2014年11月
2014年11月30日
企業イメージ?
CBR1000RR のクラッチ周りを分解したところ・・・
GPZ900Rのクラッチカバーを分解したところ・・・
いろいろ見比べていると年式や果たす役目が違うのでひとえには言えませんが、なんとも言えぬ仕様が互いにその企業イメージを反映しているなぁ・・・と実感^^
それにしても何でニンジャってここにジェネレータを持ってきたんだろか?ニンジャが出る7年ほど前にはホンダがCB-F系で同じ位置にジェネレータをセットしていましたが、当時はマスの中心化が優先だったのかなぁ・・・?とかどうでもいい事を考えつつカチャカチャと作業を進め、ニンジャも発売されて初期型は既に30年目を迎えているという驚愕の事実に気付くのでしたw
2014年11月23日
純正キャブもガンコート♪
って、最近こっち系の作業ネタばかり続いてますがw 仙台ファイナルシーズンのレース活動が終わって心に穴がポッカリ開いてしまい新たな楽しみを模索して現実逃避中なのでスイマセンw
そんな流れでついでにメーカーや車種などの需要層を知りたくてヤフオクの方にガンコートネタで一時的に広範囲に出品してみたところ、キャブ塗装に興味を持っていただける方からの質問メールや作業依頼なども増えまして、一つこなしてまた一つと毎度新しい試みの連続で丁度いい具合に手一杯な感じで現実逃避することが出来ているのですが、そんな中でも意外にお問い合わせが多い純正キャブへのガンコート処理の話を参考程度に書いておきます。
まず当然と言えば当然なのですが、一番多いお問い合わせが 「 ◯◯ の純正キャブもガンコート処理は出来ますか?」という内容ですが、申し訳無いことに自分の経験値が低いが為に世の中の全車種のキャブを未だ把握出来ていません。。。
なので基本的に全バラに出来て高温で溶けてしまうような部品がキャブに残らない状態であれば、車種毎にブラスト用のマスキングKit と塗装用のマスキングKit を制作して・・・
どんなキャブでもカラーバリエーションの中からお好みの色合いにてガンコート処理することが可能です。
と言われても・・・と、もしお持ちのキャブが塗装出来るか出来ないかの判断が付かない場合には一度 secretbase-racing@nifty.com までご連絡を頂いてからこちらに送って頂き、到着した部品をこちらで判断したうえで、もしご期待に添えない場合には返送分の送料をこちら負担にて(注1) お返し致します。
また、画像のようなTPS (スロットルポジションセンサー)などが付いているキャブでも特殊なモノを除き、取り外し、又は分解出来る物であれば塗装完了時に元の状態に合わせて組み付けますので今のところ問題は出ておりませんが、スロットル周りも完全に分解しますので組付け時に出荷時と同じように機械同調は取りますが、事前に同調を取ってあった場合には再度エンジンに取り付け後の微調整が必要となります。
そしてトップキャップですが、対ABS樹脂 又はPP素材へのガンコートは硬度の違いから密着性の面で問題がありそうなので現状では結晶(チヂミ)塗装(各色有り)を選択して頂いております。
ということで、純正キャブでも殆どの場合はガンコート処理は可能なのですが、一部の古い車種で純正部品又は社外品など交換する部品が入手出来ない場合や長期のバックオーダー状態で組み付け時に支障が出ることが予想される場合、また焼付け時に圧入してある部品が抜け落ちてしまう可能性のある場合などは免責事項をその都度ご相談という形で対応させて頂ければと思います。
ということで秋の新作ゼファーχ の純正キャブ ガンコート仕様完成です^^
注釈
(注1) 返送費負担は日本国内のみでヤマト運輸120サイズまでとなります。
そんな流れでついでにメーカーや車種などの需要層を知りたくてヤフオクの方にガンコートネタで一時的に広範囲に出品してみたところ、キャブ塗装に興味を持っていただける方からの質問メールや作業依頼なども増えまして、一つこなしてまた一つと毎度新しい試みの連続で丁度いい具合に手一杯な感じで現実逃避することが出来ているのですが、そんな中でも意外にお問い合わせが多い純正キャブへのガンコート処理の話を参考程度に書いておきます。
まず当然と言えば当然なのですが、一番多いお問い合わせが 「 ◯◯ の純正キャブもガンコート処理は出来ますか?」という内容ですが、申し訳無いことに自分の経験値が低いが為に世の中の全車種のキャブを未だ把握出来ていません。。。
なので基本的に全バラに出来て高温で溶けてしまうような部品がキャブに残らない状態であれば、車種毎にブラスト用のマスキングKit と塗装用のマスキングKit を制作して・・・
どんなキャブでもカラーバリエーションの中からお好みの色合いにてガンコート処理することが可能です。
と言われても・・・と、もしお持ちのキャブが塗装出来るか出来ないかの判断が付かない場合には一度 secretbase-racing@nifty.com までご連絡を頂いてからこちらに送って頂き、到着した部品をこちらで判断したうえで、もしご期待に添えない場合には返送分の送料をこちら負担にて(注1) お返し致します。
また、画像のようなTPS (スロットルポジションセンサー)などが付いているキャブでも特殊なモノを除き、取り外し、又は分解出来る物であれば塗装完了時に元の状態に合わせて組み付けますので今のところ問題は出ておりませんが、スロットル周りも完全に分解しますので組付け時に出荷時と同じように機械同調は取りますが、事前に同調を取ってあった場合には再度エンジンに取り付け後の微調整が必要となります。
そしてトップキャップですが、対ABS樹脂 又はPP素材へのガンコートは硬度の違いから密着性の面で問題がありそうなので現状では結晶(チヂミ)塗装(各色有り)を選択して頂いております。
ということで、純正キャブでも殆どの場合はガンコート処理は可能なのですが、一部の古い車種で純正部品又は社外品など交換する部品が入手出来ない場合や長期のバックオーダー状態で組み付け時に支障が出ることが予想される場合、また焼付け時に圧入してある部品が抜け落ちてしまう可能性のある場合などは免責事項をその都度ご相談という形で対応させて頂ければと思います。
ということで秋の新作ゼファーχ の純正キャブ ガンコート仕様完成です^^
注釈
(注1) 返送費負担は日本国内のみでヤマト運輸120サイズまでとなります。
2014年11月17日
FCRキャブのガンコート処理における注意点
※ 2015.8/10より当ガレージはセラコートの認定工場となり、高温焼付けの工程を必要としないコーティング技術を導入しましたので、下記ブログ記事内で「一部ガンコート処理が出来ないキャブレターがあるのでご注意ください」と記載しておりますが、現在ではそのような場合においてはセラコートでの施工が可能となっておりますのでご安心ください。
よって以下のブログ記事の内容は過去の話としてお読み頂ければと思います。
以前からご興味を頂きFCRキャブのガンコート処理について質問される中で「非分解箇所のOリングは焼付け時に耐えられるのか?」との質問を多く頂きますが、
こちらで複数のFCRキャブを使用してテストを行ったところ、この部分のOリングは焼付け時の熱では変形などの影響はありません。 が、一部のFCRキャブで170℃の高温で焼付けを行った際に別の部分が溶けてしまう個体が存在することを確認しておりまして、
その別の溶ける部分とは画像の矢印で指した加速ポンプ機構のワンウェイバルブ部分なのですが、
現行のFCRキャブですとここのワンウェイバルブのスプリングを画像のような真鍮ブロックを使って嵌め殺しで止めているのですが、
20年近く前のFCRキャブではここの真鍮部分がジュラコンのような材質で作られており、これが高温で焼いた際に溶けて流れ出てしまうことを確認しています。
しかも厄介なことにワンウェイバルブは各ボディーの非分解箇所に一箇所ずつ設けられていたりします。
※ 画像右は既に溶けて無くなった状態です。
ということで、加速ポンプのワンウェイ部分のブロックが真鍮の場合は問題ありませんが、古いジュラコンタイプの場合はワンウェイバルブ部分を現行の真鍮タイプに交換前提での作業となりますが、この部分は元々非分解箇所なので京浜からの部品供給がありません・・・。
なので代用できそうなスプリングを探してみたのですが、線径が0.1mmで自由長が5mmの巻き数が16.5巻なんて特殊なスプリングが市販で存在するワケもなく、どうしようか・・・と悩んだ結果、
やるんだったら徹底的にということで、今回新規にオリジナルでワンウェイ部分のスプリングも製作して対応できるようになりました♪ また、今回こうして複数のキャブを使って実験をしていく中で、非分解部分のOリングがエンコンなどの強力なキャブクリーナーによってベロベロに溶けてしまっている個体が幾つか見受けられ「これじゃスロー系の調子は最悪だっただろうな・・・と、これがジャンクになった原因かな?」と、そんな状況を見ましたので対策として非分解部分のOリング製作の件も検討段階に入っておりますのでそちらも製作することになりましたら追ってご紹介致します。
ちなみにスプリングは一生掛かっても使い切らないであろう500個も無駄に製作しましたので、加速ポンプのワンウェイバルブ部分の修理でお困りの方にはご連絡頂ければお譲り致しますのでお気軽に^^
そんなこんなでジュラコンタイプのFCRキャブかを見分けるには加速ポンプのダイアフラム部分のカバーを外して直接確認するのが確実ですが、外見上でも取り付けた状態でキャブの右側の側面にステッカーを貼る枠のような塀が無い古いタイプは今のところ100%ジュラコンタイプとなっております。
FCRキャブも80年代後半からのカスタムブームから現役!もしくはそれ以前から現役!なんて機種もまだまだ沢山存在するでしょうから、これからはボディーの消耗など致命的な場合を除いてはオーバーホールから一歩踏み込んだレストア的な修理対応も必要になってくるのかもしれませんが、そういった事にも出来る限り対応していけるように頑張らないと・・・と新品を買えない貧乏な自分は心に誓うのでしたw
よって以下のブログ記事の内容は過去の話としてお読み頂ければと思います。
セラコートについてはこちらをご覧ください。
http://secretbase-racing.com/archives/1881352.html
http://secretbase-racing.com/archives/1881352.html
※ ここから下のブログ内容は過去の話の内容です!※
以前からご興味を頂きFCRキャブのガンコート処理について質問される中で「非分解箇所のOリングは焼付け時に耐えられるのか?」との質問を多く頂きますが、
こちらで複数のFCRキャブを使用してテストを行ったところ、この部分のOリングは焼付け時の熱では変形などの影響はありません。 が、一部のFCRキャブで170℃の高温で焼付けを行った際に別の部分が溶けてしまう個体が存在することを確認しておりまして、
その別の溶ける部分とは画像の矢印で指した加速ポンプ機構のワンウェイバルブ部分なのですが、
現行のFCRキャブですとここのワンウェイバルブのスプリングを画像のような真鍮ブロックを使って嵌め殺しで止めているのですが、
20年近く前のFCRキャブではここの真鍮部分がジュラコンのような材質で作られており、これが高温で焼いた際に溶けて流れ出てしまうことを確認しています。
しかも厄介なことにワンウェイバルブは各ボディーの非分解箇所に一箇所ずつ設けられていたりします。
※ 画像右は既に溶けて無くなった状態です。
ということで、加速ポンプのワンウェイ部分のブロックが真鍮の場合は問題ありませんが、古いジュラコンタイプの場合はワンウェイバルブ部分を現行の真鍮タイプに交換前提での作業となりますが、この部分は元々非分解箇所なので京浜からの部品供給がありません・・・。
なので代用できそうなスプリングを探してみたのですが、線径が0.1mmで自由長が5mmの巻き数が16.5巻なんて特殊なスプリングが市販で存在するワケもなく、どうしようか・・・と悩んだ結果、
やるんだったら徹底的にということで、今回新規にオリジナルでワンウェイ部分のスプリングも製作して対応できるようになりました♪ また、今回こうして複数のキャブを使って実験をしていく中で、非分解部分のOリングがエンコンなどの強力なキャブクリーナーによってベロベロに溶けてしまっている個体が幾つか見受けられ「これじゃスロー系の調子は最悪だっただろうな・・・と、これがジャンクになった原因かな?」と、そんな状況を見ましたので対策として非分解部分のOリング製作の件も検討段階に入っておりますのでそちらも製作することになりましたら追ってご紹介致します。
ちなみにスプリングは一生掛かっても使い切らないであろう500個も無駄に製作しましたので、加速ポンプのワンウェイバルブ部分の修理でお困りの方にはご連絡頂ければお譲り致しますのでお気軽に^^
そんなこんなでジュラコンタイプのFCRキャブかを見分けるには加速ポンプのダイアフラム部分のカバーを外して直接確認するのが確実ですが、外見上でも取り付けた状態でキャブの右側の側面にステッカーを貼る枠のような塀が無い古いタイプは今のところ100%ジュラコンタイプとなっております。
FCRキャブも80年代後半からのカスタムブームから現役!もしくはそれ以前から現役!なんて機種もまだまだ沢山存在するでしょうから、これからはボディーの消耗など致命的な場合を除いてはオーバーホールから一歩踏み込んだレストア的な修理対応も必要になってくるのかもしれませんが、そういった事にも出来る限り対応していけるように頑張らないと・・・と新品を買えない貧乏な自分は心に誓うのでしたw
2014年11月11日
テイスト・オブ・ツクバ
先日の日曜日に筑波サーキットで行われたテイスト・オブ・ツクバにコーイチさんの走りを応援しがてら観に行ってきたのですが、日中は持つハズの天気予報が見事に外れてコースの端の方に居た自分は駐車場に傘を取りに行く間もなく雨にやられて開始早々に一人虚しく全身びしょ濡れ。。。
こんな状態じゃ会場内歩けないじゃん・・・ってことで朝から夕方までずーっと隅っこの方でフェンスにしがみついて撮影してたのでテイストに行きました的な会場の画像は上の駐車場からゲートに向かう通路でレンズ交換の際に撮影した試し撮りのみw
しかも雨で濡れて寒くて身体はガチガチ&雨雲に覆われて暗いお陰でISO感度は稼げずノイジーだし、目の前のフェンスは邪魔だしで素晴らしく最低な撮影日和w ってか今回もフリマコーナーでステッカー買いたかったのに。。。
でも今回もコーイチさんが予選5位スタートで決勝中に3速ギアが逝って、3速の無いその状態で決勝は2位チェッカーという面白い走りを見せてくれたので観に行った甲斐はありましたw
ということで会場の雰囲気はお伝え出来ませんので、コース側の雰囲気が伝われば・・・
ってことで・・・
2014年11月05日
FCRキャブ ガンコート作業の流れ
以前にも同じような作業ネタを書いたのですが、今回改めてガンコートネタのまとめ記事を作ろうと思いまして、それ用の記事ということで・・・、
今回ガンコート処理をするFCRキャブがこちらのかなりボロボロなヤツですが、これ実は自分の仲間のガレージから引っ張り出してきたモノで、20年近く前のカスタムブーム全盛時に自分等が毎週末保土ヶ谷PAに走りに行っていた当時に仲間のゼファー400に付けていたモノでして、金や設備があればもっとまともな改造を施していたのでしょうけど、当時から今も変わらずな貧乏だったものでw 金じゃ買えないオリジナルを求めて免許取り立ての十代の小僧どもは夜な夜な集まってはセコセコKEIHINのロゴやCRのロゴをタッチペンで塗ってたりしてて「もう少し綺麗に塗れよ。。。」って当時、仲間に突っ込んだのを今でも思い出しますw
そんな年代モノなのでネジが違うモノが付いていたりパイプ関係が劣化して折れていたりとあちこち痛みが激しいのですが・・・
とりあえずまずはそれら各部のダメージなどを確認しながら作業しやすいように綺麗に分解して、
基本的な洗浄を行いますが、この時点で塗装面の脱脂も兼ねて油汚れなどは可能な限り綺麗にします。
その後全てのパーツをしっかりマスキングしてブラストを当てて塗装に適した肌質に整えたら、
中性洗剤でサンドブラストによるメディア汚れを綺麗に洗い流して、
洗浄だけでは取り切れていない可能性もあるので、その後超音波洗浄器を使って隅々に残っている目に見えない微かなブラストのメディア汚れを浮き上がらせて取り除き、
一旦、炉で熱して強制的に水分を飛ばして乾燥させた後に、
今度は特殊な薬品に各パーツを浸けてキャブ表面を塗装に適した状態にする為に化成処理を施して、
再度、炉で強制的に薬品を飛ばして乾燥させた後にオリジナルのマスキングキットを使って必要箇所をマスキングしたらやっと下準備完了で塗装工程に移りますが、
塗装工程でも各色その都度焼き上げを施し、最終的に段階的に炉の温度を上げて最後は170℃の高温で通常は1時間とされているところを焼きムラを無くすために倍近い時間を掛け、しっかり焼き上げることでガンコート本来の塗膜強度を確保します。
そして焼きあがったら各パーツをチェックし、
問題がなければ
20年近い時を経てガンコート処理で新たに生まれ変わったFCRキャブの完成です♪
その後ボロボロになっていた消耗品などを新品に交換して組み上げて
完成後に各部のチェックをして問題が無ければ作業終了です。
今回ガンコート処理をするFCRキャブがこちらのかなりボロボロなヤツですが、これ実は自分の仲間のガレージから引っ張り出してきたモノで、20年近く前のカスタムブーム全盛時に自分等が毎週末保土ヶ谷PAに走りに行っていた当時に仲間のゼファー400に付けていたモノでして、金や設備があればもっとまともな改造を施していたのでしょうけど、当時から今も変わらずな貧乏だったものでw 金じゃ買えないオリジナルを求めて免許取り立ての十代の小僧どもは夜な夜な集まってはセコセコKEIHINのロゴやCRのロゴをタッチペンで塗ってたりしてて「もう少し綺麗に塗れよ。。。」って当時、仲間に突っ込んだのを今でも思い出しますw
そんな年代モノなのでネジが違うモノが付いていたりパイプ関係が劣化して折れていたりとあちこち痛みが激しいのですが・・・
とりあえずまずはそれら各部のダメージなどを確認しながら作業しやすいように綺麗に分解して、
基本的な洗浄を行いますが、この時点で塗装面の脱脂も兼ねて油汚れなどは可能な限り綺麗にします。
その後全てのパーツをしっかりマスキングしてブラストを当てて塗装に適した肌質に整えたら、
中性洗剤でサンドブラストによるメディア汚れを綺麗に洗い流して、
洗浄だけでは取り切れていない可能性もあるので、その後超音波洗浄器を使って隅々に残っている目に見えない微かなブラストのメディア汚れを浮き上がらせて取り除き、
一旦、炉で熱して強制的に水分を飛ばして乾燥させた後に、
今度は特殊な薬品に各パーツを浸けてキャブ表面を塗装に適した状態にする為に化成処理を施して、
再度、炉で強制的に薬品を飛ばして乾燥させた後にオリジナルのマスキングキットを使って必要箇所をマスキングしたらやっと下準備完了で塗装工程に移りますが、
塗装工程でも各色その都度焼き上げを施し、最終的に段階的に炉の温度を上げて最後は170℃の高温で通常は1時間とされているところを焼きムラを無くすために倍近い時間を掛け、しっかり焼き上げることでガンコート本来の塗膜強度を確保します。
そして焼きあがったら各パーツをチェックし、
問題がなければ
20年近い時を経てガンコート処理で新たに生まれ変わったFCRキャブの完成です♪
その後ボロボロになっていた消耗品などを新品に交換して組み上げて
完成後に各部のチェックをして問題が無ければ作業終了です。