2015年06月

2015年06月24日

迷わず行けよ、行けばわかるさ右向け左

前回の記事内容はちょっと日和ってましたので今回は追伸です・・・。SBR_6371
体調が優れないとどうも無難な道を進もうとしてしまうようで、スロットルボディーを塗る際に以前にガンコート処理したシリンダーヘッドと色を合わせてガンコート処理をしていたら、パッと見で純正と変わらない色味に気付いて急遽塗りました感を出す為にゴールドを取り入れた小細工はやはり失敗したなと・・・^^:

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ここ最近、GSF1200の修復作業やレストア作業などで目立たないようなシンプルな色合いを意識してのガンコート作業が続いていたのでその気持ちの流れで色をチョイスしてしまいまして、ハッと気付いての土壇場での選択だった事もあり、その中途半端なゴールドとの兼ね合いの仕上がりが何だかなぁ・・・と。

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で、やっぱりどうも変だなぁ、ベアリングを組んだら後戻りは出来ないし、このまま軽いやり残し感を引きずりながら使うのも嫌だなぁ・・・。とウダウダ考えた結果、やり直ししよう!と思い切ってブラストを掛けて色を塗り直しまして、
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シンプルイズベスト!





なんてまだ早い?wSBR_6438
可能性の探求こそSBR流私の生きる道w

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やはり気持ちがブレた時は悔いなくやり通すに限りますね〜 ^^
仮組みの感じもやっとしっくりきたので、これで心置きなく前に進めそうです♪


※追伸の追伸
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今回の内容は個人的な趣向ですので、ガンコートをご依頼の際にはシンプルイズベストなこのような激シブ仕様のオーダーとか大歓迎です♪
当然のようにご依頼の際にはお気遣いなくお気軽にご相談くださいw

2015年06月20日

980円の威力

今週中に12Rのエンジンを組み上げて半年振りに火を入れる予定でしたが、先週の土曜日から熱が出ませんで、平熱の36度に対して35.5度付近と体温が低く、身体のだるくさが抜けず軽く死んでますw
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ということで作業的に全く関係ない話ですが、普段ガンコート処理の前にサンドブラスト処理をするのですが、そのサンドブラストの工程って結構暇というか退屈というか、淡々とブラストを当てていくだけなので周囲の音を掻き消すコンプレッサーの回る音とブラストの噴射する音が大音量で流れる正直あまり楽しくない時間だったりするので何となく音楽でも聴きながら作業すれば少しは楽しくなるかなぁ・・・?と980円で適当に買ったイヤホンをアイフォンにセットして聴いてみたら、普段雑踏の中で微かにアイフォンのスピーカーから聞こえてくる音と違ってアイフォンってこんなにいい音だったの?ってくらいに臨場感が有って、思わず昔懐かしなウォークマンの猿状態になりましたw
しかもイヤホンなら深夜に大音量で聴いてても近所迷惑にならないしで、こんな事ならもっと早くに取り入れてれば良かったですw

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そんなこんなで身体のダルさでうだうだしつつ、今年から12RのスロットルボディーにB型の物を流用するので、ストックしておいたB型のスロットルボディーをオーバーホールがてら分解してスロットルシャフト周りのベアリングも打ち代えつつ、

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全バラにしたついでにガンコート処理もしてみたのですが、思考が働かず類似色で塗ってしまい、塗ったか塗ってないか分からない有様だったので急遽ブラックにする予定だったスロットル周りをゴールドにして、

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とりあえずこんな感じでヘッド周りのイメチェンも順調に?完了しました^^
とりあえず体調が戻ってから気分良くエンジンを組み上げたいと思います^^:

akane380 at 05:02|PermalinkComments(2)TrackBack(0)│ │DRAG RACE 製作記 

2015年06月13日

ZX12R インジェクター大容量化

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先日2ヶ月近く待ってやっと12Rの吸気バルブが届きました♪ が、ちょっとこのバルブが問題有りだった為、今回はMPSレーシングで注文した部品も入荷したのでそちらのネタから・・・

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ということでこちらのネタですが、自分の12Rは2008年頃から一年間位の間、MPSレーシングのスパイダーというドライNOS Kitを組んでいたのですが、自前でNOSのリフィルが出来るようになってからは急速にNOSのテスト回数も増えてジェットの番手も徐々に大きくなっていったある頃に、燃料の調整をするサブコンのパワーコマンダーで幾ら燃料を増量しても空燃比が追いつかない現象が発生しまして、既に燃料ポンプの流量は確保していたものの純正のインジェクターの噴射容量はまだ把握してなかったので実際に測って許容馬力を調べた結果、自分のA型純正のインジェクターの噴射容量が100%噴射に近い状態では約300cc/min しかなく、この数値を元に得られる許容馬力を計算すると205馬力前後と、殆どカタログスペック値の純正ストックで一杯一杯な容量しかなく、これじゃパソコン上でパワーコマンダーの燃料増量ボタンをポチポチ押して電気信号と自分の気持ちを誤魔化したところで実際には一定のラインからインジェクターの噴射容量は足りておらず、NOSのジェットの番手が上がれば上がるほど燃料が全然足りていない現象=これはヤバイw ということでA/Fの振れが現れるサイズまでジェットの番手を戻したりといろいろやって、最終的にはドライNOS仕様から燃料も別系統で同時に噴射するウェットNOS仕様へと変更を加えるのですが、

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とにかく毎度毎度12Rは独特なモノコックフレームのお陰でスペースが狭く、燃料とN2Oガスのそれぞれにソレノイドバルブや配管を設置すると只でさえ最悪なスペースが極悪な状況になってしまい、ジェットの仕様変更をするにも数時間を要す有様で、個々に部品点数が多いので細々としたトラブルを抱えるリスクも大きくなってしまったりで、やっぱりシンプルなドライNOS仕様の方が機械的にも扱い易くて良かったかも?と考えてインジェクターの大容量化を目論んだ訳ですが、

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とりあえずいろいろ調べてみた結果、同じカワサキのZX-14の08以降の純正インジェクター容量が440cc と12Rの300ccに対して140cc アップで、440cc あれば理論上は300馬力までならカバーできる計算なのでこれはイケる!と寸法取りの為に早速中古品をヤフオクでゲット。

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右のどん臭い4つ孔タイプがZX12Rの純正で左の如何にも綺麗な燃料送ります!な12ホールタイプがZX-14の純正ですが、やっぱり高年式になればなるほど性能は増すということで、これを流用出来れば12Rにも新しいメニューが加わるな♪ とか考えていたのですが、

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そんな事を考えていたらそれならMPSのスパイダーをパク○てスパイダー風のウェットNOSをオリジナルで作ってしまえば良いじゃないか!と脱線して、結果的にタイムも自己ベストを更新したりして意外に良い感じに仕上がったりもしたのですがw

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まぁ結論から言いますと、高年式で性能が上がればコンパクトにもなる訳でサイズが微妙に違ってアダプターを製作して取り付けようか?とか、

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燃料のデリバリーパイプを加工して取り付けようか?いや、新規で製作して取り付けよう!など、ここ数年いろいろ迷走してまして、でも当初の目論見では純正流用でお手軽に簡単にがコンセプトだったのにここで追加費用が発生するなら4輪のチューニングパーツで寸法の合う高性能な大容量インジェクターを探せば買えちゃうじゃん・・・。と実際に探してみると12Rにボルトオンで取り付け出来て噴射量も550ccという十分な内容のインジェクターを発見。
価格的にもZX14の新品インジェクターを追加工して流用するとした場合のコストと同程度かそれ以下で申し分無し♪ ただ唯一の問題点がメーカー側でインジェクターの噴射容量の識別の為にそれぞれのインジェクター容量によってボディ色が異なるのですが、その550ccに採用されてた色が変な色で正直形もイケてない・・・。 そこで、純正の新品インジェクターが一本9500円程で入手可能ですが追加で加工が必要となりプラス1万円前後は発生する可能性が大・・・。それに比べて4輪メーカーの550ccインジェクターなら条件的にも12Rにボルトオンで一本13,000円ほどとトータルで考えると一番良い選択ですが、見た目がイケてないのが残念^^:

そこで・・・
MPS ZX12 injector_kit
そういえばMPSレーシングでもZX12R用の大容量インジェクターって製品ラインナップに有ったよなぁ・・・とサイトを覗いてみるとZX12R用の650ccの大容量インジェクターKitが$383.90 +国際送料約$60でおおよそ$450。 為替のレートがカードの手数料も込みで考えて125円だとすると約55,000円。
ZX14の純正が1本9,500円×4本+加工代約1万円=48,000円。
550ccのイケてないインジェクターが13,000円×4+送料=53,000円ほど。
結果的にはトータルで55,000円ほどのMPSレーシングのインジェクターが一番高くつくのですが、見た目や性能や専用品という加工要らずな設計を考えるとこの価格差ならMPSレーシングを選ぶのがベストじゃないか?という結論に至って他にもMPSレーシングで買い物があったので追加で発注♪

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で 到着♪

んが・・・SBR_6243
全く寸法が足らねーぞとw 

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なんでキット品を謳いながらアダプターが別売りなんだよ・・・差込径も全く合わないし何一つ12R関係ねーじゃん・・・。と結果的に一番面倒で一番お高い選択をしていまったという不甲斐無い結果に現在凹み中ですがw 、先輩の知り合いの方が旋盤でアダプターを削り出してくれるということでそれが出来れば何とか使うことが出来るので現在悔い改め祈り中ですw
その前にこのインジェクターを使う為にはCPUも変更しなくてはイケないのでリベンジドライNOS化はもう少し時間が掛かりそうで、やること沢山迷走しまくりです^^:

2015年06月06日

GSF1200レストア日記

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そろそろ夏近し!ということで、今年の夏は去年の暮れに先輩から譲って頂いた画像のGSF1200を直して乗り回そうかな?と思い、まずはGSFの車検所得に向けて数年間の野外放置で痛んでいるところ多数なので全体的なリフレッシュ作業を始めたのですが、

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とりあえず手始めにキャブのオーバーホールついでに腐食とサビでたいぶ汚れてしまったボディーを綺麗にして、

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ついでに練習がてらガンコート処理の色見本も兼ねて塗ってしまおうと作業をして、

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ガンコート処理と同時に注文していた純正部品が入荷したので深夜にカチャカチャと組み付けて最後の最後にフロートを組みつけようとしたところ・・・

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草木も眠る丑三つ時にまさかの燃料パイプの組み付け忘れ発覚で無事修了w

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とりあえず次の日に気を取り直して全バラにして燃料パイプもしっかりセットしてキャブのリフレッシュ作業が無事完了^^

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キャブを車体にセットしたら、キャブの同調を取る前にエンジン側のバルブクリアランスの調整も行い・・・

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バルブクリアランスの調整が済んだらエンジンの状態を知るために圧縮圧力の測定を行いますが、測定した結果、4気筒の平均値が1270kpa前後でサービスマニュアルによると1250kpaが基準値となっていたので先輩の乗り方が良かったお陰か20年近く経った今でもエンジンの状態は問題なさそうです♪


が・・・

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今回ついでにカバー類もガンコートの色見本ついでにガンコート処理をしてみたのですが、

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その結果、綺麗になったキャブやカバー類と対比する経年劣化の進んだシリンダーやヘッド周りの腐食で白く汚れた部分が余計に目立ってしまって逆にボロく見えるなと・・・w

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とりあえず鉄ブラシでガシガシやって少しは腐食も落とせたのですが、やっぱり腰上だけバラして綺麗にしちゃおうかなぁ・・・とか考えたのですが、とりあえずそれを始めると限が無いので、今シーズンはこのままでまずは乗ることを優先とすることに^^:
その後、オイル関係やプラグを新品に入れ替えてエンジンはセル一発始動でGSFさんも何年振りかに元気良く復活^^

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そんなこんなで先週の半ばからブレーキ周りの整備とサビだらけでズコズコに抜けた足回りのオーバーホールなどを始めたのですが、先週の土曜のあの地震の時にこの状態だったので揺れが大きな横揺れに変わった瞬間に確実に倒れただろうな・・・と覚悟していたのですが何とか倒れず無事でした^^:
ただ、また最近ネットで地震雲がどうのと騒ぎだしているのでホント今だけは勘弁してくださいと切に願うばかりですw


akane380 at 04:50|PermalinkComments(4)TrackBack(0)│ │GSF1200