2010年10月10日

間に合うのか・・・?

っということで、早いもので既に10月に突入して今年もあと2ヶ月弱となり、JD-STERの最終戦に至っては残り2週間弱と目前に迫りましたが・・・_MG_8406
毎度余裕という言葉とは無縁の自分は・・これから前回降ろしたエンジンを早速バラして原因を探ります。。。

で、探ると言っても悪い場所も原因も事前のチェックで大体は分かっているので残り2週間弱で直る範囲なのか?の判断がしたいだけなのですが・・・IMG_8409
バラしたエンジンの微妙に圧縮漏れを起こしたヘッド部分を見たところ、取り外したプラグの状態からして少しは酷いものかと思ったのですが・・・

IMG_8410
一番圧縮の低かった#1をアップで見ても一見そんなにダメージは無さそうで・・・

IMG_8408
実はこちらを見ると完全に宜しくない現象が起こっていたようです。しかもおめでたい事に全気筒。。。
でも不幸中の幸いなことに通常、バルブクラッシュが起こるとバルブステムが歪んで引っ掛かり、瞬時にバルブがガイドに戻れずピストンとぶつかって一発でエンジンが終わりますが、今回のバルブクラッシュは#1以外は普通に圧縮が残っており、ほぼソフトタッチでピストンに当たったようでピストン側は時間が無いので応急処置で、ヘッド側はEXHバルブを念のため全箇所変更し、フェース研磨+シートカットでいけそうです。

で、今回そもそもなぜバルブがピストンに当たってしまったのか?ですが、前回、NOSの配管を作り直す際にエンジンを下ろしたついでにシム調整を実験的に変更したのがいけなかったようで、自分が考えていた以上に安全マージンを必要としていたのか?自分の運転がヘタレすぎてオーバーレブを繰り返したのがいけなかったのか。。。目標まで残り0.5秒という一瞬に感じる1/10秒、1/100秒をどうにかして詰めるため少しでも効率を稼ぐべく実験的無謀な賭けの果てということで、この失敗が後に生きる大きな経験則になるので今は教材壊してなんぼです。

で、教材といえばこんなありがたい動画を発見。
動画のタイトルに14000rpmと書いてあるので1分50秒付近のピークであろう回転時のバルブの開閉回数は1秒間に116回ほど行われている計算ですが、今回の自分のエンジンの場合では1秒間に平均90前後、ピストンに至っては1秒間に180回前後の往復運動を行っていたはずですから、そう考えるとバルブがほんの僅かに歪み、気持ち一瞬(と言っても1/10とか1/100秒単位)戻るのが遅れただけでも迫り来るピストンをかわせず一撃で派手にエンジンブローとなっていたので、軽い修正程度でシーズン終盤の仙台に復帰できる可能性が消えずに済んで本当に運が良かったです^^:

IMG_8427
とりあえずあとは応急処置をするべく、他のヘッドから状態の良いバルブを選定して、いつもお世話になっている内燃機屋さんにピストンとヘッドを発送して加工から帰ってくるのを待って、それからシム調整をしてメーカーに必要な部品を発注して届いてから組み付けエンジン乗せて・・・って来週末のJD戦までに部品が間に合わない気が・・・w とりあえずいざとなったら近所の南〇部品のレンタルバイクでZX14を借りてシラ〜っとオープンクラスに挑戦・・・。 で、そっちの方がタイムが良かったらショックで寝込みますが。。。
とりあえず部品が戻ってくるまで気になる車体周りの変更でも行っておきます。

akane380 at 14:51│Comments(0)TrackBack(0)│ │DRAG RACE 製作記 

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