2017年06月07日

009696 黒色々

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先月からセラコートのブラックの艶が生まれ変わって艶感が良くなったのですが、同時に以前までのブラックと仕様が変わったことでセッティングや調整が変わってしまい、同じ調合や塗り方では以前の艶感が再現出来なくなってしまったので結構厄介な話でもあったりするので、

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とりあえず施工する自分自身の確認の為と、今後うちでラインナップとして使う艶感を決める為に廃棄処分する予定のピストンなどを使って、同一ブラックをベースに艶の違いによる色見本を作ってみました。

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今までは板材やアルミパイプなどに施工したモノを色見本として使っていたのですが、今回艶の幅が広がったことでやはり板材やアルミパイプへ施工したモノを色見本として見ていただいた時に、単純な形状の色見本では画像のように上下で肌質が違ったり凹凸があったりした場合に実際の完成形をイメージをするのって慣れていない方では正直難しい面がありまして、出来れば凹凸があって掘削面や鋳物肌など複合的な施工面を作れる良い立体物があった方が実際の仕上がりもイメージし易くて、打ち合わせの際などでも仕上がりのイメージを伝えやすくて良いんだけどなぁ・・・と、

そんな事を考えつつガレージ内を見渡していたら丁度良いところに捨てる予定のピストン達がありましたので、これらを今回リサイクルで使って黒の艶感の色見本を製作してみました^^
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そして実際に艶を操作しながら施工してみたところ、今回の新しいブラックは非常にシビアというか敏感というか、ちょっとした施工時の工程差や温度管理で肌質が変わってしまい、艶や肌質の再現性が非常にシビアな印象なので、あまり細かくラインナップせず、ウチで基本ベースとしてラインナップするブラックの艶は画像の4パターンとして、右から「艶消し、半艶消し、半艶、艶有り」の4種類を通常のラインナップとして、必要に応じて可能な限りその都度艶を調整するといった具合に今後進めていきたいと思います。

で、ブラックネタついでに・・・SBR_1472
海外のモンスターマシンなどでよく見かけるタービンのブラックアウト処理ですが、

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たまぁに聞かれるのですが、うちでセラコートを使用し施工する場合には温度が差ほど上がらないコンプレッサーハウジング側は通常の塗膜強度の強い耐傷性のある先ほどのピストンで紹介をしたブラックと同じHシリーズを使用しますが、高熱に曝されるEXHハウジングやセンターカートリッジ部分は最大1200℃ まで対応の耐熱コーティングで施工・・・と、全て同色でボテっとしたイメージにならぬよう要所要所選択肢を分けて施工をしていますのでご希望のイメージにより近づけられるかと思います。
よく聞かれる施工のコストも凄く高いと思われているようですが、上の大型の2点でも目安として2万円以下です。

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ちなみに低温で焼付け施工が可能ですのでアクチュエーターのダイアフラムなどへの影響も心配なく施工が可能ですので、どの範囲まで施工可能なの?=好きなだけブラックに出来ますw といった感じです。
※ ただしアクチュエーター及びセンターカートリッジに対しては精度に関わる問題なども考慮し、仕上がりの良さよりも性能第一な施工方法を採用しています。

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また、新品なら問題ないのですが、中古でボルトが齧ってしまっていたりするとこちらでは取れない場合もありますので、出来るだけ分解後にご依頼をお願いいたします。

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ということで艶が生まれ変わってまた新たなBlack Snail ( 和名:黒蝸牛 ) 仕様の完成です♪

それにしてもやっと来週辺りから自分の12Rのエンジン部品とV-MAX達のエンジン部品の加工も終えて帰ってくると思うので、また一気に忙しくなりそうですが、楽しみでもあるのでそちらの方も出来るだけ紹介していきます。

akane380 at 03:41│Comments(10)TrackBack(0)セラコート 

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この記事へのコメント

1. Posted by 砂粒   2017年06月07日 23:41
黒!と一言でも、色々と文字通りの違いがでるんですね。
これだけ綺麗になるのは凄いですね。

捨てる予定だったピストン、捨てなくてよいピストンに見えてきますw
2. Posted by Gabu   2017年06月08日 03:53
>砂粒さん

お疲れ様です^^
そうなんです、黒と一言で言ってもとんでもない数の黒色が存在します。
ですがあまり無駄に選択肢を増やすのも返って悩ませるだけですので、一般の人では判別出来ないような特色の違いは事前にカットして分かりやすい違いで判断をしていただくようにしています^^

捨てる予定だったピストンに活用法が出来て良かったです^^
3. Posted by ジーマ   2017年06月08日 17:53
楽しみ〜 (๑ˇεˇ๑)•*¨*•.¸¸♪
4. Posted by Gabu   2017年06月09日 03:27
>ジーマさん

お疲れ様です^^
やっと引っ掛かりも無くなり順調に作業も進み始めて自分も非常に楽しく作業に当たらせていただいてます^^
ただ未だに例の目の悪いゴニョゴニョな人が見つかっ・・・続きはまた後日ご連絡いたします。


5. Posted by oneoff   2017年06月09日 18:52
カスタム屋さんが軌道にのってきましたねw 

ホットペッパーの担当が、
「すごいですよ!中国地方9位にランクインしています、超人気店ですね!」って.....

僕も過労死が見えてきました.........


ガブさんも死なないようにしてください!


6. Posted by Gabu   2017年06月10日 06:52
>one offさん

流石ですね!
one offさんは話題性がありますからね^^
ですが、ポンチランキングでは全国区でバトルが出来る床屋さんだと思いますのでお互いポンチ度を高めて頑張りましょう!w
ちなみに自分はカスタム屋さんで軌道にのってはいけないのですw

PS,
フレームも先ほどまで作業してきました!
失敗して少し後退しました・・・
7. Posted by エンドルフィン   2017年06月10日 15:05
5 素晴らしい‼︎ただシビアになったとなるとこだわり派のGabuさんは苦労が増えそうで心配です。納得いく仕上がりじゃないと客がイイって言ってもやり直ししそうですもんね^_^;
ZX-12Rの方も楽しみです^_^
8. Posted by Gabu   2017年06月12日 02:51
>エンドルフィンさん

お疲れ様です^^
実は今回も3回ほどやり直しました^^:
塗料の質が変わる度に仕上がりも変わるので非常に厄介で疲れますが、依頼してくださるオーナーさんに喜んで頂きたいのでこちらの事情は関係なく納得が行くまでやり直させていただいています。。。

12Rの部品も米国側の部品商との意思の疎通が上手くいかず、今年は部品調達にも泣かされていますが、早く部品が届くことを楽しみに待っている段階です^^
9. Posted by かわだ   2017年06月12日 20:48
5 ご無沙汰してます😁この画像は以前塗って頂いた私のタービンでしょうか?
もう少しで火が入る所まで組み上がって来ました。美しい仕上がりなので、残っているエキパイも一緒に塗って貰った方が良かったと思うことしきりです😓お身体を壊さないように頑張ってください(^^)/~~~
10. Posted by Gabu   2017年06月13日 05:52
>かわださん

お疲れ様です^^
そうです、アクチュエーター仕様がかわださんのタービンになります^^
先日掲載されていた雑誌を見ましたが、一機は予備ではなくツインターボだったんですね^^:
ジーマさんの1700ターボ製作もやっとクランクも戻ってきて再開出来ましたので、かわださんの1700ターボとジーマさんの1700ターボが共に並ぶ日が楽しみですね^^

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