2017年08月
2017年08月31日
夏休みの自由研究
ということで、あっと言う間に夏も終了ですね。
夏も終盤に差し掛かってやっと自分のマシンも触れるようになってきたので、新たなエンジン製作に伴い以前から気になっていたこのバルブリフターの表面処理を夏休みの自由研究としてやってみました。
今回は個人的に簡易的なテストを元に得られたDLC処理とWPC処理の疑問点を いつも表面処理でお世話になっている不二WPCさんに直接お伺いをして、
専門家の意見を頂き答え合わせをしつつ、自分が気になる部分の対策を施した個人的理想な仕様の製作を試験的にお願いしに行ってきました。
こちらはリフターが仕上がって戻ってきたら改めてご紹介します^^
ちなみにバルブリフターはH2R用とかって何か面白いことやってるのかな?なんて思って部品番号を調べてみたら12Rとは共通ではないようで試しに取り寄せて調べてみたのですが、なんと12Rと同サイズで流用が可能で新型な分 H2R用の方が価格が若干安い♪
調べてみると厚みも重さも一緒ということで材質も変わりなく、スカート部分の処理が12Rの初期型とは違う(後期は一緒)くらいでわざわざ使う程でもなかったので・・・
既にアタリの付いている程度の良いリフターをベースに旋盤で面取り作業もササッと終了。
いつもグラインダーを片手にこの面取り作業をしていたのですが、旋盤があるとやはり仕上がりが綺麗で作業も楽で、まだ操作は不慣れですけどホント旋盤様様です^^
ということで夏休みの工作のリフター達はまた近々追ってご紹介します。
そしてもう一点、以前より検討を進めて現在製作中の新しいオリジナル部品のテスト用の試作品も完成して、こちらも最終的な仕様が決まりましたので近々改めてご紹介出来そうです^^
それにしても不二WPCさんは大手メーカーなどさまざまな企業の仕事を請け負っている関係で企業秘密な分野やコンプライアンスの問題などもあり、建物の全ての入り口にオートロックが掛かっていて外から中の様子は一切知ることが出来ないのですが、
その建物の中に一歩入るとフォーミュラマシンがディスプレイされていて
今回ご好意でコックピットに座らせていただけたのですが、脚を伸ばしてほとんど仰向けに寝た状態でドライブするってこんな視界なのか!? と滅多に出来ない非常にレアな経験が出来ました♪
で、今年は夏らしいことを何もしていなかったので以前から気になっていたSUP(スタンドアップパドルボード)をガレージから20分ほどの幕張近郊の人工海岸で体験してきました。
今回SUPをレクチャーしてくれたのはSUPA公認インストラクターで日本SUP振興会理事の川井さんが乗り方からSUPの楽しみ方や技などを教えてくれたのですが、日々の疲れを癒しに海の上でスローな時間を・・・とか思ってたらしっかり型からレクチャーしてくれまして、日々の運動不足に苦しみながらもそれはそれで凄く充実したのでまた時間をみてSUPレッスンしてきます^^
夏も終盤に差し掛かってやっと自分のマシンも触れるようになってきたので、新たなエンジン製作に伴い以前から気になっていたこのバルブリフターの表面処理を夏休みの自由研究としてやってみました。
今回は個人的に簡易的なテストを元に得られたDLC処理とWPC処理の疑問点を いつも表面処理でお世話になっている不二WPCさんに直接お伺いをして、
専門家の意見を頂き答え合わせをしつつ、自分が気になる部分の対策を施した個人的理想な仕様の製作を試験的にお願いしに行ってきました。
こちらはリフターが仕上がって戻ってきたら改めてご紹介します^^
ちなみにバルブリフターはH2R用とかって何か面白いことやってるのかな?なんて思って部品番号を調べてみたら12Rとは共通ではないようで試しに取り寄せて調べてみたのですが、なんと12Rと同サイズで流用が可能で新型な分 H2R用の方が価格が若干安い♪
調べてみると厚みも重さも一緒ということで材質も変わりなく、スカート部分の処理が12Rの初期型とは違う(後期は一緒)くらいでわざわざ使う程でもなかったので・・・
既にアタリの付いている程度の良いリフターをベースに旋盤で面取り作業もササッと終了。
いつもグラインダーを片手にこの面取り作業をしていたのですが、旋盤があるとやはり仕上がりが綺麗で作業も楽で、まだ操作は不慣れですけどホント旋盤様様です^^
ということで夏休みの工作のリフター達はまた近々追ってご紹介します。
そしてもう一点、以前より検討を進めて現在製作中の新しいオリジナル部品のテスト用の試作品も完成して、こちらも最終的な仕様が決まりましたので近々改めてご紹介出来そうです^^
それにしても不二WPCさんは大手メーカーなどさまざまな企業の仕事を請け負っている関係で企業秘密な分野やコンプライアンスの問題などもあり、建物の全ての入り口にオートロックが掛かっていて外から中の様子は一切知ることが出来ないのですが、
その建物の中に一歩入るとフォーミュラマシンがディスプレイされていて
今回ご好意でコックピットに座らせていただけたのですが、脚を伸ばしてほとんど仰向けに寝た状態でドライブするってこんな視界なのか!? と滅多に出来ない非常にレアな経験が出来ました♪
で、今年は夏らしいことを何もしていなかったので以前から気になっていたSUP(スタンドアップパドルボード)をガレージから20分ほどの幕張近郊の人工海岸で体験してきました。
今回SUPをレクチャーしてくれたのはSUPA公認インストラクターで日本SUP振興会理事の川井さんが乗り方からSUPの楽しみ方や技などを教えてくれたのですが、日々の疲れを癒しに海の上でスローな時間を・・・とか思ってたらしっかり型からレクチャーしてくれまして、日々の運動不足に苦しみながらもそれはそれで凄く充実したのでまた時間をみてSUPレッスンしてきます^^
2017年08月19日
設備投資
たまには趣向を変えて・・・
今年はレース活動が無いのでその分を設備投資に当てようかな?と考えてやっていまして、
手始めに今年の始めにずーっと欲しかった大型のボール盤を手に入れて、
いつか作ろう、いつか作ろうと思っていたウェットブラストも必要になってしまったので導入したりと、少しずつ作業環境を自分の考える理想に近づけているのですが、
ここ最近では作業範囲も広がって手狭になっていた超音波洗浄機を以前よりも大型のモノに代えまして、
塗装前の下地処理として、この程度のモノを一度に処理できる能力に昇格させました^^
ちなみにサンドブラスト後はしっかりと洗剤を使ってブラストのメディアを落とすのですが、形状によってはしっかり洗うことが出来ずで、ある程度しっかり洗い流したつもりでも超音波洗浄機に掛けると食い込んでいたメディアなどがジワジワと浮き出てきます。
で、しっかり洗い流したつもりでも超音波洗浄機に掛けた後にはこれだけのメディアが残留していますので意外にタチが悪かったりしますが、こちらの超音波洗浄機はチャイナ製で良くも悪くもチャイナ製ということで馬鹿みたいに振動子が沢山付いているので洗浄目的として威力だけは折り紙つきですw が、どの程度この品質が持つかは謎ですw
でも、お陰でこのようなゴシゴシ洗うと曲がってしまうような部品などの洗浄には重宝してます♪
とりあえず中国製ということでテスト的に取り寄せてみたのですが、現状塗装部品のクリーニング用に使用しているので近々エンジン部品などの油汚れ用も仕入れる予定です^^
が、実際問題うちのガレージは物が多過ぎでして、本当はもっと旋盤とかフライス盤やコンタマシーンなどの工作設備も欲しいのですが、現実問題として既に加工するスペースさえ無くなり機材を置くスペースなど夢のまた夢で軒先で溶接作業とかしているのですが、2ヶ月ほど前にいつもお世話になっているハーレービルダーのシュアショットさんが大型の旋盤に入れ替えるとのことで、
入れ替えで不要となったこちらの手頃なサイズの旋盤をこの度譲って頂きました♪
旋盤だけは10年以上前からいつかは欲しい欲しいと夢見ていたので、今回手に入れられて本当に嬉しいです^^
ちなみに早々使いこなせるわけも無く、まずはGoogle で「旋盤 使い方」と「旋盤 できること」などと検索していたのですが、シュアショット代表の相川さんに実際に部品を作る形で使い方を教わり、あとは予習復習で少しずつレベルを上げてモノ作りの幅が広げられれば・・・と事故を起こさないようマイペースに進めていきます^^:
ちなみに「旋盤 事故」で画像検索するとトラウマになります。。。
あとは以前からチラチラと他の画像に写り込んでいるこちらのインジェクタークリーナーですが、
以前から自分は12Rのインジェクターの様子見や噴射容量を測るのにこのように直接車体に付いているインジェクターを外部電源で作動させて噴射量を測定していたのですが、この当時は冬でストーブも焚いていたのでコーイチさんと話していてこの手のガソリンを使った作業で工場を全焼させたとか、重大な事故になったという話はこの業界ではちらほらと聞く話なので、この手の作業は本当に気を付けなよ。というような話の流れから大事故になるくらいなら多少の出費も仕方ないか・・・と、去年の暮れに何か良いもの無いかなぁ・・・と探してまして、流石にボッシュ公認のASNUなどは買えないのでパクリ天国の中華製で何か類似品は無いかなぁ・・・と探していたところ見つけましたw
で、早速取り寄せて箱を開けてまずは中国製品定番の粗悪な工業オイルの悪臭でノックアウトw
その他にもチャイナ品質らしく本家本元とは程遠いオチもあるのですが、最近このマシンを日本で輸入販売しているところがあるようなので深くは書きませんが、とりあえず一切使ってません。
ただ、このインジェクタークリーナーの中央にある超音波洗浄機の威力がなかなかなモノだったので中華製の超音波洗浄機とか何にも考えてなさそうだな・・・と最初の方で紹介した威力抜群な超音波洗浄機の購入に至った訳ですがw
そして最後はこれですw
暑くてエンジン関係の部品の寸法が測れないわ、ブース内の温度が上がり過ぎて塗装にも支障をきたして作業効率が悪いうえに体力まで奪われ踏んだり蹴ったりで、これならスポットクーラーでも入れた方が作業効率も上がって身体にも良いいわな・・と考えていたところ、仲間から近所のホームセンターで29800円のクーラーが売ってたと連絡を受けて迷うことなく次の日に即購入w
そして仲間とあーでもないこーでもないと壁に穴をぶち開けて取り付けて完成♪ で、来年の年賀状の写真をこの画像にしようかなってくらいにクーラー環境過での作業は最高ですw
ちなみにこのクーラーを入れてから毎日曇り雨でそこまで暑くなくて全然使う必要が・・・。
でもこれでこれからは季節や時間帯など関係なくエンジン作業が出来る環境が整いましたので、今までに比べて非常に効率的に作業が出来るようになりました♪
おかげで先日作業したone off さんお待ちかねのフロントフォークのカラーもだいぶ涼しいイメージに落ち着きましたので近々送りますw
今年はレース活動が無いのでその分を設備投資に当てようかな?と考えてやっていまして、
手始めに今年の始めにずーっと欲しかった大型のボール盤を手に入れて、
いつか作ろう、いつか作ろうと思っていたウェットブラストも必要になってしまったので導入したりと、少しずつ作業環境を自分の考える理想に近づけているのですが、
ここ最近では作業範囲も広がって手狭になっていた超音波洗浄機を以前よりも大型のモノに代えまして、
塗装前の下地処理として、この程度のモノを一度に処理できる能力に昇格させました^^
ちなみにサンドブラスト後はしっかりと洗剤を使ってブラストのメディアを落とすのですが、形状によってはしっかり洗うことが出来ずで、ある程度しっかり洗い流したつもりでも超音波洗浄機に掛けると食い込んでいたメディアなどがジワジワと浮き出てきます。
で、しっかり洗い流したつもりでも超音波洗浄機に掛けた後にはこれだけのメディアが残留していますので意外にタチが悪かったりしますが、こちらの超音波洗浄機はチャイナ製で良くも悪くもチャイナ製ということで馬鹿みたいに振動子が沢山付いているので洗浄目的として威力だけは折り紙つきですw が、どの程度この品質が持つかは謎ですw
でも、お陰でこのようなゴシゴシ洗うと曲がってしまうような部品などの洗浄には重宝してます♪
とりあえず中国製ということでテスト的に取り寄せてみたのですが、現状塗装部品のクリーニング用に使用しているので近々エンジン部品などの油汚れ用も仕入れる予定です^^
が、実際問題うちのガレージは物が多過ぎでして、本当はもっと旋盤とかフライス盤やコンタマシーンなどの工作設備も欲しいのですが、現実問題として既に加工するスペースさえ無くなり機材を置くスペースなど夢のまた夢で軒先で溶接作業とかしているのですが、2ヶ月ほど前にいつもお世話になっているハーレービルダーのシュアショットさんが大型の旋盤に入れ替えるとのことで、
入れ替えで不要となったこちらの手頃なサイズの旋盤をこの度譲って頂きました♪
旋盤だけは10年以上前からいつかは欲しい欲しいと夢見ていたので、今回手に入れられて本当に嬉しいです^^
ちなみに早々使いこなせるわけも無く、まずはGoogle で「旋盤 使い方」と「旋盤 できること」などと検索していたのですが、シュアショット代表の相川さんに実際に部品を作る形で使い方を教わり、あとは予習復習で少しずつレベルを上げてモノ作りの幅が広げられれば・・・と事故を起こさないようマイペースに進めていきます^^:
ちなみに「旋盤 事故」で画像検索するとトラウマになります。。。
あとは以前からチラチラと他の画像に写り込んでいるこちらのインジェクタークリーナーですが、
以前から自分は12Rのインジェクターの様子見や噴射容量を測るのにこのように直接車体に付いているインジェクターを外部電源で作動させて噴射量を測定していたのですが、この当時は冬でストーブも焚いていたのでコーイチさんと話していてこの手のガソリンを使った作業で工場を全焼させたとか、重大な事故になったという話はこの業界ではちらほらと聞く話なので、この手の作業は本当に気を付けなよ。というような話の流れから大事故になるくらいなら多少の出費も仕方ないか・・・と、去年の暮れに何か良いもの無いかなぁ・・・と探してまして、流石にボッシュ公認のASNUなどは買えないのでパクリ天国の中華製で何か類似品は無いかなぁ・・・と探していたところ見つけましたw
で、早速取り寄せて箱を開けてまずは中国製品定番の粗悪な工業オイルの悪臭でノックアウトw
その他にもチャイナ品質らしく本家本元とは程遠いオチもあるのですが、最近このマシンを日本で輸入販売しているところがあるようなので深くは書きませんが、とりあえず一切使ってません。
ただ、このインジェクタークリーナーの中央にある超音波洗浄機の威力がなかなかなモノだったので中華製の超音波洗浄機とか何にも考えてなさそうだな・・・と最初の方で紹介した威力抜群な超音波洗浄機の購入に至った訳ですがw
そして最後はこれですw
暑くてエンジン関係の部品の寸法が測れないわ、ブース内の温度が上がり過ぎて塗装にも支障をきたして作業効率が悪いうえに体力まで奪われ踏んだり蹴ったりで、これならスポットクーラーでも入れた方が作業効率も上がって身体にも良いいわな・・と考えていたところ、仲間から近所のホームセンターで29800円のクーラーが売ってたと連絡を受けて迷うことなく次の日に即購入w
そして仲間とあーでもないこーでもないと壁に穴をぶち開けて取り付けて完成♪ で、来年の年賀状の写真をこの画像にしようかなってくらいにクーラー環境過での作業は最高ですw
ちなみにこのクーラーを入れてから毎日曇り雨でそこまで暑くなくて全然使う必要が・・・。
でもこれでこれからは季節や時間帯など関係なくエンジン作業が出来る環境が整いましたので、今までに比べて非常に効率的に作業が出来るようになりました♪
おかげで先日作業したone off さんお待ちかねのフロントフォークのカラーもだいぶ涼しいイメージに落ち着きましたので近々送りますw
2017年08月10日
十人十色なキャブレター製作
あぁ〜気晴らしに海に行きてぇ・・・とか思いつつ根詰めて作業をして、ずーっと海海考えながら塗装のデザインを考えていたら和な感じの波模様も良いな・・と波模様を取り入れる事にしたのですが、
実際にデザインをしてイケるかも。と採用し、実際にパソコンで出力してプロッターでカッティングシートを切りはじめたらデザインが細か過ぎてカチャカチャとカッティングシートを切り出すだけで1時間。。。 そこから不要部分の抜き取り作業を手作業で偏頭痛と闘いながらセコセコと1時間半格闘で、なんだか海を感じるどころか余計に疲れが・・・で、軽くやさぐれてましたw
それにしても今年も残り4ヶ月を切ってしまいましたが、先月辺りからポツポツと年末に向けたイベント車両関係の作業依頼などもボチボチ増え始めてあっと言う間に年末を迎えるんだろうな・・・といった感じですが、イベント向けのキャブレターの製作などもお陰様で順調に仕上げさせていただいております^^
こちらのキャブレターはハーレーで年末の横浜で行われるショーに出展をされる予定のマシン製作の一貫でセラコート仕様での製作をご依頼いただきまして、今回はエンジンに施された特殊な処理の色合いに合わせるべく、マットブラックと艶有りブラックの2色をご選択いただいて仕上げさせて頂きましたが、最終的にどのような仕上がりで纏まるのか今から年末が非常に楽しみです^^
そしてもう一機、先日嬉しい事に超ド派手仕様のご依頼を頂いて製作させていただいたのですが、こちらのこの上なくド派手なFCRキャブレターですが、装着するマシンはバイクではなく4輪のSR20DE E/g に流用装着されるキャブレターとのことで、4輪ならこの位派手な方がエンジンルーム内での存在感もあってボンネットを開けた際に一発目に目に飛び込むインパクトは十分ありそうです^^
また当初はガンコートを使用しての製作依頼でしたが、待ちに待った初のド派手仕様という事でこちらもノリノリで今回はサービスにてセラコートにバージョンアップをさせていただいて、発色の良いセラコートのコルベットイエローという色を使って製作をさせていただいたのですが、製作前から黄色ということである程度は覚悟をしていたのですが、綺麗な発色にする為に厚塗りをしなくてはならず、何度も仕上がりが気に入らずやり直して正直今回は今までで一番作業が大変でした。
でも納品した際にオーナーさんに予想以上と喜んで頂けたので苦労した甲斐がありました^^
そして最後にご紹介するのは先ほどのド派手とは真逆の渋めのフルブラック仕様での製作ですが、今回はパッと見では気付かないレベルでセラコートによる半艶と艶有りの2種類のブラックを細かく使い分けて技を効かせ、トップキャップにはブラックのリンクル塗装を施し徹底的にフルブラックに仕上げつつも単純なベタ塗り感を出さぬように注意を払いながら仕上げました。
今回の製作にあたって施工対称となった部品の一覧ですが、こちらのキャブレターのオーナー様は70年代に黒に拘ったチームで有名な元COOLS結成時のサブリーダーということで、今回もとことんブラックに拘った仕様を目指しました^^
ちなみにセラコートなら密着性が非常に高いのでこのようなスプリングも問題なく施工が可能ですが、ドライブラストを当てると場合によってはスプリングがダメになってしまうので、線径の細いスプリングの場合には熱を持たないウェットブラストにて下地処理を行います。
それにしても自分の生まれ育った地元が五井(ごい)という町で、何かにつけて51という数字を好んで昔から使って親しんでいて、コーイチさんも51で、今回のオーナー様も51と、51という数字には生まれた時から何かと縁がありますね^^
そして先日のアメフェスの会場にてPAMS様が展開していたブースで今回製作させて頂いたCRキャブレターを装着した特別なZ1000Rが展示されていまして実際に施工したキャブレターを装着したマシンを間近で見てきたのですが、ちょっとやり過ぎたかなぁ・・・と少し気掛かりだったフルブラック化も逆にフルブラックにして良かったと思える位に他所も徹底的にブラックアウトされた車両で、
エンジンに装着した際のバランス感も違和感なくオーナー様にも気に入っていただけたとの事でこちらも一安心できました^^
こちらのマシンはマフラーのブラック化や細部の煮詰めなどがまだ製作途中とのことで、こちらも今後の完成が楽しみな一台です♪
また今回は当日に会場でPAMS様に了解を得て画像の撮影とブログへの搭載許可もいただけたのでこれでまた一つキャブレターペイントギャラリーに搭載できる実例画像をゲットする事が出来ました^^
そして最近は新品ベースのキャブレター製作や非分解箇所まで分解してのオーバーホールも兼ねたキャブレター製作など、メーカー機種問わずいろいろなオーダーが入ってきてどれも時間を要するので予約の待ち時間や納期がどんどん遅れてしまっておりますが、
それでもお待ち頂けて次から次へと新しいことに挑戦させていただける事に感謝しつつ、より良いものを提供出来るように技術を磨いてこれからも頑張ります^^
実際にデザインをしてイケるかも。と採用し、実際にパソコンで出力してプロッターでカッティングシートを切りはじめたらデザインが細か過ぎてカチャカチャとカッティングシートを切り出すだけで1時間。。。 そこから不要部分の抜き取り作業を手作業で偏頭痛と闘いながらセコセコと1時間半格闘で、なんだか海を感じるどころか余計に疲れが・・・で、軽くやさぐれてましたw
それにしても今年も残り4ヶ月を切ってしまいましたが、先月辺りからポツポツと年末に向けたイベント車両関係の作業依頼などもボチボチ増え始めてあっと言う間に年末を迎えるんだろうな・・・といった感じですが、イベント向けのキャブレターの製作などもお陰様で順調に仕上げさせていただいております^^
こちらのキャブレターはハーレーで年末の横浜で行われるショーに出展をされる予定のマシン製作の一貫でセラコート仕様での製作をご依頼いただきまして、今回はエンジンに施された特殊な処理の色合いに合わせるべく、マットブラックと艶有りブラックの2色をご選択いただいて仕上げさせて頂きましたが、最終的にどのような仕上がりで纏まるのか今から年末が非常に楽しみです^^
そしてもう一機、先日嬉しい事に超ド派手仕様のご依頼を頂いて製作させていただいたのですが、こちらのこの上なくド派手なFCRキャブレターですが、装着するマシンはバイクではなく4輪のSR20DE E/g に流用装着されるキャブレターとのことで、4輪ならこの位派手な方がエンジンルーム内での存在感もあってボンネットを開けた際に一発目に目に飛び込むインパクトは十分ありそうです^^
また当初はガンコートを使用しての製作依頼でしたが、待ちに待った初のド派手仕様という事でこちらもノリノリで今回はサービスにてセラコートにバージョンアップをさせていただいて、発色の良いセラコートのコルベットイエローという色を使って製作をさせていただいたのですが、製作前から黄色ということである程度は覚悟をしていたのですが、綺麗な発色にする為に厚塗りをしなくてはならず、何度も仕上がりが気に入らずやり直して正直今回は今までで一番作業が大変でした。
でも納品した際にオーナーさんに予想以上と喜んで頂けたので苦労した甲斐がありました^^
そして最後にご紹介するのは先ほどのド派手とは真逆の渋めのフルブラック仕様での製作ですが、今回はパッと見では気付かないレベルでセラコートによる半艶と艶有りの2種類のブラックを細かく使い分けて技を効かせ、トップキャップにはブラックのリンクル塗装を施し徹底的にフルブラックに仕上げつつも単純なベタ塗り感を出さぬように注意を払いながら仕上げました。
今回の製作にあたって施工対称となった部品の一覧ですが、こちらのキャブレターのオーナー様は70年代に黒に拘ったチームで有名な元COOLS結成時のサブリーダーということで、今回もとことんブラックに拘った仕様を目指しました^^
ちなみにセラコートなら密着性が非常に高いのでこのようなスプリングも問題なく施工が可能ですが、ドライブラストを当てると場合によってはスプリングがダメになってしまうので、線径の細いスプリングの場合には熱を持たないウェットブラストにて下地処理を行います。
それにしても自分の生まれ育った地元が五井(ごい)という町で、何かにつけて51という数字を好んで昔から使って親しんでいて、コーイチさんも51で、今回のオーナー様も51と、51という数字には生まれた時から何かと縁がありますね^^
そして先日のアメフェスの会場にてPAMS様が展開していたブースで今回製作させて頂いたCRキャブレターを装着した特別なZ1000Rが展示されていまして実際に施工したキャブレターを装着したマシンを間近で見てきたのですが、ちょっとやり過ぎたかなぁ・・・と少し気掛かりだったフルブラック化も逆にフルブラックにして良かったと思える位に他所も徹底的にブラックアウトされた車両で、
エンジンに装着した際のバランス感も違和感なくオーナー様にも気に入っていただけたとの事でこちらも一安心できました^^
こちらのマシンはマフラーのブラック化や細部の煮詰めなどがまだ製作途中とのことで、こちらも今後の完成が楽しみな一台です♪
また今回は当日に会場でPAMS様に了解を得て画像の撮影とブログへの搭載許可もいただけたのでこれでまた一つキャブレターペイントギャラリーに搭載できる実例画像をゲットする事が出来ました^^
そして最近は新品ベースのキャブレター製作や非分解箇所まで分解してのオーバーホールも兼ねたキャブレター製作など、メーカー機種問わずいろいろなオーダーが入ってきてどれも時間を要するので予約の待ち時間や納期がどんどん遅れてしまっておりますが、
それでもお待ち頂けて次から次へと新しいことに挑戦させていただける事に感謝しつつ、より良いものを提供出来るように技術を磨いてこれからも頑張ります^^