2018年01月08日
縁起物
改めまして明けましておめでとう御座いますm(_ _)m
今年も例年と同じくガレージで作業をしながら年越しをして良いスタートが切れました^^
ヤマト運輸さんが年中無休なお陰で今年は元旦早々仕上がった作業の出荷とネットショップで購入していただいた部品の出荷とレース車両用のFCRキャブレターの製作依頼などなど受けつつ、今年は自分ら52年生まれが厄年との事で、あんまり厄年とか気にするタイプじゃないので、とりあえず厄年=役回りの年ということで何でも良いから楽しい一年になるよう頑張りますw
ということで新年一発目は縁起モノの熊手・・・ではなく、貴重な当時モノのヨシムラ機械曲げ(通称:熊手)のレストア作業からですが、こちらは昨年末に遊心のコーイチさんからご紹介を頂いて作業をさせていただいたモノで、
一旦ボロボロの古い耐熱塗料をブラスト処理にて綺麗に剥離をして全体を確認してみたところ、
一部に穴の開いている箇所が有ったのでTig 溶接で埋めようと思ったら、この付近一帯が元々補修を受けた痕があり、周りも錆びていて穴がどんどん大きくなり手に負えなくなってしまいそうだったので・・・
早急に諦めていつもの溶接屋の仲間をガレージに呼んでパッチを当てるほどでもないとの判断から補強も兼ねたTig 溶接で肉盛りをしてもらって、
溶接部分の板金が完了したら耐熱のセラコート処理で仕上げて完成です♪
で、今回のこちらの色味は通常の1200℃耐熱のセラコートの艶ありブラックの色味とは違いまして、当初オーナー様が艶の無いブラックを希望されていたので以前に1200℃耐熱ブラックでいろいろ試していた時に偶然艶消しになってしまった技法を応用して一度仕上げてみようかな? と。もしかしたら艶消しをご希望のオーナー様の希望に副えるかもしれない・・と、今回は艶の無い仕様に挑戦してみましたところ艶も良い感じに消えまして、
本来の色味(奥のサイレンサー)との対比ではこのような質感の違いで仕上げる事が出来ました。
そして仕上がり具合を確認していただいたところ、これはこれで良いと言っていただけたのですが、色味的には通常のブラックの方が良かったかもしれないとのことで、この仕様でも全く問題ないと言っていただけたのですが、せっかくご依頼をいただいたのであれば気に入っていただけるモノを作りたいということで若干お時間を頂いて・・・
やり直し^^
そして正規の技法でセラコート処理をして1200℃耐熱ブラック仕様の完成です♪
今回はテールパイプ部分など錆による虫食いの補修はせず年式相応のヤレ具合を残しましたので、穴が開いて補修板金をした部分もそれとなくヤレた感じで仕上げて部分的な補修感を残さないように仕上げてみました^^
ということで、今回のこちらの貴重なヨシムラEXHのオーナー様は現役のGPライダーの方で、このEXHを組んだ自前のマシンで時にはサーキットなども走るとの事でしたが、セラコートのコーティング膜には現役GPライダーさんの熱い走りに負けずに耐えてもらって、この先も貴重なヨシムラEXHを劣化から守って頂きたいと思います^^
今年も例年と同じくガレージで作業をしながら年越しをして良いスタートが切れました^^
ヤマト運輸さんが年中無休なお陰で今年は元旦早々仕上がった作業の出荷とネットショップで購入していただいた部品の出荷とレース車両用のFCRキャブレターの製作依頼などなど受けつつ、今年は自分ら52年生まれが厄年との事で、あんまり厄年とか気にするタイプじゃないので、とりあえず厄年=役回りの年ということで何でも良いから楽しい一年になるよう頑張りますw
ということで新年一発目は縁起モノの熊手・・・ではなく、貴重な当時モノのヨシムラ機械曲げ(通称:熊手)のレストア作業からですが、こちらは昨年末に遊心のコーイチさんからご紹介を頂いて作業をさせていただいたモノで、
一旦ボロボロの古い耐熱塗料をブラスト処理にて綺麗に剥離をして全体を確認してみたところ、
一部に穴の開いている箇所が有ったのでTig 溶接で埋めようと思ったら、この付近一帯が元々補修を受けた痕があり、周りも錆びていて穴がどんどん大きくなり手に負えなくなってしまいそうだったので・・・
早急に諦めていつもの溶接屋の仲間をガレージに呼んでパッチを当てるほどでもないとの判断から補強も兼ねたTig 溶接で肉盛りをしてもらって、
溶接部分の板金が完了したら耐熱のセラコート処理で仕上げて完成です♪
で、今回のこちらの色味は通常の1200℃耐熱のセラコートの艶ありブラックの色味とは違いまして、当初オーナー様が艶の無いブラックを希望されていたので以前に1200℃耐熱ブラックでいろいろ試していた時に偶然艶消しになってしまった技法を応用して一度仕上げてみようかな? と。もしかしたら艶消しをご希望のオーナー様の希望に副えるかもしれない・・と、今回は艶の無い仕様に挑戦してみましたところ艶も良い感じに消えまして、
本来の色味(奥のサイレンサー)との対比ではこのような質感の違いで仕上げる事が出来ました。
そして仕上がり具合を確認していただいたところ、これはこれで良いと言っていただけたのですが、色味的には通常のブラックの方が良かったかもしれないとのことで、この仕様でも全く問題ないと言っていただけたのですが、せっかくご依頼をいただいたのであれば気に入っていただけるモノを作りたいということで若干お時間を頂いて・・・
やり直し^^
そして正規の技法でセラコート処理をして1200℃耐熱ブラック仕様の完成です♪
今回はテールパイプ部分など錆による虫食いの補修はせず年式相応のヤレ具合を残しましたので、穴が開いて補修板金をした部分もそれとなくヤレた感じで仕上げて部分的な補修感を残さないように仕上げてみました^^
ということで、今回のこちらの貴重なヨシムラEXHのオーナー様は現役のGPライダーの方で、このEXHを組んだ自前のマシンで時にはサーキットなども走るとの事でしたが、セラコートのコーティング膜には現役GPライダーさんの熱い走りに負けずに耐えてもらって、この先も貴重なヨシムラEXHを劣化から守って頂きたいと思います^^
akane380 at 05:15│Comments(6)│
│セラコート
この記事へのコメント
1. Posted by 砂粒 2018年01月08日 17:11
サーキットも走りたいですね。
GPライダーとはゴツイ方から来ましたね。
良くも悪くも、季節感のない時代ですが厄年ですか?•••あれ?と言う事は自分は去年が厄年だったのですね!!!!!
GPライダーとはゴツイ方から来ましたね。
良くも悪くも、季節感のない時代ですが厄年ですか?•••あれ?と言う事は自分は去年が厄年だったのですね!!!!!
2. Posted by エンドルフィン 2018年01月09日 00:55
明けましておめでとうございます!補修した部分にヤレを出す技術、最高です(^ ^) 今年も宜しくお願い致しますm(__)m
3. Posted by Gabu 2018年01月09日 02:55
>砂粒さん
お疲れ様です^^
コーイチさん達のようにヒラヒラと自由自在にバイクを操れたらサーキット走行は楽しいですよね^^
自分がサーキットを走ったら多分スタート直後の1コーナーでクラッシュしていると思います^^:
せっかくの厄年を堪能し忘れましたね^^
厄年が人生に何回あるのか分かりませんが、次回は厄年をしっかり堪能してください(笑)
お疲れ様です^^
コーイチさん達のようにヒラヒラと自由自在にバイクを操れたらサーキット走行は楽しいですよね^^
自分がサーキットを走ったら多分スタート直後の1コーナーでクラッシュしていると思います^^:
せっかくの厄年を堪能し忘れましたね^^
厄年が人生に何回あるのか分かりませんが、次回は厄年をしっかり堪能してください(笑)
4. Posted by Gabu 2018年01月09日 03:06
>エンドルフィンさん
あけましておめでとう御座いますm(_ _)m
今年も宜しくおねがいいたします^^
今回は貴重な絶版系部品なのでしっかり纏まるように全体を合わせて仕上げてみました^^
あけましておめでとう御座いますm(_ _)m
今年も宜しくおねがいいたします^^
今回は貴重な絶版系部品なのでしっかり纏まるように全体を合わせて仕上げてみました^^
5. Posted by oneoff 2018年01月11日 11:02
厄年ですねぇ........信じてないですけどお祓い行ってきます! 精神状態は回復されましたか?w
6. Posted by Gabu 2018年01月12日 04:10
>one offさん
one offさん!よーく過去を思い返してみてください。
自分らは既に毎日が厄日な生き方をしてきたということをw
今年はイレギュラーな良い厄が来るよう精進しましょうw
one offさん!よーく過去を思い返してみてください。
自分らは既に毎日が厄日な生き方をしてきたということをw
今年はイレギュラーな良い厄が来るよう精進しましょうw