2009年10月10日

安く扱いやすく

ついにJD-STERの最終戦のエントリーが始まりましたね^^
先日の大荒れ台風も過ぎ去り、JD戦の当日は今日のような秋晴れになってもらいたいものです。
ということで、最終戦に向けて準備も着々と進んでいますが、準備といってもセッティングメインなのでエンジン関係には一切手を加えずに、足回りなどの調整をメインに作業を進めています。

IMG_3481
そして今回はまだ1本もまともに走れていないので、前回の走行で気になった部分の対策・・・というか、これは以前から面倒だった部分で、自分は昔からクラッチの遊び加減や繋ぎ加減がさっきまで良かったのに一度気になり始めるとちょくちょく変える癖があるので、12R純正のクラッチレバーだと遊びの変更がワイヤー側のアジャスターに緩み止めが付いていたりと非常に面倒で、特にレースの時など違和感を感じた時に瞬時に変えれないのがネックで仕方がありませんでした。。。

IMG_3497
そこで今回はKawasakiミドルなどに多く使われているダイアル式アジャスターの付いたクラッチレバーを流用し、選択肢を増やせるよう変更します。

--用意する部品--
ZRX400(ZR400F):レバーASSY,クラッチ
カワサキ部番(46076-0046)¥4,652

そして今回の流用の為の加工ポイントは・・、と言いたいところですが、取り付けに際しては加工のポイントもコツも何もなく、普通にボルトオンで取り付けが可能です。
ちなみにゼファー400で注文するとレバー部分がシルバーになってしまうので、ZRX400で注文するとレバーがブラックになります・・・。

IMG_3516
ということで、立ちゴケなどで傷付いたレバーを交換する際に+3000円の追加投資でこのクラッチ仕様に出来ますので、ロングツーリングや普段の街乗りで自分のように疲れ始めるとクラッチ操作が雑になる方には握り込みを瞬時に変更できるので、費用対効果で考えればお勧めかもしれませんね^^

IMG_3517IMG_3518
ちなみにダイアルアジャスターでどれ位の調整幅があるのか?ですが、ダイアル1の全開開き側(画像左)の状態でクラッチワイヤーの遊び調整をしてグリップからレバーまでの距離が10cmで、その後は5mm 間隔で狭くなり、ダイアル5の時に8cm (画像右)になります。

ダイアル1= 10cm
ダイアル2= 9.5cm
ダイアル3= 9cm
ダイアル4= 8.5cm
ダイアル5= 8cm

IMG_3525IMG_3523
そして上は5mm刻みで幅が変わりましたが、下側は約1mm刻みの5mm幅でレバーを握った際の握り込みが変化します。
画像左:ダイアル1(4cm)  画像右:ダイアル5(4.5cm)

IMG_3499
ということで、以前からスタート時のクラッチ操作が思うように行かず理想のトラクションも掛けられずで、もっとやり易いように変更しないとダメだと考えていたので、今回の作業でクラッチタイミングの微調整もやり易くなったということでグリップ環境が違いますが、半クラッチの当て方などセッティングの時にスタート練習も兼ねてちょっとした試みを混ぜて試してみたいと思います^^


akane380 at 10:10│Comments(2)TrackBack(0)│ │DRAG RACE 製作記 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by S14まさ   2009年10月13日 18:58
5 ナイスアイディアですね^0^
それにしてもクラッチレバーって部品注文したことがなく全然相場がわからなかったのですが、
想像以上に安いのに驚きました^^
こういう部品で調整するのもレースの世界にとってはめちゃめちゃ重要なんでしょうね…^^;
ゼファーとZRXでレバーの色が違うというのも勉強になります!
2. Posted by Gabu   2009年10月15日 01:04
>S14まささん

クラッチレバーASSYは普段注文する小物に対して部品点数も多いのに・・・って感じですが共通車種が多くて大量生産している分、割安なのかもしれませんね。

また今回のレースではクラッチの使い方でちょっとした作戦があるので調整式が必要なんです。
でもワンタッチで遊び調整が出来るのは普段乗りでもお勧めなので記事にしました^^:

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔