2024年04月01日

青ヶ島という一期一会の絶景

aogashima Island
2年ほど前に離島で高い山の上からなら星が良く見えるのではないか?と、天の川を見に八丈島に飛ぼうとした際に、仲間から ” 八丈島の先に青ヶ島ってゆうヤバい島が在るらしいよ ” と教えてくれまして、何その鬼ヶ島みたいな名前の島はwと興味本位で調べてみると、海底火山が海上に突き出た状態の火山島で、その火口(外輪山)の中にもう一つ小さな火口(内輪山)が存在する世界的にも珍しい二重カルデラだそうで、アメリカの機関が発表した「死ぬまでにみるべき世界の絶景13選」 に日本で唯一選ばれた島であり、そこには島民の数が165人前後という日本一小さな村も在るようで何だか面白そう・・、けど調べると東京都なのに簡単には行けなそうなのでその年は天候による時間的な都合もあって長野に行って天の川を観てきたのですが、

SBR_5086
今年こそ行ってやる!(絶対に休んでやる!w)と、また作業が立て込んでしまうと作業を優先して旅行どころじゃ・・とかなるのが目に見えていたので、正月早々八丈島行のチケットを予約してしまいまして後に引けぬ状況を作り、その後、旅程のタイミングが満月で星が見えない条件だったなど紆余曲折ありながらも上陸困難と言われる青ヶ島に自由時間を使って5日間行ってきました^^

SBR_5089
青ヶ島への行き方は船もありますが、今回はまず羽田から八丈島に飛びますが、この日は八丈島の天候が悪いということで条件付き(到着せず引き返す可能性あり)でのフライトとなりましたが無事に到着し、

SBR_7301
八丈島からはヘリか船を使って青ヶ島に向かいますが、

SBR_5115
ヘリは一日に1便のみで、定員が9人しか乗れず、予約は搭乗日の1ヶ月前から電話予約となりますが、このへりは島で働く仕事関係の方たちの大切な移動手段だそうで予約の倍率が滅茶苦茶高く、今回当初飛行機のチケットを3月25日に取っていたのですが、最終的にヘリの予約が25日は取れず、24日に空きが出たとの事で、ヘリの予定に合わせて飛行機の予約を一度キャンセルして予定を組み直して24日からの旅程にするなど行く前から上陸困難を実感。
※後に教えていただいたのですが、予約状況を見ているとフライトの2日前や前日に急にキャンセルがポツポツと発生することが多く、何故だろうか?と思っていたら、仕事関係(大手電力会社、大手通信会社)が万が一に備えてとりあえず予約を取っておいて、何も問題が無さそうならキャンセル料を払って予約を消すのだそうで、とりあえず予約が埋まっていてもキャンセル待ちは入れておいた方が良いよと教えてくれました。

aogashima
ちなみにヘリ以外の方法として船がありますが、船は時間が掛かる事と、黒潮の真っただ中に在る青ヶ島周辺は海上が荒れる事が多く、この時期の就航率は50%を下回るとの事で、本当は船上からのんびり青ヶ島の全景を眺めて見たかったのですが、今回は旅の前後に予定があるので安牌を取ってヘリで往復をする事にしましたが、この日は伊豆諸島全体の天候が悪かったようで、ヘリも条件付き(到着せず引き返す可能性あり)でのフライトとなりましたが、飛行中は視界が霧で真っ白でこれはダメだろうな・・・と半分諦めていたものの、なんとか現地のヘリポート周辺の霧が薄く晴れてくれたお陰で無事に着陸する事が出来ました♪

ちなみに手段と費用ですが、
東京⇒八丈島
飛行機:羽田発 約50分  費用12,000〜20,000円前後
船:東京竹芝桟橋発 約10時間20分  費用9,780〜27,380円

八丈島⇒青ヶ島
ヘリ :約20分  費用11,750円 +5圓鯆兇┐觴蟆拱の超過料金1塰莢短
船 :約3時間  費用3,060円

※時期によって費用が変わるそうなので目安としてご覧ください。

SBR_5410
という事で、7:30に羽田を飛び立って9:50頃には東京都青ヶ島村に無事上陸♪
家を出る時に外気温3℃だったのですが、こちらは20度前後で湿度も高かったので服装選びを若干ミスって常に暑かったです。。。

SBR_5116
余談ですが、来島するには事前に宿の予約もしくはキャンプの申請が必要で、不審者や逃亡犯が入り込まぬよう、ヘリポートと港には常に到着時間帯には警察の方が監視をして来島者のお出迎えとお見送りをしてくれるのが離島の常識らしいです。

SBR_5109
そして今回船で青ヶ島に向かう選択をした際には、八丈島に着陸する際に底土港に停泊している姿が見えたこちらのくろしお丸に乗船してどんぶらこと揺られて3時間ほどの航海をするようなのですが、

SBR_5138
当日も含めてそれ以前も1週間近く天候が悪く船の欠航が続いていたようですが、この日はこの後の天候がまた1週間近く悪くなる予報だったようで、島民の方々の食料や生活物資を運ぶライフラインも兼ねている旅客船は少し無理をしてでも向かう方向で調整が行われたのか、条件付き(到着せず引き返す可能性あり)で就航が決定したとの事で、

SBR_5152
先にヘリで到着していた自分は船の入船時刻に港に向かって、少し高い位置から島の人達の日常でも見てみようとボケーっと荒れる海を見つつ待ち続け、ついに荒天の中、八丈島から荒れる海上を遥々3時間かけて青ヶ島の玄関口となる三宝港に船が到着し、乗船客の人は船から島の全景が見れて羨ましいなぁ〜なんて、勝負に出て船にするべきだったか・・・。と悔やみましたが、

SBR_5158
なんと驚いた事に、接岸を試みるまでも無く「う〜ん、無理!w」ってなってしまったのか、そのままUターンをしてどんぶらこと八丈島に戻って行ってしまって、こんな事は初めてかも(通常引き返す場合には早めに引き返して、目の前まで来れば何だかんだ接岸するのが常)と教えてくれた宿の女将さんが予約時に当日のキャンセルは困るからと念を押して言われた「絶対にヘリの予約は取って!」との指示に感謝しきりでしたw
夕食時に女将さんから聞いた話では、船には同じ宿に泊まる予定だった海外からのゲスト2人と他に2人の計4人が乗船していたようですが、宿の女将さんはその人達にもヘリで来るよう強くお願いをしたものの、船からの眺めを求めてか船での来島に拘られたらしく、結果的に上陸できぬまま往復6時間近くあの荒れた波に揉まれる悲しい結果になりましたが、逆に上陸出来ていたらこの予報だと帰りの船は絶対に出れないだろうから結果的に良かったんだよと仰っていて、仮にその人達がヘリの予約合戦に参戦していたら自分は今ここに居れなかったのかもなぁ・・と、青ヶ島への上陸は奥が深いです。
ちなみに宿には逆に船が何日も来ず、ヘリの予約も取れずで帰れない帰宅困難者の方が複数居られて、入ったは良いけど出られないパターンもあるのね・・・。といろいろ難易度が高い島なようです^^:

SBR_5302
そして当初自分が予定を組んで飛行機のチケットを取っていた25日の海上は見事に荒れに大荒れで、堤防は高波に飲まれて早々に船は欠航に。

SBR_5257
仮にヘリの予約が取れていたとしてもヘリポートや集落のある海抜の高い部分は一日中濃い霧が立ち込めていて、視界不良のためヘリも欠航となってしまって、あのままヘリの予約が取れてしまっていたら今頃ガッカリしていただろうな・・・と、ヘリの予約合戦で勝ち抜いてくれた皆さん有難う!とw、思い切って旅程を変更しておいた事が功を奏しました^^:
宿泊中宿の女将さんにあなたは本当に運が良いわね〜と何度も言われましたが、実際に青ヶ島に行こうと何度も計画を立てても一度も上陸出来ない運の無い人もいるらしいので、青ヶ島の旅はそこそこの運も必要なのかもしれませんね^^:

SBR_5438
ちなみに港の反対側は島の影に入って波も穏やかでこちら側にも港が作れれば・・と思ったら、

SBR_5474
数十年前に大千代港という港があったようなのですが、ここに下りていく道が崩落してしまって現在は使用出来ない状況なようで、

SBR_5488
島の至る所が崩落しているのを目にしましたが、自然と向き合いながら厳しい環境の中で、皆さん生活をされているんですね。

SBR_5173
ちなみにそのような歴史的背景があるからか、現在活用されている三宝港の目の前の法面はがっつり要塞化されていて、東京都の財力とヒューマンパワー凄ぇ〜wと圧巻の景色でした。
ちなみにこの記事を書いている今現在は旅の2日目で、天気が悪すぎて部屋に籠っている状況ですが、果たしてこの天気は好転するのでしょうか・・・。

つづく






akane380 at 05:05│Comments(2)│ │青ヶ島旅行記 

この記事へのコメント

1. Posted by よこやん   2024年04月01日 10:46
青ヶ島上陸できたんですか、日本屈指の上陸困難島として有名らしいですね
海は時化るし、濃霧でヘリは飛ばなくなるし
海の中にぽつんとなので天候の変化も厳しくて風も強い
自然の猛威満喫出来る島だそうで
八丈島が都会に思えるとか思えないとか.....
何かの雑誌でみて、すごいところ何だなってのは思ってましたが、すごいところですね。
3. Posted by Gabu   2024年04月02日 02:15
>よこやんさん

お疲れ様です^^

青ヶ島行ってきました^^
一人旅なので下手に何かしなきゃいけない衝動に駆られる観光地よりも、景色以外、何にもない青ヶ島は性に合っていて思いのほか楽しかったです^^
絶海の孤島、上陸最困難なんてワードが良く使われる青ヶ島ですが、今回実際に行ってみてそのワードに嘘偽りがない事が実感できました^^:

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔