2018年03月11日

止まることなく志高く!


あ、お久しぶりですw


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作業工程を計算したら1ヶ月に12週間分の作業が立て込みまして、重なりに重なった作業に追われて気付いたら一ヶ月以上も更新を怠ってますた・・・。が、何とか頑張って8週間分強を終えてやっとピークを乗り越えつつ、折れ気味だった心にもやっと余裕が生まれてきました^^:

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というか、先月(今月もまだ尾を引いてますが・・)は耐熱塗装の作業で量産品の施工依頼が重なってマフラーやサイレンサーだけで50本近く受けてしまったのですが、耐熱塗装は焼き付けず自然乾燥を要するのにこの時期は気温が低すぎるので焼付けの炉を低温で回して乾燥させてで、一つしかない炉を占有されてしまう事が非常に辛かったです^^:
来週からやっと暖かくなるとの予報なので、耐熱コーティングの施工も加速させてどんどん納品していきますのでもう少しお時間をください。。。

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そしてキャブレターの塗装依頼も日を追う毎にお問い合わせも増えてきて着々と個性あるカラーキャブレターが世の中に増殖しています^^
そんな中、先日非常に嬉しい事があったのですが、中学を卒業と同時に近所のバイク屋さんに飛び込みで面接を受けて働かせてもらい、車の免許を取ってそれまで整備の事しか勉強をしていなかったのでエンジンの事をもっと勉強したい!とレース屋で修行をさせてもらい、そこを経て板金塗装とファイバーワークも学びたいと板金屋さんのメカニック兼板金見習いとして板金を習得して・・・などと以前にも書きましたが、その当時修行をしていた板金屋は時代的な流れでVIPカーとバニングと街宣車を主に作っていたショップで、バニングのエアロを造型してワンオフ製作したり、VIPカーの顔面スワップをしたり街宣車の装甲を作ったり事故車を直したりと多岐に渡って経験をさせてもらい勉強させていただいたのですが、

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当時バニング雑誌といえばカスタムカーかバンナーという雑誌で、当時は毎号購入してバニングのエアロのデザインなどを勉強したりしていたのですが、石原都知事のディーゼル規制によってバニングは壊滅状態になってしまったりで、バンナーは廃刊になり、カスタムカーも立ち読みする程度になってしまったりと殆ど買わなくなってしまっても、毎年年の瀬に発売されるカスタムカーだけは付録のカレンダー欲しさに購入を続けて毎年カスタムカーの付録カレンダーをトイレの壁に飾るのが習慣となっていたわけですが、何故か今年のカレンダーはワイルドスピードのプロモーションカレンダーで何かこれは違うような・・・?と気が乗らず購入しなかったんですよね。

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で、先日発売されたカスタムカーをコンビニで発見して何気なくパラパラと捲ってみるといつものカレンダーが今月号の付録に♪

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しかもカレンダーを見てみると表紙に以前にFCRキャブレターを製作させていただいたイナズマワークスさんのAE86が^^
そして早速買って帰って、例年だと次はどんなマシンとおねーちゃんが出てくるのかを楽しみにする為に当月以外の内容は見ないようにしているのですが、今回は気になってパラパラと捲ってみる。

すると・・・
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見開きの頁にイナズマワークスさんのAE86が載っていて自分が作業をさせていただいたキャブレターも写っている♪
単純に雑誌に載ったのが嬉しいわけじゃなく、下積み次代から見ていた雑誌でいつからか毎年飾ってきたカレンダーの向こう側に行くまでには成長出来たのか・・・と。
小さい事かもしれませんが、洗車係りからスタートした板金修行を経て、7年前に体調を崩した時に病院のベッドの上でいろいろ考えてやり残すことのない様に生きようと、構想段階から一歩踏み出せずにいた焼付け乾燥炉の購入を決意して念願のキャブレターを塗ろう計画も実行に移せて・・・と考えと行動を起こしてここまで続けてきて決して失敗ではなかったという一つの答えになったのかなと。
このような機会があると自分の中でやってきた取り組みに対しての一次的な通過点の答えにもなりますし、また、常に迷いが生まれる技術職の中で自分の技術レベルが本当に通用できる段階にあるのか?などの小さな指標にもなりますのでこのような経験が出来ることは非常にありがたく思います。
それもこれも全てキャブレターペイントを採用してくれたイナズマワークスさんのお陰です^^
本当にありがとうございましたm(_ _)m

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ちなみに去年の10月号に既にイナズマワークスさんのAE86が特集されていたのでもしかしたらカレンダーに載るかも!? と期待していたら、ワイルドスピードのカレンダーだったので落胆して買わなかった。。。というオチだったのですがw

それにしても7年前といえば今日であの震災から7年を迎えるのですね。。。
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体調が最悪で何件病院を回っても自分の病気が何なのか分からず人生終わったな。なんて考えていた矢先の震災で、家で被災地の映像を見ていたら窓から差し込んでくる真っ赤な光で視界に映るもの全てが真っ赤に染まって工場地帯の至る所から黒煙が上がっていたのを見ていたので ついにどこかが爆発したのか!と、凄い勢いで炎が迫ってきてるのかもしれない。と玄関で靴を履く余裕もなく一瞬の判断でベランダから手すりを飛び越えて外に飛び出した時の画像で近所のコスモ石油が爆発した瞬間の写メですが、あの時この先どうなるのだろうか・・・と一瞬感じた絶望や悲観的な気持ちの何十倍、何百倍もの辛い大変な思いをされている方々がまだまだ沢山居られると思うと本当にいたたまれない気持ちになります。
辛い時を乗り越えて常に前進、振り返ってよくやってきたなと笑える日が来ることを願っています。
自分も早くレースに復帰して東北に行きたいっす!

akane380 at 05:06│Comments(6)

この記事へのコメント

1. Posted by ジーマ   2018年03月11日 23:51
若い時は信じ切れませんでしたが
人生の様々なコーナーをベストなラインで
クリアしてきた訳ではないけれど
最終コーナーが近づいてきた年齢に達した今、
なんとなく信じられます。

明けない夜は無い・・・と。 
2. Posted by 砂粒   2018年03月12日 02:14
自分の事がハッタリだったとしても、雑誌に載るだけでも嬉しいのですが、作品となると一塩では無いでしょうか?

千葉のコンビナートの話し、不謹慎だけど思い出し笑いしてます。
今年、SBRの二台と走りたいですね。
ターボ切ってもらって、NOS止めてもらって•••w
3. Posted by Gabu   2018年03月12日 04:17
>ジーマさん

お疲れ様です^^
辛い時や大変な時にその言葉を自分もよく心の中で唱えます^^
気持ちが折れてしまうまで無理をするのはダメですが、ここ一番の踏ん張りどころでは威力を発揮してくれるおまじないですね^^

4. Posted by Gabu   2018年03月12日 04:30
>砂粒さん

お疲れ様です^^
今回は普通の芸能人と憧れの芸能人に会った時くらいの差で嬉しさが大きかったです(笑)
自分の12Rはたぶん今年も無理っぽいですが、砂粒さんとジーマさんのマシンで楽しませていただきます!^^
どさくさ紛れのJFEとか未明のアスファルトもっこり流出など今思い返すと本当に笑い話ですね(笑)
自分らの人生をここに詳細に書いたら「こいつどんな人生送ってきてんだよw」 と絶対に皆さん思うと思います(笑)
5. Posted by エンドルフィン   2018年03月13日 06:08
順風満帆な人生で来てたらGabuさんを知る事無かったでしょうし逆にGabuさんが順風満帆な人生を歩んで来た方だったらこれもまた知る事は無かったでしょうね。知ったとしても明らかな差を感じて話してみたいとか記事読みたいとは思わなかったと思います。今回の記事は読んでて特に感慨深いものがあります!それから東北への気遣いや思い、有難うございます^ - ^ 東北福島に住んでる自分にとってはそういった言葉や思いはホント有難いです。一時は被爆者として病原菌のような扱いを受け他県に車で行こうもんならトイレ休憩で車からはなれたりしら落書きされたりイタズラされたり車をぶっ壊されるような事もありましたから、今でも気にかけて貰えると凄く心にしみます!有難うございます^ - ^
6. Posted by Gabu   2018年03月15日 03:57
>エンドルフィンさん

お疲れ様です^^
この業種で下積みから始めて生きてくると金銭面や時間などの面で普通の生活はなかなか送れませんよね^^:
お陰で非常に苦労してきましたので精神力だけは鍛えられました(笑)

ガレージの近くに出稼ぎ労働者の人達の販場があるのですが、そこの人達が期間工で福島第一に派遣されていてよくガレージに遊びにきてくれるオヤジさんが惨状を教えてくれました。
内容はかなりネガティブな内容でしたが、残念な事に時間は戻らず止まりませんのでみんなで臨機応変に頑張って生きていきましょう!^^

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