをやれば、必ずしくじる。
腹が立つ。
だから、寝る時間、食う時間を惜しんで、何度でもやる。
さあ、きのうまでの自分を超えろ。
きのうまでのHondaを超えろ。
負けるもんか。」

というCMのセリフを何度も口ずさみながら必ず原因はあるんだからそこを見つけ出して乗り越えてやる・・・と。

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で、結果的に原因は何度もエンジンを脱着してのセンサー線の劣化が原因だったようで、断線していた線を見つけてホッとしつつ残り一日しか無いので配線を直して・・・

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エンジンを組み直して今度こそテスト走行に・・・と思ったら他にもバルブ溝からコッターがズレていた箇所があったようで、再度ヘッドを降ろして修正して組み直したら今度はヒューマンエラーでバルブタイミングをミスって再度ヘッドを開けて・・・と、この5日間殆ど寝れなかったので後半はミスを連発^^:
そして富士に向けて出発予定時間の深夜2時を過ぎても組み上がらず、午前3時過ぎにようやく全てが組みあがり、富士に向かう途中で一旦台車からマシンを降ろして軽く雨が降る中だったので出来る範囲でエンジンのチェックを行って問題なくエンジンが元気に回ることを確認つつ、

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無事、富士に到着してあとはぶっつけ本番で試すだけですが、

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まぁ、こんな突貫仕様じゃ上手く行くわけが無いってことで、1本目は流石にリスクの方が高いので躊躇して中途半端に走ってしまい、1本目の走行で問題無さそうなので2本目に気合を入れてNOSも全開で吹いて走ってみたのですが、今度はまたしてもミッションブローで終了w

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症状的にまたミッションベアリングか?! と、ガレージに戻って早速エンジンを降ろして状況を確認したところ、

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今回はベアリングではなく3速ギアが粉砕して跡形もなく消えバラバラになっていました。。。

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よくギアトラブルで起こりやすい歯飛びというよりドグが嚙み合った瞬間にチョップされて根元から砕けたような新たな症状で、ここ最近の駆動系のトラブルの傾向を元に来年に向けて対策も考えられるので、これなら頑張った甲斐があったかなと^^

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ついでにこのエンジンは幾度となく分解組み付けを行っているのでネジ穴などがガタガタで、元々今回の富士での走行が終わったら使用を終了する予定だったのですが、ミッションが砕けた時にシフトフォークのガイドが刺さるクランクケース側も一緒に割れてしまったようで、今のうちにこの症状が経験できて良かったです^^:
それにしても今週は一日一回、多い日で3回もエンジンを剥ぐって分解してで心が折れそうになる一歩手前で踏ん張るいい経験になりましたw

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ということで、今回またしても結果はそぐわなかったですが、九州ドラッガーのyayabusaさんとケンタロウさん、隼ターボの篤さんとVMAXチームの皆さんと共に参戦出来て楽しかったです、ありがとう御座いました。
そしてブローしたマシンをピットまで押してくれた川田さん、弘瀬さん、寺下さん、本当にありがとう御座いましたm(_ _)m
これにめげず来年はもっとポテンシャルを上げられるように精進しますので、また来年機会がありましたら皆でワイワイよろしくお願いいたします^^

akane380 at 19:03|PermalinkComments(8)TrackBack(0)DRAG RACE 製作記 

2016年10月23日

無駄に挑戦をするバカ者

毎週毎週一週間が過ぎるのがあっという間で、そろそろ11月3日に富士スピードウェイで開催されるアメフェスに向けて12Rの準備もしないとな・・・ ということで、SBR_0823
今回は作戦として、アメフェスでは今まで散々悪足掻きで試行錯誤をしてきたロックアップクラッチを封印して普通に手動のクラッチ操作で挑もうかな?と。
今まで何とかクラッチ側のセッティングで対処してマシンを制御してやろうと取り組んで参りましたが、アメリカの路面のようにベタベタにラバーが乗ってグリップの高い路面ならまだしも、国内のような普通の舗装路と変わらないグリップの低い路面ではアクセル全開でクラッチをスパっと離してもグリップせずロスを生むばかりなので、クラッチ側でスリップしないように調整すると今度はクラッチがその分滑るってだけでどっちにしても前に進まずタイムが落ちるばかりなんですよね・・・。
個人的に今のエンジンの仕様ならスタートさえ決まってくれれば確実に8秒台には入ると考えていて、いつもスタート〜60フィートの区間タイムが1.8秒前後なので、ここを1.5秒台に入れられれば後半のタイム差にかなり大きく影響しますので、とりあえず年々走る機会も減ってしまっているので今回は無難にロックアップを封印してタイム狙いで事前にスタート練習をして挑むことにしよう!と決めていたのですが、

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前回、茂原のイベントで迫力のあるドリフトのパフォーマンスを見ていたら何だか無難に行こうとした自分の考えがセコく感じてしまって、とにかく自分の独自的な考えを持った仕様で目標に向けて挑戦するから楽しめてるのかもな・・・ ということで作戦を変更して失敗を恐れずアレやコレやと作戦を練って、

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早速部品を注文。

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とりあえず現状マルチステージのロックアップクラッチを使用しているのはスタート時の馬力を稼ぐのが目的で、スタート時はクラッチを切った状態でアクセル開度100%の全開。で、そこにNOSをドライショットで40馬力分吹いていますので、クラッチをスパっと離した瞬間にギア比を考慮してもそこそこな馬力を発生させている訳ですが、単純にそのままではエンジンが鬼ストールするか、無事に繋がったとしても壮絶なバックドロップを食らうかリアタイヤが空転してしまうかで、それでは困るので微妙な力の伝達をロックアップクラッチ側で操作して段階的に伝達する出力を増やしてロスなく発進しようというのが本来の目的なのですが (※ マルチステージとシングルタイプのロックアップでは考え方、使い方が若干異なります)、とは言っても路面のグリップが低いとそれに合わせてロックアップの伝達調整を緩くしなくてはならず、結果的に通常の路面ではグリップが低すぎてロスしか生まなくなるので何とかならないかな?・・・と毎度何とかエンジンをマネジメントして制御してやろうと試行錯誤しながら挑戦しているわけで、このジレンマを解決するために前回モーテックを購入した訳ですが、モーテックの導入は来年からと決めておりますので今回は最後の悪足掻きで単純な仕組みでロックアップをサポートするシンプルなトラクションコントローラーを自前で制作して実験してみようかと思います。

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で、こちらも相変わらず試行錯誤なリアサスですが攻めの姿勢ということで、今回また更なるバネレートの仕様変更を行ってみました^^

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で、完成したマシンをいつものテストコースに持ち込んでいざテストですが、まだ実験一発目なので速い遅いの評価までは出来ませんが、とりあえずスタート時のトラクションをコントロールすることには成功しました♪

が・・・2本目の走行でトラクションコントロールの設定時間を短くしてクラッチ側の負荷を上げて走行したところ、
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スタートしてトラクションコントロールが解除されて一気に出力が全力で掛かった瞬間、インプットシャフト側のセラミックベアリングが無残な姿に。。。
本来ならトラクションのコントロールを段階的に解除出来れば良いのですが、ON-OFF操作の簡易的な仕様なもので解除後のパワーの立ち上がりに無理があったようです・・・。

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とりあえず時間が無いのでテストは終了してガレージに戻ってミッション交換のためにエンジンを降ろしますが、

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壊れた部品を集めて検証したところ、当初セラミックボールが粉砕してベアリングが破損したのかな?と思っていたのですが、粉砕されて居なくなったボールは一つで、破片の状況的にベアリングのレースが先に破損して壊れたという感じで、

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いい感じだったミッションも割れたレースの破片を噛み込んでしまって終了。。。

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分解時に気付いたのですが、フロントのスプロケットは以前から刃が欠けていたようでw 、ロックアップのセッティングが決まらないとこのように駆動系がどんどん壊れます^^:
なので本当は出力をもっと落として扱いやすくした方がタイムにもマシンにも良いってことは分かってはいるのですが、何とかこいつを制御してモノにしてやろうという挑戦が経験にもなり楽しいもので・・・w

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とりあえずエンジンも一通りバラしてチェックをしてみたのですが内燃機側は全く問題がないようなので、ミッション関係の部品が届き次第組み直して復活の予定ですが、

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ベアリングが粉砕して軸がズレた時にロックアップ用の専用ロッドが折れてしまったようで、アメリカのMPS Racing に注文したもののアメフェスまでに間に合うかどうか・・・。
最悪、溶接して加工屋さんにお願いして旋盤加工して誤魔化しで使用するか? この部分だけが不安材料です。。。

akane380 at 13:49|PermalinkComments(12)TrackBack(0)DRAG RACE 製作記