2009年01月29日
NOS フォガーノズルの取り付け
前回に引き続きまたまたマズイ事が発覚しました・・・。
今回のマズイ事とは前回のスカイライン関係ではなく、今年のレース関係の事なのですが、なんと今年のJD戦の予定スケジュールを先ほど確認したところ、
RD1 5/24 〇
RD2 8/2 ×
RD3 9/20 ×
RD4 10/25 △
と初戦の5月は良いとして、8、9月のレース日は既に予定が有り、10月も非常に微妙〜な感じです・・・。
当初の予定では前2戦でマシンをテストして、3戦目くらいにある程度煮詰まったところで追加パーツの投入、そして最終戦でタイムを狙えるかどうか・・・。と思っていたので非常に予定外な厳しい展開になってしまいました。。。
仙台が普段の日でもフリー走行出来ればタイム計測できるので問題もないのですが、イベント日以外で走れる日が果たしてどの位あるのやら・・。とりあえずシーズン入りしたら要確認ですね^^;
そんなこんなで少しトーンダウンしましたが、5月のテストに向けて出来るだけ良い状態に持っていけるよう
12Rの作業を進めます。
今回の作業はNOSをポート内に噴射する際に使用する以前購入したフォガーノズルの取り付け位置の検討ですが・・・


取り付け位置で性能に直接影響を与える部分なので出来るだけベストな位置に打ち込もうとしたら意外にポートの露出部分が短く、インシュレーターもショートで打ち込む角度によっては配管が非常に無理な形状になったり最悪はノズルをねじ込む際にエンジンと干渉して回せなかったり・・・とモノコックフレームの影響もあってかなり制約事が多いことに気付きました^^;
そして今回、画像左の1〜3まで番号を振っている順に出来ればノズルを打ち込みたいとの希望で考えていたのですが、左側の自由度が大きいのに対して、右側はラジエターのホースやら燃料パイプやらでごった返し、#1、#2はよくても#3、#4はかなりスペース的に余裕が無い状態です。


そこでもう一つのシリンダーを使って各部の寸法を調べたところ、画像左のポート部分の肉厚は正面からインシュレーターの取り付け部分を見ると肉厚がありそうですが、実際には無駄肉が削ぎ落とされポート部分の肉厚は僅か5mm、そしてポート下にはウォータージャケットがあるのでこの部分では20mmの幅でしか自由に選択できません。

ちなみに上で寸法を測った位置に単純にタップを立ててねじ込んだ場合、ノズルの突起部分はこんな感じで突き出し量12mm、突き出し部分径6mm、となります。
自分は今回初めてまともなNOSを使用するのでハッキリ言ってデータも知識もありませんw
殆ど勘と自分の経験などを元にどうするべきか?と考えるしかないのですが、とりあえず今回のNOS取り付けで絶対にやりたくなかった個人的な拘りは「ノズルをポート内に露出させたくない。」と、この部分だけは当初より決めていました。
それはナゼかと言うと、容量の大きいエアクリーナーBOXやサクションパイプなどと違い高回転時のポート内の流速は狭いながらに途轍もなく早い流れなので僅かな抵抗が大きな抵抗を作りますので、単純に考えてもこのノズル先端の突起部分に当たった流体の変化を考えるとポート研磨がどうのと言っている場合ではありません。(今回の仕様に対した個人的な考えですので気にしないでください^^;)
ノズルに当たった気体はスルッとうまい事通過してはくれず、当たった衝撃でノズル後方に広がりポート内に露出した面積の倍以上の抵抗を生む可能性があり、断面的に見ればノズルのある部分は面積も小さくなるので燃焼室に流れ込む流量に悪影響を与え、せっかくNOSを噴射しても充填効率が落ちるので、どれだけ効率よく多くの混合気を取り入れ・・といった基本的な部分が狂うことになってしまう。。。そんな疑問があったので今回は90度タイプではなくストレートタイプのノズルを用意したのですが、そのお陰で取り付けは大変ですw
当初はスロットルボディーの上側からINバルブに向けて打ち込もうと考えていたのですが、スペースの関係上少し無理があったようで・・・。
そこで第二候補のエアクリーナーBOX内のファンネル上部からポートに向けて打とうか?などと色々考えた結果、やはり燃焼室に近ければ近いほど濃い密度の状態で燃焼室にガスを取り入れられるので何とか考えよう・・・。と悩んだ末、少し妥協しましたが答えが見つかりました^^


ちなみにこちらはノズルの噴射をテストしたものですが、流量を規制せず単純にパーツクリナーを噴射しただけなので圧力も低くかなり濃い状態だとは思いますが、こんな感じをイメージして取り付け位置を決めましたw そんなこんなでこちらの作業も現在進行中ですのでまた近々報告します♪

今回のマズイ事とは前回のスカイライン関係ではなく、今年のレース関係の事なのですが、なんと今年のJD戦の予定スケジュールを先ほど確認したところ、
RD1 5/24 〇
RD2 8/2 ×
RD3 9/20 ×
RD4 10/25 △
と初戦の5月は良いとして、8、9月のレース日は既に予定が有り、10月も非常に微妙〜な感じです・・・。
当初の予定では前2戦でマシンをテストして、3戦目くらいにある程度煮詰まったところで追加パーツの投入、そして最終戦でタイムを狙えるかどうか・・・。と思っていたので非常に予定外な厳しい展開になってしまいました。。。
仙台が普段の日でもフリー走行出来ればタイム計測できるので問題もないのですが、イベント日以外で走れる日が果たしてどの位あるのやら・・。とりあえずシーズン入りしたら要確認ですね^^;
そんなこんなで少しトーンダウンしましたが、5月のテストに向けて出来るだけ良い状態に持っていけるよう
12Rの作業を進めます。
今回の作業はNOSをポート内に噴射する際に使用する以前購入したフォガーノズルの取り付け位置の検討ですが・・・
取り付け位置で性能に直接影響を与える部分なので出来るだけベストな位置に打ち込もうとしたら意外にポートの露出部分が短く、インシュレーターもショートで打ち込む角度によっては配管が非常に無理な形状になったり最悪はノズルをねじ込む際にエンジンと干渉して回せなかったり・・・とモノコックフレームの影響もあってかなり制約事が多いことに気付きました^^;
そして今回、画像左の1〜3まで番号を振っている順に出来ればノズルを打ち込みたいとの希望で考えていたのですが、左側の自由度が大きいのに対して、右側はラジエターのホースやら燃料パイプやらでごった返し、#1、#2はよくても#3、#4はかなりスペース的に余裕が無い状態です。
そこでもう一つのシリンダーを使って各部の寸法を調べたところ、画像左のポート部分の肉厚は正面からインシュレーターの取り付け部分を見ると肉厚がありそうですが、実際には無駄肉が削ぎ落とされポート部分の肉厚は僅か5mm、そしてポート下にはウォータージャケットがあるのでこの部分では20mmの幅でしか自由に選択できません。
ちなみに上で寸法を測った位置に単純にタップを立ててねじ込んだ場合、ノズルの突起部分はこんな感じで突き出し量12mm、突き出し部分径6mm、となります。
自分は今回初めてまともなNOSを使用するのでハッキリ言ってデータも知識もありませんw
殆ど勘と自分の経験などを元にどうするべきか?と考えるしかないのですが、とりあえず今回のNOS取り付けで絶対にやりたくなかった個人的な拘りは「ノズルをポート内に露出させたくない。」と、この部分だけは当初より決めていました。
それはナゼかと言うと、容量の大きいエアクリーナーBOXやサクションパイプなどと違い高回転時のポート内の流速は狭いながらに途轍もなく早い流れなので僅かな抵抗が大きな抵抗を作りますので、単純に考えてもこのノズル先端の突起部分に当たった流体の変化を考えるとポート研磨がどうのと言っている場合ではありません。(今回の仕様に対した個人的な考えですので気にしないでください^^;)
ノズルに当たった気体はスルッとうまい事通過してはくれず、当たった衝撃でノズル後方に広がりポート内に露出した面積の倍以上の抵抗を生む可能性があり、断面的に見ればノズルのある部分は面積も小さくなるので燃焼室に流れ込む流量に悪影響を与え、せっかくNOSを噴射しても充填効率が落ちるので、どれだけ効率よく多くの混合気を取り入れ・・といった基本的な部分が狂うことになってしまう。。。そんな疑問があったので今回は90度タイプではなくストレートタイプのノズルを用意したのですが、そのお陰で取り付けは大変ですw
当初はスロットルボディーの上側からINバルブに向けて打ち込もうと考えていたのですが、スペースの関係上少し無理があったようで・・・。
そこで第二候補のエアクリーナーBOX内のファンネル上部からポートに向けて打とうか?などと色々考えた結果、やはり燃焼室に近ければ近いほど濃い密度の状態で燃焼室にガスを取り入れられるので何とか考えよう・・・。と悩んだ末、少し妥協しましたが答えが見つかりました^^
ちなみにこちらはノズルの噴射をテストしたものですが、流量を規制せず単純にパーツクリナーを噴射しただけなので圧力も低くかなり濃い状態だとは思いますが、こんな感じをイメージして取り付け位置を決めましたw そんなこんなでこちらの作業も現在進行中ですのでまた近々報告します♪
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この記事へのコメント
1. Posted by ベルボトム 2009年01月31日 05:07
すごいですよ。
もうプロの領域ですね。
相変わらず凄い知識でうらやましいです。
もうプロの領域ですね。
相変わらず凄い知識でうらやましいです。
2. Posted by Gabu 2009年01月31日 22:06
>ベルボトムさん
ありがとう御座います^^;
自分的には英語ペラペラなベルボトムさんの方が羨ましいですよw
とりあえず今回のエンジン製作では何個か試験的に取り入れたい考えがあるので、それらの考えがどの程度良い結果を出すか出さないかが次の時に役立つのでとりあえず今回は試験的に色々手始めな感じでトライしてみます^^
ありがとう御座います^^;
自分的には英語ペラペラなベルボトムさんの方が羨ましいですよw
とりあえず今回のエンジン製作では何個か試験的に取り入れたい考えがあるので、それらの考えがどの程度良い結果を出すか出さないかが次の時に役立つのでとりあえず今回は試験的に色々手始めな感じでトライしてみます^^