2021年06月

2021年06月28日

D1 GRAND PRIX

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土日の二日間に渡って筑波サーキットで行われたD1 GP Rd.3&Rd.4に観戦に行ってきました^^

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普段、D1は地方で行われる事が多く、結果的に youtubeのライブ配信で観戦しているのですが、著作権などの確認の関係で名前を出す事は出来ないのですが、今回縁が有ってとあるチームにセラコートを採用して頂きサポートをさせていただける事になったので、近場の筑波開催という事もあって、参加しているマシンや会場の様子などを知りたく実際にサーキットに足を運んで観戦しに行ってきました^^

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そして実際に生で見ると色々と迫力が有って、

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ライブ配信では見れない現場の飛散で悲惨な裏側も見れて、プロの世界は過酷なんだなと・・・。

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そして実際に生で観ると、普段慣れ親しんだドラッグレースのバーンナウト以上のタイヤカスとスモークにビックリでしたが、

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作業を通して関わりを持てるチームが増える=こうして応援するターゲットが生まれてイベントをより一層楽しめるの構図が完成するのでありがたい事ですね^^





2021年06月15日

2021 JD-STER Rd.2

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先日行われたJD-STER Rd.2にてV-MAX1200のオーナーさんがスタートの練習がてら参加をするとの事で、日曜日に観戦がてら会場に足を運んでみました。

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朝方は空もどんよりしていて意外に涼しい一日になるんじゃない?なんて思いましたが、

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日が昇り始めると気温がグングン上昇して、アスファルトに囲まれている事も有り、外気温も30度を超えてマシンにとっても人間にとってもかなり厳しい一日でした。

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そして今回も前回同様、こちらは指示を出さずにオーナーさん自身でセッティングなどを考えてもらい、現場の状況に合わせる現場力を養ってもらう方向で頑張って頂きました。

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という事でオーナーさんは土曜日の前日練習日から参加して走り込んで感覚を掴んできたとの事で、フロントを軽くリフトしての加速も慣れてきたようで、

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イベントの後半で60ftの区間タイムを1.6秒台前半まで詰める事が出来たようです^^
そして今回の参戦はスタートの練習が目的で気温的にもタイムは狙えないだろうなと、そんなつもりだったのですが、トーナメントでターボやNOSが付いた車両達が犇めくBクラスに入れたようで結果的に上出来だったのではないでしょうか^^


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ちなみに前日の練習走行日に自己ベスト更新とまではいかなかったようですが、R/T=リアクションタイム(反応速度)を加算したR/T+ETのタイムでも9秒台に入れる事が出来たようで、中にはこのR/T+ETが真のゼロヨンタイムだ!と拘る方もいるので、これで文句を言わさず完全な形での9秒入り達成ですね^^





二輪のドラッグレースに興味のある方向けに参考程度に当日参加をされていた車両の一部を貼り付けておきます。
※画像に関しまして、被写体のご本人様はご自由にお持ちいただいて、何かに使えそうなら好きなようにお使いください。



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akane380 at 03:08|PermalinkComments(2)│ │V-MAX1200エンジン製作 

2021年06月05日

FCRキャブレターのご先祖様救済

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こちらの画像は少し前にもアップさせて頂きました製作前のビフォーと、

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アフターの画像ですが、

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一機だけ見た目が変わっていないこちらのFCRキャブレターはオーバーホールのご依頼で入庫した個体で、


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加速ポンプのリンクレバーがデュアルで装備され、

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加速ポンプの噴出量をジェットの変更で調整出来るという非常に個性的な仕様をしているこちらのFCRキャブレターは、Kawasakiから25年前に発売されたZX-7RRに純正採用されたFCRキャブレター(FVKD41)となります。

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このZX-7RRで採用されたFCRキャブレターが改良されて現在の汎用FCRキャブレターへと進化していったはず(自信なし)ですが、当時はTPS的な開度センサーに単純なマイクロスイッチ(ON / OFF機能のみ)を採用していたり、現行のFCRキャブレターと寸法の違う箇所なども多々あり、普段作業をしているFCRキャブレターとの違いなどを探しながら興味津々に作業を行わせていただきましたが、微妙に寸法の違う部品の調達などで若干手こずってしまいました。

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そしてこちらのFCRキャブレターは今回ご依頼いただく前に、8耐などにも参戦している有名なショップさんで一度オーバーホールをして頂いたそうで、その作業から戻ってきたらアイドリングが不安定で元の状態より更に調子が悪くなってしまったとの事で、今回はセカンドオピニオン的な形で気になる症状などの話を聞いた上で、そのショップさんでの作業時に非分解部分のOリングを痛めつけた事が原因と踏んで、下記の方法にて非分解部分の状態を確認する作業からスタートとなりました。



非分解部分のOリングの確認方法は下記の動画で紹介をしています。
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そしてチェックの結果、やはり非分解部分のOリングがダメになってしまっている事が確認出来たので、現状を動画にてオーナーさんに伝えた上で、改めて非分解部分の分解を行わせて頂きましたが、やはり前回のオーバーホール時に市販のキャブクリーナーなどを使用してしまった事で、逝きかけていた非分解部分のOリングにとどめを刺してシール性を失ってしまった事が不調の原因でした。

オリジナルOリングセット
という事で、貴重なZX-7RRの純正FCRキャブレターを救うべく、オリジナル製作してラインナップしている高耐久なOリングキットを投入して復活をさせますが、


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細かな作業内容は下記URLにて細かく紹介をさせていただいておりますので今回は端折ります。





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25年前に生産されたキャブレターを綺麗に復活させるべくウェットブラストなどを使用して綺麗に整えて、

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消耗部品などを交換して組み付けたらFCRキャブレターのご先祖様の復活です♪
組み付け後に新品のキャブレターと並べてみましたが、25年前の当時と遜色ないレベルで仕上げる事が出来たのではないかと思います^^

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そして納品からしばらくしてオーナー様よりご連絡を頂き、元々気になっていた部分や調子が悪くなった部分なども含めて全て快調に気持ちのいい乗り味になったとの事で、貴重なZX-7RRを蘇らせる事が出来て一安心すると共に、貴重な体験をさせて頂き誠に有難うございました^^