2015年02月17日

オリジナルサイクロン集塵機製作

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前回のブラストキャビネット製作の際に一緒に夜な夜な製作していたモノで、前回の話の続きになるのですが、サンドブラストを使う時にキャビネット内に舞い上がる粉塵を吸い出す為にいろいろなタイプの集塵機が存在するのですが、今回は低予算と手軽さを両立したかったのでこのタイプの集塵機を選んだのですが、お手軽とはいえ、このままダイレクトに集塵機をキャビネットに接続して粉塵を吸わせてしまうと集塵機側のフィルターが目詰まりを起こして集塵能力が落ちその都度使い物にならなくなってしまうので、それを回避すべくストレスフリーを目指して集塵機とキャビネットの間に粉塵のダストを遠心分離させるサイクロン集塵機をセットしましょう!と今回はサイクロン集塵機の製作編を事後報告致しますw (作業自体は一年前の話です)

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まずは強烈なサイクロン効果を生み出して遠心分離をさせるためには細かく計算し尽くした正確無比な筒のサイズやテーパー管の絞り具合に真円度などをしっかり導き出しつつ、それを厳選された素晴らしい道具と高い技術の輪が合わさり成せる技で、その仕上がりたるや一切の妥協を許さない非常に洗練されたなんちゃらかんちゃらってな話とは相変わらず程遠い底辺を地で行く安定のアイデア勝負なボンビー仕様ですいませんw 本当はステンレスで製作しようと思ったんですけどお高くて。。。
で、FRP作業で余った切れ端集めてリサイクル・・・。

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ほんと、貧乏は人を育てますよね・・・wってことで、先ほどの二つは後ほどこのようにFRPで接合しますが、

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その前に吸引ダクトなどの接続部分と仕切り板などを製作していきますが、これらの製作方法も厳選された素材を使って職人がひとつひとつ無慈悲な・・ぁいや、とりあえず塩ビ管などは離型処理をしなくてもスコっっとFRPが剥がれますので貧乏人の即席パイプ製作にはもってこいだなと。

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で、一般的にサイクロン集塵機の吸い込み口は普通は1つなのですが、今回は自分のブラストキャビネットに合わせて吸い込み口も2つにしたので稼動した際に互いの吸気の流れに変に干渉しないように仕切り板をセットの三重管仕様♪

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上からみるとこんな感じで最近流行のV型エンジン用のタービンコンプレッサハウジングっぽくなりました^^

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そしてこれが吸い込み口を取り付けた際の状態ですが、ここの突き出し具合で集塵能力に差が出ます(これはまじめな話ですw)ので、

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自分の場合は実際にこのように長めのパイプをセットしてどの位置が一番効率がいいのか?を実際にテストしながら調整して決めてみますた。
ちなみにパイプの突き出しが長すぎると落下途中のダストまで吸ってしまい、短すぎるとダストがグルグル中間付近で回りっぱなしになって中々下に落ちてこないなどの現象が現れていましたので、そこだけ上手く調整すればそんなに製作は難しい代物でもないっぽいです。

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ということでこれらのパーツをFRPを使って合体させて

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ベースも全て廃材のFRPで仕上げれば・・・

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こんな感じでボンビーサイクロン集塵機の完成♪ と相成ったわけですが、

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実際に一年ほど使いっぱなしにした状態でサイクロン集塵機の缶の中にはこれだけの量の粉塵が溜まってしまっていますが、

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サイクロン集塵機のお陰で集塵機側はこの程度の粉塵の吸い込みだけで済んでおり、フィルターの詰まりによる集塵能力の低下もみられず日々絶好調です^^

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ちなみに今回のサイクロン集塵機はFRPで製作しているので後ろから光を当てるとこのようにレントゲン的な見方ができますw

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ということで本当にダストを分離する能力があるのかどうか?を実際にこの裁断した紙を使って実験をしてきましたので興味のある方は下の動画を見てみてください。



この記事へのコメント

1. Posted by ケンタロウ   2015年02月17日 12:34
素晴らしい分離能力ですね!

あのテーパー部分の各部寸法出しの計算や試作を作ってはやり直すという苦労がにじみ出ています…ところであの真っ赤なコーンは何に使うのですか?www
2. Posted by Gabu   2015年02月18日 02:39
>ケンタロウさん

ありがとう御座います!w
これを作るまでには多大なる犠牲を払いました・・・。
赤いコーン・・・あ・・昨日の晩に宇宙人にさらわれて記憶がw
3. Posted by oneoff   2015年02月18日 18:45
もうね、ポンチ神の鑑ですねw

PCの前で半笑いすよwww


次は波動砲の制作ですね.............


4. Posted by Gabu   2015年02月19日 03:17
>one offさん

お金が有ったら苦労せず良い製品が手に入るんですが、お金が無かったら無かったでそれなりの技術を手にする事が出来ましたw

理科の実験クラスの波動砲で良いならダンボールで・・・w
5. Posted by きのこ三十郎   2018年07月30日 10:55
ブラストキャビネット自作で辿り着きました
素晴らしいシステムですね!
サイクロン集塵機の原理がイマイチ良く分からないのですが、グレーの塩ビ管から吸い上げてもダストは回転しながらペール缶まで落ちるのでしょうか?
よろしかったら参考の為に教えてください
テーパー形状はダストが加速される様にという理由でしょうか?
6. Posted by Gabu   2018年07月31日 02:30
>きのこ三十郎さん

コメントを頂きまして誠にありがとうございます。
サイクロン集塵機の原理ですが、質量のある物質(ダスト)を遠心分離によって外側に分離してそのまま重力落下させ、ペール缶に落下したダストは集塵機で発生した渦によって缶内部の外周をグルグルと回り真ん中に空けられた落下穴に戻れ無いため、再度ダストが吸い出されず真ん中の綺麗な空気だけを突き出させた吸気管より吸い上げるというシステムになります。
※この内部の吸気管の位置が悪いと吸い出してしまいます。

「サイクロン集塵機 原理 」などで検索をして頂ければ画像つきでもっと詳しく紹介されておりますので宜しければ調べてみてくださいm(_ _)m

またamazon などでちゃんとした製品が格安で購入できますので、宜しければamazon にて「サイクロン集塵機」と検索をしてみてください。
7. Posted by きのこ三十郎   2018年07月31日 18:37
ありがとうございます!
丁寧に教えて頂き、大変参考になりました
8. Posted by Gabu   2018年08月02日 01:53
>きのこ三十郎さん

ありがとうございます^^
何かのお役に立てていれば幸いですm(_ _)m
9. Posted by きのこ三十郎   2018年08月25日 16:34
その節はアドバイスありがとうございました
この記事を参考にさせて頂き、自作にトライしまして、ようやく完成しました

https://blogs.yahoo.co.jp/sus305hl/MYBLOG/yblog.html

Gabuさんの立派なヤツと違い、チープなパチモン感ばりばりですが、お披露目いたします
誠にありがとうございました♪
10. Posted by Gabu   2018年08月26日 04:54
>きのこ三十朗さん

こんばんわ^^
URLの記事を見せて頂きましたが完璧ですね^^
集塵機のダイソンが羨ましいです(笑)
ちなみにのぞき窓に傷防止のクリアーーシートは貼られておりますでしょうか?
もし未対策でしたら貼っておいて定期的に交換をすると白く擦りガラスっぽくならずに快適な視界が得られますのでおすすめですm(_ _)m
※ もしこれから購入されます場合にはシートの粘着糊がガラスにベットリと残る製品がありますのでご注意ください^^
11. Posted by きのこ三十郎   2018年08月26日 15:53
傷防止のクリアシート、以前の小型キャビネットの時に飛散防止フィルムを貼りましたが、剥がすのにものすごく難儀しました

今回の窓はポリカーボネートの端切れを使いまして、同じ飛散防止フィルムを貼ってしまいました

張替えが容易で安いもの、お勧めがありましたら是非ご照会ください♪
12. Posted by Gabu   2018年08月27日 03:55
>きのこ三十朗さん

やはり糊で苦しみますよね^^:
自分もポリカを使用しているのですが、あの糊を剥がすのに薬品を使うとポリカ自体が乳白色になってしまったりで色々と試した結果、最終的に飛散防止フィルムを直接貼らずに、マスキングテープで固定(飛散防止シートの台紙を剥がさずにマスキングテープで4面を貼り付けて固定)する方法が一番簡単で交換も楽なので、最近はこの方法で使用しております^^
13. Posted by きのこ三十郎   2018年08月28日 07:48
ありがとうございます

その手、使わしもらいます♪

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