2010年10月07日

さすが・・・

夏が終わり実りの秋ですねぇ。
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で、収穫順に右から電極溶解、電極破損、ねじ首切れ、オチ無し・・と、前回の走行でNOSのセッティングをミスったが為に見事に散った12Rのプラグさん達が収穫されました・・・。
まぁ今回は何とも言えぬNOSの威力を知りました。とか書きたいのですが、今回は完全に自分のセッティングミスでこうなりましたので、NOS一年生として人様のマシンでこうなる前に自分のマシンでやってはいけない原因と症状を知れて良かったです^^:

で、早速プラグを付け替えてエンジンを始動させたいのですが、#3のプラグがネジ切れてしまったので、切れたネジ山部分の摘出作業から開始ですが、IMG_8454
通常、折れたボルトなどを抜き取る際に使用するエキストラクターにも画像のように色んな種類があって、時と場合によって適用適所に使い分けがあると教わり育てられましたが・・・

IMG_8464
12Rなどプラグの差込み穴が深い場合、普通のエキストラクターで取り外すには長さが足りず専用のエクステンションを使ったりとちょっと面倒でリスクと腕も必要です。

で、お勧めなのがこちら↓
IMG_8444
Kokenからリリースされている3/8sq のラチェットで使用できるボルトツイスターのL-60ディープですが、

IMG_8447
ラチェットのエクステンションに6mmのエキストラクターソケットを取り付けて、プラグの残ったネジ山部分に差し込んで一発プラハンで引っ叩いてエキストラクターをネジに食い込ませれば変に失敗してガリガリ削りカスも出ないのでシリンダーにゴミも入らず安くて作業性も良いのでお勧めです。

IMG_8458
とは言っても12Rの場合はモノコックフレームのお陰でプラグホール入り口とフレームの間が4cm位しか無いので普通の交換脱着だけでもカワサキを恨むほど大変なのですが・・・。
で、小一時間掛かって全気筒新品のプラグに付け替え無事エンジン復活!!って思ったら調子悪しで圧縮測定のち#1が圧縮7kg弱と圧縮漏れ死亡確認で横着せず先に計測するべきだったと反省。。。

IMG_8403
で、さらに45分ほど掛かって祝☆エンジン脱♪ って真面目にあのフレームとの狭い間を試行錯誤し、カワサキの設計を恨みながら痛い思いをしてプラグ交換するよりエンジンをサっと降ろす方が気楽でした・・・。
ということでエンジン内部のダメージをチェックして最終戦に間に合うよう頑張ります。

akane380 at 00:39│Comments(5)TrackBack(0)│ │DRAG RACE 製作記 

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この記事へのコメント

1. Posted by mach712r   2010年10月07日 09:57
ヘッドカバーからプラグの頭だけを取り出す。

多分私だったらヘッドカバーを外して頭を抱えていたと思います。

非常に勉強になります。
2. Posted by Gabu   2010年10月08日 00:58
>mach712rさん

このkokenのボルトツイスターの6mmはサイズ的にも12Rにベストマッチです^^
しかも焼き入れで硬度もあるのに7種類セットを買っても3千円ちょいと破格でコストパフォーマンス高しなのでお勧めです。
3. Posted by faith   2010年10月08日 14:40
ほほー!これって12Rのプラグ交換味わったことある人間なら悶絶もののトラブルですな^^:

プラグ交換するだけで面倒ですもんねぇ.......
こういう道具を使いこなす技量が無いっすわw
4. Posted by mach712r   2010年10月09日 09:19
5 ありがとうござます。

これからZX20Tと付き合っていくために、
是非購入したいと思います。
5. Posted by Gabu   2010年10月10日 15:24
>faithさん

12Rのプラグ交換って本当に整備性を考えられてませんよね^^:

お陰で12Rに乗っていて一番冷っとする瞬間はセッティング中にプラグを被らせそうになった瞬間です・・・。


>mach712rさん

備えあれば憂いなしですが、やはり一番は使う事無く日々過ぎてくれれば一番ですね^^:

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