2023年12月

2023年12月30日

2023年もお世話になりました

今年も残すところあと一日となってしまいましたね。
正直年末感ゼロでいつもの月末程度に過ごしているのでいつも通り作業をして過ごしますが、
一年の節目として今年も沢山の作業のご依頼を頂きまして誠にありがとう御座いました。

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セラコート処理ではバイク部品に限らず、

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ボート関係の部品も多数のご依頼を頂きまして、

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4輪の部品のご依頼も大変多くご依頼を頂きまして誠にありがとう御座いました^^

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中でも毎年作業をご依頼してくださるESCORTの塩原さんには感謝の気持ちで一杯です^^
今から30年近く前にレース屋さんで修業をしていた当時、既に雲の上の存在だった塩原さんから今こうして作業のご依頼を頂ける事がなんか一番嬉しいというか、辛い時にも頑張って耐えて辞めずに続けてきて良かったなぁ・・・と実感できる瞬間だったりします。
新しい一年ももっともっと成長出来るよう精進して進みたいと思います。

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そしてキャブレターのオーバーホール作業やセラコート処理も沢山ご依頼頂きまして誠にありがとう御座いました。
現在進行形で予定よりも納期が遅れてしまっておりかなり申し訳ない状況なのですが、既に2月まで予約の方も伸びておりまして、頑張ってガンガン進めて参ります。

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そんな状況の中、TMRキャブレターのオーバーホール作業の方もまだ本格的に作業の募集はしていないのですが、既に累計100機以上オーバーホールをさせて頂きまして、敢えて絶不調の個体を募集して解析と技術強化を行った事もあり、メーカーにオーバーホールを依頼しても直らなかった個体や新品時から不調でメーカーで見てもらうも症状が治らなかった個体なども含め、現状全て完調に持って行くことが出来ておりますのでそろそろ本格的にTMRキャブレターのオーバーホール作業も記事にして募集をしようかと考えております。

2023ワークシャツデザイン3
そしてそろそろ本当に12Rも復活させたいよね・・という事で来年こそは走らせるまで行けなくても再来年に走らせる事を目標に活動を再開しますので、12R関係の記事も多く書けたら良いなと思っておりますので来年も更新率低めですがどうぞよろしくお願いいたします。

それでは皆様、良いお年をお迎えください。
今年も一年間本当にお世話になりありがとう御座いました。

SECRET BASE Racing 2023 〆









akane380 at 16:02|PermalinkComments(2)

2023年12月07日

2023 Yokohama Hot Rod Custom Show

今年も個人的に年末最後のイベントとなるホットロッドカスタムショー関連の作業が無事に終わりました。
今年は全体的に細々な部品が多く達成感のある作業も少なかったのですが、今年も例年通りシュアショットさんのサポート作業として、

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この不思議な形のS&S製のキャブレターのレストア作業のお手伝いと、

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こちらのホイール他のセラコート処理をサポートさせて頂きました^^

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今回ご依頼を頂いたこちらのリムですが、ホイールのブランク材から削り出しを行って、その削り出した痕をハンドリューターなどで研磨して磨いて、更に手作業で鋳物っぽく見えるように一つ一つ模様を付けて行ったとのことで、こちらに持ち込まれたのも当初の入庫日から大幅に遅れてショー搬入の5日前に入庫でかなり焦りましたが、なんとか徹夜で仕上げて間に合わせることが出来たので一安心しました。

そんなホイールを含めた仕上がりを楽しみにしつつ、先日ショー会場であるパシフィコ横浜に足を運んできましたが、
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今年は例年よりも人が多く会場内の熱気も凄くて、常に人込みをかき分けながら会場内を見て回るのも大変でした。

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それにしても相変わらずホットロッドカスタムショーは普段見れないようなお洒落でカッコイイマシンでいっぱいですね〜^^

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そんな中でも会場内を見て歩いて、4輪だと今年はこのシボレーが個人的には一番カッコ良いなぁ・・と思っていたのですが、

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後に発見した会場の隅に展示してあったこの日産のNV200がDHL風の塗装も相まってめっちゃ格好良かったです。
これをサービスカーにして台車を引っ張って工具箱を積んでレース場とか行ったら使い勝手も良くていいなぁ・・・と。介護車両がベースという事で、もし高齢の親父が足腰悪くなって車椅子とかになったら便利に使えて維持費も安くて更に・・とか利便性もありでちょっと気になりますね^^


そして会場内を見て回ってお目当てのシュアショットさんのブースに到着ですが、
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今年の車両は1968年製のハーレーをベースにオートレーサーの倒立フォークを大幅に加工して流用したフォークやフロントのダブルドラムブレーキなど、例年に負けないくらいの内容で、今年の作品は個人的に歴代の中でも一番好きなデザインかもしれません。

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丸目のライトにせず4輪用のフォグを流用した角目のライトをハンドメイドで制作したアルミカバーで覆ってメタル感を演出している所や、マシニングで削り出したトップブリッジなどを追加工して丸みを持たせてハンドメイドっぽい仕上げにするなど、実用性能や精度に拘りつつノスタルジックな仕上げになるよう拘る様は流石ですね^^

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そして初めて目にしたこの不思議な形のキャブレターはフロートが下側ではなく横向きに着くんですね〜

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エキゾーストの取り回しなどもエンジン回りにギュッと詰め込んだ感じが非常にカッコ良かったです。

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そしてシュアショットさんのショーバイクの外装ペイントは毎回RODS DESIGNの佐伯さんが担当されている(ピンストはまた別の方の担当です)のですが、今回の深みのあるブルーも綺麗でよい仕上がりですね^^

そしてショーの気になる結果は・・・、
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今回惜しくも最優秀賞となるBest of Show Motorcycleには一歩届かずなBest Motorcycle Americanを受賞され、トップは取れずとも素晴らしい結果は流石といったところで、アワード獲得本当におめでとうございます^^
毎年このような素晴らしいプロジェクトにセラコート処理などを採用して頂けて誠に光栄です^^


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ちなみに今年のカスタムショーでBest of Show Motorcycleに選ばれたのがこちらの車両ですが、

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前後のサスペンションの作りなども面白い発想で、不思議なエンジンを積んでいたりと見どころ満載な車両でした^^

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そして今年の4輪の最優秀賞となるBest of Show Automobileを獲得したのはこちらの車両と、

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本当に毎年レベルの高い内容の濃いイベントで今年も一日中歩き回ってクタクタになりましたが、いろいろな方々の渾身の力作を丸一日見て回れて楽しめる良いイベントでした♪