2014年10月

2014年10月31日

ガンコート 紫シリーズ完成♪

ガンコートでの悩み。それは・・・、SBR_1132
ガンコートは機能性を最優先に考えて作られた塗料なので、普段使用するカスタム塗料のように「表現できない色は無いッス!」なんて位にカラーバリエーションが豊富とはお世辞にも言えず、もっと発色の良い色が出ないかなぁ・・・なんて思っているのですが、それでもわざわざ拘ってガンコートを選んでくれたオーナーさんの希望に出来るだけお答え出来るように、こちらも日々努力してお答えしたい♪ とここ最近はガンコートのオリジナルカラーの調色にハマっておりまして、今回は普段の塗装でも結構需要のあるムラサキ系がガンコートのカラー設定に無かったので、オリジナルで明〜暗までソリッドとメタリックの6パターンと、フラットブラック(つや消し)もいろいろな色に合わせやすいように色味を変えて4パターンを作って新たにラインナップに加えてみました^^
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この環境を手に入れるまでに長年妄想しまくって頭の中に書き溜めたアイデアを活用して夢を形に自分の中でのガンコートの可能性、ジャンジャン拡大中ですw



akane380 at 03:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0)ガンコート&結晶塗装 

2014年10月25日

ガンコートの強度

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ということでレースシーズンも終わってからというもの、ここ最近はガンコート関係に集中しておりまして、この先も少しだけガンコートネタが続くかもしれませんが、今さらながらガンコートとは何ぞや?ということで単純に言うと、米国製の軍用及び航空宇宙産業向けに研究開発され、現在でも過酷な任務を遂行するネイビーシールズなどの特殊部隊が使用するアサルトライフルなどにも指定採用されている優れた放熱性、耐摩耗性、耐食性、耐溶剤性および耐衝撃性能を兼ね備え、尚且つコーティングした対象物の表面硬度を9H(通常の車の塗装が H〜2H)という圧倒的な表面硬度までに上げる事ができるという元々は軍用レベルで使われていた機能性特殊塗料を使用した金属コーティングの一種です。
って書くと凄ぇ強そう!って思われそうですが、ガンコートであれば全てがその条件に該当する訳ではなく、実際に必要以上に過酷な条件をクリアー出来るのはフラットブラックなどそれぞれの指定塗料として研究開発されたモノだけで、装飾用目的に開発された派手な色の中には着色などの関係で若干機能条件を満たせない物もあるとのことで、まぁ実際にどれ程のモノよ?ってことで前回塗装したこちらのFCRキャブを使って強度テストをしてみたのですが、

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まず表面硬度が9Hというのがどんなものか?って話ですが、最近のスマホ用の強化ガラス製液晶保護フィルムでカッターの刃でも傷は入りませんなどと謳っている商品の多くが表面硬度9Hと表記されていますが、実際にフラットブラックは下の母材ごとエグらないと傷が入りませんでしたが、この白はどうなんだろ?って手元に有った六角の角で容赦なく思いっきりガリガリやってみたところ、結果としては普段のウレタン塗料なら今頃塗膜が剥がれてガリガリに傷が入っているレベルですが、強く擦っても食い込まずに滑ってしまう感覚で表面に薄っすらと擦れた痕が残る程度で本当に耐摩耗性が有るんだなと一安心w

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ならば鋭利なカッターの刃の先端でガリガリやったらどうか?ってことで、普通の力でカリカリやったのが上側で、言うほど傷つかなかったので下のキャブボディーごとエグる勢いで思いっきり引っ掻いたらそれは流石に無理でした^^: が 、これほどの力が加わるときは既に事故って吹っ飛んでいる時などでしょうからw 十分に実用レベルの耐スクラッチ性能は持ち合わせているようです^^

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そしてお次は耐衝撃性試験ってことで手元にあったモンキーで適当に引っ叩いたら平面なら問題ないものの、流石に角は弱いようで剥がれてしまいました・・・って常識的に少しは手加減しろって話ですが故意的に傷つけようとすれば傷は付きますよw というお手本として^^:
このようなテストもしておかないと、もしかしたら「ガンコートって傷が付かないらしいぜ・・・ガリ・・・ギャー!嘘つきー!」って自分のように真に受けて要らん事を何でも試して失敗する切ない人が出てしまうかもしれませんので・・・w

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そして最後にカッターの刃で塗膜を削いでみたのですが、結果的に削がれてしまってはいるものの、ここの塗膜はエアブラシで吹いただけの非常に薄い塗膜なので、削いだ回数的にこの程度で済んだことに正直驚きました。普段のウレタン塗装なら保護クリアーも吹いていない状態なので数回擦ったら確実に地が出きってしまっている状況です。

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ということで一通りテストも終了して下地処理の為にサンドブラストを当てて塗膜を落とそうとしたら、通常数分で終わるこの状態にするのに約30分、全体を落とすのに約2時間・・・w この時に一番ガンコートの強さを実感したという・・・w
このように絶対に剥がれない、傷付かない訳ではありませんが、自信を持って高強度といえる塗膜だと身を持って体感しました。。。ってかお陰で剥離作業が面倒くさいっすw

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で、それなら剥離剤でも使って塗装を落とせば?って話なので耐薬品性もついでにテスト。

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まずはキャブを塗装するにあたって一番気になるガソリンからテストですが、

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一週間放置でも全く変化無しでガソリンでは一生変わらないような気も・・・。
ただ、これ以前に単独でテストした結晶塗装はフニャフニャになって剥がれてしまいましたが・・・^^:

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そして普段自分が板金作業の際に使用しているスケルトンという強力な剥離剤を使用してのテストですが、またしても結晶塗装は瞬殺で剥離開始w

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5分後には結晶塗装だけ完全にアウトですが、ガンコートの塗膜達は一向に反応の気配無し。

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そして丸一日置いた頃にオリジナルで調色したピンクが反応し始めて徐々に剥離し始め、赤も割り箸で擦ってみたところ塗膜の表面が薄っすらと侵されて溶けていました。

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ということで結果ですが、赤系は耐溶剤性の面で少し劣ることが判明しました。と言っても耐ガソリンであれば余裕で問題無しですがw
それとガンコートは条件を合わせないと本来の性能が発揮されないのですが、適当に余った塗料をベタ塗りして塗膜を厚くして焼いたブラックもブツブツになった部分が溶けて無くなってしまっていました。
他の色は予めこちらで傷を入れた物も含めて表面の艶なども含め変化なし。

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ちなみによくガンコートと混同されて耐薬品性があると間違われてしまう手前右の結晶塗装は見るも無残に綺麗さっぱりです。。。


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ということでひどい扱いを受けたホワイトFCRはノスタルジックにこんな感じで生まれ変わりました^^
博物館とかに展示されているような古い雰囲気のマシンに装着するならこーゆう感じも有りかなと・・・。
そしてこのチョコレート色もオリジナルで調色して作ってみたのですが強度はバッチリですw
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とかいいつつ・・・
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実はカワサキの古いZ系の火の玉カラーに使われているブラウンメタリックは出来ないか?との問い合わせを頂いてガンコートで調色してみたところ、メタリックの種類が少ないというか、実質一種類しか無いうえにパールなども存在しないので無理かな?とか思いつつ、調色を重ねてこの程度まで正面〜透かした際などの色味を近づけることが出来たので早速試しに先ほどのFCRに塗装を施してみたところ、焼いたらメタリックが全部沈んでしまい結果的に予期せぬチョコレート色になっただけというw
でも塗り方のコツは掴めたので次回からはブラウンメタリックでイケるかと^^

ついでに調色を重ねて探していたムラサキメタリックもやっと完成したので
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こちらのお疲れなFCRのリメイク作業もいざ本番です^^

akane380 at 17:39|PermalinkComments(4)TrackBack(0)ガンコート&結晶塗装 

2014年10月21日

FCRキャブ ペイントイメージ

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前回FCRキャブの塗装作業ネタをアップしてから頂くお問い合わせの中で一番多いのが「あの黒にゴールドの仕様にしていただいた場合」というフレーズなのですが、今回のサービスは個々のマシンに合わせたいろいろなカラーバリエーションが選べますよ〜。ということを知って頂くべく、敢えて誰も絶対にやらないようなこんな仕様のモノも製作可能ですw な、お遊び感覚で作った作品をご紹介致します。





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ということで一発目は昔に箱根のターンパイクで見た古いカフェスタイルのドゥカティがもの凄く格好良くて、未だに ” あれはカッコ良かったよなぁ・・・ ” なんて思い出したりするのですが、もしあの綺麗なロッソ系カラーのドゥカティに合わせるとしたらこんな感じだろうなぁ・・・。とロッソ系の赤を基調にKEIHINのロゴをイタリアの国旗仕様にして・・・と、以前から勝手な妄想で考えていた仕様ですがこんなのもアリではないかとw
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そしてこちらは現行〜旧車まで幅広く合わせやすいカラーを意識して、派手過ぎず渋過ぎない純正っぽさをイメージして塗ってみました。
カラーはマットグレーでこの為に調色したオリジナル色になります。
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そしてここから段々路線がズレてきますがw 、レースのレギュレーションでキャブレターを換えてはいけない場合などにキャブを迷彩柄にしてしまえば目立ち難いからバレないのでは無かろうか・・・?とバカを地で行ってみますた仕様でして、カラーはこちらもオリジナルで調色したマットダークグリーンで悪ノリ100%で製作したものの、ハーレーなどオサレ系に良さそう。とちゃっかり一番人気だったりしますw
そして悪ノリついでに描いた日章旗もちゃんとGUNコートで塗っているので抜かりはありませんw
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そしてこちらはキャブで思いっきり遊んでみよう♪ ということをコンセプトに100年先まで多分誰もやらないであろうチンドン屋カラーで塗ってみましたw
こちらも文字なども全てオリジナルで調色しましたGUNコートによるもので、ベースのグラデーションをかけたピンクもオリジナル調色カラーとなっております。
一文字づつ色を変えるため「塗る⇒焼く⇒マスキングする」をその都度繰り返し行うので地味に一番手間が掛かっており、出来れば二度とやりたくないカラーかとw
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そしてこちらは、敢えて強気な純白仕様で真ん中に日の丸イメージの赤!という実用性無視の完全な興味本位のアルビノ仕様ですが、今回のペイントでGUNコートの白は隠ぺい性が弱いので次回からちゃんと対策してから塗らなきゃダメだな・・・。と勉強になったりもして、とりあえず勉強の為にも塗っておいて良かったな・・・という、やはり何事も一度実際にやってみないと解らん!ということでw
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そしてKEIHINといえば・・・ということで、SUPER GT500シリーズなどに参戦しているKEIHIN REAL RACING のHSV-010のカラーリングをイメージして青×シルバーでペイントしてみました^^
今回は試しに塗れるボディーの数が限られていたのでより多くの色が使えるツートンカラーで塗ったモノが多いのですが、このような色の組み合わせでも実際に塗ってみると意外に決まったりでキャブペイントの可能性も十分広そうで安心しました^^
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そしてこちらはライムグリーンで塗ろうか?イエローで塗ろうか?と悩んで決められずにそのまま作業したらこうなりましたw な鮮やかな色合いで仕上げてみました^^
こちらのライムグリーンもオリジナルで調色した色になるのですが、GUNコートでカワサキライム風の色が作れたので近々自分のボロボロになった12Rのホイールも塗装し直し決定か・・・w
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そして最後のこちらはGUNコートの塗料設定にムラサキ色が無かったのでオリジナルで試しに作ってみたところ、これは渋くてアリだな・・・とラインナップに決定^^
本当は先ほどの迷彩仕様がザクっぽいからドム仕様も必要かな?とか思って作りかけたのですが、あまりガンダムに詳しくなかったのでイメージしきれずに諦めたという・・・w
こちらは文字のオレンジもオリジナルで調色したオリジナルカラーで、ボディーのムラサキ〜ラベンダーまで全てがオリジナル色となっています。
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ということで今回は参考出品的に前回の黒×ゴールドとは違うお遊び半分な8種類を作ってみましたが、

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GUNコートには設定されているだけでこれだけの数のカラーバリエーションがあり、

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さらに設定に無い色などは常にオリジナルで調合して出来るだけご希望に添えるように対応しておりますので、仮にペイントをご希望の際には ” KEIHINの文字はこの色で、ボディーはこの色が希望なんだけど ” 等自分だけのオリジナル仕様などお気軽にご相談して頂ければと思います^^

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また、オリジナルで調色した色のガソリンなどに対する耐薬品性の簡易的な試験などもその都度行っておりますので、その結果なども踏まえて作業させて頂きます。

そして一番お問い合わせが多い費用に対するお問い合わせですが、
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基本となる分解組み立て+塗装のこちらの仕様で62,000円となりますが、スピゴットやステー類を塗らないキャブボディーのみの場合は55,000円となり、分解組み立てをご自身で行って頂ける場合にはその分割引されて49,000円でこの仕様と同じモノが製作可能です。
(Oリングやガスケットなど消耗品代は除く)

その他詳細は以下となります。

〜作業内容〜
・分解洗浄
・サンドブラスト処理
・サンドブラスト処理後、超音波洗浄
・化成処理
・ペイント仕上げ
・組み上げ

〜基本仕様〜
・塗料はKG Industries, LLC 社製のGUN-KOTE を使用します。
・KEIHINロゴのペイントの塗り分けは外側の一気筒のみ
・トップキャップのCR文字は4気筒分塗り分け
・ボディーとロゴの各1色による2色使いは基本価格内のサービスとなり、それ以外はご希望に合わせたオプションとなります。
・トップキャップの塗装を結晶塗装に変更することも可能です。
・上記以外の仕様についてはその都度メール ( secretbase-racing@nifty.com ) にてお問い合わせください。

FCRキャブへのGUNコートペイントサービス基本価格表(税込み)

FCRスモールボディ−
・4連 49,000円
・2連 36,800円
・シングル 22,200円

FCRラージボディー
・4連 55,000円
・2連 39,800円
・シングル 24,200円

オプション(※ 特別セット価格)
・スピゴット @800円
・ステー @1000円
・連結パイプ @400円
・KEIHINロゴ特殊塗り分け仕様 @その都度
・複数色仕様 @その都度

分解組み立て作業無し割引(オーバーホール中など分解組み立て作業をご自身で行う場合)
・4連 −6,000円
・2連 −3,000円
・シングル −2,000円

※ 価格は予告なく変更する場合があります

※ 6連やV型マウント等、特殊仕様は要お問い合わせでお願い致します。
※ またこのサービスは塗装をメインとしており分解洗浄は行いますが、基本的にオーバーホール的な点検調整作業等(同調は除く)は含みませんので予めご了承ください。
※ 組み付け時の同調は機械同調にて組み上げます。
※ CRキャブやその他純正キャブにも対応致しますのでお気軽にお問い合わせください。




お問い合わせはお気軽に
secretbase-racing@nifty.com

まで 。


akane380 at 03:02|PermalinkComments(2)TrackBack(0)FCRキャブ 〜改造編〜 | ガンコート&結晶塗装

2014年10月14日

2014シーズン終了

先日に福島スカイパークで行われたJD-STER Rd.5と6に行ってきました。
が、前日にエンジンを組んで当日にぶっつけ本番で走ってみるとまだNOSを噴いていないにも関わらず調子が悪く、ゴールライン通過と同時にエンジンが停止。。。
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で、ピットまでマシンを押して戻ってエンジンが止まった原因を探ってみるとクランク角センサーの配線が劣化して剥き出しになっていた為にショートしていたようで、この部分を修正して仕切り直しで走った2本目・・・

NOSも全開で噴いてタイムを狙う方向で行った結果、悪ノリでNOSのジェットを前回の仕様からさらに70馬力上乗せにしたところ全く制御出来ずに一瞬で13000回転まで吹け切ってレブりまくりで走行後にまたしてもエンジンからは異音がw
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とりあえず原因を探ろうとエンジンをバラして故障箇所をチェックしてみると、

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またしてもバルブのコッターがズレてリテーナーとシムは傷だらけに。。。
ちなみに前回はEXH側の#8で今回はINT側の#1と場所が全く異なります。

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で、とりあえずガレージに戻ってマシンを下ろしたら早速ヘッドをバラして各部のチェックですが・・・

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前日に組んで2回しか走っていないヘッドガスケットにバルブが当たったような痕を発見・・・w

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ただ、実際にはバルブとガスケットの位置関係的に直接当たる事は考え難く、バルブのガタなども許容範囲内なのでバルブが首振りを起こした等も考え難い状況で、ヘッド側とガスケット側のバルブ面積の形状が若干違うので高回転、高負荷時にはそこに問題点が有るのかな?と。

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そこで去年から今年に掛けてテストで使用したヘッドガスケットを調べてみると、

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今までにはこのようなバルブが当たったような不可解な痕跡は見られないのですが、

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NOSのジェットを悪ノリ仕様にした前回と今回のガスケットには同じようにバルブが当たったような痕跡がw

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ちなみに前回コッターが外れかけたEXH#8部分のヘッドガスケットも改めて確認してみると同様の痕跡があったことが確認できましたので、それらも踏まえた上で幾つかの仮説も考えてみたので、シーズンオフの間に問題解決に向けて対策を練りたいと思います。

ということで、今シーズンはベストが9.1秒とまたしても目標の8秒入りは達成ならずw
タラレバは言いませんw また来年頑張ります!
今シーズンもいろいろな方にお世話になりました。
また、レースの場で絡んで頂けたいつもの皆様ありがとうございましたm(_ _)m
また来シーズンも不真面目に頑張りますのでどうか 白い目で 温かい目で宜しくお願いしますw

akane380 at 01:38|PermalinkComments(4)TrackBack(0)DRAG RACE 製作記 | JD-STER DRAG 参戦記

2014年10月10日

相変わらず人生山無し谷ばかり・・・

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先日の月の天体ショーは綺麗でしたね^^
何気なくカメラのファインダー越しに見ていると、普段遠くで赤く光って見えるあの火星がもっと地球に近ければ肉眼でもこんな感じで見えるのかなぁ・・・なんて、そんな事を考えつつ、月を見上げながらガレージでマシンの解体ショーの実演練習をしてまして・・・
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謳い文句はNOSのシステムを変えたらテスト走行でいざエンジンが壊れても車載状態で楽に腰上O/hが出来るのでブローの多い日でも安心♪ ってなんでまたエンジンバラしてんだよ・・・って話ですがw

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先日、NOSのテスト中についでだから高回転域を何処まで使えるかのテストも試そうとか思い、レブリミットを解除して全開でぶん回した結果、NOSのジェットサイズも大きくしたためびっくりするような勢いでレッドに突入し、それを境に走行後にヘッド付近から微かに ” チチチチチチチチ・・・ ” という走る前には明らかに無かった小さなメカノイズがw
とりあえずアイドリングも安定してるしオトコカワサキキニシナイ・・・。とか言いたいところですが、前回のバルブクリアランス調整で圧縮の変化を見ながらシム調整して結果的に基準値の前寄りではなく後ろ寄りの少し広めなクリアランスでセットしたからシムが割れたかな?とか思いつつ、ガレージに戻って圧縮を測ると前回調整した時のまま殆ど変わらずなのでバルブがヒットして曲がったとかそうゆう復旧に時間が掛かる系ではないっぽくて一安心。
とりあえず気にしなければ気にならないレベル、けどこんな音は元々無かったし確実に何かが上手くいってない事は確かなのでヘッドカバーを剥ぐってシムの確認をしてみると・・・

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危なかったっすw #8のEXHバルブのコッターが片方ズレてて危うくピストンめがけてバルブミサイルが発射されるとこでした・・・w

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で、早速ヘッドを降ろしてバラした部品をチェックしてみるとリテーナーに摩耗痕が・・・。
今の仕様のハイカムを組む際にバルブスプリングも強化品に交換したのですが、純正では全く問題無かったAPE製のチタンリテーナーも強化スプリングでは厳しいってことか?でも組み合わされている強化バルブスプリングもAPE製だぞ?ということで、

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他のリテーナーも全てバラしてチェックしてみると全く問題無しなので、リテーナーの不具合ではなく無理な高回転多様でバルブがバウンスしたか何かの衝撃でコッターがズレてしまい、結果的にズレたコッターがリテーナーを削ってしまった・・・という流れのようで、あの ” チチチチチチチチ・・・ ” という異音はコッターがカタカタとリテーナーを削るバルブミサイル発射秒読みの破壊に向けた小さなカウントダウンだった模様ですw

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で、シムも一瞬暴れたようでリテーナーの傷と共にバルブのステムエンドも変形していたのでリューターで潰れた部分を削って無事摘出完了^^
その他には問題無しなのでさっさと組んで元に戻してシーズン最後のレースに向けて準備準備!と行きたいところですが、明日出発なのに明日にならないとヘッドガスケットが届かないという相変わらず酷なスケジュール内容となっておりましてポカーンな時間を過ごしておりますw
とりあえず今は信頼と実績の時間的な余裕のなさが辛いですw

PS. お詫び

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前回の記事で前フリした通り、今回はFCRキャブのカスタム塗装ネタを書く予定でしたが、ドタバタして書く時間が出来なかったのでレース報告が終わったら改めて紹介致しますm(_ _)m

akane380 at 12:36|PermalinkComments(3)TrackBack(0)DRAG RACE 製作記 

2014年10月05日

キャブレターへのペイントサービス開始

ついに技術的問題を克服して完成しました♪
以前にマシンをイジるうえで外装やエンジン、ホイールなどに個性を与えるように、キャブレターにも個性やマシンとの統一性が与えられないものか?とFCRキャブへの塗装を試み
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結果的に見た目は非常に良くても通常のウレタン塗装では耐ガソリン性の面で問題があり、検索してあの記事に辿り着いた方々から何度か興味を頂いて質問のお問い合わせを頂くも、技術的な面で今は作業を受けられません。とお詫びのメールを返信しつつ、そのようなお問い合わせを頂く度に何とかせねばと、
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下地処理をどうするか?を考えオリジナルで拘った自分仕様のブラストキャビネットを作り、

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一番の問題であったガソリンにも負けない強固な塗膜作りを目指して特殊塗料にも対応出来る焼付け乾燥炉も準備して、

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下地作りからマスキング、そして塗り工程まで一つ一つの作業に時間を掛けてトライ&エラーを繰り返し、一番初めに興味をもって作業に取り掛かってから5年近い年月を経て・・・
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技術、設備、材料、知識共にやっと理想的な作業環境を確立することが出来ました^^

ということで簡単に作業手順のご紹介ですが・・・SBR_8644
まずはキャブレターを分解して作業に邪魔なモノを全て取り除きます。

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そしてクリーニングも兼ねた下地作りですが、通常キャブレターにサンドブラストを当てると後々に各所に入り込んだメディアが通路を塞ぐなどの悪さをする可能性があるのでこの場合はウエットブラストを掛けるのが一般的だと思うのですが、もともと板金塗装も行う側の個人的な見解として、ガラスビーズを使ったウェットブラスト後の表面は梨地仕上げで表面積が少なく、肌質も光沢が得られる程なだらかなので塗膜の密着性で考えると理想としてはサンドブラスト処理での粗目で複雑なギザギザな肌質の方が表面積も増えて向いていると思うので何とかサンドブラスト処理を簡易的に上手くキャブレターに施せないものか?と、この部分で何度も行き詰まって散々考えさせられて試行錯誤をしましたが、

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幾度と無く試しては失敗・・・。を繰り返し煮詰めた結果、やっと気密性バッチリで簡易的にマスキングを行える治具が製作出来たので、やっと安心してギリギリまできっちりブラストを当てることが出来るようになりました^^

そして作業の流れとしてクリーニングも兼ねたブラスト処理を行って下地作りを終えたら一旦綺麗に洗浄して、SBR_9351
塗装前の肌質をさらに上げるために特殊な溶剤に浸けてさらに塗膜の密着性をよくさせるのですが、これは自動車の製造ラインの塗装工程で一番初めに塗装の密着性を上げるために薬品のプールに車のボディーがドボンと浸かるのと同じ工程で、これを行うことによって更に塗膜の密着性が向上します。
※ この薬品はゴムやアルミ、真鍮などに対して無害ですが、塗装工程では油分などを嫌う為、ベアリングなどをバラさない場合及び、キャブレター内部の状態によってはマスキングを施してのスプレーによる塗付など状況により作業方法は異なります。

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そして薬品に浸けたら直ぐに高温の炉で一気に薬品を飛ばして強制乾燥させて下地作りは完成です^^

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その後、熱が冷めたら炉から取り出してオリジナルのマスキングキットで不要な部分をマスキングして・・・

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GUNコートを使用して塗り分けて焼き上げれば待ち望んだカスタム塗装のキャブレターが完成します♪

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前回のウレタン塗装と違ってGUNコートは性能を出すために塗り方が特殊で結果的に塗膜が非常に薄くなるので厚塗りベタ塗り感一切なし^^

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ウレタン塗装ではガソリンに侵されて溶けるのが怖くて塗りきらなかった部分まで今回はしっかり色を入れているので、細部の仕上がりはこのような感じになりました^^

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そして今回はスピゴットもGUNコートにて真鍮っぽく塗ってみましたが、スピゴットの削り出されたツルっとした内側にも今回はサンドブラストを当てて、そのブラスト処理によって表面積を増やしつつ、加速ポンプなどで内壁についた液状のガソリンをより気化しやすいように・・・そんな気持ち程度の効果も狙ってみました^^

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ということで消耗品を交換しつつの組み付けですが、

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普段12Rや250TRに乗っている自分にとって正直このFCRでは手首が疲れますw
なので今回はアクセルのリターンスプリングを現状の販売時の左の120%仕様から真ん中の100%仕様に変更しようかと思ったのですが、悪ノリで右の75%仕様にしたら逆に軽すぎて街乗りだと轍や振動などでアクセルが微妙に動いてしまいギクシャクして逆に疲れるという・・・w
とりあえず何事も経験ってことで近々100%仕様に戻します^^:

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というわけで、ついに実用的なカスタムペイント仕様のFCRキャブ 第一号が完成致しました♪

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構想から考えたら多分、10年以上ですが w、紆余曲折を経てやっと人と違ったキャブレターの新しい遊びを提案出来るようになって、これからはお問い合わせに対しても以前と違ってしっかり答えることが出来る♪ って思うとあまりにも嬉しくてダウンドラフト仕様もイメージしてみたり^^

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そして早速車体に組み付けて仕上がり具合のチェックですが、チラ見せな赤いファンネル含め、エンジン周り、外装共に赤黒で一体感が出てかなり引き締まったと思うのですが如何でしょうか^^

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個人的にはこの画像を見ると早くフロントフェンダーも作らなきゃ。。。ってそっちに気が行ってしまいますがw 、パッと見ノーマル風で一見人とは違った遊び要素もあって個人的には大満足です^^

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ちなみに遊び要素ついでに今回は塗装する際に元々貼ってあるステッカーを剥がさないといけないので、代わりにこんなオリジナルステッカーも作って貼ってみましたw

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そしてカラーバリエーションは無限大にありますのでエンジンの色に合わせたり、外装の色に合わせたりした場合に一体どんな感じの色やデザインが作れるのか?また、どこまで作業することが可能なのか?を、実験的にイメージして試した作品を参考程度に次回にでもアップしてみます^^

akane380 at 13:19|PermalinkComments(4)TrackBack(0)ガンコート&結晶塗装 | FCRキャブ 〜改造編〜

2014年10月01日

スーパーアメリカンフェスティバル 2014

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いい秋晴れとなった先日の日曜日に富士スピードウェイで行われたスーパーアメリカンフェスティバルに遊びに行ってきました^^
今回のスーパーアメリカンフェスティバルでのドラッグレースに参加の台数は全クラス合わせて144台だそうで、ギャラリーとしても一日を通して楽しむことができました^^

そんな中のパドック側のほんの一部分を会場の雰囲気としてアップしてみます。
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ここまでで紹介した以外にまだ120台近いマシンが爆走していたのですが、朝一の予選以降は人が多くて撮影を諦めました^^:

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そしてレース中もメインスタンド裏の広場では生ライブあり、フリマあり、カーコンテストありで、そちらの方も家族連れやカップルさんなど人、人、人で大盛り上がりでした^^
関東からなら片道2時間圏内で滅多に見れない2000馬力超えのトップフューエルやファニーカーなどの全開本気走りが生で見れますので、次回開催の際に時間があれば是非ともオススメです^^

akane380 at 13:21|PermalinkComments(6)TrackBack(0)雑記