2012年02月
2012年02月26日
Nitrous Oxide System のお勉強
ということで・・・

今回の実験君はこちらです。
ガレージの改装中につき、またしても過去の作業記録からですが・・・、
NOSを導入して最初の一、二年はNOSに使用する亜酸化窒素ガス(N2Oガス)の補充を近くで行っている場所が無く、テストの為に数本走ったらまたボトルの発送準備をして補充の旅にでて帰ってくるのに一週間待ちとか、高速かっ飛ばして市を一つまたいで補充しに行ったりといろいろ苦労して好き放題実験とかテストなんかを出来る状況になく、一歩進んで二歩下がる的な非常にフラストレーションの溜まる一方ですぐに嫌気がさして、そのお陰もあってNOSのガスを補充するリフィルステーションなどの機材を自前で揃える決心がついて今ではNOSを勉強するいい環境になったのですが、

そんな経験からNOSを使い始めて思った事は、車と違ってバイクの場合はスペース的に積めるタンクの大きさにも限りがあって、使用するジェットのサイズにもよりますが2lbクラスのボトルではセッティングの為に数本走るとボトル内の残圧が下がり始め、その後は一本走る毎にタンク自体も冷えて下がるペースもグンと早くなるのに対して、燃料側は燃料ポンプにより常に一定圧の燃料が流れ出ているので何本もNOSを使用して走っていると仕舞いには燃料とN2Oガスの混合比が崩れてセッティングが濃くなります。
厳密に言ってしまえば燃料とガスのお互いが毎回定めた一定の圧力で作動することを条件にセッティングをしなくてはいけないのですが、ボトル残圧は使えば当然のこと、使わなくても気温や気圧など条件次第で内圧がころころ変化してしまうので、常に一定条件にするのが難しいんですよね。。。

で、画像はNOSを使用する際に燃料やN2Oガスの噴射流量を規制するジェットでキャブレターのそれと同じ働きをするフレアジェットと呼ばれるモノで、NOSのセッティングを行う際には、このようなジェットの番手を変えてNOSによって得られる目標馬力を設定したり燃料とN2Oガスの混合比の調整などをセットしたりするのですが、海外のNOS関連サイトなどを見ていると、「NOSを使用した際にこのジェットのサイズならこれくらい馬力が上がります」とか「燃料側のジェット番数が○○番の時にはN2Oガス側のジェットは○○番を組んでください」といった具合に、ある程度最初の目安となるジェッティング早見表が用意されているんですよね。
ただ、やはりキャブにしろ何にしろ組み合わせが変われば自ずと調整する内容も変わりますし、この先現場で突然のトラブルや変則的な状況に陥っても経験則で判断できるよう、はじめに思ったことはとにかく実践して失敗を多く経験して少し遠回りしてでも、自分なりにコツコツいろいろ試してみて経験を踏まえた上での考えを構築しないとモノにできなそうなので、昨年からNitrous Oxide System のSystemと言われる部分を自分なりのシステムにアレンジしようといろいろ試行錯誤し、N2Oガスの残圧に対して燃料の流量も段階的に変化させてセッティングを出来るだけ合わせられないものか?という個人的な興味の一環として、まずは基本的な問題としてジェットの番数と流量の関係を調べる実験を行ったりしてました。

で、先ほどの実験君ですが、今回も簡易的な寄せ集めの即席ですがw、以前に自分の12Rで使用していたNOSのスポーツキットなどに標準装備されている低圧ポンプを利用して・・・

途中に燃圧計もセットし、後に他のジェットと同じ条件下での比較が出来るよう、一定圧の条件下の元で各ジェットの噴出流量を計っていきます。

ということで・・・あとはストップウォッチ片手に1つの番手を3回ずつメスシリンダーを使って計測し、計り間違えがないかを確認しながら記録していくだけという、なんとも地味ぃ〜な作業ですが、

メスシリンダーに1分間噴射→ 測定、記入→ メスシリンダーの清掃→ 再開・・・と、根暗な作業でだいたい一回の計測に4,5分掛かり、さらに一種類につき測り間違えが無いかを確認する為に3回同じ作業を行うので数があると先が遠く感じられますが、徐々に計測が進んでノートがメモで埋まって番手違いでの比較ができるようになると、段々早く次の結果が知りたくて同じ作業を繰り返していても作業が楽しくなってきますw

で、低圧ポンプ側での基本取りがひと通り終わったら、実験君を自分のマシンに変えて本題の高圧側での流量測定を行いますが、こちらはレギュレータにて燃圧を任意に調整できるので一定間隔で段階的な圧力下での数値を測り記入していきますが、先ほどの低圧ポンプと違って圧力が高いのでジェットが飛ばないようワイヤリングでしっかり押さえての測定で、

こちらも先ほどと同じようにメスシリンダーに1分間噴射→ 測定、記入→ メスシリンダーの清掃→ 再開・・・と一つの番手に対して4,5分の作業を3回行い、尚且つ 一つの番手で4段階の燃圧による噴射流量の変化を測定するので、ジェット1ケース全体で120回作業を繰り返し、作業時間も細々と夕方からスタートして気付けば夜中まで約10時間近く掛かりましたw
で、計る前はジェット同士の番手の違いに何か法則的なものがないかなぁ・・・と期待していたのですが、実際に計り初めてみたら一定のラインを超えると全く関係無く変則的に流量が変化していくようで、当初、キャブのジェッティングと同じような経験則的に考えていた流量の変化とはだいぶ違ったようです。
※ あくまでも我流での流量測定をしてみての個人的な見解です。
また、これとは別の実験で分かったことですが、ただの電磁弁くらいにしか思っていなかったソレノイドバルブの容量によっても燃料の噴出する流量に変化があり、さらにジェットのサイズの兼ね合いでさらに状況が変わることがあるということ、低圧ポンプの電圧変化による流量変化による危険性と燃圧の不安定を起こす悪条件の要因など、実験を通して発見できることで多少リスクは減らせてパワーは上がっているのではなかろうかと思いつつ、何となく実験的にはブローして欲しいような・・・。
で、各ジェットで量った数値を公表しろよって話ですが、そこは貴重な財産なものでって誰も興味無ぇーよって話ですね・・・w

ガレージの改装中につき、またしても過去の作業記録からですが・・・、
NOSを導入して最初の一、二年はNOSに使用する亜酸化窒素ガス(N2Oガス)の補充を近くで行っている場所が無く、テストの為に数本走ったらまたボトルの発送準備をして補充の旅にでて帰ってくるのに一週間待ちとか、高速かっ飛ばして市を一つまたいで補充しに行ったりといろいろ苦労して好き放題実験とかテストなんかを出来る状況になく、一歩進んで二歩下がる的な非常にフラストレーションの溜まる一方ですぐに嫌気がさして、そのお陰もあってNOSのガスを補充するリフィルステーションなどの機材を自前で揃える決心がついて今ではNOSを勉強するいい環境になったのですが、

そんな経験からNOSを使い始めて思った事は、車と違ってバイクの場合はスペース的に積めるタンクの大きさにも限りがあって、使用するジェットのサイズにもよりますが2lbクラスのボトルではセッティングの為に数本走るとボトル内の残圧が下がり始め、その後は一本走る毎にタンク自体も冷えて下がるペースもグンと早くなるのに対して、燃料側は燃料ポンプにより常に一定圧の燃料が流れ出ているので何本もNOSを使用して走っていると仕舞いには燃料とN2Oガスの混合比が崩れてセッティングが濃くなります。
厳密に言ってしまえば燃料とガスのお互いが毎回定めた一定の圧力で作動することを条件にセッティングをしなくてはいけないのですが、ボトル残圧は使えば当然のこと、使わなくても気温や気圧など条件次第で内圧がころころ変化してしまうので、常に一定条件にするのが難しいんですよね。。。

で、画像はNOSを使用する際に燃料やN2Oガスの噴射流量を規制するジェットでキャブレターのそれと同じ働きをするフレアジェットと呼ばれるモノで、NOSのセッティングを行う際には、このようなジェットの番手を変えてNOSによって得られる目標馬力を設定したり燃料とN2Oガスの混合比の調整などをセットしたりするのですが、海外のNOS関連サイトなどを見ていると、「NOSを使用した際にこのジェットのサイズならこれくらい馬力が上がります」とか「燃料側のジェット番数が○○番の時にはN2Oガス側のジェットは○○番を組んでください」といった具合に、ある程度最初の目安となるジェッティング早見表が用意されているんですよね。
ただ、やはりキャブにしろ何にしろ組み合わせが変われば自ずと調整する内容も変わりますし、この先現場で突然のトラブルや変則的な状況に陥っても経験則で判断できるよう、はじめに思ったことはとにかく実践して失敗を多く経験して少し遠回りしてでも、自分なりにコツコツいろいろ試してみて経験を踏まえた上での考えを構築しないとモノにできなそうなので、昨年からNitrous Oxide System のSystemと言われる部分を自分なりのシステムにアレンジしようといろいろ試行錯誤し、N2Oガスの残圧に対して燃料の流量も段階的に変化させてセッティングを出来るだけ合わせられないものか?という個人的な興味の一環として、まずは基本的な問題としてジェットの番数と流量の関係を調べる実験を行ったりしてました。

で、先ほどの実験君ですが、今回も簡易的な寄せ集めの即席ですがw、以前に自分の12Rで使用していたNOSのスポーツキットなどに標準装備されている低圧ポンプを利用して・・・

途中に燃圧計もセットし、後に他のジェットと同じ条件下での比較が出来るよう、一定圧の条件下の元で各ジェットの噴出流量を計っていきます。

ということで・・・あとはストップウォッチ片手に1つの番手を3回ずつメスシリンダーを使って計測し、計り間違えがないかを確認しながら記録していくだけという、なんとも地味ぃ〜な作業ですが、

メスシリンダーに1分間噴射→ 測定、記入→ メスシリンダーの清掃→ 再開・・・と、根暗な作業でだいたい一回の計測に4,5分掛かり、さらに一種類につき測り間違えが無いかを確認する為に3回同じ作業を行うので数があると先が遠く感じられますが、徐々に計測が進んでノートがメモで埋まって番手違いでの比較ができるようになると、段々早く次の結果が知りたくて同じ作業を繰り返していても作業が楽しくなってきますw

で、低圧ポンプ側での基本取りがひと通り終わったら、実験君を自分のマシンに変えて本題の高圧側での流量測定を行いますが、こちらはレギュレータにて燃圧を任意に調整できるので一定間隔で段階的な圧力下での数値を測り記入していきますが、先ほどの低圧ポンプと違って圧力が高いのでジェットが飛ばないようワイヤリングでしっかり押さえての測定で、

こちらも先ほどと同じようにメスシリンダーに1分間噴射→ 測定、記入→ メスシリンダーの清掃→ 再開・・・と一つの番手に対して4,5分の作業を3回行い、尚且つ 一つの番手で4段階の燃圧による噴射流量の変化を測定するので、ジェット1ケース全体で120回作業を繰り返し、作業時間も細々と夕方からスタートして気付けば夜中まで約10時間近く掛かりましたw
で、計る前はジェット同士の番手の違いに何か法則的なものがないかなぁ・・・と期待していたのですが、実際に計り初めてみたら一定のラインを超えると全く関係無く変則的に流量が変化していくようで、当初、キャブのジェッティングと同じような経験則的に考えていた流量の変化とはだいぶ違ったようです。
※ あくまでも我流での流量測定をしてみての個人的な見解です。
また、これとは別の実験で分かったことですが、ただの電磁弁くらいにしか思っていなかったソレノイドバルブの容量によっても燃料の噴出する流量に変化があり、さらにジェットのサイズの兼ね合いでさらに状況が変わることがあるということ、低圧ポンプの電圧変化による流量変化による危険性と燃圧の不安定を起こす悪条件の要因など、実験を通して発見できることで多少リスクは減らせてパワーは上がっているのではなかろうかと思いつつ、何となく実験的にはブローして欲しいような・・・。
で、各ジェットで量った数値を公表しろよって話ですが、そこは貴重な財産なものでって誰も興味無ぇーよって話ですね・・・w
2012年02月21日
乙です!

ってことで甲ではなく乙ですww
一年ほど前に自分が停まっているところを横の駐車場から出てきた車にコツンと当てられまして、どこ見とんじゃ!と思いきや、” あんたが動いて当たってきたんだ! ” と先制攻撃で無理な因縁をつけられ、相手方さんがヒートしてモメにモメて気付けば「裁判だ!」と訴えられてしまったのですが、それから数ヶ月が経ち、自分の入院とかもあったりで、ついに先日いざ裁判の日が近づき、裁判に向けて相手の陳述調書を拝見したところ、「○○さん(自分です)の車は停まっていました。私が他の車の動きに気を取られてブレーキを緩めてしまい、車が進んでいることに気が付いた時にはブレーキが間に合わず接触してしまいました。」と自分の非を認めてらっしゃるようで・・・。
とりあえず自分呼ばれて出てきましたけど自分が悪いって認めてる加害者が被害者を訴えてる状況で、弁護士にこれ一体なにを争う裁判なんですか?・・・。って聞いたら ” 正直わかりません ” と。。。
え、事前に相手方の弁護士と協議はしてないんですか?と聞くと「向こうもよく分かってません」と真顔でそんなのアリっすか状態w
でも最近は裁判事がちょっとした話題だから、今回みたいにリスクも少ない気が楽な問題で実際の法廷での経験ができるならいい体験になりますよ。 と言われたものの、どうも弁護士費用を払うためだけの裁判のような気が。。。
しかも双方の修理代なんてコツンと当たった程度ですから、いっても10万円程度。
それに対して弁護士費用はすでに30万円以上とか意味不明です・・・。
で、弁護士事務所を出て裁判所に到着し、弁護士に付いて歩いて法廷のドアを弁護士が開けてくれて ” どうぞ ” と言われ中に入ると弁護士の卵なのか他人の人生を楽しんでるのか傍聴人がほぼ満員御礼で気分は最低。
そして書類に署名をして時間差で相手方さん登場で、相手方さんの署名が終わったら双方が証言台の前に立って2人で声を合わせて嘘をつかないとの宣誓をしてくださいと裁判長に言われ、証言台の前に立って書記の人から宣誓が書かれた用紙を受け取ると相手方さんの手が緊張のせいかかなり震えているようで用紙もビリビリと震えて、正直、自分でここに呼んどいてそりゃないだろう?と思いましたが、完全に硬直してダメそうだったので声を揃えるタイミングを自分がつくり、一緒に読み上げ宣誓終了とともに相手方さんの口頭弁論がはじまり、自分はその間法廷の外で待機。
で、外で待っててくださいって裁判長に言われて画像の通路で寒いなか30分近く待機とか俺被害者なんすけどwって思いながら写メ撮ってチャラリララ〜ン、チャラリララ〜ンってシャッター音が廊下に響いて書記さんに怒られジッと待つも、寒いなか待ってたものでトイレに行きたくなり、「行ってる間に呼ばれたらどうしよ?」とか考えて我慢して我慢してもう限界wってところで ” よし!トイレに行こう! ” としたら「○○さんどうぞ〜」って呼ばれて尽く最低だなと・・・。
そして証言台に立って自分側の弁護士の質問にあーだこーだと答えて、相手側の弁護士の嫌味な質問の聞き方に仕返ししたら裁判長に怒られて・・・。完全にアウェーでございます。
で、最終的に相手弁護士からの尋問も終わり、裁判長からも何点か質問をされて受け答えし、最後の裁判長の〆の一言 「で、これはなにを争っているんですか?」の一言に一瞬我慢していたものをちびりかけましたが、全員「何これ?」と頭に?マークが出た状態で結審しますた。
とりあえず判決は今月末に出るとのことですが、だから何の判決が出るんだ?といまだに謎ですw
2012年02月16日
新たな教訓ゲット♪
前回のスロットルボディーの話で思い出した去年の作業記録なのですが、
一昨年にNitrous Oxide Systems(以下:NOS)の仕様をドライ仕様からウェット仕様に変更して、その後実際に使い始めたら使い勝手が悪く、所々気になる箇所が出始めたので早々にNOSの仕様と配管周りを気になった部分の対策を打ちながらオリジナルで一から変更したりしてまして・・・、

その後もちょくちょく気になる部分を変更しては実際にどのように変化があるのか?また実際に狙った通りの結果が得られているのか?など、個人的な興味本位で条件を変えながらNOSの噴射イメージのテスト
↑こんな事をしている時に、突然亜酸化窒素の代役を務めている圧縮空気の噴出がストップ。
で、なんだ?どうした?とバラして確認してみると、また一つ良い教訓が得られました。
それがこちら・・・

原因は単純なNOSの燃料と亜酸化窒素(N2O)ガスの流量を規制するガス側のフレアジェットの目詰まりが原因でしたが、今回詰まっていたモノは0,5mmほどの小さな塵。。。
一応、燃料側には燃料タンクから出てすぐにフューエルフィルターをセットしてソレノイドバルブの直前にもダストフィルターをセットし、N2Oガス側にもソレノイドバルブの直前にダストフィルターを1つセット。
そしてジェット交換の際にはジェットの目詰まりを確認してと、正直ゴミの混入は無いだろうなと油断していました・・・。
このようにダストフィルターを途中に組み込んであるのでゴミの混入は殆ど無いだろうという思いが心の中にあったのですが、普段からフィルター前の配管などもしょっちゅうバラしては組んでと仕様を変えているのでその場合のリスクも考えると、やはりダストフィルターだけを信じるのはいかんな・・・と、このような形でマシンがダメージを負う前にこのような危険があると経験できてまた一つ新たな教訓になったので非常に良かったです^^:
これが実際の使用で燃料側が詰まってN2Oガスだけを噴射したとしたら一発だけ極端に薄くなって異常燃焼を起こしてエンジンをダメにしてたかもしれません。
あんな小さな塵一つでエンジンをダメにするのだけは避けたいので、これからは塗装時なみにダストに注意して作業したいと思います^^:

一昨年にNitrous Oxide Systems(以下:NOS)の仕様をドライ仕様からウェット仕様に変更して、その後実際に使い始めたら使い勝手が悪く、所々気になる箇所が出始めたので早々にNOSの仕様と配管周りを気になった部分の対策を打ちながらオリジナルで一から変更したりしてまして・・・、

その後もちょくちょく気になる部分を変更しては実際にどのように変化があるのか?また実際に狙った通りの結果が得られているのか?など、個人的な興味本位で条件を変えながらNOSの噴射イメージのテスト
↑こんな事をしている時に、突然亜酸化窒素の代役を務めている圧縮空気の噴出がストップ。
で、なんだ?どうした?とバラして確認してみると、また一つ良い教訓が得られました。
それがこちら・・・

原因は単純なNOSの燃料と亜酸化窒素(N2O)ガスの流量を規制するガス側のフレアジェットの目詰まりが原因でしたが、今回詰まっていたモノは0,5mmほどの小さな塵。。。
一応、燃料側には燃料タンクから出てすぐにフューエルフィルターをセットしてソレノイドバルブの直前にもダストフィルターをセットし、N2Oガス側にもソレノイドバルブの直前にダストフィルターを1つセット。
そしてジェット交換の際にはジェットの目詰まりを確認してと、正直ゴミの混入は無いだろうなと油断していました・・・。
このようにダストフィルターを途中に組み込んであるのでゴミの混入は殆ど無いだろうという思いが心の中にあったのですが、普段からフィルター前の配管などもしょっちゅうバラしては組んでと仕様を変えているのでその場合のリスクも考えると、やはりダストフィルターだけを信じるのはいかんな・・・と、このような形でマシンがダメージを負う前にこのような危険があると経験できてまた一つ新たな教訓になったので非常に良かったです^^:
これが実際の使用で燃料側が詰まってN2Oガスだけを噴射したとしたら一発だけ極端に薄くなって異常燃焼を起こしてエンジンをダメにしてたかもしれません。
あんな小さな塵一つでエンジンをダメにするのだけは避けたいので、これからは塗装時なみにダストに注意して作業したいと思います^^:
2012年02月11日
スロットルボディー調整

今回はスロットルボディーの調整ですが、自分の12RのNOSのソレノイドスイッチはスロットルボディーのケーブルホルダー部分を加工してアクセル開度80%以上でソレノイドのスイッチが入るようにセットしているのですが、前回NOSの整備のためにそのホルダー部分のナットを一度緩めたのですが、再度取り付けで締めこむ際にうっかりボディー側に何の押さえもないままグイっとナットをねじ込んでしまい、多分スロットルシャフトが多少ねじれただろうなぁ・・・・と。。。

で、スロットルシャフトがねじれてしまうとバタフライの開度が狂うので同調も狂います。。。
そんなわけでNOSのチェックを行っていたのですが、急遽スロットルボディーの同調を調べることに・・・。

で、いざ調べるとなっても、只でさえ整備性極悪な12Rに追い討ちをかけるように、自分の12RはNOSの配管やら何やらが邪魔で殆ど手が入らないので、サクッとバキューム計をセットすることが出来ません。。。

そんなわけで一旦スロットルボディーを車体から外して、ついでにスロットルボディー側の簡単な清掃とチェックをしつつ、配管などをセットして再度車体に取り付けが終われば作業開始です。

で、いざ計測してみるとやはり4番だけ若干狂いがでていましたので早速修正ですが、これまたNOSの配管が邪魔で地獄のように調整しにくい状況のなか、

なんとかスロットルボディーの調整も完了♪ がしかし、またスロットルボディーを車体から外してバキューム計を外してと・・・ちょっとしたうっかりミスでだいぶ面倒な思いをしましたので以後気をつけます^^:
2012年02月07日
夏のおもひで
ガレージ内のスペース確保の為の大掃除も進み、前回の家の模様替えで捨てれない勿体無い症候群から開放され成長した捨てれる君は、先日の大掃除で捨てちゃえ捨てちゃえ!!と勢いでNSR250とゼファーとミニモトの計3台を捨てますた・・・w あ、仲間はXJRを捨ててますた 悲しいお別れ
まぁ現実問題、いつかこいつ直して乗るんだ。とか、いつか綺麗にして売るんだ。などと夢と希望を持って取って置いても正直そんな時間が何処にある?って話しで、KLXなんか「そろそろ作業再開します」って2年前に書いた記事以降、全くイジれず再び放置プレーで、今年こそは。。。とか考えてますが、毎回そんな感じでガレージの有効スペースが勿体無いので、今回は見切り千両ってことで一旦ゼロにするべくお別れしました。が、仲間が捨てたXJRからオイルクーラーとか社外物を追い剥ぎしてきましたw 勿体無い病再発ッス
そんなこんなで悲しいネタしかないので、ゼファー繋がりで去年の夏に作業したゼファー400のキャブセッティングネタでも・・・。
こちらのゼファー400は購入時から付いていたCRキャブのセッティング作業で預かったものですが、キャブセッティングの前にまずは各気筒の圧縮をチェックします。
これはキャブをセッティングする前にエンジン側がしっかりしているかを判断する為のチェックとして行うもので、まれに低開度域のセッティングがなかなか決まらない〜とドツボに嵌まって苦しんだ挙句、最終的に幾らなんでもおかしい・・・と他を疑ったらエンジンが圧縮漏れしてた・・・なんてオチが以前に何度かありまして。。。それ以来、キャブセッティングの際には要チェック箇所として圧縮の測定を事前に行います。
もともとこの手のキャブ装着車でセッティングが狂ってカブっているプラグの焼けって湿り気味に真っ黒だったりで圧縮漏れの時の症状に似てるんですよね。だから余計気になるもので・・・

そんなこんなで圧縮も4発とも規定値内と、2バルブ世代のゼファーにしては逆に珍しい好結果だったのでCRキャブをバラして細々と洗浄しながらこちらも要チェック。

そしていざセッティングですが、高性能なFCRキャブなどと比べるとCRキャブはセッティングや操作がシビアなキャブというイメージがありますが、逆を返せばある程度の範囲内であれば加速ポンプの影響で良いのか悪いのか曖昧な状況でも走れてしまうFCRよりも、ダメな時はとことん調子の出ないCRの方がセッティングにムラが出やすいので、たまぁに低〜中速域の繋がり部分のセッティングなどで煮詰まって苦しむこともありますが、個人的に実際にはCRキャブの方が変化を掴みやすくセッティング作業がやり易いんじゃないかな?と思ったりします。

FCRキャブのような高性能キャブレターは見た目もメカニカルですし、自分のようなヘタレがセッティングしても乗り味が格段に上がって、下手にボアアップなどをするよりも費用対効果もあって良いのですが、個人的に産業道路とか街中を流して乗る楽しみで言えば、やはり空冷にはCRキャブが良いですね。
見た目もレトロで雰囲気がありますが、それ以上にアクセルをガバッっとではなくググッと全開にして加速させた時の高回転でのパワーが乗ったような雰囲気のあの乗り味とキャブのグモー!!っていう吸気音は加速するのが楽しくなります。
こんなことを書いているとちょっと久々に自分のゼファーでも復活させてみようかなぁ・・・とかバカだから考えちゃうんですよねぇ。。。だからそんな暇ねーだろ!って最初の話に戻っちゃいますた・・・。
まぁ現実問題、いつかこいつ直して乗るんだ。とか、いつか綺麗にして売るんだ。などと夢と希望を持って取って置いても正直そんな時間が何処にある?って話しで、KLXなんか「そろそろ作業再開します」って2年前に書いた記事以降、全くイジれず再び放置プレーで、今年こそは。。。とか考えてますが、毎回そんな感じでガレージの有効スペースが勿体無いので、今回は見切り千両ってことで一旦ゼロにするべくお別れしました。が、仲間が捨てたXJRからオイルクーラーとか社外物を追い剥ぎしてきましたw 勿体無い病再発ッス
そんなこんなで悲しいネタしかないので、ゼファー繋がりで去年の夏に作業したゼファー400のキャブセッティングネタでも・・・。

こちらのゼファー400は購入時から付いていたCRキャブのセッティング作業で預かったものですが、キャブセッティングの前にまずは各気筒の圧縮をチェックします。
これはキャブをセッティングする前にエンジン側がしっかりしているかを判断する為のチェックとして行うもので、まれに低開度域のセッティングがなかなか決まらない〜とドツボに嵌まって苦しんだ挙句、最終的に幾らなんでもおかしい・・・と他を疑ったらエンジンが圧縮漏れしてた・・・なんてオチが以前に何度かありまして。。。それ以来、キャブセッティングの際には要チェック箇所として圧縮の測定を事前に行います。
もともとこの手のキャブ装着車でセッティングが狂ってカブっているプラグの焼けって湿り気味に真っ黒だったりで圧縮漏れの時の症状に似てるんですよね。だから余計気になるもので・・・

そんなこんなで圧縮も4発とも規定値内と、2バルブ世代のゼファーにしては逆に珍しい好結果だったのでCRキャブをバラして細々と洗浄しながらこちらも要チェック。

そしていざセッティングですが、高性能なFCRキャブなどと比べるとCRキャブはセッティングや操作がシビアなキャブというイメージがありますが、逆を返せばある程度の範囲内であれば加速ポンプの影響で良いのか悪いのか曖昧な状況でも走れてしまうFCRよりも、ダメな時はとことん調子の出ないCRの方がセッティングにムラが出やすいので、たまぁに低〜中速域の繋がり部分のセッティングなどで煮詰まって苦しむこともありますが、個人的に実際にはCRキャブの方が変化を掴みやすくセッティング作業がやり易いんじゃないかな?と思ったりします。

FCRキャブのような高性能キャブレターは見た目もメカニカルですし、自分のようなヘタレがセッティングしても乗り味が格段に上がって、下手にボアアップなどをするよりも費用対効果もあって良いのですが、個人的に産業道路とか街中を流して乗る楽しみで言えば、やはり空冷にはCRキャブが良いですね。
見た目もレトロで雰囲気がありますが、それ以上にアクセルをガバッっとではなくググッと全開にして加速させた時の高回転でのパワーが乗ったような雰囲気のあの乗り味とキャブのグモー!!っていう吸気音は加速するのが楽しくなります。
こんなことを書いているとちょっと久々に自分のゼファーでも復活させてみようかなぁ・・・とかバカだから考えちゃうんですよねぇ。。。だからそんな暇ねーだろ!って最初の話に戻っちゃいますた・・・。
2012年02月02日
スイングアームの延長と加工
新年始まって何だかんだで1ヶ月経ちますが、今年は家の模様替えをしたらすこぶる気分が良くてこりゃぁ調子に乗ってガレージの模様替えとかもしちゃうか?なんて設備増を狙って有効スペースを確保する為の大掃除をしよう!!ってか、一応細々としているのですが寒すぎてやる気が・・・
そんなこんなでネタ薄ないまこそ去年ブログをサボってた時に溜まった作業ネタとかDRAG的12Rの2011年に行った作業内容とか小出しして行こうかと・・・。

で、もう何度も画像に出しているので変更したことは分かっていただけているかとは思うのですが、って前回に引き続き漫画風にしてみようとか思ったのですが、いい加減しつけーですね。

で、毎年少しずつ予定を決めて仕様変更をしながら個人的なテストを兼ねて自分の12Rを要所要所ステップアップさせているのですが、そんな中で昨年の12Rの仕様変更として取り組んだ点は以前から気になっていたスイングアームの延長による変化が知りたかったということで、今回は以前までの純正スイングアーム+6インチエクステンション仕様からさらに2インチ伸ばしたマッキントッシュ製の8インチロングアームに変更してみました。

とりあえず相変わらずな円高のお陰でこれだけのセット+国際送料込みでも10チョイと格安でゲット♪
で、早速取り付けですが、そのまま使うには少し問題が・・・

まずはピボット部分のベアリングが通常のニードル式やボールタイプではなく真鍮製のブッシュ仕様ということで・・・

とりあえずスイングアームと一緒に送られてきたカラーをブッシュに組み込んでみると片方はカラーが若干歪んで変形してるお陰でガチガチ、もう片方はスカスカと左右でクリアランスが全然違う。。。
レースオンリーなら多少のクリアランスは当て合わせでも良いのですが、ストリート仕様でこれは・・・^^:
というか、この後無理やり打ち込んだカラーを抜こうと思ったら一緒にブッシュが抜けましたw

そしてスイングアーム延長による特権の一つでもあるエアシフター用のエアタンク部分のエア漏れのチェックをして、今回オプションで設定したNOSボトル用のボトルスタンドにボトルをセットしてみると見事に飛び出し過ぎで、このままではリアがボトムした瞬間にインナーフェンダーを突き破ってしまいます・・・。

で、もしかしたら本来のセット方法は、この向きでボトルを積んだりするのかもしれませんが・・・

自分の使っているボトルのバルブは、このようにチューブで下から液化したガスを吸い上げるタイプなので逆さ吊りはNGです。。。

ということでやる事は決まったので、あとはそれに従って10mmのアルミの丸棒に下穴を開けて・・・

そこにネジ穴を切ってついでにブラックアルマイトを掛ければ・・・

飛び出しを抑えたNOS スタンドの完成♪ で無事に問題解決^^

そして自分は12Rを普段の足としても使っているので、先ほどの元々付いてきた真鍮製のブッシュ仕様では耐久性や整備性も含めていろいろ心配なので、こちらは耐久性のあるニードルベアリング仕様に変更。
で、ついでにスイングアームもオプションでパウダー塗装を選択できたのですが、そこはお金が勿体無いのでオーダーせず自分でブラックペイント^^ って思ったらマットブラックがネタ切れだったので、やる気のない暫定ブラック仕上げで・・・と、次回また塗り直します。。。

そしてチェーンアジャスター部分は前スイングアームに引き続き癒しのグリーンアルマイトでアクセントをw

ということで自分仕様に変身完了っす♫

とりあえず昨年スイングアームを伸ばして実際に仙台で走ってみての感想ですが、悲しいことに体調が絶ッ不調だったこと以外、記憶にございませんw
とりあえず去年は何にも出来なかったので、このあたりの変更箇所のテストは引き続き今年行いますので、またシーズン入りしたらインプレでも報告します。
そんなこんなでネタ薄ないまこそ去年ブログをサボってた時に溜まった作業ネタとかDRAG的12Rの2011年に行った作業内容とか小出しして行こうかと・・・。

で、もう何度も画像に出しているので変更したことは分かっていただけているかとは思うのですが、って前回に引き続き漫画風にしてみようとか思ったのですが、いい加減しつけーですね。

で、毎年少しずつ予定を決めて仕様変更をしながら個人的なテストを兼ねて自分の12Rを要所要所ステップアップさせているのですが、そんな中で昨年の12Rの仕様変更として取り組んだ点は以前から気になっていたスイングアームの延長による変化が知りたかったということで、今回は以前までの純正スイングアーム+6インチエクステンション仕様からさらに2インチ伸ばしたマッキントッシュ製の8インチロングアームに変更してみました。

とりあえず相変わらずな円高のお陰でこれだけのセット+国際送料込みでも10チョイと格安でゲット♪
で、早速取り付けですが、そのまま使うには少し問題が・・・

まずはピボット部分のベアリングが通常のニードル式やボールタイプではなく真鍮製のブッシュ仕様ということで・・・

とりあえずスイングアームと一緒に送られてきたカラーをブッシュに組み込んでみると片方はカラーが若干歪んで変形してるお陰でガチガチ、もう片方はスカスカと左右でクリアランスが全然違う。。。
レースオンリーなら多少のクリアランスは当て合わせでも良いのですが、ストリート仕様でこれは・・・^^:
というか、この後無理やり打ち込んだカラーを抜こうと思ったら一緒にブッシュが抜けましたw

そしてスイングアーム延長による特権の一つでもあるエアシフター用のエアタンク部分のエア漏れのチェックをして、今回オプションで設定したNOSボトル用のボトルスタンドにボトルをセットしてみると見事に飛び出し過ぎで、このままではリアがボトムした瞬間にインナーフェンダーを突き破ってしまいます・・・。

で、もしかしたら本来のセット方法は、この向きでボトルを積んだりするのかもしれませんが・・・

自分の使っているボトルのバルブは、このようにチューブで下から液化したガスを吸い上げるタイプなので逆さ吊りはNGです。。。

ということでやる事は決まったので、あとはそれに従って10mmのアルミの丸棒に下穴を開けて・・・

そこにネジ穴を切ってついでにブラックアルマイトを掛ければ・・・

飛び出しを抑えたNOS スタンドの完成♪ で無事に問題解決^^

そして自分は12Rを普段の足としても使っているので、先ほどの元々付いてきた真鍮製のブッシュ仕様では耐久性や整備性も含めていろいろ心配なので、こちらは耐久性のあるニードルベアリング仕様に変更。
で、ついでにスイングアームもオプションでパウダー塗装を選択できたのですが、そこはお金が勿体無いのでオーダーせず自分でブラックペイント^^ って思ったらマットブラックがネタ切れだったので、やる気のない暫定ブラック仕上げで・・・と、次回また塗り直します。。。

そしてチェーンアジャスター部分は前スイングアームに引き続き癒しのグリーンアルマイトでアクセントをw

ということで自分仕様に変身完了っす♫

とりあえず昨年スイングアームを伸ばして実際に仙台で走ってみての感想ですが、悲しいことに体調が絶ッ不調だったこと以外、記憶にございませんw
とりあえず去年は何にも出来なかったので、このあたりの変更箇所のテストは引き続き今年行いますので、またシーズン入りしたらインプレでも報告します。