2015年09月
2015年09月22日
セラコート仕様ついに完成♪
先月、念願かなってやっと米NIC社製セラコートの講習を2日間受けて晴れて認定工場としての資格を得られた特殊コーティング技術のセラコートですが、
講習後も条件を変えながら独自にコーティングの性能や再現性、スプレーガンのサイズと相性などをテストして、テスト結果が良くない時に総代理に相談をするとテストの条件がシビアで厳しすぎると怒られw、ガンコートよりも癖のあるネタに翻弄され、ここ最近は連日ブースに篭って繰り返し試行錯誤を行った結果、何とかセラコート施工時の癖や注意点なども掴んで安定的にセラコートの性能が得られるようになったので、いざ実践♪
ということで・・・
世界初!? セラコート仕様のFCRキャブがついに完成しました^^
今回はフルセラコート仕様ということで、細かな部品も含め、FCRキャブの純正ファンネルもゴールドで行かせて頂きましたが、かなりシブい仕上がりでバッチリです♪
そしてこちらは日産の古いL型エンジンのヘッドカバーに施工させていただいたのですが、コーティングの質感はご覧の通りしっとりとしていて最高です♪
そして常温乾燥と60℃から可能という低温からの焼き付けに対応したセラコートを今回採用したことにより、今までのガンコートでは170℃の高温焼き付けが必要だった為に施工が出来なかった加速ポンプ機構のワンウェイバルブ栓に熱に弱いジュラコンを使用した古いタイプのFCRキャブでもこれからは問題なく施工することが可能となり、
キャブレター以外でも60℃の温度に耐えられる材質であれば・・・
このような耐熱性の無い塩ビパイプをもアルミパイプ風に低温焼き付けコーティングをすることも可能となりました^^
そしてそのような条件ながらセラコートは耐薬品性、耐傷性、耐食性、耐熱性、耐衝撃性などそれぞれに特化した塗料が開発されており、耐磨耗試験の結果ではガンコートの8倍の耐久性を記録していて、
このようにハンマーでガンガン叩いても剥がれ難いなど、先ほどの塩ビパイプに対してもですが密着性はかなり目を見張るものがあります。
また、以前にもお伝えした通り、エキゾーストパイプやタービンのエキゾーストハウジングなど高温部分に適したC-シリーズは常温乾燥ながら最大で1200℃の高熱に耐え得る性能を持っていますので、使う用途に応じて今まで手出しの出来なかった過酷な条件に晒される部分へもオリジナリティーを追加することが可能となりました^^
※ 画像の青い炎部分の先端温度は1600℃近いので、この温度域は本来カバーしておりませんw
このように施工できる幅が広がっても性能面ではどうなんだ?と心配されてしまうかもしれませんが、性能面でもトップレベルの性質を発揮しており、2輪では採用に至る審査基準の厳しいハーレーやVANCE & HINES などの一流メーカーからも必要部品に対して指定されるなど品質と性能に対しては一定の信頼も持ち合わせておりますので、今まで通りのガンコートと共に必要に応じてセラコートも安心して選択して頂ければと思います。
ということで、先日セラコートが完了したこちらのマットなFCRキャブを取り付けしにオーナーさん宅に伺ってきたのですが、この画像を見てこのFCRキャブが何用か想像が付く人って居ますかね・・・?
その車両とは、まさかまさかな・・・
こちら↓
のマットなモデナには残念ながら?2発分足りないのでw
こちらのバリっと仕上がったS30Z に取り付けをさせて頂きました^^
で、先ほどのヘッドカバーもこちらのS30Z用のモノだったのですが、FCRキャブとヘッドカバーを組んで無事完成で、品質も仕上がりも含めオーナーさんに満足して頂くことが出来ました^^
それにしてもフェラーリの調律されたエキゾーストサウンドは当然キレがあって凄いのですが、このL型+FCRキャブのアクセルを踏み込んだ際に奏でる乾いた甲高いエキゾーストノートも負けず劣らずで、オーナーさんがフェラーリよりもZの方が乗っていて楽しいと言うのも納得なくらいにご機嫌でした♪
ということで、これからは既存のガンコートに加え、さらに特殊なセラコートも活用して出来る限り不可能を可能に変えてガンガン施工して行きたいと思います^^ が、何分一人でやっている為、作業が溜まり始めると直ぐにショートしてしまうのでその辺をどう効率良く回すか?がこれからの課題になりそうです^^:
講習後も条件を変えながら独自にコーティングの性能や再現性、スプレーガンのサイズと相性などをテストして、テスト結果が良くない時に総代理に相談をするとテストの条件がシビアで厳しすぎると怒られw、ガンコートよりも癖のあるネタに翻弄され、ここ最近は連日ブースに篭って繰り返し試行錯誤を行った結果、何とかセラコート施工時の癖や注意点なども掴んで安定的にセラコートの性能が得られるようになったので、いざ実践♪
ということで・・・
世界初!? セラコート仕様のFCRキャブがついに完成しました^^
今回はフルセラコート仕様ということで、細かな部品も含め、FCRキャブの純正ファンネルもゴールドで行かせて頂きましたが、かなりシブい仕上がりでバッチリです♪
そしてこちらは日産の古いL型エンジンのヘッドカバーに施工させていただいたのですが、コーティングの質感はご覧の通りしっとりとしていて最高です♪
そして常温乾燥と60℃から可能という低温からの焼き付けに対応したセラコートを今回採用したことにより、今までのガンコートでは170℃の高温焼き付けが必要だった為に施工が出来なかった加速ポンプ機構のワンウェイバルブ栓に熱に弱いジュラコンを使用した古いタイプのFCRキャブでもこれからは問題なく施工することが可能となり、
キャブレター以外でも60℃の温度に耐えられる材質であれば・・・
このような耐熱性の無い塩ビパイプをもアルミパイプ風に低温焼き付けコーティングをすることも可能となりました^^
そしてそのような条件ながらセラコートは耐薬品性、耐傷性、耐食性、耐熱性、耐衝撃性などそれぞれに特化した塗料が開発されており、耐磨耗試験の結果ではガンコートの8倍の耐久性を記録していて、
このようにハンマーでガンガン叩いても剥がれ難いなど、先ほどの塩ビパイプに対してもですが密着性はかなり目を見張るものがあります。
また、以前にもお伝えした通り、エキゾーストパイプやタービンのエキゾーストハウジングなど高温部分に適したC-シリーズは常温乾燥ながら最大で1200℃の高熱に耐え得る性能を持っていますので、使う用途に応じて今まで手出しの出来なかった過酷な条件に晒される部分へもオリジナリティーを追加することが可能となりました^^
※ 画像の青い炎部分の先端温度は1600℃近いので、この温度域は本来カバーしておりませんw
このように施工できる幅が広がっても性能面ではどうなんだ?と心配されてしまうかもしれませんが、性能面でもトップレベルの性質を発揮しており、2輪では採用に至る審査基準の厳しいハーレーやVANCE & HINES などの一流メーカーからも必要部品に対して指定されるなど品質と性能に対しては一定の信頼も持ち合わせておりますので、今まで通りのガンコートと共に必要に応じてセラコートも安心して選択して頂ければと思います。
ということで、先日セラコートが完了したこちらのマットなFCRキャブを取り付けしにオーナーさん宅に伺ってきたのですが、この画像を見てこのFCRキャブが何用か想像が付く人って居ますかね・・・?
その車両とは、まさかまさかな・・・
こちら↓
のマットなモデナには残念ながら?2発分足りないのでw
こちらのバリっと仕上がったS30Z に取り付けをさせて頂きました^^
で、先ほどのヘッドカバーもこちらのS30Z用のモノだったのですが、FCRキャブとヘッドカバーを組んで無事完成で、品質も仕上がりも含めオーナーさんに満足して頂くことが出来ました^^
それにしてもフェラーリの調律されたエキゾーストサウンドは当然キレがあって凄いのですが、このL型+FCRキャブのアクセルを踏み込んだ際に奏でる乾いた甲高いエキゾーストノートも負けず劣らずで、オーナーさんがフェラーリよりもZの方が乗っていて楽しいと言うのも納得なくらいにご機嫌でした♪
ということで、これからは既存のガンコートに加え、さらに特殊なセラコートも活用して出来る限り不可能を可能に変えてガンガン施工して行きたいと思います^^ が、何分一人でやっている為、作業が溜まり始めると直ぐにショートしてしまうのでその辺をどう効率良く回すか?がこれからの課題になりそうです^^:
2015年09月10日
2015 ご破算ですw
先日、富士スピードウェイで行われたスーパーアメリカンフェスティバルに参加してきました!が、内容的にはイベント自体が波乱万丈でして、当日は計測システムの不具合でそちらの調整に時間を割かれて刻々と時間が経過し、午後から雨の予報どおり昼前からは時折小雨も混じったりの中で行われていたのですが、
最後に衝撃の事実として自分の走りのタイムは記録されておりませんでしたw
でもまぁ予選走行時に決勝はNOSのジェットを上げないとパワーが全然足りないなぁ・・・と思っていたのでタイムも良くなかったと思いますし別に良いのですが^^:
で、昼を回ったくらいから天気予報的中にて雨でレース中止w
そんな感じで今回はタイムだけじゃなく運営サイドでもいろいろなトラブルが有ったりでだいぶ荒れたイベントとなったのですが、レース終了後に諸先輩方が今日のイベントはどうなってるんだ?と運営側に説明を求める場面があったりで、個人的にもタイムが計測できていなかったと聞いた時に正直、寝る間を惜しんでマシンをセットして金を払って参加させてもらって、実際に走ってもタイムが分からないんじゃ地元でテスト走行している普段と何ら変わらないじゃないか!って一瞬頭の中に過ぎりつつも、日本に本格的なドラッグレースイベントを広めたいって想いで毎年個人で富士スピードウェイを貸切って一生懸命このようなイベントを盛り上げようと開催してくれている代表のMさんだって悪意があってワザとやった訳じゃないんだし、むしろいま一番ショックなのはこのMさんなんだよなぁ・・・。と思えて逆に責められている姿をみて心底可哀想になってしまいましたが、話を聞いている限り諸先輩方の言い分も確実に正しいしで、JD-STERさんもそうですけど何だか今年はドラッグレース界の事を思って頑張っている人達にとって乗り越えられるかを試されている逆風の吹き荒れる試練の年のような気がしてなりません^^:
ドラッグレースに参加する人よりもまずは知名度を上げてドラッグレースに興味を持ってもらって好きになってもらえるようなギャラリーを作り、尚且つそのギャラリーを沸かせられるエンターテイメント性のあるトップフューエルなどのモンスタークラスが走れるのは今では富士くらいしかありませんので、何とか逆境を跳ね除けまた来年も是非富士スピードウェイでスーパーアメフェスが開催されることを期待します。
ということで最後に今回の一番の目的である記念写真を撮って終了w
yayabusaさん、ケンタロウさん、またいつの日か九州 vs 関東のリベンジを宜しくお願いします^^
それまで速いマシンになるよう精進します!
PS. Sクン 遠近法考えてもそこには立っちゃダメでしょ・・・w
2015年09月03日
夏・・・終了
先日の土曜に今年の夏も終わりと言うことで、またしても自分等の大将が営んでいる湘南の方の海の家に遊びに行きまして2015年の夏の遊び〆なんぞをやってきたのですが、
夕涼みで潮騒を聴きながらゆっくりした時の中でのテーブルゲームは楽しかったなぁ・・・
と現実逃避したいくらいに追い詰められてますw
追い詰められているというか、今週末に富士スピードウェイで行われるアメフェスに向けてセットアップをいろいろ試してみているのですが、1/4mileで走るのはこれが今年か人生でになるのか?最後だと思うので集大成で挑みたいのですが、気合いを入れて悪ノリでNOSのジェットを大きくしたらクラッチが変な逝き方しますたw とりあえず異変に気付いて直ぐにガレージに戻ってバラして正解だったようで、剥がれ落ちた数量と回収した数量が一致したので一安心ですが、こんなモノがエンジン内部に紛れ込んでしまったらまたしても全バラしコースになるところでした^^:
それにしても海外のフォーラムにも書かれていたことですが、やはり12Rは400馬力を超えた辺りからのクラッチ周りが鬼門のようですね^^:
それと、いま全力で取り組んでいるもう一つが少し前にお知らせした新たなコーティング技術のセラコートですが、コーティングの性能を出す為の条件がなかなかシビアで条件を変えながら現在テスト中ですが、
これからは今まででは不可能だったこのような過酷な条件にも対応した
高機能なコーティング技術を提供できるようになります^^
セラコートネタはまた改めて知らせ致します。
PS, やる気なのは自分だけじゃないっす!の図
多くのドラッグフリークな方達に触発されて残り2日、負けじと全力で取り組みます!