2018年06月

2018年06月29日

セラコート ブラック色見本

SBR_0020
今回は一番依頼件数の多いセラコートブラックの艶の違いによる色見本的な画像をアップしますので、作業ご依頼時の参考にして頂ければと思います。
※ 艶感は鋳物肌や鏡面地、曲面、平面など下地の状態や形状によって仕上がりに違いが出ますので、あくまでもイメージの際の参考としてご覧下さい。

SBR_4252
※ また、こちらで紹介する艶はメーカー基準ではなく、オリジナルで調色をしてラインナップした独自配合の艶表現となります。






SBR_9923
セラコート艶有りブラック一例

PN8A4505
セラコート半艶有りブラック一例

SBR_5120
セラコート半艶消しブラック一例

SBR_9844
セラコート艶消しブラック 小物一例 ※後ろのパイプ関係はガンメタです

SBR_1051
セラコート艶消しブラック 大物一例 
※ こちらの艶消しブラックの画像はあえて実際の露出に合わせて撮影しています。

SBR_0293
セラコート ELITEシリーズブラック仕上げ 一例

SBR_0189
セラコート1200度耐熱ブラック一例

SBR_5679
<タービンEXHハウジング&カートリッジ&EXHマニ >セラコート1200度耐熱ブラック ×
<コンプレッサーハウジング>半艶ブラックの使い分け例

SBR_0136
セラコート仕様キャブレター一例 (手前左:半艶ありブラック   手前右:艶ありブラック )

SBR_0445
Z400FX - E4 エンジン一式 艶ありブラック×レッド セラコート仕様一例

SBR_9991
GPZ900R エンジン一式 半艶ブラックセラコート仕様一例  
※クラッチとスプロケットのカバーは艶ありブラック仕上げとなります




今後米国NIC社より新しいブラックシリーズがリリースされた場合には
こちらに画像を追加していきます。







akane380 at 03:14|PermalinkComments(4)│ │セラコート | 作業記事

2018年06月21日

目標 ES = CS

いまウチに入ってくる作業依頼の殆どが遠方からの発送による作業依頼なのですが、作業の打ち合わせなどは直接お越しいただけない場合にはメールで出来るだけわかり易い様に類似作業の完成画像を使って説明したり、場合によっては色見本をお送りして選択していただいたり、希望や仕様等を聞いた上でこちらからアドバイスをさせていただいたりと、不利益を与えぬよう少しでも希望の仕上がりでお返しが出来るようにと勤めているのですが、
SBR_0797
先日作業をさせていただいたこちらのゼファー1100のエンジンケースのセラコート処理も遠方からのご依頼ということで打ち合わせはメールで行いまして、当初の打ち合わせでご希望の色を半艶のブラックにするか艶消しブラックにするかで悩まれまして、ご検討の結果、今回は艶消しブラックを選択していただいたのですが、作業が完了して納品をした際に仕上がりを気に入っていただきつつも、次回追加で作業のご依頼を検討してくださっている旨の話の中で若干今回の仕上がりは希望と違っていたのかな?という感じがしたのでストレートに聞いてみたところやはり若干想像と仕上がりが違ってしまったようで、良ければサービスで塗り直しますよ!ということで塗り直しをしたのですが、

SBR_0877
こちらに部品が到着してブラストで剥離後に再度半艶で再施工を行いまして、まずはメールで仕上がりの確認をして頂いた所、今回は色味的にも希望に副っているとの事で一安心しつつ、

SBR_0878
クラッチカバーの仕上がりが悪かったのでサービスとはいえ、ここはしっかり仕上げるべくクラッチカバーのみ単体で再度塗り直すことに・・・。

SBR_0895
そして再度ブラスト処理を経て再施工を行ったところ何だか色味が変わってるぞ・・・と。
セラコートは艶の有無を硬化剤の量で調整するのですが、他の作業とごっちゃになっててんやわんやで硬化剤の添加量を間違えた。。。と凹みつつ再度やり直し^^:

SBR_0898
で、再度やり直すも色味は変わらずなんじゃコリャ・・・と。。。

SBR_0897
どうやら新しく取り寄せた塗料の個体差で色味が変わったようで、ガンコートでもこの手のロットによって色味が変わるトラブルが何度かありましたが、ホントこのタイミングはツライ。。。

SBR_0899
ということで、今度はクラッチカバーに合わせて他のカバー類をやり直す事に・・・w

SBR_0905
そして通算五回目にしてやっと満足の行く仕上がりに持っていけまして、納品後もオーナー様よりメールを頂けて仕上がりの方も前回以上に気に入っていただけたとの事で良かった良かった♪ と一安心できました^^
自分も経験があるのですが、カスタムをしていて完成形のビジョンが出来ている中で、途中で予定と違う部品や仕上がり部分が入ってしまうとそこを見る度に常に残念な気持ちになって熱が冷めてしまったり妥協しがちになってしまうんですよね。
特に色味に関しては普通の人であれば「黒」と言われれば一色しか想像しないかもしれませんが、実際には黒にも沢山の色味が存在していて実際に想像をしていたのと違う仕上がりになってしまった・・・という事も多くあるかもしれません。
そんな残念な思い出作りのきっかけにはなりたくないので、自分のところでは結構やり直しも多いのですが、オーナーさんと自分の双方が満足できればそれで良いのかなと^^ 

SBR_0891
こちらのZ1000R用のカーカーのメガフォンマフラーも何だかんだで技術的な問題ではなくマフラーの状態的な面で仕上がりが気に入らず3回ほどやり直して納期もだいぶ延ばしていただいてしまったのですが、一つの作業にコストと時間を掛けて何度もやり直すとこれが生業だったら鼻血ものの出血大サービスの赤字ですが、とりあえず今のガレージでの活動スタイルは利益よりも技術進歩と自己満足度優先で今は自分が納得したいが為にやっている面が強いので、ES(従業員満足)は CS (顧客満足度)に繋がるかな?と結果オーライで仕上がりも多分、気に入っていただけている・・・と思いたいですw
※注 (とりあえず塗ってみて!その後に仕上がりを見てから色考えるから!っていうのはご遠慮くださいw 流石に死にますw)

ということで近々簡単な黒の色見本的な画像をアップします!という話の前フリでしたw

SBR_0915
それにしてもKAWASAKIの空冷と水冷のE/g カバー類の作業は一定数入ってくるのですが、他メーカーは殆ど入ってこないんですよね・・・。
何ででしょうかね・・・w


akane380 at 03:41|PermalinkComments(6)│ │セラコート 

2018年06月15日

癒しのススメ

2月と3月の作業がピークだった頃に受付が出来ず、それならと梅雨時期の6月に作業予定を変更していただいた作業が溜まり始めてまた頭抱えてますw

iphone_0889
で、もう嫌だ!と作業を放ったらかして現実逃避の旅に出てましたw というのは冗談で、作業の事は少し考えたくないので気晴らしに全く関係の無い事を書かせてください・・・えぇ末期ですw
シーズン中の海は人だらけで嫌いなのでシーズン前に一度くらいは・・と、今年初の外房の海に先週やっと行くことが出来ました^^
やはり外房の綺麗な海の癒し効果は抜群で今月も忙しくなると覚悟を決めて新たな鋭気を養ったつもりでしたが、既に心が折れそうですw

Chiba
で、毎回海に行きたい海に行きたいと言いつつ、自分の地元は赤丸の場所で東京湾の海が車で5分程と目の前だったりするのですが、

iphone_0880
地元の東京湾の黒い海は工業地帯独特の科学的な匂いで癒し効果ゼロでむしろ哀愁が漂いますw

iphone_0893
なので毎回太平洋側の外房に行くのですが、やはり十代の頃から通っているここの海が一番落ち着いてボーっと出来るので、いつもの飯屋さんで旨い魚を食べてこの海で何も考えずボーっとしていると凄く癒されます^^
最近自分の周りでも精神的にお疲れな方が多いので、たまにはボーっとする事をお勧めします!w

IMG_9741
ついでなのでとある地方の方がディズニーに遊びに来られるとの事だったのでプレゼンですが、こちらの六本木ヒルズの屋上展望台がお勧めですw

IMG_9752
昨年福岡からケンタロウさんが遊びに来られた時に都内観光がてら一緒に黄昏に行ったのですがw、ヘリポートのある屋上で野外なので眺めもよく爽快感が得られます^^

IMG_9774
東京タワーの特別展望台からの眺めも綺麗ですが、やはり東京の夜景には東京タワーとスカイツリーが入っていないとダメですよね^^
先ほどの海と間逆で新しい事を始めようとする時には都内の雑踏の中に入ってボーっとしてると皆頑張ってるなぁ・・とやる気が沸いてくるので、新たな一歩に躊躇している時にはゴミゴミした都会もお勧めですw などとどうでも良いことを書いていたら塗装が焼きあがったので乾燥炉を止めて帰ります。。。


akane380 at 05:11|PermalinkComments(14)