2022年02月
2022年02月23日
それぞれのシーズンに突入
今週末の土曜日に兵庫県のセントラルサーキットで行われるドラッグフェスティバルにV-MAX1200のオーナーさんが参加をするので、走行前のチェックがてらシュアショットさんにてシャシ台をお借りしてエンジンのチェックを行なってきました。
チェックの結果、前回の計測時と変わらぬ後輪出力で158.5馬力と、何とか切りよく160馬力に持って行こうとジェッティングを変えて挑んだのですが、今回も160馬力には辛うじて到達しませんでした。。。
とりあえず少しは状態が悪くなっているんじゃ・・・と懸念していたエンジンの方もメカノイズも無く、モーターのように静かで滑らかに回ってくれているので、あとは今まで一度もスタートが決められなかったグリップの強いセントラルサーキットでオーナーさんがスタートを決める事が出来るのか?新年一発目の戦いが始まりました^^
ちなみにオーナーさんがヤフオクで1万円くらいで入手してきてくれたこのパチ物の似非チタンカーボンサイレンサーが気になっていて、これって無い方が良いんじゃないのか?なんて考えて一発外した状態で160馬力超えを狙ってみたのですが、
興味深い事にサイレンサー無しの直管だと8馬力もパワーが落ちてしまい、それだけなら想定内なのですが、予想外な事に空燃比が濃いめに振れてしまって完全に排気効率の悪化を招きました。
これは集合部分から出口までの距離が短いのも大きく影響していると思いますが、直管にする事で逆に抜けが悪くなって燃料が濃くなる事もあるんだ・・・とまた一つ勉強になりました^^
そして逆にマフラーを相性の良い物に変えれば160馬力超えも全然可能っぽいのですが、凄く大変そうなのでとりあえず今回はこのまま行く事に。
そして今回はコーイチさんのGPZ1000RXレーサーも今シーズンの仕様変更に向けて、現状を知るべくエンジンの出力特性のチェックを行いました。
計測結果はこちらでは伏せますが、パワーカーブも綺麗で今回の数値をベースとして今後どのようにグラフが変化をするのか?
コーイチさんの車両に関わっている方は皆エキスパートな方ばかりなので、コーイチさんのマシンの今後の変化も楽しみです^^
akane380 at 04:01|Permalink│Comments(4)│
2022年02月13日
り、リメンバー寅年・・・
うちの慢性的な問題点として、ガレージ内が散らかり過ぎてスペースが無く、作業効率が非常に悪いという問題がありまして、12Rの製作も進めたいし、昨年末忙しくて出来なかった大掃除と作業スペースの構築もやり残した感があるから、雪が降って作業がやりずらいこのタイミングでやってしまおうか!と気合を入れて、
棚卸も兼ねて5日間掛けて大掃除をしてスペースを確保してみました^^
新たな作業スペースも以前までは奥の旋盤の上に一本だけ蛍光灯が点いている状態でかなり暗い場所だったのですが、
今回、作業スペースに変更するに当たってとにかく濃い影の生まれにくい明るい環境作りを目指して、LED照明を過剰なほど設置してみました^^
これだけ明るければ作業性も良さそうです^^
あとは、自分の12Rが完成したらライトアップして雰囲気良く保管出来るようにスポットのみの選択も出来るようにスイッチを分けておいたので、作業だけでなく12Rの完成後も楽しみです。
それにしてもあれだけ沢山有ったトレー達は一体何処に行ったんだ?と不思議に思っていたのですが、数年手付かずの場所を片付けたらあちらこちらからわんさかトレー達が出てきましたw
そしてこんな懐かしいポスターも^^
時が経つのはあっという間だなぁ・・・なんて考えていたらとんでもない事にも気が付いてしまいました。。。
なんとガレージに放置中のKLXの作業を最後に行ったのが12年前の1月だったようで、丸12年放置していたようです・・・。
という事で、急遽12Rよりも先にこのKLXを今年こそ寅年なだけにD-トラ仕様にして復活させたいと思いますw
akane380 at 07:22|Permalink│Comments(4)│
2022年02月05日
ZX12Rターボ化計画 I/C仕様決定
先日のエンジンブローの発覚したGSX1300Rをドナドナと返却して、よっしゃー!自分の12Rをセンターにひっぱり出すぞー!とやる気満々だったのですが、ありがたい事にドカドカと多数のご依頼を頂きまして、あっという間にスペースが無くなってしまいました。
が、こちらのビトーさんの箱はやっと届いた自分の12R用のマグホイールなので、スペースが出来たら開封したいと思います^^
そして前回決定したかに思えたフレーム兼サージタンクの仕様ですが、ちょっと予定を変更しようかなと・・・。
というのもタービンで圧縮された空気を冷やす目的でインタークーラーを配置するのに、水冷仕様でいくか空冷仕様でいくかを工作紙で原寸大の型を作って悩んでおりまして、
水冷仕様にすれば選べるインタークーラーコアのサイズ的にこんな感じでインタークーラーをフレーム内にマウントさせる事が出来ると気が付きまして、これはシンプルで良くないか?と、そうなると前回決めた蓋の形状なども変わってきてしまうなと。
ただこの12Rは自分の車両なので、データ取りも兼ねて色々な仕様変更が行える自由度を持たせて作りたいんだよなぁ・・・と2日ほど優柔不断にウダウダと悩みまして、やはり一番初めは仕様変更の容易な空冷のインタークーラー仕様で行く事に。
そこで早速空冷インタークーラーにした場合に可能な設置位置の検討と、設置できるサイズを検討して必要なインタークーラーコアを発注しようと業者さんに納期の確認をしてみると、欲しかったトラスト製の汎用コアの納期がメーカー欠品中で6月末頃になるとの事。。。
流石にそれは待っていられないので若干小さめなHPIさんの汎用コアを利用して空冷のインタークーラーを作る事にしました^^
とりあえずインタークーラーの設置場所は今回考えた中で決まっているので、まずはエンジンを搭載して各部の位置出しを行わないといけないのですが、エンジンもまだバラバラでエンジンの部品も制作しなくては・・・という事で、高出力狙いのターボ仕様ながら九州か北海道を目標にロングツーリングも視野に普段乗りがメインとなる車両なので、いろいろな条件で走れるようまだまだ考える事がいっぱいで先の長い話ですが、気長にお付き合いください。。。