2017年09月

2017年09月29日

Gift

通常の作業に加えて2週間ほど前から突如始まった短期決戦のチャレンジ事でてんやわんやしていたらあっと言う間に9月までもが・・・
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で、今更夏休みの自由研究という話題もあれなのでネタを変えましてというか、触れられずにいられるか!w という話があったのですが、

今年は本当に色々な方から毎月贈り物を頂いてまして、SBR_0364
先月はハーレーで1/8mile 5秒台連発な岡山のリバーフィールドパフォーマンスの川田さんよりピオーネという目茶苦茶美味しい葡萄を頂いたのですが、その前月にもいつもコメントをくださる砂粒さんから静岡産のこれまた美味しいマスカットと葡萄を頂いたりで、いつもお心遣いいただき誠に感謝いたしますm(_ _)m と改めて御礼を申し上げたいのですが、つい先日、いつも配送をしてきてくれるヤマト運輸のドライバーさんから荷物のお届けの連絡があり、「大小3点の荷物があるんですけどあともう一点変な荷物があるんですが・・・」と、

で、変な荷物って何すか?w と聞くと、
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” 住所はシークレットさんなんですけど名前がGabuってなってて品名が「死体」ってなってるんですが・・・。
しかもドンキーの袋に直接包まれてるっぽくてクール(冷凍)便です・・・。 ” と。
ちなみにそれって広島から来てませんかね。。。と聞くと、「あ、広島からですね!」ということで、とりあえず受け取り拒否でwと言いたい気持ちを押し殺して持って来てくださいと伝えて持って来てもらったら・・・

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流石は全国イカレポンチ連合会の総帥=ポンチ神だけのことはある・・・。
読んで字の如く生々しいのであえて袋は取りませんがw、肉を送るといって丸々一匹送ってくれるとは流石はポンチの極み・・・
しかもメモなど一切なく自分のようなド素人がこれを貰ってどう処理すれば良いのかと小一時間・・・w
小脇に抱えると癖でつい撫でてしまいそうになる収まりの良いサイズで、しばし小脇に抱えてとりあえず名前でも付けてあげようかな?とか考えた瞬間思考停止しましたw
※ 送り主のone offさんは広島で猟友会のメンバーをなさっているジビエ愛好家の方で決して事件性は無く、サイコパスな方からの贈り物でもありませんw
ちなみにこれはイノシシの子供ですかね・・・?
これを頂いてふと思ったのですが、よくマグロ一匹プレゼントとかってありますが、あれって相当良い迷惑だろうなぁ・・・と手に余るこの贈り物を前にしみじみ感じますた・・・。
とりあえず食べて供養ということで今週末の富士スピードウェイでのイベントでみんなでバーベキューでもしよう!とか考えてたら富士側からダメ!と却下されたのでw 何とか別の美味しく頂く方法を考えます!
本当に少しで良いと言ったのに丸々送ってくれた one offさん・・・ありがとうございましたw
PS、自転車のフレームもラスト一回クリアーを吹けば完成なので近日中に送ります!


そして今週末に富士スピードウェイにて7月に観戦したアメフェスとまた違うドラッグイベントのスーパーアメリカンフェスティバルが開催されるのですが、ここ数年毎年参加させて頂いていたのですが、今年はマシンが無いので参加はせず、ガレージで作業でもしてようとか思っていたところ、
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もし良ければ当日手伝ってもらえないかな?と、隼のターボで参戦をしているTさんから要請があり、いつも一緒に行かれているクルーの方が用事があって来れないとの事でお手伝いとして付き合う事になったのですが、簡単にこのマシンの経歴をご紹介すると、

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10年前に当時イエローコーンさんがプロモーションの一環として、米国のオリエントエクスプレスというレースご用達ショップでGSX1300R 隼をベースに500馬力前後のターボ車両を製作し、その車両を国内に持ち込んで、2007年の10月の暮れに仙台ハイランドで行われたJD-STER最終戦にて日本で初めて公式にストリートバイクとして1/4mile で8秒台に入れた歴史のあるマシンで、

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当時はこのマシンが走るたびに食い入るように仙台のピット上から見ていたのを今でも良く覚えています。
そして同じく当時イエローコーンさんのプロストックバイクのライダーとして活躍されていた現オーナーのTさんがプロモーションの終了を機にこのマシンを譲り受けて毎年レースに参戦しつつ今に至るといった流れだったかと思うのですが、

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ここ数年は走行してもタイムも落ちて8秒台は程遠く、平均して9.6秒台前後が目立ち、端から見ていても不調そうだなぁ・・・と全盛期のベストから1秒落ちと見た目に分かる調子の悪さで、今回改めて聞いた話では震災前から既に8秒台には入っていないということなので7年ほどずっと調子を崩したまま今に至るとの事で、正直端から見て調子が悪いと分かっていても他のショップさんがサポートしているマシンに対して ” それ調子悪いですね ” なんて絶対に言えませんので見守るくらいしか出来ませんが、2015年のレースであまりにもこのGSX1300ターボの調子が悪く、このままじゃいい加減危険なんじゃないか?とマシンの状況を見させていただいた時に、エキマニの割れが発生していてそれが原因でブーストが掛からず絶不調だったという流れでセラコートの耐熱テストも兼ねてウチで修正させていただいたことがありまして、その時に預かった際にだいぶマシンの状態が酷いなぁ・・・という印象があったので、今回のアメフェスでシークレットベースレーシングとしてサポートをするにあたって一度このマシンの健康診断をさせて欲しいとオーナーのTさんにお願いをしてマシンのチェックを進めてみると出るわ出るわの機関絶不調で「ダメかなぁ?」というオーナーTさんには悪いと思いつつもこれがボクシングなら試合開始のゴングと共にタオルを投げ入れる勢いで終わってますと^^:
で、このままの仕様で走るのであれば危険ですし得られるモノもないのでサポートには行けない旨を伝え、レースまで2週間を切っている状況だったので全てを直すことは無理でもエンジンをあの当時のフルパワー仕様に戻すことなら出来そうなので一か八かこのモンスターマシンを復活させてみませんか?と、間違ってもお金が欲しくて言っている訳ではないので工賃とか手間賃など一切要らないのでこいつを復活させてあの走りをもう一度、あわよくば来年自分の12Rが復活した時に10年振りに10年前にこのマシンを見ていつかあんなマシンと闘えるマシンが作れたらな・・・と思っていたあの思いをお互い全力で成し遂げれたらな・・などといろいろな考えがありまして、とりあえずオーナーのTさんとの話の流れで急遽復活に向けた整備がスタートしまして、

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検診して悪い箇所などは既に分かっていたのでぐちゃぐちゃな配線や補記類などは状況が分かるオーナーのTさんに任せて、エンジン自体は自分が修理してで、正直当時オリエントエクスプレスがどのような仕様のエンジンを作ったのか?も非常に気になっていたので興味深く観察しながら分解を進めたのですが、このマシンが調子を崩した最大の原因はここに来るまでに何件かのショップさんが担当されたようで、その時にデータを取らずにバラしてしまった為に本来の仕様が分からなくなってしまい、元に戻せなくなって最終的にサービスマニュアル通りに組んだだけとのことで、今回の不良箇所も分かっていれば有り得ないミスで組まれていた状態で、手品と一緒でタネが分からなければ ” この人本当は超能力者なんじゃないか? ” なんて思う事も、タネを知ってしまえば ” そんな単純な事だったの? ” って感じになるのであえてタネ明かしはいたしませんw

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それにしても10年一昔なんて言いますけど、10年前に作られたこのマシンのスロットルボディは既にボアが広げられていて、その加工自体はもっと前からあってことさら珍しい加工ではないのですが、基本的な仕様として取り入られているあたりは流石馬力至上主義先進国のアメリカですね。

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そして何とかエンジンの方も不良箇所を直して再始動完了です^^

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そしてだいぶお疲れ気味だった部品達もセラコート処理や熱害対策のシートを張り込んで見た目も綺麗に生まれ変わりました^^

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そして全ての組み付け作業が完了したら早速テスト走行ですが、このマシンは上記したように不調シーズンが7年近くあり、その日々悪化する不調に合わせてセッティングや補記類などのセットアップを変更してしまっているので、それらを元に戻さなくてはならないのですが、現状、歴代のショップさんで取り付けた補記類や電子パーツ類の仕様が自分にはさっぱり分からないので完全に実情を知るオーナーTさん頼みですが、それも全て元のデータなしで完全な手探り状態^^:

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しかもオーナーのTさんがカチャカチャと整備をしていてそれを横で見ていて「そんなやり方していたら絶対にエンジン壊しますよ。」と言っていた矢先に壊れて一瞬目の前が真っ白にw
そして実際の走行テストでもエンジンの調子は良いのにスタート〜60ft 区間のダッシュが悪い。。。
全盛期のこいつならもっと勢いがあったハズ。とオーナーのTさんにスタートの回転数をもう少し上げてもらって試すもどうもブーストが掛かっていないっぽい。
そこで1速では無駄にパワーを発生させないようにブーストコントローラーで落としているブースト圧を上げてもらってリトライするも全然納得するパワー感ではない。
その後も全然ブーストが掛けられてないっすよ!とスタートの回転数を変えてみたりアクセルをもっと頑張って開けてくださいと頼んでみたり、何とかしてもっと早くブーストを立ち上げられるようにと深夜まで時間一杯練習とチェックとテストを兼ねた走りをして全く納得の行くスタートが出来ないままその日は撤収。。。

後日、なんであんなにブーストが掛かってない走りになるんだ?とウエストゲートが壊れてるのか?とチェックをしようと覗き込んでみると・・・SBR_9661
Tさんお願いしますよホント。。。
ゲートの留めネジの閉め忘れで排気圧を太っ腹に大気開放してるじゃないっすか・・・。
ということであの走りが全力じゃないということで希望も出て一安心しつつ、先日雨が降り出す前にブーストがしっかり掛かるかをチェックしたところバッチリこれだ!という昔の迫力が戻ってきて逆にパワーがあり過ぎて満身創痍のこのエンジンが持つのか心配になってしまいましたが、本日は雨で走れずチャンスは残り一日。
今年はレース活動が無かったので久々のこの時間に追われてる緊張感がたまりませんw
とりあえず天気は良さそうなので10年ぶりに8秒入りして記録に残る走りになるか?
もしくは老体な車体が悲鳴を上げて吹っ飛んで記録よりも皆の記憶に残る走りになるか・・・w
毎度の事ながら準備期間が短過ぎるのが悔やまれますが、ダークホースの復活目指してベストを尽くしてサポートしてきます^^


akane380 at 05:08|PermalinkComments(10)

2017年09月13日

WPC処理とDLC処理の摺動性比較

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ここ数週間タイトな納期の作業に追われていて無事にクリアー出来たので先日気晴らしに外房まで旨い魚を求めて行ってきたのですが、海の家なんかも跡形も無く撤去されて誰も居らずな静かなこの時期の海が一番好きですが、それにしても夏も完全に終わってしまいましたね・・・。
涼しくなった秋空のおかげで星もよく見えて先日はハイペースで視界を横断する衛星も久しぶりに見たりでまったり癒されました。


ということで、あっと言う間に過ぎた今年の夏の自由研究ですが、
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ここ最近になってやっと自分のマシンをイジれる時間が出来たので新しい仕様でこのリフター関係の処理をどうしようか?を以前からチョイチョイ考えていまして、

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今まで手を変え品を変えでいろいろ表面処理の効果の違いなどを自己検証してきまして、カムやカムキャップはWPC処理を、

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そしてピストンや2ndリングなどオイルの潤滑環境の良い部分にもWPC処理を、

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対してオイル環境の厳しいTOPリングやせん断応力の掛かるピストンピンやシフトフォークなどにはDLC処理を・・・

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そしてクランクシャフトのジャーナル及びピン部分とバルブステムなどは磨き仕上げ・・・というのが個人的に安定していて費用対効果も高く結果も良かったのでこれからの自分の仕様として定番と考えているのですが、

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このリフターだけは現状WPC止まりで未だDLCを試していないのですが、それは何故かと言いますと・・・

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施工費用がメチャクチャ高いんですw
施工費用一個5,000円弱×16もの費用を掛けるのであれば、その費用で他のもっと効率的な部品が買えるのではないだろうか・・・と毎回気にはなれど躊躇しておりまして、そもそも今までも各部分にDLC処理を施して試してみた結果、思わしくない結果が得られた時もあるのでいきなり全力は怖いな・・・

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と、いうことで今回試しに一点だけDLC処理を施していただいて、実際DLC処理を施したリフターとWPC処理と純正のままの素地との違いは感じられるのか?を簡単な方法でチェックしてみました。

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今回使用するリフターは純正素地、WPC処理品、DLC処理品共に新品をベースに、ドライの状態であればWPC処理やDLC処理の効果があるのは分かっているので、今回はしっかりオイルに浸した状態で、

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実際にリフターホール内でのフリクションの感じられ方の違いなどの単純な比較チェックをしてみたのですが、これが意外な結果となりまして、純正素地のそのままのリフターは慣らされていない分、シャリシャリと音を立てて突っ掛かったりして動きが渋く決して良いとは言えない状態で、WPC処理を施したリフターはスコスコと動いて軸をズラしても躓くことなく動いてくれました。
そして最後にDLC処理の結果ですが、WPC処理のリフターもほんの僅かに摺れる音は出ていたのですが、DLCは摺れる音は皆無で摺動抵抗は殆どありませんでした。が、いざリフターを勢いよく上下させるとオイル抵抗が酷く、ポンピングロスに似た感覚の抵抗が強く感じられて正直リフターとしての連続的な動きの場合には純正素地の時以上に抵抗感が強く、フリクションとは別の負荷を感じました。
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何となくイメージとしてはこんな感じでベターっと張り付いている状態の物を動かしているような印象でオイルとの親和性が良過ぎるのかなんなのか・・・。

そこでこれはどういう事なのか?を、いつもお世話になっている不二WPCさんのこちら ↓ の技術資料を見ながら再度DLC処理の事を理解しようと思ったのですが、
画像をクリックすると不二WPCさんのページに飛んで読むことが出来ます↓ 

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DLCにも何種類か種類があり不二WPCさんでは水素フリーの硬度60〜70GPaで耐熱温度が500〜600℃の ta-C と、水素含有で硬度20〜30GPaで耐熱温度が300〜400℃の a-C:H の2種類のDLCを使い分けているようなのですが、当然、高硬度で耐熱性が高い方の ta-C を使用されるのかと思ったら場所場所でそうでもないらしく、それらの話を聞いていると尚更よく分からなくなってしまったことと、この技術資料の最後のページに

おわりに
DLC 膜はその優れた特性ゆえ、使用が拡大している。また、生成機構や使用環境に対する検討も進んでいる。にもかかわらず、未だ完全には解明されていない材料であり、未解決の課題も数多く存在する。例えば、しゅう動時の表面のグラファイト化や成膜後の継時変化などについて、議論はされているが決定的な解答は得られていない。また「専門家」も多く、様々なモデルも提案されている。中には、明らかな誤謬と思える内容が堂々と提起されているのも事実であり、多くの情報の中で実験的事実と提案するモデルの切り分けも必要であると考えられる。
本稿では DLC 膜の構造・特性と、下地処理として弊社の主要技術である WPC 処理を中心として述たが、どのような技術でもすべての分野をカバーするのは不可能であることは自明の理であり、熱処理やメッキあるいはその他の表面改質手法との使い分けや複合化が重要であり、今後の大きな課題であると考えられる。


という事が書かれており、他の方々の同じような解説や論文のようなモノを読んでみてもまだまだいろいろ良かれ悪かれ可能性があるな・・・と、やっぱり思った事を直接専門家に聞いた方が手っ取り早いということで、

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施工をお願いする部品も丁度あったので作業を依頼しがてらこちらの感じた事の是非を聞きつつ、それを踏まえてこちらが考えた希望の仕様をお願いしに行ってきました。


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そして、その前に以前に一度不二WPCさんに聞いたものの、やはりどうしても納得が出来ず本当に?と思ってその後も何度か聞きなおしていい加減しつこいと思われてそうだったこちらのWPC処理の使用後の状態ですが、
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以前にこちらのブログでも説明しお伝えしましたが、” WPCの処理跡が消えていてもワーク表面はプラトー状態で一番良い状態とのこと。” とお伝えし、正直その後も本当かなぁ・・・と未だに疑いの目でしたが、

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今回最終確認として実際に現物を持っていって不二WPCさんの施設の電子顕微鏡を使って表面の状態を詳細に確認してもらった結果、

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既にWPCのディンプル層は消え去っており、表面はボロボロな状態でしたw
まぁ当然これは不二WPCさんがどうのという話ではなく、やはり電話口での口頭の質問では実際の症状の状況が分かりませんので今後はこの状態になったら美味しいところは終了しているという判断基準になったということで、やはり実際に伺って話を聞くと得られる情報量も多く、今回はいろいろと良い話も聞けて勉強になったので実際にお伺いして良かったです^^

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ちなみにこちらがWPC処理をした本来のワーク表面の状態とのことです。

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そして部品を預けて一週間ほどで不二WPCさんに加工をお願いしてきたリフター達が仕上がって戻ってまいりました^^

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防錆処理のオイルによってDLC処理特有の7色に怪しく光る様が何とも言えません♪ って結局DLC処理にしたんかいっ!って話ですがw、

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ちゃっかりサイドの摺動面はフリクションが一番少なかったWPC処理にて仕上げていただいたDLC処理とWPC処理のハイブリッドな理想的仕様となります^^

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というのも、自分の12Rで使用しているカムは純正に肉盛りをした加工カムでリフター天面への攻撃性が強く、今回不二WPCさんの電子顕微鏡で2000倍の画像を見せていただいたところ、リフター天面にはオイルの焼き付き痕や微細なカジリ痕などが見られ、オイルの潤滑環境の良いサイドと比べるとやはり天面部分は高回転時に過酷な環境になっているので、ここは潤滑環境の悪い部分で威力を発揮するDLC処理が欲しかったという二極的な考えの結果なのですが^^:
ただ、そんな安易な仕様でも今回お話をして不二WPCさんの方でもこの仕様の方が効率が良いかも知れないと、今後不二WPCさんのメニューに取り入れるかを検討するとのことでしたので、多少は直感的な考えも的を得ていたのかな・・・と。
ちなみにDLCの施工面積が少なくてもお値段据え置き変わりませんw
むしろマスキングの手間などが発生するので、逆に高くならなくて良かったなと^^:

そして、今回のこの内容は自分のエンジンに対しての内容となっておりますので、水平対向エンジンのようなオイル環境が厳しい場合にはサイド面にもDLC処理が有効かと思いますし、その都度エンジンの特徴や使っている材質などいろいろな条件によっても考えが変わりますので、今回の記事はあくまでも一個人の興味の範疇でのお話ということで暇つぶし程度にお願いします。

また、この記事と殆ど同じ内容ですが、実際にリフターの動きを紹介する動画も作ってみましたので、興味のある方は覗いてみてください。


ということで、次回は夏休みの自由研究「工作編」をお送りいたしますwSBR_0329


akane380 at 05:10|PermalinkComments(10)DRAG RACE 製作記