2019年12月

2019年12月26日

刺激されっぱなしだった2019〆

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先日、いつもお世話になっているエスコートの塩原さんから4輪用ブレンボキャリパーのリペイント作業のご依頼を頂きまして、

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艶っぽくセラコート処理で仕上げて納品へ・・・

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で、ちょうど先週の土曜日に塩原さん達が筑波で年内最後のタイムアタックを行うというタイミングだったので、今まで一度も生で安藤さんの筑波アタックの走りを見たことが無かったので、これはいい機会とばかりに納品がてら研修に行ってきました^^

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当日は朝8:00からの走行と8:45分からの走行の二枠でアタックをするとのことでしたが、今にも雨が降って来そうな状況の中、着々と準備が進み、

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AM8:00のコースオープンと共に安藤さんがコースイン。

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現時点での筑波アタックにおける安藤さんのベストタイムは一周51秒前半で、今年の目標は「最低でも50秒台に入れる事」とのことで、当日は2つの戦略で勝負をすると塩原さんが仰っていた朝一に試す1つ目の戦略の結果がどう出るのか、今年最後となる挑戦で天気もギリギリ持っている状況の中、目標達成に向けて走り去る後ろ姿をファインダー越しにご武運を祈りつつ、安藤さんがアタックラップに向けてバックストレートで加速を始めて勢いよく最終コーナーに飛び込み、

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遂にアタックラップに突入。

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隣で写真を撮っていた人が「速ぇーーー‼」と声を上げるのも納得なほどコーナーの通過速度が速いw

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そしてドライバーの安藤さんの踏みっぷりが良いのでコーナーの立ち上がりからブラックマークを残して4輪滑りっぱなしもお構いなしにパドルシフトをスパン!スパン!と上げてグングン加速し、最後に縁石に乗って少しテールが一瞬スライドしてしまい、コンマ1秒くらいロスしたか⁉ と最終コーナーに安藤さんが飛び込んで消えていくのを見届けて電光掲示版を見ていると・・・

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50"983!!  一発目で見事に目標の50秒台入り達成!ホント凄い・・・
※筑波サーキットにおけるSタイヤで50秒台入りは今回の安藤さんを含めて2台のみという非常にハイレベルなタイムです



安藤さんがyoutubeにアップされた当日の車載動画です
↓ ↓



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このエボをドライブしているドライバーの安藤さんはエスコートさんと共に国内のドラッグレースでも記録を持っていて、仙台ハイランドが無くなって走る場所が無くなってしまったからという流れで楽しむステージを周回コースに代えたプロのドライバーではなくチューニングカー好きな自分たちと同じ一般(?)のレーサーさんなのですが、ドラッグレースの頃からコース脇などで観てて思うのですが、とにかく集中力と思いっきりの良さが半端じゃないんです。
ドラッグレースも今回の1週のタイムを競うスーパーラップもどちらも1/1000秒を争う一発勝負でミスが許されません。 その状況で練習走行無しで朝一一発目の走行でタイムを決める集中力が本当に凄い^^:
当然、その走りを支える塩原さん達のマシンメイクと戦略のレベルの高さが有ってこその結果ですが、今年は周りのチャレンジングな先輩達が素晴らしい記録を続々と目の前で打ち立てるのを目の当たりにして結果ってこうやって出すんだなぁ・・・と深く勉強になりました。。。

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そして安藤さんのアタックが終わると同時にポツポツと降り始めた雨が大粒になってしまい、この時点で予定していた2本目の走行を諦めてこの日のアタックは終了となってしまいました。

ちなみに撮影ポイントからピットに戻る時に目標の50秒台にも入った事だし、さぞかし盛り上がっている事だろうなぁ・・・とピットに戻ると
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皆さん沈黙。。。
なんだか「おめでとう御座います」と言えない空気が漂っていたので塩原さんにとりあえず小さく ” おめでとうございます。” と声を掛けてみると 50秒中盤が出ないとダメなんだよね〜 と、ドライバーの安藤さんもこんなギリギリ50秒台じゃダメ!と納得していない様子で、やはり上に行く人たちの志は常に高かったです・・・^ ^:


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それにしても常に結果を残し続けるトップチームともなると井戸端会議的な何気ない会話の内容のレベルが高くて聞いていて本当に為になります。
メカニックである塩原さん達とエンジンなどの制御を担当するAVOの高橋さん、そしてドライブする安藤さん、このストーブを中心に飛び交うリアルな会話を文字に起こして雑誌で紹介したら、きっと今の雑誌が詰まらないと感じている一部のマニアックな読者の人達がワクワクする内容の話なんだろうなぁ・・・なんて考えながら聞いていました^^

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それにしても、昨年末もエスコートさんのレース拠点のファクトリーにお邪魔をさせて頂いてエンジンの載せ替え作業などを見させていただき凄く勉強になったのですが、今年はアタック本番を間近でいろいろ見させて頂いてまた更に勉強になりました。

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アメリカのNHRAでの優勝や日本のドラッグレースでの記録樹立に今回のタイムアタックなど、常にハイパワーE/gの制作で結果を残して技術的にリードして新しい試みを常に探求しているエスコート代表の塩原さんとそれを長年支え続ける敏腕メカの宮野さん、そして制御関係では国内屈指の知識と技術力を持つMoTeC JAPAN AVO代表の高橋さん。
この大先輩方にセンサーの付く位置や部品の配置や取り付け方法など、気になる点を質問させて頂けるだけで本当に勉強になり過ぎて感謝しかないです^^:
約20年前に4輪のチューニング業界に修業で入った頃に塩原さん達は既に業界の重鎮で、ぺーぺーだった自分は仙台などで塩原さん達の走りを見ては ” 凄いなぁ・・・ ” と感動していましたが、20年経った今でも全く変わらず ” 凄いなぁ・・・ ” と感動させられ、こちらも必死に頑張って追い付こうとしているつもりですが全く追いつけません・・・^^:
ですが、高い壁に挑戦するには日進月歩、日々努力を積む。これしかないという事で、来年に向けて年末に良い気合いを頂きました!

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気合いと共に美味しいモツ定も頂きました^^
塩原さんご馳走様でしたm(_ _)m


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そして筑波サーキットの帰りに又しても柏の工具屋さんに寄って、

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前回品切れだったネプロスの8mmのTレンとソケット類+αを購入して、

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今まで種類の少なかったネプロスのバリエーションもやっとここまで広がり2020の作業に向けて良い準備が出来ました^^

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そして自分の活動に於きましては、今年も塗って塗って塗りまくる中で、宣伝をしていないにも関わらず沢山のキャブレター制作のご依頼も頂きまして、新たに生まれ変わった多くの仕様を作らせていただきご依頼を頂きました皆様には大変ありがたく感謝しております^^

そのような中で今年の個人目標というか、ハードルであった・・・
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ブラックボディを塗る!という目標がありまして、何となくブラックボディと言いつつブラックじゃないよね?と以前から違和感があったKEIHIN のブラックボディシリーズ。あのブラックボディを本当のブラックにしたいなぁ・・・、でも通常のキャブレターよりも価格の高いブラックボディを購入したんだからわざわざ更にコストを掛けて仕様変更をするってかなりハードルが高いよなぁ・・・と、ブラックボディのオーナー様が周りと同じブラックボディじゃ飽き足らなくなった結果、更にコストを掛けてオリジナル仕様のキャブレター制作を選択して貰えるよう価値を高めていこうと考えていたので、今年最後の最後でヨシムラ FCR-MJNのブラックボディのオーナー様より制作のご依頼を承る事が出来、少し自信に繋がったと言いますか、個人的な一つの目標をクリアーする事が出来ました^^

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そして自分の12Rに於きまして、他の作業の合間に進めるのでたぶん再来年位になると思いますが、大幅に仕様変更を行ってお遊び仕様のターボにて復活させるべく色々と部品を新規で買い揃え初めていますので、その辺りもまた改めてご紹介します^^

今年は一先ずドラッグレースに於いてV-MAX1200が目標の1/4mile 9秒入りに向けてチャレンジを開始して来年から本格的に調整も煮詰まって行くと思いますし、追っかけ制作中のV-MAX1700ターボも細々とした作り物のテストなども完了して、来年から目標に向けた活動が始められると思います。
その他にも既に幾つかのイベントに向けたサポート作業のお話なども頂いておりまして2020年も今年以上に刺激的な一年になるよう頑張って行きたいと思いますので、また来年も宜しくお願いいたします^^

またこのような拙いブログにお越しくださった皆様、いろいろな場所で絡んで頂いた皆様、本当に一年間ありがとう御座いましたm(_ _)m

少し早い締めとなりますが、皆様、良いお年をお迎えください ^^


SECRET BASE Racing 2019〆


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2019年12月21日

走り納め

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先月の下旬に作業の合間で丸1日時間が出来たので、道中色着き始めた紅葉を見がてら外房の上手い魚を食べにでも行くか・・と、久しぶりにGSFで走りに行って来たのですが、よくガレージにバイクで遊びに来てくれる人が、 普段走っている場所が産業道路か高速道路だけでつまらないから何処か良い走るルート無い? などと聞かれるのですが、話を聞いていると皆さん一様に都内から産業道路を下ってきたり、アクアラインを渡って来たりで、千葉県に入った後もトラックなどの交通量の多い産業道路メインで行きも帰りも同じ道を使って帰って行くといった同じようなルートを走られているようで、それは勿体無いと。

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意外に一歩入ると千葉のワインディングも良い道が多く、少しシーズンは過ぎてしまいましたが、都内から一時間ほどの距離にある養老渓谷の辺りは紅葉も綺麗でルートに取り入れるとのんびり走るには良いかもしれません。

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ちなみに千葉は一歩入ると山?というか森が太平洋側までずっと続いていますので、

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とりあえず良く分からない林道とかに飛び込んで冒険してみるのも案外新しいルートの発見があったりで楽しかったりします。

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が、 探求心で山に飛び込んだものの、道に迷ったりマシンが壊れたり崖から落ちても基本的に携帯の電波は届きませんので遭難にご注意くださいw

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お勧めのルートは沢山あるのですが、単純にグーグルマップで黄色く表示される幹線道路は避けて白く表示されている道を選んで走ると車も少なく、お気に入りのルートが探せると思います。

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そしてGSFで林道を走るもんじゃ無いなと反省しつつ、ひたすら太平洋側に進んで無事、鴨川に到着。

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今回の目的地であり鴨川方面に行ったら毎回立ち寄るかしわくらさん
その時々の旬の魚を出してくれるので毎回行くたびに丼であったり煮魚であったりの種類が変わるので毎回楽しみに通っていますが、値段も手ごろで雰囲気も良いお店なので外房方面で飯処に迷ったらかしわくらさんはお勧めです^^ とか言いつつ、当日は林道を探検し過ぎてお昼の営業時間に間に合わず食べる事が出来ずw

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とりあえず12月の暮れに毎年かしわくらさんでご飯を食べるのが年の瀬のルーティンなので、今回はまぁいっか・・と、当日は天気も良く綺麗な夕焼けが見れそうだったので太平洋側の外房から再度千葉を横断して東京湾側の内房へ移動する事に。

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そして内房の岩井海岸に良い頃合いに到着しましたが、黄昏時の内房の景色は本当に綺麗なのでお勧めです。

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今の時期だと伊豆半島に沈む夕陽が綺麗ですが、

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同じ千葉の内房でも見る位置によって時期はズレますが、3月中旬から4月上旬と8月下旬頃にはこんな構図で富士山に沈む夕陽が拝めますので、再来年くらいに自分の12Rが復活したら記念に一枚撮りに行こうかと^^
※ 夏は水蒸気が多く海上がガスってしまうので、空気の澄んだ冬がお勧めです。

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で、暗くなって流石に腹も減ったので帰り掛けに磯料理の山田屋さんにてやっと上手い魚に辿り着けました^^

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そして地元に帰る途中で何となく綺麗な夜景も見たくなり・・・

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地元を通過して都内へ。

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青海のコンテナ埠頭も12Rが復活したら撮影したいスポットなんだよなぁ・・・とかロケハンしつつ、

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昼間は外房の絶景に癒され、夕方に内房の夕日で黄昏て、夜はベイエリアの夜景でやる気を貰う。
当てもなく自由気ままにフラフラと良い一日でした^^
という事で千葉(一部都内)の道お勧めですw


akane380 at 01:53|PermalinkComments(4)│ │GSF1200 

2019年12月07日

横浜ホットロッドカスタムショー2019

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今年も行って参りました!な横浜ホットロッドカスタムショー。

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インチやフィートがパっとイメージできない自分らにとっては畑違いなホットロッドの世界ですが、ハーレーやアメリカンカスタムの事がさっぱり分からなくても毎回工芸品のような作品や発想豊かな奇抜な車両が多いので、必要に詳細が分からなくても見応え十分で楽しめる素敵なイベントです^^

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そして、今回も非常に多くの車両が展示されていまして、イベント時の発表では日本のみならず世界各国からのエントリーもあり、2輪の総台数は600台との事で、お客さんも日本人7:海外のお客さん3くらいの割合で、今年も国際色豊かに非常に込み合っていました。

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そしてやっと現車を見る事が出来たクスノキカスタムワークスさんのボンネビルマシンですが、

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昨年はこの会場でカウルのモックアップ作業を実演していたのに、今年は世界記録という最高な結果を残しての展示と、本気組の人達の気合の入った行動力には本当に驚かされます^^:

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今年のチャレンジでは197.056マイル(約317/h)と200マイルに僅かに届かなかった分を、また数年後にリベンジしに行くとの事で、次回のチャレンジも今から楽しみにしております^^

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そして今回気になっていたEXHに施工をさせて頂いた耐熱セラコートですが、フルカウルなので全体の確認は出来ませんでしたが、一番負荷の掛かるエキマニ部分の塗膜も剥がれや炭化の形跡も無く、世界一を達成した過酷な状況下という申し分ないステージでも問題なく状態をキープしてくれていた事は施工者にとって非常に良い経験とデータを得る機会となりました。
今回このような特別な機会を与えてくれたクスノキカスタムワークスさんには本当に感謝しております^^

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そしてこちらも今回やっと現車を見る事が出来ました名古屋のBlack Parade さんの車両ですが、

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エンジン丸ごと一機分とミッションケース、キャブにハンドル周りやステップなどの小物類など全てセラコートの艶消しで仕上げさせていただいたのですが、艶消し感が浮かないかな?と気になっていたのですが、そこはアパレルブランドを展開するBlack Parade さんのセンスで全体的に綺麗に纏められていて、たぶん国産車だとシブ過ぎて浮いてしまうような仕様でも、ハーレーなどではフルで艶消しもアリだな。と一つ勉強になりました^^
当日は何度かブースに足を運んだのですが代表の豊田さんには会えず残念でしたが、どうやらアパレルの物販ブースも出されてそちらに居られたようで、物販コーナーは人が凄いので近付かず気が付きませんでした。。。
また来年お会い出来ることを楽しみにしております^^

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そしてショーの一週間前までフレーム塗装すら終わっていない位に時間の限り妥協することなく全力で仕上げてきたSURESHOTさんの今年の作品がこちらの車両ですが、

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なんと!素晴らしい事に今回のカスタムショーの中で審査員達がジャッジペーパーにて採点して総合で選ばれた1位に贈られるBest of Show Motorcycleの栄冠をSURESHOTさんが獲得♪ この世界中から招待されたレジェンドビルダーさん達各々が選ぶアワード選考でも4つのアワードを同時に受賞と、ここまで11年連続でエントリーしてきてやっと辿り着いた頂点ということで、毎回本当にストイックにこのショーに向けてご自身を追い込んで作業を行っている姿勢を見させていただいているので、本当に良かったなぁ・・・と、本当に素晴らしい結果に結び付きおめでとうございました^^

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今回SURESHOTさんが受賞したアワードの盾と副賞の数々。
それにしても受賞後にSURESHOTさんのブースに国内外沢山の関係メディアの方が来て名刺交換などを行っていましたが、それだけ影響力のある大きなショーで優勝したんだなぁ・・・と改めて凄い事だと感じました。

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そして今回、自分の方でのサポートはキャブレターとヘッドカバーなどエンジン回りのカバー類と、リムやハブなどホイール周りをセラコート処理にて仕上げさせて頂きましたが、

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希望納期3日と納期に時間が無い中、この初めて制作するキャブレターの作業が入った事でタイミング悪く、ついに実現した待ちに待った前回のSuper GT vs DTM の交流戦を観に行く事を諦めたわけですが、今回これだけ素晴らしい結果を迎えてくれたことでそれだけの価値はあった♪と、個人的にも妥協しなくて良かったです^^

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そして前回紹介したハブは、このように内側にブレーキディスクが内蔵される面白い仕組で、

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リアも同様にブレーキ内蔵式のハブとなっていて、世の中には面白いモノがまだまだ沢山有るなぁ・・・と感心してしまいました。
それにしてもマフラーの位置を譲りたくないが為にフレームを加工してまで己の考えと共にマフラーを貫く造りがSURESHOTさんらしい拘りのハンドメイドが現れた部分ですね^^
改めてBest of Show Motorcycle Award 獲得おめでとうございました^^


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ちなみに会場で見つけた面白いブレーキを持った車両の紹介ですが、こちらのロシアから出展されていた車両のブレーキが未だに仕組みが謎ですが、

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キャリパーどうなってるの?と、ブレーキの油圧パイプの処理など複雑なギミック満載で、こちらの車両はBest Detail Work Awardを獲得と、世界広しな一台でした。

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そしてこちらの車両も発想が面白かったのですが、

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リアのスプロケットをブレーキディスクと兼用とする発想が面白いですよね。
このような個性的なマシンが多く、普段の凝り固まった考えを解してくれるからホットロッドカスタムショーは楽しいですね^^

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発想が面白いといえば、こちらはいつもお世話になっているMID-KNIGHTさんの出展車両ですが、シングルシートに乾式クラッチにセンターアップマフラーなどMID-KNIGHTさんらしいパワフルなZだなぁ・・・なんて思っていたら代表の金子さんから ” あの奥のMK兇麓造亘槓じゃないんですよ ” と教えて頂いて、反対側からよーく見てみると、

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ベースがZR-7 でした^^
当日一緒にいらしていた娘さん用に制作した一台との事で、ベースがZR-7なので車体もZ1000MK兇鉾罎戮謄灰鵐僖トで軽く、足付き性も良いとの事で、昨年は奥様用のマシンを展示されていましたし、ご家族でツーリングとか羨ましいですね^^

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ベースが化けるといえばイジると化けるYAMAHAのXV750 ビラーゴ^^
若者がバイクから離れているんじゃなく、メーカーが7〜80年代を復刻したような中高年をターゲットにした古臭いバイクしか作らないのが問題な気がするので、ヤマハもカワサキのようなシャレ感覚でこうゆう若者の遊び心を刺激するマシンを出してみれば良いのに・・・と。

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そして遊び心でいうと、このハーレーがかなり本気というか、足回りの仕様も飾りではなく実用重視で、何と言ってもキャブがレクトロンを使っていて気になる一台でした^^

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こちらのドゥカティもコンパクトに纏まって雰囲気があって楽しそうな一台でした^^

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そして今年も4輪も沢山展示されていましたが、

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過去に戻ったら昭和の香りをもろに受けて帰ってきました!みたいな裏街道仕様なデロリアン

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去年JDM仕様のマシンが展示されていたコーナーは今年はドラッグマシンに代わって展示されていました^^

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そして王道スタイルなピックアップに、

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とんでもなく状態の良い90年前に作られた Ford Model-Aに、

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60年近く前に生まれたかわいいワーゲンのドラッグマシン達と・・・

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今年も見どころ満載で、会場でいろいろな人に出逢えたりと楽しい一日を過ごす事が出来ました^^

それにしても去年のこのショー会場でクスノキカスタムワークスの楠さんにSURESHOTの相川さんを紹介させて頂いて3人でお話をして、今年は楠さんがボンネビルで世界記録樹立で相川さんがHRCSでBEST Award 獲得とお二人が爆走するなか、自分はギアすら入れられず・・・。
せめて前進しないまでも、耐え難きを耐え忍び難きを忍び後退しないようコツコツ頑張ります・・・。