2014年05月

2014年05月29日

NOSボトルの保管について 〜✚ご安全に〜

今年は皆さん気合いが入り過ぎ?ってくらいシーズン入りしてからNOSのリフィル依頼量が非常に多く、皆さんおかわりのペースが尋常じゃないって事はじゃんじゃんテスト走行やセッティング走行をして煮詰めてるんだろうなぁ・・・あぁ羨ましい。。。なんて、個人的にはちょっと出遅れ感が強すぎて、残された時間の中で自分もセッティングを詰めてタイムを狙えるようになるのか?と焦ってたりもするのですが・・・SBR_6981
そんな中、ここ最近リフィル後にストックとして保管していたNOSボトルが外気温の上昇と共にボトル内圧が上がり、気付いた時には限界を超えてリリーフバルブが破裂し中身が全部消えてた・・・との悲しい報告が複数上がっています。
うちでNOSをリフィルをする際には以前に限界までリフィルしてリリーフバルブが破裂した恐怖なトラウマがあるので最近ちょっとリフィル職人が引腰でビビリ気味とはいえw、平均的に充填率85〜90%台(2.5lbボトルなら3.5lb前後) とほぼタンク内は高圧の液化ガスで満たされています。なので液化で満たされている分、外気に対して初期反応は鈍いので日中の気温のピークが低かった今までは何とかギリギリセーフだったとしても、これからますます気温が上昇しそれに伴ってボトル内圧の反応リスクも増えて参りますので、NOSボトルの保管場所は出来るだけ涼しい人気のない安全な場所でお願い致します。

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ついでなので一応、何度かリフィルの際にボトル商品名の名称的な容量(1lbボトル、2lbボトル、2.5lbボトル、5lbボトルなどなど〜 )と言いますか、画像で言えばこちらのボトルは2.5lbボトルなのですが、例えとして、2.5lbボトルへのリフィルを依頼されまして、いつも通り3.5lb入れて返したところ ” 何で2.5lbボトルなのに3.5lbで請求がきてんの? ” 的な事案が何度かありまして、決して水増し請求してボッタクっている訳ではないんですよ。。。と^^:
実際自分も知らなければ「2.5lbボトルに3.5lb入れましたー!」って言われたら ” なぬ? ” って思ってしまうと思うので気持ちは分かりますw
ただ実際のところでは例として画像の2.5lbボトルの場合の液化亜酸化窒素(N2O)の最大容量は刻印にもありますとおり4lb になります。
当然、他のサイズのボトルも商品名称のサイズと実際の容量は一定の割合で異なりますので、リフィルの出来高は実際の容量の85〜90% になるとお考え頂き、決してボッていないと信じてくださいw
一番良いのは発送前にボトル重量を量って頂いて、返送後に再度量りなおして頂いて重量差からリフィル量を算出して頂ければ確実かと思います。

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ちなみにNitrous Express社製のボトルはN2O 表記ではなく、CO2 表記なんてのもありますので実容量の誤差にご注意ください。

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ということで、まずはしっかり安全に保管していただくとして、備えあれば何とやらでリリーフバルブとセーフティーディスクを追加で補填しましたので万が一のバックアップ体勢もとりあえずはOKですので、リリーフバルブが破裂した方はご連絡ください^^

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それにしてもKさんの内緒仕様な1lbミニボトルが非常に可愛くて萌えましたw

2014年05月24日

デジマ?

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「ん・・・」











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きゃー!! w


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で、こっちのトラブルを尻目に何故か4週間待つ予定のHな断面のコンロッドは2週間とやる気満々で入荷しますた・・・



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2014年05月21日

オサレは足元から♪

って基本的にセンスが他の人と一線を覆す事多々なもので物言いは受けかねますが・・w
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ちょっとオープニングフェスに向けた作業で当時バタバタし過ぎて更新頻度と作業ペースが全く合わずアップしきれていない作業が多々あるのでそちらを小出ししたいのですが、今年からの仕様変更としまして12Rのフロント回りもいろいろと作業をしていたのですが、以前からブレーキディスクのフローティングピンの遊びが大きくなってガチャガチャ鳴りはじめて軽い危機感を感じながらも基本、乗るタイミングも無くフローティングピンを購入したまま後回しで放置していたのですが、今回フロント回りを作業するついでにやっと交換しまして・・・^^:、さらにそのついでにインナーディスクも完成したブラストの試験がてら旧塗膜を落しつつ炉で焼きを入れて今年の外装と同色のキャンディーライムで塗りなおしてみたりしたのですが・・・
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オーバーホールも兼ねてバラしたフロントフォークにこれまた随分と前に買って放置しきっていたTrac Dynamics社製のロワーリングシステムSLAMMERZを組み込みまして、これによりフロントを2inc(約5cm)下げることが出来たので(※ 画像上:純正 下:セット後)今までのフロントフォークの突き出しも解除出来て、尚且つフォークをバラしたついでにボトムケースの塗装も多分似合うだろうな・・・とイメージしていた結晶塗装で仕上げ直して組付け、また一歩12Rが自分の理想形に近づく事が出来ました^^

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ちなみに去年までは7cm程フォークを突き出していたので5cmのローダウン量では今年から逆に2cm程フロントが上がってしまうのですが、今回の狙いは車高の高さではなく今までドラッグでのスタート時にリア側に荷重が掛かってフロントの荷重が抜けた際に、純正のフォークだとビヨーンっと伸びていつまでも地面に接地しているのが無駄な抵抗に感じて嫌だったので、スタートの一瞬だけでもフロントの転がり抵抗をゼロ方向に持って行けたらタイムに影響するんじゃないかなぁ・・・?とw、それが今回知りたかった&試したかった部分なので、次の走行で60フィート区間のタイムがどうなるのかちょっと気になる部分です^^
また、フォークの突き出しを解消したことでフェンダーと三叉の距離が離れてフロントのレーシングスタンドがやっと掛けられるようになりますた♪

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う〜む、それにしても嬉しいっす♪
今年はずーっとフリクションロスを生んでいたであろうリアのチェーンラインの狂いを修正しつつ、リアのキャリパーサポートもイメージしていた理想の形に仕上がり信頼性も上げれて、フロント周りも去年から気になっていたブレーキディスクとフロントフォークのモデファイ完了で、これでやっと車体周りが望んでいた仕様になりました^^
本当は去年のうちにやろうかな?と思っていたのですが、去年は散々なシーズンでしたので元々更なるフリクションロスの低減を狙う予定だった今年の楽しみに先送りしよう。と溜めていた作業だったのですが、今年は一気に開放した個人的なフリクション元年ということで、もう一つフリクションを大きく下げるモデファイ箇所があるので、そちらはまたそのうち紹介しますw


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2014年05月17日

楽しみが一つ

また増えたのか、消えたのか・・・
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来月のJD-STER Rd.2 仙台に参戦予定だったコーイチさん&GPz1000RXですが・・・

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先日のテイストに向けた練習走行で痛恨のエンジンブロー。。。

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そして不運にも急遽載せ替えた予備機にもトラブルが発生し終了。。。

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とりあえずメインと予備の2機から無事な部品を取り出して組み合わせてクランクケースとクランクシャフト、シリンダーを新たに新調すれば何とか1機分は組めるんだよなぁ・・・なんて話をしていたのですが、今ここで無理に急いだ選択をしても本調子のタイムは望めないでしょうし、メインの11月のテイストでもいい結果は得られないだろうという判断のもと、今回の出走は見送る方向で11月のメインレースに向けて今回の原因追求と対策をじっくり行い、気持ち新たに!って、そんな流れで仕切り直しとなりました^^

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でも実際、本気で己の限界に挑戦しているからこそリスキーな訳で、今回のようなアクシデントに苛まれても心折れずに気持ちをシフトして挑み続ける、そんな人が近所に居ると凄い触発されて参っちゃいますねw
で、何やらやらせな雰囲気満載なアレですがw コーイチさん自身も11月のテイストに向けて常にストイックにイメトレに励んでおられましたのでw 、テイストを戦い抜いた来年辺りに1/4mile の舞台でもこの姿を見れることを期待しておりますw

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ちなみにコーイチさんの1000RXは昭和のバイクだなんだと懐かしい雰囲気満載ですが、跨るとコックピットには今流行りのRace Pak が鎮座し、エンジン内部も一歩先を行く燃焼室のマシニング加工に始まり、足回りもスペシャルのオンパレードと、あの大舞台でトップ争いするくらいだからこのくらいは当然っちゃ当然な仕様なんでしょうけど、ZX系第一世代でここまで無駄を省き性能を追求して手が入れられたマシン+それを活かしきれるコーイチさんの腕を持ってしての仙台ハイランド1/4mileアタックが見れなくなったのは後の参考タイムとしたかった分、やはり非常に残念ですw

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ちなみに先程のRace Pak などのお問い合わせもお気軽にどうぞ〜なユウシン@コーイチさんです。

akane380 at 00:21|PermalinkComments(2)TrackBack(0)│ │雑記 

2014年05月13日

。・゚・(ノ∀`)・゚・。 〜おかわり4機目ウマウマ〜

前回のオープニングフェスにてエンジンを組み上げ始動後、走行距離約200mという超短命に終わった今回のエンジンですが、短命に終わった原因こそ自分がコンロッドメタルを組み間違えてしまうという下手打ちが原因でしたが、新たにベースとして使ったクランクケースの状態がどうにも悪く、
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以前にも書きましたがクランクジャーナル径の歪みが大きく、このあたりも関係しているのか?・・・

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ケースの裏側が雑にリューターで削られていて「なんだこれ?」なんて思っていたら、

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実はメーカーで組み上げる際にケース内側にクランクが当たるが為の逃げ加工を現場合わせで雑に行ったようで、クランクのカウンターウェブとケースは1mmのクリアランスも確保されぬ超絶クリアランスで組み込まれ、仮にスラスト方向にガタでも出たなら一発アウトな漢カワサキクオリティw
というか、当たる時点で既に鋳物の製造規格不良品じゃ・・・?って気もするのですがそこは小さい事は気にしない&メカノイズが ” ウチらしさ ” な漢カワサキクオリティw

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で他にも、オイルポンプカバーの組み込み時に斜めに差し込んで齧ってしまっているのに無理やり打撃して打ち込んだようで打撃痕も多数だったり。。。
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お陰でオイルポンプカバーを引き抜くのにもだいぶ苦労させられ、逆に組む時もケース側が変形していてカバー側の外周を削って現物合わせで組まされるという結末に正直、タイムを狙おうとするエンジンを組んでいる気分が全くしなかったっす。。。

ということで、このエンジンは程度の良いクランクケースが手に入るまでのつなぎだったので新たな後期型エンジンを探していたのですが・・・、SBR_6882
この度、極上を謳った低走行な後期型エンジンを近所の解体屋さんから8千円でゲット♪

売り文句によくある ” 極上 ” なんて実際にバラしてみないと本当かどうか分からないものですが、SBR_6886
このエンジンは実際に走行距離も短いようでケースのジャーナル径も問題無く、クランクのピン径も珍しく基準値内で全般的に程度が良かったもので、この機会にクランクシャフトも新たに今までのDLC&WPC仕様から変更して、以前から気になっていた別の表面処理を施しテストすることにしました^^
ということで、仕切り直しで新たなエンジンケースとクランクを投入して心機一転6月に備えます♪


で話変わって、先日ちょっと面白いことがあったのですが、出先でお店から出た時に後ろから ” スイマセン ” と声を掛けられ、なんだ?っと振り向くと2人組の黒人さんの一人が片言の日本語で「バイクナオセマスカ?」と話しかけてきて如何にも困っている様子だったのでどうしたんですか?と話を聞くと、乗っていたバイクの何かが調子悪くて動かないから見て欲しいと・・・、自分のジャンバーに「Motor Cycle Drag Racing team 」って書いてあるのを見てコイツなら少しは判るかな?って話しかけてきたのかな?とか考えながら停めてあったビックスクーターを見てみると、どうやらバッテリーの端子が外れてしまってエンジンが掛からないようで、これを付ければOKだな。とか思ったらバッテリー端子裏の四角いナットが何処かに落ちてしまって既に無いっす・・・。ということでちょうど自分の12Rのバッテリーが外してあるので「必ず戻るからちょっとここで待ってて!」と伝えてガレージに端子ナットと工具を取りに帰えって再度現場に戻ってカチャカチャ修理をしていたのですが、その時に「アナタバイクシュウリヤサンデスカ?」と聞かれたのでジャンバーの背中を指さして「レーシングチーム」 と伝えると「オォ、ワタシノ シリアイニモレースシテルヒトイマス」なんて話になって、自分の国でレーサーの知り合いが居るってことかなぁ?って、アフリカから来ましたって行ってたけどどうなんだろ?って思っていたら「 Hサンシッテマスカ? K.Hサン」と言われ、あれ?K.Hさんってコーイチさんの知り合いで以前にJDでも走ってた国際A級ライダーの人じゃないか? というか、昨日フェイスブックで「知り合いの人がK.Hさんと友達になりました」ってなってたな・・・と、ゴソゴソ携帯を取り出してフェイスブックを開いて「K.Hさんってこの人?」って聞いたら向こうも写メを見せてきて「ソウソウ、コレK.Hサンネ!」って、じゃあ明日レース(テイスト)に行くんじゃない?って何気なくH.Kさんのフェイスブックを開いたら「高速でバイクのバッテリーの端子が外れて立ち往生」なんて日記がついてて「おぉ!H.Kさんも先日バッテリーのネジが外れたらしいよw 二人してすごい奇遇だねw」ってちょっと偶然が重なり過ぎたオチに笑えましたw

その後「オカネハラウ⇒要らない」、「ダメ 、オカネハラウ⇒要らないって!」を繰り返してポケットにお札をねじ込もうとしてきたから「要らないっつーのww」とか言いながら逃げまわってたら、回りの人達が何?あの子襲われてるの?な場の空気になってしまい、通報されても面倒なのでジュースだけ買ってもらって仲良く乾杯して解散しましたが、やはり外人さんは陽気で楽しいっすねw

akane380 at 03:22|PermalinkComments(2)TrackBack(0)│ │DRAG RACE 製作記 

2014年05月08日

いろいろ反省しておりますw

先週の仙台オープニングフェスから一週間以上が経ちましたが「ねぇ、何であんなところ(メタル)が逝くわけ?」って凄く聞かれたのですが、ほんとですよねぇ・・・、オイルクリアランスもあれだけしっかり取っておいたのにねぇ・・・ナゼ#3の子メタルが流れたんでしょうかねぇ。。。って、一番納得いかないのは自分なワケでしてw 、
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気になって仙台から戻って台車からマシンを降ろすなりエンジンを降ろして、各部を点検しながら徐々にバラにして原因を追求したところ#3の子メタルの焼付きを発見した訳ですが、何すてここが!? と原因を探ってみたらオイルクリアランスを測った時に記入したノートの#3だけ記載指示が二転三転していて、書いた自分も意味をすっかり忘れて#3の子メタルを取り違えて組んでしまっていたというヒューマンエラーが原因でした・・・。
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とりあえず今回は車体もNOSもエンジンも全て仕上げられず現場で応急的に仕上げる有り様で、お得意の見切り発車失敗説に終わったので、次の6月の仙台で仕切り直しが出来るように出直しますm(_ _)m

akane380 at 02:34|PermalinkComments(4)TrackBack(0)│ │DRAG RACE 製作記 

2014年05月02日

2014仙台ハイランドオープニングフェス

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先日仙台ハイランドで行われたオープニングフェスは個人的な結果こそアレでしたが・・w 、イベント自体の内容も次々に多種多様なマシンが全開アタックを繰り返して見応えもあり、会場では懐かしい人とも再会できたりで一日中のんびりとギャラリーしながら思いっきり楽しめたイベントでした^^

以下、当日のアルバム。
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PRO GT-R CLASS 1/4mile 8,470sec @ 275km

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PRO DRAG CLASS 1/4mile 7,529sec @ 303km

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TOP FUEL HARLEY 1/4mile 7,310sec @ 306km

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オフィシャルの皆様、エントラントの皆様、ギャラリーの皆々様、当日はお疲れ様でしたm(_ _)m


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