2016年03月08日

強化バルブスプリングの強化

急ぎの作業の時に急ぎの作業が入ってきて、さらにそこに急ぎの作業が入ってくるってなかなかエグイことだと痛感しました・・・で作業も終わって死んでました。
とりあえず何個か抱えているうちの数個の山は乗り切りまして一安心なんですが、ここでいつも悩むのですが、ガレージでの作業の割合はここ最近はショップさんの下請け的な作業が7割で残り3割くらいが個人のオーナーさんなのですが、そのショップさんの作業内容をアップしても良いモノなのかいつも悩みます^^:
一応シークレットベースなんて名前でアングラ的にひっそりとやっている訳で、個人的にいい仕事したなぁ・・なんて変にアップして「おい、あそこのショップあんなところに出してるぜ」って話になったら非常に申し訳ない反面、「あそこ使ってやってんのに一つも宣伝しやがらねーぞ」と思われているのではないかと・・・w
いちいちそんなこと気にして考えてんじゃねーよとか言われそうですが、状況によっては言っていい場合と悪い場合があるかと思いますのでもし宣伝しろや!って場合には是非とも教えてください^^:
深夜の通販番組に負けない勢いで過剰に宣伝させていただきますw

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で、メインのパソコンが右クリック連打状態で使えなく貯め込んだ画像が取り出せないので今更なのですが、一昨年に12Rでドラッグレースに出て全開走行をした際にバルブのコッター飛びが頻発した件で、去年の今くらいに対策として仕様を少し見直したのですが、その記事をアップしようしようと思いつつ、下書きのままなかなかアップする機会がなかったのでこのタイミングで今更アップしますw

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一昨年のJD-STERの最終戦でコッターがズレてバルブのステムエンドに傷が入ってしまったので、交換用にと新たに ferrea valves製の1mm オーバーサイズのビックバルブを必要数用意したのですが、届いた新品バルブは若干仕様変更がなされたようで、傘部分の特徴的な流れを意識した模様は消えて、

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傘部分の肉厚も変わって若干の軽量化が果たされておりました・・・。

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ということは旧タイプと違うんすね・・・。と重さを量ってみたところ、

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1.4g も違う。
で、フェース下の肉厚が違うので当然燃焼室容積もせっかく揃えたのに変わってしまう訳ですが、多分容積としての差は殆ど無いレベルだと思うので、この2本を1番と4番シリンダーにそれぞれ振り分けるとして、重さの違いをどうするか?で一瞬頭を抱えそうになったのですが、

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冷静に考えてみたら、そもそもバルブスプリング自体の荷重レートのバラつきが普通に100g とか500gとか当たり前にある部分なので1g 程度の重量差は無視する方向で、バルブスプリングのレートをしっかり重量合わせする方向で、前回エンジンを組んだ時にはセット荷重でレートを揃えましたが、対策を施すもNOSを使用した際の高回転域で2度もコッターがズレてしまったので、今回はリフト側でINT , EXH それぞれのレートを再設定して調整することにしました。

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そして前回まで使用していたバルブスプリングはAPE製の強化スプリングとorient express 製(=APE製?)の強化スプリングを試してみて共にバルブスプリングが変形してしまったので、今回は試しに固有振動数に変化をつけるため、ばね定数を増やす目的で今までの強化品に対して15%増しのcarpenter racing製の強化スプリングをチョイスして、それをベースにシムで調整しながら設定荷重に変更を加えてセットをしてみました。

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そして今回はついでにINT側とEXH側でチタンリテーナーの重量を変更してセットをしましたが、

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INT側とEXH側ではバルブ自体の重量がサイズ的にも材質的にも大きく異なるので、出来るだけ無駄なロスを減らす為にもINTとEXHでは別の考えの元に、リテーナー以外にもバルブスプリングの荷重などを変えて設定して組んでいますが、この作業を終えて去年の後半にJD-STERの場や地元のテストコースで何十本と同一条件での全開走行を行ってみたところ、一昨年に頻発して悩まされたバルブコッターの飛び問題はようやく解消されたようで、My 12R のエンジンも気持ち良く高回転まで吹け上がって信頼性もまた一つ向上しました♪

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で、余談なのですが、自分のエンジンはバルブのシートカットを行って頂いた際にバルブステムの突出し合わせを行って頂いているのですが、シートカットをするとその分、バルブはヘッド側に沈み込みますのでステムの突き出し量が増えてバルブスプリングのセット長が増える=セット荷重が緩む傾向にありますが、それでもコンマ何mm とかの世界での話なので極端に影響はないのかもしれませんが、12Rの純正のバルブスプリングのセット荷重を計測したところ・・・

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誰に話しても信じていただけないのですが、本当にこんなに低いんです。
当然、インナースプリングも組んであるダブルでの状態ですが、既に16年も前のエンジンだし、もしかしたらたまたま選んだバネがヘタってただけかな?と先ほど改めてガレージで別の作業をしていたついでに12Rのスプリングを引っ張り出して適当に何セットか量ってみたところ・・・
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やはり変わらず10kg前後の仕様なようです^^:

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ちなみにこの状態を嫌ってレートを上げようと厚みのあるシムを入れてしまうと今度はリフト時にバルブスプリングが線間密着を起こしてしまいクラッシュし兼ねない状態になってしまう最低なパターン・・・と、純正ありきでやろうとするとなかなかいけずなエンジンです。。。


akane380 at 04:00│Comments(4)TrackBack(0)│ │DRAG RACE 製作記 

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この記事へのコメント

1. Posted by oneoff   2016年03月08日 18:06
うーん、マニィw


コッターって言葉を見ただけで
パン名コッタを想像してしまうので
相当な飢餓状態にあるのかなぁと
自覚してしまいました...........
2. Posted by Gabu   2016年03月09日 03:00
>one offさん

パンナコッタって昔何かありましたねw
飢餓状態を乗り切るためにも猟を成功させてください!^^

3. Posted by 砂粒   2016年03月09日 14:45
綺麗な写真!
4. Posted by Gabu   2016年03月10日 03:06
>砂粒さん

ありがとう御座います。
でももっと綺麗に撮りたいです!

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