2018年01月16日

ゼファー1100 メーター製作

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昨年の秋ごろの作業になりますが、以前にホイールの塗装とFCRキャブレターのセラコート仕様を製作させていただいて、現在MK-MIDKNIGHT様にて製作中のゼファー1100のオーナー様からメーターの仕様変更のご依頼を追加で頂きまして、

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こちらの年式相応にメッキが腐食して曇ってしまっているメーターをセラコートでキャブレターと同じブラック仕様に出来ないか?とご相談を受けての作業となったのですが、

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まずは作業をするに当たってメーターを分解しますが、間違って精密部分にダメージを負わせるとメーターが狂って使い物にならなくなってしまいますので、この手の作業はリスクがあり結構気を遣います。

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そしてメーター周りの分解が完了したら通常であればそのままブラストを当てて塗りの工程に移りますが、この手の樹脂メッキは時間が経つにつれてプクプクと浮き上がって剥離してきますので、かなり時間を要しますが施工後に長く良い状態をキープして頂けるように地道に荒れたメッキ層を下地を傷付けないようにあの手この手で剥がしていきます。

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そして全てのメッキを綺麗に剥がし終えたら・・・

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必要な箇所を部分的に補修してブラスト処理をしたら下地処理の完成です。

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とりあえずこの状態にするまでが非常に大変でした・・・。

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そして下地処理が完了したらキャブレターと同じ色にて見える部分全てをセラコート処理をして完成です^^

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見えない内側のステーも錆やすいので表面保護も兼ねて一緒にセラコート処理にて、ハーネス関係は擦れに強いレーススペックで纏めて仕上げをしておきました。

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そして今回はオーナー様より組み付け時に社外の白いEL仕様の文字盤をセットして欲しいとのご依頼も受けていたので、それらを組み付け時にセットしたらホワイトパネル&セラコート仕様のゼファー1100メーターの完成です^^

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夜の走行時にはこのような感じで妖しく光って雰囲気もバッチリです♪
また、こちらの車両本体は現在MK-MIDKNIGHT様にてフレーム〜E/g に至るまで全てに手を入れて製作中とのことで、MK-MIDKNIGHT様の新たな作品の完成が楽しみな一台です^^

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2018年01月08日

縁起物

改めまして明けましておめでとう御座いますm(_ _)m
今年も例年と同じくガレージで作業をしながら年越しをして良いスタートが切れました^^
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ヤマト運輸さんが年中無休なお陰で今年は元旦早々仕上がった作業の出荷とネットショップで購入していただいた部品の出荷とレース車両用のFCRキャブレターの製作依頼などなど受けつつ、今年は自分ら52年生まれが厄年との事で、あんまり厄年とか気にするタイプじゃないので、とりあえず厄年=役回りの年ということで何でも良いから楽しい一年になるよう頑張りますw

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ということで新年一発目は縁起モノの熊手・・・ではなく、貴重な当時モノのヨシムラ機械曲げ(通称:熊手)のレストア作業からですが、こちらは昨年末に遊心のコーイチさんからご紹介を頂いて作業をさせていただいたモノで、

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一旦ボロボロの古い耐熱塗料をブラスト処理にて綺麗に剥離をして全体を確認してみたところ、

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一部に穴の開いている箇所が有ったのでTig 溶接で埋めようと思ったら、この付近一帯が元々補修を受けた痕があり、周りも錆びていて穴がどんどん大きくなり手に負えなくなってしまいそうだったので・・・

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早急に諦めていつもの溶接屋の仲間をガレージに呼んでパッチを当てるほどでもないとの判断から補強も兼ねたTig 溶接で肉盛りをしてもらって、

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溶接部分の板金が完了したら耐熱のセラコート処理で仕上げて完成です♪

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で、今回のこちらの色味は通常の1200℃耐熱のセラコートの艶ありブラックの色味とは違いまして、当初オーナー様が艶の無いブラックを希望されていたので以前に1200℃耐熱ブラックでいろいろ試していた時に偶然艶消しになってしまった技法を応用して一度仕上げてみようかな? と。もしかしたら艶消しをご希望のオーナー様の希望に副えるかもしれない・・と、今回は艶の無い仕様に挑戦してみましたところ艶も良い感じに消えまして、

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本来の色味(奥のサイレンサー)との対比ではこのような質感の違いで仕上げる事が出来ました。
そして仕上がり具合を確認していただいたところ、これはこれで良いと言っていただけたのですが、色味的には通常のブラックの方が良かったかもしれないとのことで、この仕様でも全く問題ないと言っていただけたのですが、せっかくご依頼をいただいたのであれば気に入っていただけるモノを作りたいということで若干お時間を頂いて・・・

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やり直し^^

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そして正規の技法でセラコート処理をして1200℃耐熱ブラック仕様の完成です♪

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今回はテールパイプ部分など錆による虫食いの補修はせず年式相応のヤレ具合を残しましたので、穴が開いて補修板金をした部分もそれとなくヤレた感じで仕上げて部分的な補修感を残さないように仕上げてみました^^

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ということで、今回のこちらの貴重なヨシムラEXHのオーナー様は現役のGPライダーの方で、このEXHを組んだ自前のマシンで時にはサーキットなども走るとの事でしたが、セラコートのコーティング膜には現役GPライダーさんの熱い走りに負けずに耐えてもらって、この先も貴重なヨシムラEXHを劣化から守って頂きたいと思います^^

akane380 at 05:15|PermalinkComments(6)セラコート 

2018年01月01日

謹賀新年

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2017年12月27日

2017総括

ということで全く更新出来ずあっさりと年末を迎えてしまいました・・・。
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今年も一年あっと言う間だったなぁ・・・などと黄昏てみたり。 というか、最近完全に作業に手が追い付かずいっぱいいっぱいで、ついにやらかしてしまいました・・・













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お一人様でのプチキャンプw
先々週にふたご座流星群を見にいつもの外房の海に行ってきたのですが、夏場なんかだと横になって空を眺めながらそのまま深夜でも浜辺でグースカ寝たりするのですが、この時期はめちゃくちゃ寒いので焚き火をしながら眺めたら最高だろうなぁ・・・。などと以前から思っていたので、試しに薪を持って行ったのですが、真っ暗な海辺で波の音を聴きながらただ単に夜空を眺めてるだけでもスローな時間を過ごせますが、焚き火に当たりながら今年一年を振り返って来年一年をどうするか?なんて考えながらボーっとしていたら何だかめちゃくちゃ癒されましたw
昔から ” 前向きで明るいうつ病患者 ” を自称しているもので病んでてすみませんw

それにしても今年一年を振り返るとレース活動をしなかった分、ガレージに投資することが出来たので・・・SBR_6655
ずっと欲しかった大型のボール盤に始まり、

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これまた欲しかったウェットブラストを導入して、

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いつかは必ず手に入れると昔から考えていた旋盤まで手に入れる事が出来て、

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ついでに超音波洗浄機も大きいサイズのモノに交換することが出来たりと、大型のボール盤と旋盤に限っては一昨年に導入した溶接機に並んで20年近く「いつか絶対手に入れる」と切望していた道具達なので、今年は一気に手に入れる事が出来て作業の裾も広がり、作業レベルを向上させることが出来て非常に嬉しく思います^^
とは言ってもまだ全然使いこなせていないので来年はこれらの道具を使いこなすスキルを磨く事が課題になりそうですが・・・^^:

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そして今年も沢山の作業依頼を頂いて、
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さらにコアな作品を何点も作らせて頂く事が出来ました♪

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また今年は定番どころのキャブレターだけに留まらずいろいろな機種の作業も行なわせていただきました^^

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その他の作業としまして今年は沢山のご紹介を元に各方面に繋がりが出来て、微力ながら多くのプロジェクトにお役立て頂けて普段じゃ体験できないような事など非常に遣り甲斐があり勉強になった一年でもあり、

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以前に製作させて頂いたオーナー様方からの追加のリピート作業を沢山いただいたりと多くの案件に関わらせていただいて常に楽しまさせていただきました^^

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それとは逆にエンジン関係の作業は今年は完全に腰を据えてじっくりと一つ一つを検証しながら進めて行きましたので調整期間としてオーナー様方には本当に歯痒いシーズンとなってしまったかと思います。
昨年のVMAX1700のクランク加工に始まり、馴染みの無いV4エンジン加工に内燃機屋さんから断わられ続け、周りまわって加工してくれるところを探したり、既に国内には無い部品を探して海外に問い合わせたりと本当に山あり谷ありでしたが、先日やっと全ての加工の目処がついてやっと一安心出来ました^^:

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元々難ありで入庫したそれぞれのエンジンの不良箇所を探しては対策してで、やっと本来のスタートラインにたどり着けましたので来年はこれら2機+自分の12Rのエンジンに火を入れてそれぞれの目標に向けたセッティングの年にするべく既にそれぞれがスタートを切って進んでいますので、新たな挑戦も控えていて大変な一年になりそうですが非常に楽しみです^^

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そういえば夏の終わり頃に自分の12Rのリフターの実験で天面をDLC処理にて、サイドをWPC仕様にした方が効率が良いのではないかと試したハイブリッド処理ですが、その後不二WPCさんの方でこの仕様が採用されたそうで、他にも可能性を求めていろいろな組み合わせで最適な仕様を模索しているとの事でしたが、独自の経験則に基づいて行なうイレギュラーな考え方も間違ってはいないなと、本田宗一郎さんが残してくれた ” やってみもせんで! ” という言葉はつくづく良い言葉だなと改めて思いました^^

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そして今年はなんと言っても、

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陸っぱりから念願のイカ釣れますたw
毎年何で釣れねーんだ?とイカ釣りのシーズンを間違えて仲間と海に通うこと3年。
今年は自分達の過ちに気付いてイカゲット出来ましたw
とりあえず来年もがんばりますw

ということで今年は個人的にまた一歩前進する事が出来て、人と イカと の繋がりもかなり増えて非常に充実した一年だったと思います。
各所でお世話になりました皆様、いろいろな事にお力添えを頂きました皆様、この拙いブログを覗いてくださった皆様、一年間いろいろな方のお世話になり本当にありがとう御座いました。

新たに迎える新年も今年以上に新しい出会いと発見が多い年になるよう積極的に挑戦をして進んで参りたいと思いますので、また来年もどうぞよろしくお願い致します。

少し早い挨拶となりますが、皆様、良いお年をお迎えください。
今年一年、本当にありがとう御座いました m(_ _)m


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PS, 癒し隊長の本家ガブもまだまだ元気です^^

また来年もよろしくお願いいたします。

SECRET BASE Racing 2017 〆


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2017年12月06日

26th Annual YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW

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という事で今年もパシフィコ横浜で開催された横浜ホットロッドショーに行ってきました^^
このショーは
YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW (以下 HCS) とは MOONEYES が主催する日本最大級のインドア Car & Motorcycle Show。日本国内はもちろん世界中で注目を集める Motor Showです。
さらに海外のビルダーとそのビルダーが製作した車両がゲストとして来日し、一日楽しめるスワップミート、ライブバンド、ペイントコンテストなどなど楽しい企画が満載のイベントです。


ということで・・・
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会場内も会場の外も人、ヒト、ひと・・・で凄い熱気でした^^

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そして会場内は作り込まれたショーカーや

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V Twinなレーサーマシンに

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国産ベースのNew Schoolなショーバイクの姿も^^

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そして会場内を見て回ると薩摩サイクルワークスさんの展示車両にて今年の5月頃にセラコート処理にて製作させて頂いたFCRキャブレターを装着したマシンを発見♪

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製作時には何度もメールで打ち合わせをして色などを決めていただいたのですが、その時にはエンジン側の部品などもパーカライズ処理をしている最中との事で最終的な纏まり具合が想像出来ていない状況だったのですが、こうして完成形を見ると本来レーシングキャブレターが似合わないノスタルジックな仕様でもレーシングキャブレターを装着している感が出ていなく、ビンテージ的な纏まり感もあって非常に格好良く仕上がっていて完成形を実際に見て一安心しました^^

その後も会場内で他にウチで作業を行った車両を探したのですが、2台見つけたもののハーレーの部品は見慣れていないのと特徴的な色や仕様じゃ無い為に本当にウチで施工したかが分からず完成写真の撮影は出来ず・・・^^:
そして会場内を半分見終わった頃にMID-KNIGHT さんのブースを発見。
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今回 MID-KNIGHT の金子様が娘さんの為に製作して展示していたマシンが非常に良く出来ていたのですが、こちらのベース車両が何か分かりますでしょうか?
ちなみに純正モノサスでゼファー750よりもフレーム剛性が高く車両代がもしかしたら安価? なあの車両ですが、外装などはかなり加工をして取り付けをされたとの事で、

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答えはカワサキのZR-7 というバリオスの親玉のようなマシンですが、本来はGPz-F 系の角ヘッドのエンジンを載せている車両にゼファー750の丸ヘッドエンジンを載せ変えているのか・・・な?と詳しいお話を聞き忘れてしまいましたが、今回はこちらのマシンに取り付けるミクニのTMRキャブレターをマシンのバランスとマッチさせるべくフルセラコートにてBlack TMR仕様で製作させて頂きました^^

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そして会場内を見て回っていると昨年に引き続き今年もセラコート処理でお手伝いをさせて頂いたシュアショットさんのブースを発見^^

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今年は去年製作したスポーツスターと2台の展示との事で、

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あのマットで施工したリムがどのような雰囲気になるのか? また、あの細くて大径なフロントリムがどのように仕上がるのか?を楽しみにしていましたが、半端なくお洒落な仕上がりに纏まっていました^^

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それを裏付けるように今年シュアショットさんが製作して持ち込んだこちらの1967年製のビンテージなハーレーが何と、当日の数多い展示車両の中から選ばれるアワードを3つも獲ったとの事で本当に素晴らしいです♪ おめでとう御座います^^


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ちなみにこちらのスポーツスターは去年製作したマシンの2号機との事ですが、昨年は会場への搬入が選考時間内に間に合わず章典外となってしまったとのことで、こちらのマシンもオリジナルのカーボン外装などでかなりレーシーでカッコイイので時間が間に合えばアワードが狙えたのではないかと思うと残念ですよね。。。
というか、毎年違うコンセプトで新規に車両を作って参加するって所が凄いですが。。。
また、この車両は現在販売中とのことで、コンプリートマシン製作やこのオリジナルの外装キットなども SURE SHOT さんにて購入する事が出来るとのことですので、気になる方は是非^^

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ということで今回3台の完成車両の実例画像をゲットすることが出来ました♪
今回関わらせていただきましたオーナー様方、本当にありがとう御座いましたm(_ _)m
それにしてもこのフロート室がこの向きで付くとは思いませんでした・・・。


   
〜 以下、会場で雰囲気のあったマシン達です 〜



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見応え十分なイベントですので来年は是非^^

akane380 at 11:40|PermalinkComments(4)イベント観戦 | セラコート