2010年04月14日

マルチステージロックアップ組み付け

ということで、タイムアタック12Rの内容も少しずつですが、今年の仕様が煮詰まってきました。
そして何となく現状頭の中でのイメージですが、NOSの燃料系統の構図も純正タンクを使用する方向で決まりつつあるので、そちらも決まり次第順次作業していきます。

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そして今回は前回のマルチステージロックアップクラッチの組み付け編ですが、この画像のロックアップユニットは前回お伝えしたとおりクラッチのトラクションプレートに取り付けるので、これをそのままクラッチ本体に取り付けると、クラッチケースに干渉してしまいケース内にきっちり収まりません。

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そこで画像のこのようなクランクケースとクラッチカバーの間に挟んでクラッチハウジング内のスペースを広げるスペーサーが元々ロックアップのキットには付属されているのですが・・・

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外見はマシニングの削り出しでパッと見は綺麗でも、内側は鋳造時のバリや砂型の擦るとポロポロ剥がれるあの鉄粉でいっぱいで、そのまま使うのもいろいろ想像すると気分的に嫌なので。。。

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このようにリューターを使ってザッと表面のバリや砂落としをしておきます。

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そしてクラッチの取り付け位置にノックピンを入れて、

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ちゃんとにノックピンの位置や全体のネジ穴が合うかを確認しつつ、スペーサーで横に広がる分をカバーする為、シフトシャフトなどにも付属のロッドを取り付けて抜け防止を行います。

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あとはクラッチカバーを取り付けて全体の取り付け具合を確認し、全てOKならそのまま本組みに入りますが・・・全てOKでは無いな。。。

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ということで、個人的に何となくスペーサーの存在が目立つのは嫌なので、

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エンジンのザラっとした質感に合わせてマットブラックで即席ペイント完成でやっと下準備完了♪

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ちなみに、何件か質問をもらった加工の件ですが、今回のマルチステージロックアップクラッチをZX12Rに組み付けるに当たって、12Rは構造上?何点か向こうに一度部品を送って純正ベースで加工をしてもらうのですが、画像のプレッシャープレート(オペレーティングプレート)もロックアップアームが当たる部分に金属製の台座が指定のクリアランスで埋め込まれ、クラッチカバー側はベアリングが埋め込まれて帰ってきました(画像撮るの忘れました)が、ZX12RとV-RODだけ取り説に別で注意書きがあったので他の車種も毎回送らなくてはいけないのかは・・・謎ですw 車種設定や他メーカーのKit によっては付属もあるようです。

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そして話を戻して早速本組みですが、組み付け自体は普通にクラッチ周りを組み付けるのと同じ要領で作業を行いますので、クラッチバスケットを組んでインナーハブを組んだらクラッチ板を組みつけますが、今回クラッチ板も新品の強化品を用意しているのですが、実際に乗って仮調整したりテストするのに新品だといろいろ面倒なので、今回は以前組んでいたクラッチをそのまま組み直します。

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そして最後にロックアップユニットをプレッシャープレートに嵌め合わせて組み付け、クリアランスなどの確認もして全てOKなら・・・

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最後にスペーサーとクラッチカバーを組んだら完成です。
あとはここのセッティング次第でタイムに良し悪し影響する部分なので、一度この状態で実走してみて自分と車体に合ってるか?の状態を判別してからセッティングを始めます。
ちなみにクラッチカバーにスペーサーを噛ませるので純正のボルトでは長さが足らなくなるのでロングボルトを買いに行ったついでに、プレッシャープレートの焼入れボルトも買って来ようと思ったら、あの長さの全ネジタイプが売っていなかったので、発注を掛けているため一枚上の画像では前回の使いまわしの中古品でしたが、ロックアップのセッティングの度にネジを開け閉めして、尚且つ重いロックアップユニットが高速で回転して非常に力の掛かる部分なのでリリースシャフトがあるので吹っ飛びはしないとは思いますが、一応プレッシャープレートの取り付けボルトも通常の使用回数よりも保険的に早め早めのサイクルで交換する消耗品として扱います。

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そんなこんなで完成したわけですが、今回エンジンを下ろして気付いた事は・・・、どうせスペーサーを塗るならエンジンの色褪せ具合に合わせれば良かったかなぁと・・・。
とりあえず車体に積んでしまえば見えない部分っちゃ見えない部分なので良いのですが、出来るだけエンジンとの一体感を出したかったので色褪せに気付かず失敗しました^^:
まぁ、とりあえずこいつも何時は色褪せるということで、クラッチ周りも完成したので次はNOSの燃料系統と吸気系の効率を上げるべく、個人的な吸気テストも兼ねて吸入効率増大を ” 目指してw ” 随分前のラムエアの実験を元に気付いたオリジナルパーツの製作に着手します。
その前に外装の事も考えなくては・・・。



akane380 at 00:07│Comments(2)TrackBack(0)│ │DRAG RACE 製作記 

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この記事へのコメント

1. Posted by faith   2010年04月15日 16:22
こりゃあ楽しみでしょうがないチューニングですねぇ!w

あんなメカメカしいもの組んだら......素人だと無条件でグン!と何だかすごくなりそうな気分にさせてくれますねv^^

どんな感じになるのかすごい気になります☆

で、Yオクでペンスキーをゲットしたんですが......これまた10R用です^^:

寸法やらナンやら確認したら取り付けはいけそうなんですが......車重170kgと210kgのバイクじゃ何かしら設定違いますよねぇ......多分w

ダンパーは共通でしょうからバネかダンピング絡みですか........少しオイル漏れしてるのでどっちにしてもOHでしょうね^^:

リアサスの上下のトルク管理はシビアにやった方がいいんでしょうか?

長文失礼しました。
2. Posted by Gabu   2010年04月17日 00:30
>faithさん

ロックアップは見た目は何だかメカメカしいのですが、見た目に反して理屈が単純な分、セッティングには苦労しそうで初テストが待ち遠しいです^^

そんな事よりついにRサスゲットですか^^
自分はサスペンションのセッティングなどはさっぱりで、加速ダッシュの際のRサスの動き以外は全く変化に気付けない人間なので、自分の12Rに9R用を組んだ時もバネを締めて減衰圧を硬めにしたら、純正よりは良いのかな・・・?と、それで良しとして速攻でドラッグに向けてフニャフニャにしちゃいましたw

ちなみにRサスの締め付けトルクですが、正確に組み付けるに越した事はないと思うので、指定トルクを書いておきますね。

Rサス:アッパー/ロア共に34Nm(3.5kgf/m)でユニトラックの車体側ナットも同じ締め付けトルクです。
また、タイロッドナットの締め付けトルクは両方59Nm(6.0kgf/m)となってます。

一応上記はA型のマニュアル参照ですが、この辺は一緒だと思いますので参考までに^^

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