2014年06月

2014年06月30日

粛々と・・・。

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慣れとは恐ろしいもので、車検だというのに素でミラーを付け忘れて急遽現地調達したが為にカタツムリみたいな形になってますがw 、とりあえず紆余曲折を経て予定の2ヶ月遅れでやっと車検所得しました。。。
これでやっと走れますのでノーマルマフラーついでにちょっとだけ慣らしも行って、段階的に各部の見直しや修正、調整作業を進めて行きたいと思います^^


akane380 at 21:59|PermalinkComments(4)TrackBack(0)DRAG RACE 製作記 

2014年06月24日

人生、今は第何幕目だ?

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いやぁ・・・参った参った。。。ホント・・・前回のレースは参った・・・。
アハハハ・・・って全然笑えないんですけど笑い話にでもしないと正直やってられないので・・・なんて、あ〜ぁホントため息しか出ねぇっす。。。 で、そんな流れの中ここいらが辞め時かなと。去年から続いてるこの変な流れの原因も自分の中である程度察していたりで、今が潮時かと・・・





そんなわけで・・・、









” 13年務めたスタンド辞めますw ”
あ、ドラッグレースは人生の一部ですから一生モンですw



当時先輩が所長を努めていて人手が足りないとのことで少しだけのつもりで手伝うつもりが、スタッフやお客さんなんかとの出会いや繋がりを大切にしちゃったりで辞め時を失って気付けば所長を4人見送りバイトは200人近くを見送りでお世話になっております勤続十三年w
で、二十代前半から始まった今の日中は普通に会社員として働いて、そこから夜の部のスタンドに移動して深夜0時過ぎまで働いて、さらにそこからガレージで作業して・・・という生活がかれこれ13年以上も続いている訳で、そろそろ二十代の頃の無茶な暮らしから三十代らしい安定した暮らしへとシフトしなきゃイケないんじゃなかろうか・・・と、この頃常々考える・・・ような大人になりたかった・・・w
ただ時間が足りていないのは事実なので、今までスタンドに費やしていた時間をこれからはガレージで有効に使って、新しいことにもどんどんチャレンジして行きたいなと。
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念願叶って今年やっと手に入れたガンコートも現状では当初やりたかった事の半分も活かしきれていないのが現状で、本来なら今までのウレタン塗装じゃ強度的に諦めていたこのような作業を可能にしてくれたり、ガンコートを施すことでパーツの基本性能を上げられたりともっと活かしきらなければ勿体ない存在で、その他にも溜め込んだ多くのアイデアを1つずつ試してそれらの技術を出来るだけ多くの人にフィードバックしたいなと。その為にはやはり今の生活では時間が足りな過ぎると以前から考えていました。
ちなみによく「バイク屋さんですか?」と聞かれますが、以前にも書きましたが、以前は店舗を構えてバイク屋を生業にしてやっていた時もありますが、自分には「好きなことを仕事にする」というのはある意味地獄でして、好きな事でも客商売で在る以上、お金を稼ぐのが大前提なわけで足元見られたり妥協したりと、それでいて不安定な生活で好きなことを仕事にするって成功しない限りつまらんなとw むしろネガティブな事も多くて嫌いになりそうだったので、それなら他で安定的に稼いで本当に好きな事は誰に文句も言わせず自分がスポンサーとなってレーシングチームとしてやりたいようにやって行こう!と、この世界は技術が必要なわけでプロだの素人だのなんて肩書は今のレベルでは必要無いしどうでも良い、最終的に身の丈にあった良い物を作れればそれで良いという今のスタイルに落ち着いて気楽にのびのびやってます^^

そんなこんなで一つの歴史の幕が下りてまた新たな歴史の幕が上がる。
人生山あり谷あり、いや、山なし谷ばかりか?
そんなことより現実問題、日が上がって外が明るいので先ずは寝ようww


akane380 at 04:26|PermalinkComments(4)TrackBack(0)雑記 | ガンコート&結晶塗装

2014年06月18日

天国モード or 地獄モードなJD-STER Rd.2

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今回もドタバタで精神的にだいぶ病みましたがw  何とかマシンを形にして行って参りましたなJD-STER Rd.2 in 仙台ハイランド DRAG RACE WAY。

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今回は西日本ツーリングの際にお世話になった九州のyayabusaさんがSECRET BASE Racing としてエントリーしてくださり・・・

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同じく九州の健太郎さんは PRO HEAD MOTOR FACTORYの林田さんのDRAGマシンを駆り九州より遠征されご一緒させて頂きました^^

で、まずはメシウマな地獄モード全開な自分の方からのご紹介ですが・・・。
今回は出発の4日前にはエンジンを組み上げたものの、ちょうど梅雨入りと重なって天候も悪く、どうせ組んでも乗れないなら・・・とエンジンは一発で掛かることを前提に、レース中などにその場凌ぎで行った短絡と直結のオンパレードな配線のスリム化を行うべく間引き作業を行ったりタコ足状態なハーネスを見直したりして全体の作業が終了しエンジンを掛けられる状態になったのが出発前夜の木曜日の夜。
で、いざクランキングをしてエンジンに火が入ると明らかに排気音がおかしい。。。
どうもエンジンが片排になっているようなドドドドド・・・という調子でアイドリングもせず、その状態でレーシングをするとマフラーからは黒煙を噴いて明らかに燃料が濃い・・・。
そうこうしている内にエンジンも止まってしまい、再度セルを回してクランキングするもエンジンは掛からずプラグを外してみるとすすで真っ黒になって燃料が濃いのか?と。
とりあえずその日は夜も遅く、近所迷惑にもなるので明日燃調をイジってみて様子見かな?とか考えて作業を終えたのですが、翌日の出発当日に燃料マップでマイナス補正を実際に掛けて燃料を絞ってみるのですが、いくら薄くしても空燃比計は反応せず燃料が濃いままの表示で、しばらくするとまたエンジンが掛からなくなってプラグが真っ黒な状態に舞い戻り。。。
なんだろうなぁ・・・マフラーを触ってみると4発ともちゃんと燃焼はしてるみたいだし、プラグがすすで真っ黒ってことは圧縮がおかしいのか?バルタイでもミスったのかなぁ・・・、と急遽ヘッドカバーを外してバルタイを測定してみるも間違って無い。。。
もしかしたらクランクを後期型のに変えた時に点火ローターも一緒にそのクランクに付いていたモノを使ったから前期と後期で点火ローターの形状が違い、点火するタイミングが合ってないのかもしれん!と純正部品で調べると2000年式と2003年式では部品番号も値段も全く違う・・・。ということはついに原因究明か♪ と前回使用していたクランクからローターを外して今回組んでいたローターも外して実際に手に取り見比べてみると、何ら変わらぬ同一商品で「これで部番が違い値段が2倍以上も違うのは詐欺やないかーい!」と意気消沈w
その後も症状は治らず、インジェクターから燃料は出ているし、プラグもしっかり火を飛ばしているしで原因追求の為にヘッドを開けてはバルタイを少し変えて変化を試みたり・・・。
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で、出発時刻を過ぎた頃にお互いに近い距離に位置するスロットルポジションセンサーのカプラーと吸気圧センサーのカプラー形状が同じ事に気付き、まさか・・・と配線図で調べてみるとしっかりと逆に組んでいたことが発覚。。。
なんでこんな特殊な異型カプラーをよりによって隣り合う二箇所で使うんだよ紛らわしい・・・。とか思いながらカプラーを組み替えて、変化を見るために少しイジってしまったバルタイも再度元に戻してこれでやっと直っただろう。と安堵する気持ちとともにセルを回してエンジンを始動するもプラグは燃料ビタカブりで相変わらず掛からない。。。
配線の組間違えも無いし、断線もしてない・・・。
インジェクターから燃料も噴いてるし点火も火はしっかり飛んでる・・・。
その割にはエンジンは掛からないしアフターファイヤーやバックファイヤーなどの異常燃焼の症状も無い。
もしかしたらサブコンがパンクしたのか?とパワコマ関係を外して純正ECUで制御するも症状は変わらず、純正ECUを予備のECUに交換しても症状に変化無し。。。
ダメだ。。。もう連日の完徹で頭も回らないし思考が働かない。。。

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ということで複雑な思考は避け万が一があるかも知れないしな・・・と、またヘッドを開けてカムを取り出し、作業し易いカットエンジンにカムを組んで再度バルタイを検証しながら、各ジャーナルのプロフィールもチェック。がやはり仕様書通りで異常無し^^:
もう今回はギブアップかもしれない・・・とか頭の片隅で思い始めながらも、もしかしたらとカムを組み込んでいろいろ数パーセントでも怪しい部分を虱潰しに試すも相変わらず変化無しで、気付けば出発時間を大幅に過ぎた土曜の朝8時を回った段階でタイムリミットも体力も限界なので最終的な判断を出すためにも純正のカムを組んでエンジンを始動してみて、これで答えが出るだろう。と純正カムに交換してエンジンを始動するも然程症状は変わらず変化なし。。。
でも逆にこれでエンジンに異常が無いことは確定したな・・・。ということで、カブりに弱いレーシングプラグから二極タイプの純正プラグに交換すると相変わらず片排気味ながらもエンジンは何とか始動したので、とりあえず思考が働かないのと健太郎さん達と宿が一緒なので夕方までには仙台に到着したかったので、「問題は点火系」と標準を定めて究明作業の続きは現地で行うことにして、まだ組んでいなかった外装などを組んで準備完了と共に出発し、夕方に仙台入りして健太郎さん達と合流してその日はそれ以上の作業は行なわないことに。

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そして迎えた当日ですが、前日に辛うじて掛かったエンジンは既に掛からなくなっており、外したプラグはビシャビシャに濡れて相変わらずの状態に^^:
で、早速プラグを外したり何だりしているとドラミが始まり、ドラミが終わって直ぐに作業に取り掛かり、少しすると走行準備のアナウンスが流れたのでオフィシャルさんに一本目をキャンセルする旨を伝えて仲間とあれやこれやと原因追求を進め、周りが予選を一本走り終える頃に自分等もやっと不調の原因を発見。

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今回も完全に自分のミスですが、ダイレクトイグニッションに向かうハーネスを長さを揃えようと一箇所でバチンと切ってしまったことで、この絶縁した繋ぎ目部分でノイズが発生していたらしく、そのせいで点火不良を起こしていた事が発覚。。。
ハーネス作業の際には段々に長さを変えてカットするという基本を怠ったが為に招いたトラブルですが、絶縁チューブを巻けば平気かと思っていましたが、今回はちょっと甘かったようでまた一ついい勉強というか、苦い教訓になりました・・・。
とりあえずここを対処したらエンジンは何事も無かったかのように一発始動^^:
ヨッシャ!とか心の中でガッツポーズをしながらもこの時点で組まれているカムはお試しの純正カムで、試しに組んだが為にシムも最薄の2.00mm のベースシム仕様で、バルブクリアランスも広くこのまま走る訳にはイカない仕様ということで・・・

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現地でのカム交換を視野に入れていたのでカムとシム一式を交換するべく急いで作業開始。
この時既に予選は2本目に突入し、2本目もキャンセルしていたので予選3本目に間に合わせるべく作業を進め、ヘッドを開けてカムを取り出して一つずつシムを入れ替えてカムを組んでバルタイを合わせてカムキャップを組んでトルクレンチで締め終わってよっしゃっヘッドカバーを付けようか!・・・というところで予選3本目の呼び出しと共に終了の音が。。。
いつもならもっと全体の予選時間が長かったのですが、今回は台数もそこそこでコース上でのトラブルもなく最終的にレース終了後に2本もおまけ走行が可能になるほど早いサイクルでレースが進行出来たようで、お陰様で全く作業は追いつけずw

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とりあえず本戦以外にもテスト&チューンクラスという以前でいうところのストリートETクラスにも参加していたので、午前中は走ってないけど午後一のテスト&チューンクラスは走っても良いですか?とオフィシャルさんに聞くと、そちらではなくビギナー向けなドラッグチャレンジクラスで2本走って良いよという指示でイェス!レッツドラッグチャレンジ♪ と初心に戻ってコースインしてみたものの、いざバーンナウトをしてみるとそれまでに濃いガスで湿ったマフラー内の油分が排気で熱せられてタイヤスモーク以外の白煙が上がっていたので腹下を確認すると集合部から溶けた油分がポタっと垂れていたので走行中止。
もう何がしたいんだか分からないレベル。。。超ヘタレです・・・。

そんな地獄モード全開な自分とは裏腹に、
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毎回福岡のひよ子をくれる健太郎さんはイケイケで9”340secを叩きだして自己ベスト更新w

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yayabusaさんに至っては快進撃を続けCrazy8/Bクラスの決勝で9”450sec での自己ベスト更新でおまけに優勝!初仙台にして初JDで初優勝って流れは素晴らし過ぎますw
あぁ、早く自分も地獄モードから天国モードに抜け出したいっす・・・って全部自分で撒いた種なんで自業自得スけど^^:

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とりあえず最後は仙台の思い出にいつか見た憧れのJDDA風にマシンを止めて記念撮影で〆

ということで、今回は九州からのご両人のお陰で楽しい旅になりました^^
また9月か10月にボスも含めお待ちしております!
お返しのお土産は当然、また関東のひよ子ですw
って健太郎さん、そろそろお土産にお互いに関東と福岡のひよ子を持参するの止めましょうww

akane380 at 02:57|PermalinkComments(12)TrackBack(0)JD-STER DRAG 参戦記 

2014年06月12日

ダイジェストっす。

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前回、フロントディスクのフローティングピンを取り替えてガタつきを抑えたら今度はディスクのセンターがズレた事でブレーキディスクにパッドが擦って思いっきり抵抗になってしまっていたので、ちょうどカウルに干渉してしまうマスターシリンダーの別体タンクを小さいモノに交換したかったので、マスタータンクを小さいモノに交換しがてらフロントブレーキも全てバラして上から下まで気分良くオーバーホールを施してみました^^

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それにしても前回のオープニングフェスの時も一週間くらい前にクランクケースをガンコートで塗り直していたような気が・・・。w

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で、とりあえず今回も前回と同じフラットブラックでコーティングしてみたのですが、普段から塗装作業をしているとはいえガンコートでは普段使うガンの種類のガンを使用し、吹く際に使うコツや技術も普段のウレタン塗装とは違う技術が必要となるので最初こそ悪い癖でウレタン感覚で塗ってしまったりとミスを連発しましたが、ある程度ミスを連発したお陰で ” やってはイケないコツ ” も掴んでここ最近やっと塗膜の肌質も安定して実用レベルで塗れるようになってきたと思います^^

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そんなガンコートですが、元々は米軍のネイビーシールズなどの特殊部隊が携行する銃火器を過酷な任務や訓練などの悪環境から保護するという軍事目的で開発された機能性塗料なので、本来の目的の高い表面硬度や高い放熱性、耐薬品性という3つの役目さえ果たせれば見た目は二の次、三の次で構わないっ!と言いたいところですがw 、やはりある程度は見た目も大事っす!ということで、前回塗ったゴールドの色味が安っぽくて何か気に入らなかったので塗り方を変えて再度挑戦してみたところ、使った塗料や塗る回数は両者同じながらも、塗り方に一工夫入れることで非常に強いメタリック感が出て高級感もUP?と 同じ塗料を使ったとは思えない仕上がり具合にガンコート意外にワザが使えて奥深しです^^

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そんな感じでガンコート処理を終えたクランクケースですが、

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前回のエンジンでの時には作業内容を紹介しきれなかったのですが、今回のエンジンも例によって中途半端に片側ずつしか備えられていないピストンクーラーを各気筒毎に増設するため、

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このイモネジのようなオイルジェットをクランクケースに埋め込んでいきます。

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で、作業的にはドリルで穴を開けてタップでネジを切って埋め込めば完成ですが、穴径が細いのでドリルの刃が折れないように注意するのと噴射方向をしっかり合わせなくては意味が無いので単純な割に緊張する作業だったりします。

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そして無事完成でクランクケースの準備完了♪

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話は前後しますが、クランクも5月中にはバランス取りなどの加工を終えていまして、

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今回は今までのようなWPC加工やDLC処理は行なわず、コーイチさんが普段お世話になっているARMさんにて別の新しい表面処理を試験的に施していただく予定でしたが、こちらの望む効果とは違う別の効果を狙った処理方法であることが分かったので今回は初心に戻ってラッピング処理で仕上げてもらいました^^

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そして先日やっとバックオーダー分も入荷して全て揃ったメタルですが、

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時間がないっ!時間がないっ!とか言いながら?というか、むしろ時間が無いので初期馴染み期待でちゃっかりWPC処理だけは済ませていたり・・・。

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で、部品が揃ったところで早速組み上げですが、以前まではまずクランクにコンロッドを組んでからそのコンロッドの付いたクランクをケースにセットしてミッションも組み込んでまずは腰下を完成させ、それからピストンをコンロッドに組み付けてそこにシリンダーをセットして・・・とやっていましたが、それだとクランクにコンロッドを組み付ける際に変な力が掛かってるんじゃないか?とか、ピストンをシリンダーにセットする際にピストンリングに変な力が掛かってないだろうな?など、いろいろ不安要素が発生するので、最近では画像のようにシリンダーに先にピストンとコンロッドをセットしておいて、そのままクランクに対して均等に一気組みで組み上げる方法が不意のダメージなどのリスクも少なく安定していてお気に入りになってます^^

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そして2シーズン使用し、その間に5、6回オーバーホールした際にメタル合わせだ何だでトータル数十回は開け閉めしたであろうARPボルトもついに1本だけ規定値を0.03mmオーバーしていたので、このタイミングで全部新品に交換し、今回外したお古は捨てずに次回のオーバーホール時にメタル合わせで使用するダミーボルトとして生まれ変わらせます^^

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そして前回塩原さんに譲って頂いたタイミングホイールを使ってバルタイを確認したら・・・

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やっと元の状態に戻すことが出来ました^^
ということで、今はやっとこの段階ですw
エンジンは先日組み終わったのですが、どうせ今日と明日は雨だしな・・・と、車体側のハーネスを綺麗に纏めようと手をだしたらドツボに嵌りましてまだエンジン始動確認が出来ておりませんが、残りあと2日で何とか仕上げたいと思います^^:



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2014年06月05日

充実したひと時でした^^

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今年の外装は気持ち新たに2年前の復刻仕様で、今回はいつものラップ塗装やフレークギラギラな派手目路線は封印して、正統派を目指してここ最近のカワサキ車に取り入れられているライムグリーンメタリックと差し色のフローティングピンに合わせたミッドナイトパープルでシンプル?な仕様で仕立ててみたのですがぁ・・、なんと、5月中に12Rを復活させる予定だったってのにまさかのメタルの一部納期未定からの作業ストップで気付けばエンジンの無い状態で既に6月入りw







まさかな次のレースまで残り2週間を切った今、やる気スイッチショートで士気激下がり中につき・・・












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ただいまヤサグレて目標と方向性を大きく見失いつつありますw

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ということで先日、そんな下がった士気をあげるべく一路埼玉へ・・・

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そして向かった先はドラッグ界の重鎮、エスコートの塩原さんの元へ ^^

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今回お邪魔した目的は、去年から欲を出し過ぎてNOSを使用した際にピストンが溶けたりプラグが割れたりシリンダーヘッドにクラックが入ったりといろいろな熱害トラブルが出始め、その都度点火だなんだとイジって対策に追われていたのですが、今年からパワーよりも異常燃焼に対する保険的な意味合いも込めてそろそろレースガスが必要かなぁ・・・と耐ノック性に優れたレースガスの必要性に迫られたのですが、何ぶんリッター数千円もする高性能なレースガスですから、ただ単に給油してそのまま垂れ流しでってのはなぁ・・・という思いがあり、まずは理解するためにもレースガスに精通している人にいろいろお話を聞いてアドバイスを貰わねば・・・ということで、オープニングフェスの際に塩原さんにレースガスの販売などいろいろ相談をして、月末に改めて引取に伺うのでその際にレースガスの使い方や癖などをご教授ください。とお願いしていたので先週末にいろいろ質問を持ってレクチャーを受けて参りました。

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そして事務所に入って見上げると数多くのトロフィーが無数に飾られており、その中には塩原さんが日本からマシンを送って本場NHRAに参戦していた当時に勝ち取ったワールドチャンピオンのトロフィーが2個も無造作に置いてあったりで、他のトロフィーを見ても懐かしのレースで優勝などなど、昔からこうして実績を積んでいる凄い人なんだよなぁ・・・と改めて実感^^:

そんな塩原さんに対しては個人的な思い出がありまして、16年ほど前に4輪の世界で見習いをしていた頃にビックサイトでオートワークスだったか、カーボーイだったか何かの雑誌が企画したようなスワップミートに自分が見習いをしていたショップがブースを出店しまして、その時たまたま横にプースを構えていたのが塩原さんのエスコートさんで、当時ハチロクを4A-Gターボにして乗っていたので「エスコートさんで4A-G用のターボピストン売ってたよなぁ・・・でも今の給料じゃ買えないよなぁ・・・」とか考えながらチラっと出品物を見ると、エスコート製のピストンがズラ〜っと綺麗に陳列してあるガラスケースの上の隅に、製造時に弾かれた傷物のジャンクピストンを灰皿として並べて売っているのを発見して、” やばい、あれ欲しいなぁ・・・ ” なんて思っても、ネット環境が無かった当時は今のようにみんながフレンドリーな雰囲気ではなく、どちらかというとそれぞれのショップ一つ一つが暴走族の個々のチームのような内心ではライバル心メラメラな戦国的な雰囲気が強くて「ちょっとエスコートさんで買い物してきまーす♪」なんて言ったら「なに他のショップで買い物なんてしてんだ!!お前はうちの従業員だろ!!」なんてお叱りを受ける時代だった訳で、それ以前にもし社長の目を盗んで買いに行けたとしても当時から塩原さんの存在は自分からしたら雲上人で、新米のぺーぺーには本当に恐ろしくて「なんだ!?この小僧は!?」みたいな目で睨まれると目も合わせられないような存在(※すべて当時の個人の勝手な思い出ですw)で、そもそも仮に買いに行ったところで新米のペーペーの給料なんて工具代と改造費で給料日の3日後には金欠なんてのがザラでしたからそもそも買うお金すらないw
そんな感じで半場諦めていたのですが、無意識にも気になってチラチラ見ていたのがバレたのか?w 塩原さんから ” 欲しいなら売ってやるぞ ” と声を掛けられ、「欲しいんですけどお金も無いんで^^:」というと ” 今幾ら持ってんだ? ” と。
で、その日は弁当代くらいしか持ちあわせていなかったのですが、 ” それで良いから好きなの持ってけよ ” といってピカピカの鍛造ピストンを譲って頂いて社長にバレないようにこっそり持って帰った・・・。なんて思い出があって、その時の御礼を前回16年経ってやっと伝えることができたのですが、
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今回塩原さんの元にお伺いして事務所で話をしている時に壁に掛けられた商品の中に画像の全円分度器がぶら下がっていて、パッケージが見るからに年季が入っていてずっとここにぶら下がってたんだろうなぁ・・・と、きっとここで塩原さん達のNHRA参戦当時の一喜一憂な歴史もずっと見てきたのかもなぁ・・・なんて考えて、塩原さんに「これは売り物ですか?」と聞くと ” 欲しけりゃ譲るよ ” と言ってくれたので、16年経って少しは成長して戻ってきました記念に売ってください!とお願いして、幾らだったっけなぁ〜なんてパッケージの裏の値札を見ると$17 と書かれていたのですが、ネットで現在価格を調べるとナント倍の$35・・・。
当時の値段から倍になってるなんてもしかしたらそれこそ16年前のあの当時からすでにここに有ったりして・・・だとしたら16年の時の流れがこの分度器で埋まるな・・なんて思ってたら ” 当時価格の$17 のままでいいよ ” と、またしてもまけてもらっちゃいました^^:

そんなこんなで塩原さんの所にお伺いしたのが15時頃だったのですが、レースガスに始まって果ては物事に対する姿勢など多くのことを教えて頂いていろいろな話を聞いているうちに、気付いた時には既に時計の針が日付変更線を跨ぐ寸前と、話の内容が貴重過ぎて時間が経つのがあっという間でした^^
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そして「特別に見せてやるよ」といって奥の加工場とさらに奥の秘密の部分や歴代のオリジナル部品の試行錯誤の数々、性能を追求して挑戦した痕跡なども沢山見せてくれて、加工や機材などに対するこちらの質問にも事細かに説明して頂き、前を見て挑戦することの意義など非常に参考になり勉強になりました。 中でも自分も真似させてもらっている塩原さんの歴史が詰まったポート研磨台の実物+伝説?の空き缶も生で実物が見れてかなり感動しました(T T)

ヤサグレずに残り10日、士気高らかにやったります!




akane380 at 04:14|PermalinkComments(4)TrackBack(0)DRAG RACE 製作記