2014年12月11日
似て非なるモノ・・・。
下の画像は先日ご依頼を頂いてガンコート処理を施したFCRキャブレターのシングル2つですが、
作業のご依頼を受けた当初は希望の配色が殆ど同じで ” これは定番カラーの兆しか? ” と思いつつも、実際には艶の有無や色の濃淡などオーナーさんの好みを細かく聞いて、それらを元に色を調色してカスタムメードとして反映すると、これだけ仕上がりの個性に差が現れるんだなぁ^^ と改めて十人十色を感じた訳ですが・・・、
そんなオリジナリティーの追求とは逆にキャブレターのガンコート処理を行うようになって非常に多くのお問い合わせを頂くのが ” ヨシ◯ラ仕様 ” でして、「ヨシ◯ラのブラックアブソリュート仕様は出来ますか?」や「ヨシ◯ラのブラックボディのFCR仕様は出来ますか?」や「ヨ◯ワラ仕様は出来ますか?」などなどヨシムラ仕様に対するお問い合わせが非常に多い・・・ってナゼか一件だけヨシワラ仕様に出来ますか?って質問メールが混ざってたのですが仕様でしょうか・・・w
で、実際に今後頂いた質問に答える為にも出来るか出来ないかを判断するため、試しにガンコート作業の合間にこれらの限られたカラーバリエーションを元に・・・
試行錯誤しながらアレコレと調色を始めて約一ヶ月・・・
正直それっぽい仕様は出来てもやはり多角的に見た際に染め物の質感を塗り物で再現するのは厳しいかなぁと。。。
それ以前に調色するにあたって実機が手元に無いのでネットで拾った商品画像を元に色合わせを行ったので画像の色がレタッチされて実際の色味と違うであろう件も重なって今回のネタは本当にイメージ的な話でしかないのですが、この画像を元に作ってみたのが・・・
こちらの画像ですが、写真の撮影時の設定やライティング、それと画像の編集などで幾らでも色味は変わってしまうので、今回は出来るだけ調色した色味を実際の色味に近く再現するためにも隣にマスキングテープを置いて、そのマスキングテープの色をベースに画像を起こしてみました。
そして調色の難しいところがこの光が直光で当たる部分と陰になる部分の色味も合わせなければいけないところなのですが、そこがやはり染モノと塗りモノの質感の差が大きく出てしまう部分で、色が濃くなればなるほど艶感など表現が難しく感じました。
そしてこちらのYD28 キャブですが、先ほどのYD24 キャブとは別色のようなのですが、一枚目の画像はだいぶ色を濃く表現しているっぽいので2枚目の画像との中間を狙って・・・
グレーの中に少し赤味を持たせつつ、あまり赤味を強くすると紫っぽくなってしまうので本当はもっと調色に使えるカラーバリエーションが豊富なら良かったのですが、無い物は仕方ないので、
直光から陰への透かし具合はこのような感じに・・・。
それにしてもこのヨシムラさんのYDシリーズのキャブはカッコイイですよね^^
現状、使えるマシンが無いので部屋のインテリアとして買おうか悩んでたりしますw
ちなみに先ほどのFCRの一つはこの色を実際に使用した例ですが、こうして実機を塗ってみるとやはり肌質の艶感がまた少し印象が変わって見えたりしますのでそこの表現が難しいところですね^^:
そしてこちらのヨシムラさんが以前に限定で販売したブラックアブソリュートシリーズですが、正直この質感やカッコ良さはヨシムラさんが出したからこそだと思うので真似できませんw
真似は出来ませんが何となく挑戦してみようということでTMR側のブラック
実機を見ていないのでここまで黒いのかなぁ・・・と疑問に思いつつも・・・
とりあえず多分本当はTMRもFCRも同じ色味なんでしょうけど画像を元に少し艶の質感を変えたFCR側ブラック
※ しつこいようですがあくまでも実機ではなく商品イメージ画像を元にの興味本位ネタですのでw
それにしてもヨシムラさんてホントいっぱいキャブ出してますよね・・・なTMR-MJN
ガンコートにもつや消し材があればもう少し質感なんかもコントロールして近づけることが出来そうなんですが、如何せん焼きあがってみないと仕上がりが分からないって部分がまだまだ扱いが難しいところです^^:
とりあえず今回の調色はどの位まで再現することが出来るのか?と、あくまでも興味本位で雰囲気的に似せた色なので艶の質感や染め物と塗り物の肌質の違いなども考慮すると当然似て非なる訳で、作業を受ける側として「あの頃凄い欲しかったんだけど手が届かなかったんだよねぇ」なんて当時の憧れや思い入れを聞いてしまうと出来るだけそういった期待に答えたいなぁ・・・と思うわけですが、
稀に期待に答えて指示通りに塗って本当にこれで良いのだろうか・・・と心配になってしまうのは自分だけでしょうか・・・w
作業のご依頼を受けた当初は希望の配色が殆ど同じで ” これは定番カラーの兆しか? ” と思いつつも、実際には艶の有無や色の濃淡などオーナーさんの好みを細かく聞いて、それらを元に色を調色してカスタムメードとして反映すると、これだけ仕上がりの個性に差が現れるんだなぁ^^ と改めて十人十色を感じた訳ですが・・・、
そんなオリジナリティーの追求とは逆にキャブレターのガンコート処理を行うようになって非常に多くのお問い合わせを頂くのが ” ヨシ◯ラ仕様 ” でして、「ヨシ◯ラのブラックアブソリュート仕様は出来ますか?」や「ヨシ◯ラのブラックボディのFCR仕様は出来ますか?」や「ヨ◯ワラ仕様は出来ますか?」などなどヨシムラ仕様に対するお問い合わせが非常に多い・・・ってナゼか一件だけヨシワラ仕様に出来ますか?って質問メールが混ざってたのですが仕様でしょうか・・・w
で、実際に今後頂いた質問に答える為にも出来るか出来ないかを判断するため、試しにガンコート作業の合間にこれらの限られたカラーバリエーションを元に・・・
試行錯誤しながらアレコレと調色を始めて約一ヶ月・・・
正直それっぽい仕様は出来てもやはり多角的に見た際に染め物の質感を塗り物で再現するのは厳しいかなぁと。。。
それ以前に調色するにあたって実機が手元に無いのでネットで拾った商品画像を元に色合わせを行ったので画像の色がレタッチされて実際の色味と違うであろう件も重なって今回のネタは本当にイメージ的な話でしかないのですが、この画像を元に作ってみたのが・・・
こちらの画像ですが、写真の撮影時の設定やライティング、それと画像の編集などで幾らでも色味は変わってしまうので、今回は出来るだけ調色した色味を実際の色味に近く再現するためにも隣にマスキングテープを置いて、そのマスキングテープの色をベースに画像を起こしてみました。
そして調色の難しいところがこの光が直光で当たる部分と陰になる部分の色味も合わせなければいけないところなのですが、そこがやはり染モノと塗りモノの質感の差が大きく出てしまう部分で、色が濃くなればなるほど艶感など表現が難しく感じました。
そしてこちらのYD28 キャブですが、先ほどのYD24 キャブとは別色のようなのですが、一枚目の画像はだいぶ色を濃く表現しているっぽいので2枚目の画像との中間を狙って・・・
グレーの中に少し赤味を持たせつつ、あまり赤味を強くすると紫っぽくなってしまうので本当はもっと調色に使えるカラーバリエーションが豊富なら良かったのですが、無い物は仕方ないので、
直光から陰への透かし具合はこのような感じに・・・。
それにしてもこのヨシムラさんのYDシリーズのキャブはカッコイイですよね^^
現状、使えるマシンが無いので部屋のインテリアとして買おうか悩んでたりしますw
ちなみに先ほどのFCRの一つはこの色を実際に使用した例ですが、こうして実機を塗ってみるとやはり肌質の艶感がまた少し印象が変わって見えたりしますのでそこの表現が難しいところですね^^:
そしてこちらのヨシムラさんが以前に限定で販売したブラックアブソリュートシリーズですが、正直この質感やカッコ良さはヨシムラさんが出したからこそだと思うので真似できませんw
真似は出来ませんが何となく挑戦してみようということでTMR側のブラック
実機を見ていないのでここまで黒いのかなぁ・・・と疑問に思いつつも・・・
とりあえず多分本当はTMRもFCRも同じ色味なんでしょうけど画像を元に少し艶の質感を変えたFCR側ブラック
※ しつこいようですがあくまでも実機ではなく商品イメージ画像を元にの興味本位ネタですのでw
それにしてもヨシムラさんてホントいっぱいキャブ出してますよね・・・なTMR-MJN
ガンコートにもつや消し材があればもう少し質感なんかもコントロールして近づけることが出来そうなんですが、如何せん焼きあがってみないと仕上がりが分からないって部分がまだまだ扱いが難しいところです^^:
とりあえず今回の調色はどの位まで再現することが出来るのか?と、あくまでも興味本位で雰囲気的に似せた色なので艶の質感や染め物と塗り物の肌質の違いなども考慮すると当然似て非なる訳で、作業を受ける側として「あの頃凄い欲しかったんだけど手が届かなかったんだよねぇ」なんて当時の憧れや思い入れを聞いてしまうと出来るだけそういった期待に答えたいなぁ・・・と思うわけですが、
稀に期待に答えて指示通りに塗って本当にこれで良いのだろうか・・・と心配になってしまうのは自分だけでしょうか・・・w
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この記事へのコメント
1. Posted by oneoff 2014年12月13日 17:19
シブイすねぇ!シングルのキャブ超オシャレやないすか............
サイガも渋くなるかなぁw
サイガも渋くなるかなぁw
2. Posted by Gabu 2014年12月14日 04:44
>one offさん
皆さんセンスが良いので塗ってて仕上がりが楽しみで仕方ないですよ^^
あ、サイガですよねw one offさんのブログの続き感覚で思わずテ◯ガって読んじゃいましたw
そういえばコメント欄をイジってみたのですが、見やすく黒くなってますでしょうか?^^:
皆さんセンスが良いので塗ってて仕上がりが楽しみで仕方ないですよ^^
あ、サイガですよねw one offさんのブログの続き感覚で思わずテ◯ガって読んじゃいましたw
そういえばコメント欄をイジってみたのですが、見やすく黒くなってますでしょうか?^^:
3. Posted by yayabusa 2014年12月14日 16:10
調色お疲れ様です
もうその缶使って
「ヨシムラ、マグ缶!」ってエナジードリンク作ったら・・・・売れないですかね
・・売れませんね^^;
もうその缶使って
「ヨシムラ、マグ缶!」ってエナジードリンク作ったら・・・・売れないですかね
・・売れませんね^^;
4. Posted by Gabu 2014年12月15日 04:22
>yayabusaさん
お疲れ様です!
”マグ缶 ”って響きがいいですね(笑)
バケツでもガンコートしてマグ缶ってヤフオクに出したら・・・非常に悪いコースですかね・・・(笑)
真面目な話、バイクや車以外の使い道が無いものか模索中です^^:
お疲れ様です!
”マグ缶 ”って響きがいいですね(笑)
バケツでもガンコートしてマグ缶ってヤフオクに出したら・・・非常に悪いコースですかね・・・(笑)
真面目な話、バイクや車以外の使い道が無いものか模索中です^^:
5. Posted by tossy 2015年01月17日 14:58
前日は書き込みへのご返答ありがとうございました。
FCR39Φのシングルキャブへ、このようなヨシムラ色のペイントを行っていただきたい場合は、どのように依頼させていただけばよろしいでしょうか? また、おおまかな塗装料金も教えていただきたいですm(__)m
FCR39Φのシングルキャブへ、このようなヨシムラ色のペイントを行っていただきたい場合は、どのように依頼させていただけばよろしいでしょうか? また、おおまかな塗装料金も教えていただきたいですm(__)m
6. Posted by Gabu 2015年01月18日 02:07
>tossyさん
ありがとうございます。
ご依頼の際には secretbase-racing@nifty.com 宛にご連絡を頂ければ作業内容のご確認などをさせて頂きます^^
料金ですが、特別問題が無ければキャブボディとスピゴットとアクセルワイヤーホルダをガンコート処理した場合の費用は26,000円+送料となり、ボディーのみという場合には24,200円+送料でガンコート処理させて頂きます^^
ありがとうございます。
ご依頼の際には secretbase-racing@nifty.com 宛にご連絡を頂ければ作業内容のご確認などをさせて頂きます^^
料金ですが、特別問題が無ければキャブボディとスピゴットとアクセルワイヤーホルダをガンコート処理した場合の費用は26,000円+送料となり、ボディーのみという場合には24,200円+送料でガンコート処理させて頂きます^^