作業記事
2021年11月21日
セラコート施工
先日、以前にセラコート処理をご依頼頂いたオーナー様より追加での施工をご依頼いただいたのですが、
前回はリアショックのスプリングを除いてFCRキャブレターやオイルクーラー関係などをガンメタで統一して施工をさせて頂き、

今回も全て前回と同じガンメタで施工をしていい感じに仕上がったな〜。などと、一人で安心して発送を行なったところ、

荷物が到着したオーナー様からのご連絡で、一部指定した色と違う色で仕上がっている部品が有るとのご指摘が・・・。
やってしまいました、まさかの色指定のうっかり忘れ。。。

後日、ありがたい事に再度追加の部品もご依頼いただけるとの事で、色を間違えてしまった部品と一緒に送っていただき、色を間違えて施工してしまった部品は本来ご希望だったブラックにて仕上げさせて頂いて今回は間違える事無く無事に収める事が出来ました。
間違えた事が判明した当初、時間を掛けて車両を製作しているから問題無いですよと仰っていただけて助かりました^^:
こちらのミスによってオーナー様にはご面倒とお手数をお掛けしてしまい大変申し訳ありませんでした。。。

そしてこちらのシングルのヘッドはシルバーのセラコートでのご依頼を頂き施工をさせていただきました。
今までは他所様でセラコートの施工をご依頼していたそうなのですが、今回お問い合わせを頂いていろいろ他所様の無茶振りを聞かせていただき唖然となったと共に、その中で当方にセラコートのご依頼を頂きまして誠に有難うございました。
何処も一緒だなと思われぬよう精進していきたいと思います。

そしてこちらはCRキャブレターとブレーキやスイッチホルダー周りのレストアを兼ねたセラコートでご依頼をいただきました。

仕上がりがこちらですが、キャリパーの裏側など見えない部分はウェットブラストを当てさせていただき、スイッチホルダーの文字部分にはセラコートで墨入れを行わせていただきました。

CRキャブレターは半艶ブラックベースに艶有ブラックを細かく入れさせて頂いて真っ黒で仕上げさせていただきました。

そしてこちらはBEETのバックステップと画像を撮り忘れてしまいましたが、オイルクーラーなど一式を含めてセラコート処理のご依頼をいただきました。

仕上がりはこのような感じで車体のバランスによっては引き締まった印象になるかもしれませんね^^

そしてこちらはいつもお世話になっているハーレーの輸入パーツを扱っているHRD Performanceさんからご依頼をいただいたBurn’s Stainless社製のEXHですが、取り付ける車体に合わせてロゴの位置を指定していただき、

今回もセラコートの1200℃耐熱ブラックに1200℃耐熱シルバーでロゴを入れて施工をさせていただきました。
この他にももう一本施工させて頂いたのですが、そちらのEXHは来月パシフィコ横浜で行われるムーンのカスタムショーで見れるのか?今から楽しみです^^

キャブレターの方もありがたい事に複数ご依頼をいただきまして製作させていただきました。
その中で特にこの仕様の発想は無かったなぁ〜とオーナー様のセンスが光った仕様が下の2機ですが、



こちらのCRキャブレターの製作をご依頼いただいたオーナー様は以前にもFCRキャブレターの製作のご依頼をいただいており、今回はリピートでの製作のご依頼だったのですが、今回はワンポイントでチョークシャフトのみ赤にとの指示を元に製作をしてみたらこうゆうワンポイントの作り方もあるのか・・・と参考になると共に凄くアリな仕様だなと。
今回もオーナー様には仕上がりを気に入っていただけたので良かったです^^
そしてもう一機がこちらのFCRキャブレターですが、


黒×赤バージョンは過去にも複数製作していますが、まだまだ個性的な仕様って作れるものだなぁ・・・と。
特に仕様を聞く過程でファンネルの塗り分けを聞いた時にはどのような仕上がりになるのか全く想像が出来ませんでしたが、十人十色なバイクカスタムに合わせて個性的なキャブレターを世に生み出したくて製作をしている面もあるので、このような個性的な仕様の製作は完成形がどうなるのかワクワクして楽しいです^^
納品後にオーナー様も仕上がりを気に入っていただけたとの事で安心しつつ、オーナー様がSNSに画像をアップしたところ評判も良かったとの事で、そこから製作に関する複数のお問い合わせも頂けてオーナー様には本当に感謝しております。

そして先ほどのHRD Performanceさんのところでも書きましたが、来月の5日にパシフィコ横浜で行われるホットロッドカスタムショーに向けて、今年もSURESHOTさんから続々とセラコートのご依頼がやって来ています^^
今年もSURESHOTさんの製作するショーマシンにセラコートをサポートさせて頂くので12月5日のショー当日が今から楽しみです♪

ちなみに前回のホットロッドカスタムショーで1位となるBest of Show Motorcycle賞を獲得したSURESHOTさん製作のこちらのマシンも当日会場に前回のベストアワード受賞車両として展示されるそうなので、もし会場に足を運ばれてセラコートに興味のある方は、こちらの車両の足回りやエンジンカバー、キャブ、マフラーなどを当方にてセラコート処理をさせていただいおりますので、実際にどのような質感の仕上がりなのか?を実際に生でご覧になってみてください^^
それにしても今年のSURESHOTさんのショーバイクも日々送られてくる部品を見ているだけでも独創的で仕上がりが楽しみです♪
ホットロッドカスタムショーの採点は細かく各項目に分かれていて塗装などの採点項目も有るらしいので、自分の仕事でSURESHOTさんが減点を喰らわない様ベストを尽くしたいと思います^^

前回はリアショックのスプリングを除いてFCRキャブレターやオイルクーラー関係などをガンメタで統一して施工をさせて頂き、

今回も全て前回と同じガンメタで施工をしていい感じに仕上がったな〜。などと、一人で安心して発送を行なったところ、

荷物が到着したオーナー様からのご連絡で、一部指定した色と違う色で仕上がっている部品が有るとのご指摘が・・・。
やってしまいました、まさかの色指定のうっかり忘れ。。。

後日、ありがたい事に再度追加の部品もご依頼いただけるとの事で、色を間違えてしまった部品と一緒に送っていただき、色を間違えて施工してしまった部品は本来ご希望だったブラックにて仕上げさせて頂いて今回は間違える事無く無事に収める事が出来ました。
間違えた事が判明した当初、時間を掛けて車両を製作しているから問題無いですよと仰っていただけて助かりました^^:
こちらのミスによってオーナー様にはご面倒とお手数をお掛けしてしまい大変申し訳ありませんでした。。。

そしてこちらのシングルのヘッドはシルバーのセラコートでのご依頼を頂き施工をさせていただきました。
今までは他所様でセラコートの施工をご依頼していたそうなのですが、今回お問い合わせを頂いていろいろ他所様の無茶振りを聞かせていただき唖然となったと共に、その中で当方にセラコートのご依頼を頂きまして誠に有難うございました。
何処も一緒だなと思われぬよう精進していきたいと思います。

そしてこちらはCRキャブレターとブレーキやスイッチホルダー周りのレストアを兼ねたセラコートでご依頼をいただきました。

仕上がりがこちらですが、キャリパーの裏側など見えない部分はウェットブラストを当てさせていただき、スイッチホルダーの文字部分にはセラコートで墨入れを行わせていただきました。

CRキャブレターは半艶ブラックベースに艶有ブラックを細かく入れさせて頂いて真っ黒で仕上げさせていただきました。

そしてこちらはBEETのバックステップと画像を撮り忘れてしまいましたが、オイルクーラーなど一式を含めてセラコート処理のご依頼をいただきました。

仕上がりはこのような感じで車体のバランスによっては引き締まった印象になるかもしれませんね^^

そしてこちらはいつもお世話になっているハーレーの輸入パーツを扱っているHRD Performanceさんからご依頼をいただいたBurn’s Stainless社製のEXHですが、取り付ける車体に合わせてロゴの位置を指定していただき、

今回もセラコートの1200℃耐熱ブラックに1200℃耐熱シルバーでロゴを入れて施工をさせていただきました。
この他にももう一本施工させて頂いたのですが、そちらのEXHは来月パシフィコ横浜で行われるムーンのカスタムショーで見れるのか?今から楽しみです^^

キャブレターの方もありがたい事に複数ご依頼をいただきまして製作させていただきました。
その中で特にこの仕様の発想は無かったなぁ〜とオーナー様のセンスが光った仕様が下の2機ですが、



こちらのCRキャブレターの製作をご依頼いただいたオーナー様は以前にもFCRキャブレターの製作のご依頼をいただいており、今回はリピートでの製作のご依頼だったのですが、今回はワンポイントでチョークシャフトのみ赤にとの指示を元に製作をしてみたらこうゆうワンポイントの作り方もあるのか・・・と参考になると共に凄くアリな仕様だなと。
今回もオーナー様には仕上がりを気に入っていただけたので良かったです^^
そしてもう一機がこちらのFCRキャブレターですが、



黒×赤バージョンは過去にも複数製作していますが、まだまだ個性的な仕様って作れるものだなぁ・・・と。
特に仕様を聞く過程でファンネルの塗り分けを聞いた時にはどのような仕上がりになるのか全く想像が出来ませんでしたが、十人十色なバイクカスタムに合わせて個性的なキャブレターを世に生み出したくて製作をしている面もあるので、このような個性的な仕様の製作は完成形がどうなるのかワクワクして楽しいです^^
納品後にオーナー様も仕上がりを気に入っていただけたとの事で安心しつつ、オーナー様がSNSに画像をアップしたところ評判も良かったとの事で、そこから製作に関する複数のお問い合わせも頂けてオーナー様には本当に感謝しております。

そして先ほどのHRD Performanceさんのところでも書きましたが、来月の5日にパシフィコ横浜で行われるホットロッドカスタムショーに向けて、今年もSURESHOTさんから続々とセラコートのご依頼がやって来ています^^
今年もSURESHOTさんの製作するショーマシンにセラコートをサポートさせて頂くので12月5日のショー当日が今から楽しみです♪

ちなみに前回のホットロッドカスタムショーで1位となるBest of Show Motorcycle賞を獲得したSURESHOTさん製作のこちらのマシンも当日会場に前回のベストアワード受賞車両として展示されるそうなので、もし会場に足を運ばれてセラコートに興味のある方は、こちらの車両の足回りやエンジンカバー、キャブ、マフラーなどを当方にてセラコート処理をさせていただいおりますので、実際にどのような質感の仕上がりなのか?を実際に生でご覧になってみてください^^
それにしても今年のSURESHOTさんのショーバイクも日々送られてくる部品を見ているだけでも独創的で仕上がりが楽しみです♪
ホットロッドカスタムショーの採点は細かく各項目に分かれていて塗装などの採点項目も有るらしいので、自分の仕事でSURESHOTさんが減点を喰らわない様ベストを尽くしたいと思います^^
akane380 at 05:55|Permalink│Comments(2)│
2020年01月22日
三協リール 修理

それにしても今年は預かり修理の作業予定が多いので、モノで溢れてゴミ屋敷状態となってしまったガレージのスペースを広げるべく年末の大掃除でガレージ内を整理したのですが、溜まりに溜まった段ボールが畳んだ状態でも軽トラ一台分もあって、良くこれだけの量を貯めていたなぁ・・と自分でも驚いてしまいました^^:

そしてガレージの使い勝手を良くしようと、リールタイプのエアホースリールが欲しいなぁ・・と思いつつ、ちゃんとした品を買うとなると新品で4万近くかぁ・・そんな綺麗なのも要らんなぁ・・・と、2年くらい前に欲しい型のリールがジャンク品として確か2千円くらいでヤフオクに出ていたのでそれを買って、以来ずっと置きっぱなしだったのですが、今回やっとガレージも整理されてこのリールに光の当たる時がやって来たので活用するべく直す事に。

で、出品時には作動確認が取れていないという理由でジャンク扱いだったので、実際にジャンク品なのかをチェックするためコンプレッサーと繋いで圧縮空気を送って問題の有無を確認してみると、接続部分からのエアー漏れと内部からもエアー漏れの「シュー」っという音が聞こえてくるのでホースが劣化しているのか?はたまた Oリングが逝ってしまってるだけかな?と、内部の状態を確認する為、早速分解して確かめる事に。

で、外装の外周のネジを6本ほど外してカバーを取りますが、当初戻りバネが効いているので中のシルバーの蓋を外した途端にビックリ箱のようにホースが勢いよく回転して飛びだすのではないか・・・と恐る恐る蓋を外しましたが、リールのストッパーが効いているのでゼンマイのように巻かれているバネの力が一気に解放されるといった事も無く、意外に簡単に分解修理が出来る事が分かりました^^

そしてストッパーで巻かれていたバネの力を逃がしてフリーにしてからホースを取り出して軸受け部分のOリングをチェックしてみると、3か所あるOリングの全てが劣化してカチカチに。

とりあえず一般的な規格物だろうからアストロのOリングセットとストレートのOリングセットのどれかの規格が合致するだろうと、適当に近いサイズのモノを代用して組み付けて・・・、

再度コンプレッサーからの圧縮空気を接続してリークチェックを行ってみると漏れも止まって、まだまだ使えるホースリールをお安くゲット♪

折角なのでホースも新品に変えて長さも増やそうか・・・? と考えたのですが、ホースの状態は弾力もあってまだまだ使える状態なのでそのまま再利用する事にして組み立てですが、まずはホースをリールに巻き付けて、

その後に巻きバネをグルグルと回して戻りバネのテンションを掛けますが、元々のバネの巻き回転数が9回転だったのですが、元の巻き数だと戻りのバネの勢いが強すぎて、不意にリールのロックを解除してしまった時に勢いよくホースが戻ってしまい、その際に周りのバイクなどにエアガンがヒットして傷を付けたら嫌なので、敢えて戻り回転数を若干抑えて最後の方で巻き戻る勢いが落ちるようにセットして組み上げました^^

そして作業性や使い勝手を考えて、自分の可動範囲をカバーできるように設置をしますが、やはりリールタイプだと収納が楽でホースに躓いてコケそうになる事もなく、なぜもっと早くに直して使わなかったのか・・と後悔するくらい作業環境が良くなりました^^

ちなみに本来の設置方向は今回の向きとは逆なのですが、戻りバネの力を弱くした関係で今回は戻り口を下向きにして使っています。
設置の際にはお間違えの無いようご注意ください。

という事で工具箱上のデッドスペースも棚を作ってずっと作りたかったカッティングプロッタ用の置き場所も確保で作業性が更に良くなりました^^
で、片付いたのも束の間・・・

正月早々に壊れたテレビをネットで買い替えて、家に運んでこられても直ぐに交換出来ないし・・・とガレージに配送してもらったら凄く邪魔で急いで買わなきゃ良かった・・・と軽く後悔中。。。

そして話は飛びまして、先日、V-MAX1200のオーナーさんと仲間と今年の1200のタイムアタックに向けた予定を考えつつ都内でご飯を食べて・・・の流れで、帰り掛けに浅草寺に寄っておみくじを引いてきたのですが、

今年は吉で書いてある事も非常に前向きに良い事が書かれていたので、この内容が結果的に当てはまる一年になるよう今年も全力で努力し精進していきたいと思います^^
akane380 at 03:08|Permalink│Comments(2)│
2020年01月07日
また1年頑張っていきましょう

改めまして、新年あけましておめでとうございます。
今年も無事にガレージで新年の抱負や予定などを考えながら年越しの瞬間を迎える事が出来ましたが、今年は毎年聴こえていた近所のお寺の除夜の鐘の音が聴こえず、まさか苦情問題がこんなところにも来たのか?・・・と、加速度的に変な国になってるなぁ・・・と煩悩を消すどころか、ちょっとイラっとして109つ目の煩悩が誕生した寂しい年越しでした。。。

で、寂しいと言えば、毎年お正月の三が日くらいはご近所に配慮してコンプレッサーの機械音など音の出る作業は行わないようにしようと、今年の元旦はVMAX1700のハーネス制作の準備で配線図とカプラーの組み合わせを探して過ごしまして、

VMAXのカプラーとMoTeC M1のカプラー形状が同じという事に気が付き、純正ハーネスの使える部分だけピンを組み替えて使おうかなぁ・・・などとうだうだとやって、夜の9時位になって寒くなって来たし今日は帰って年末に録り貯めた番組でも見るか・・・。と帰ったのですが、

テレビを付けて見始めたら正月早々テレビが壊れて勝手に監獄仕様になってしまい、おいおいホントかよ。。。と、テレビも見れないしガレージに戻って作業するか・・・と、服を着増ししてガレージに向かって、
コソコソとVMAX1700のオイルフィルター用のブラケットを作っていたら

何も難しくないネジ切り作業で「ポリッ」とタップが折れて心も折れるという踏んだり蹴ったりなお正月を過ごしていました。。。

まぁ極めつけは年末にとある方から連絡を頂いて教えていただいた ” 古いブログが消えてますよ ” という衝撃の新事実発覚でしたがw、なんだか設定を間違えて消えてしまったようですw
とりあえずお金が出て行って煩悩が溜まる1年になるっぽいので、今年の年末には除夜の鐘の音を高速300連打くらいお願いします!ということで、いつ終わるかも分からない人生ですので、どのタイミングで終わっても悔いの残らぬよう楽しんで、今年も一年間前傾姿勢に前向きで頑張りますw
akane380 at 03:48|Permalink│Comments(6)│
2018年12月19日
自転車
お知らせ
誠に勝手ながら来年1月と2月の作業受付はほぼ埋まってしまいましたので
納期の確約出来る新規作業受付は3月以降とさせて頂きます。
納期に余裕のある場合には出来るだけ柔軟に対応いたしますので
その都度お問い合わせを宜しくお願いいたします。
m(_ _)m
誠に勝手ながら来年1月と2月の作業受付はほぼ埋まってしまいましたので
納期の確約出来る新規作業受付は3月以降とさせて頂きます。
納期に余裕のある場合には出来るだけ柔軟に対応いたしますので
その都度お問い合わせを宜しくお願いいたします。
m(_ _)m

ということで、来年は寒い1月と2月はゆっくり過ごしたいので、今年前半のこの部品の置き場が無くなってしまうような過酷な作業スケジュールを繰り返さない為にも作業数をセーブさせて頂くことにしましたのでご理解を宜しくお願いいたします。
それにしても今年も本当にいろいろな作業をさせて頂きました。

子供の頃から世話になっている自転車屋の兄ちゃんからの頼まれ事で2月に自転車のカーボンフレームを塗ったのですが、デカールなどを剥がした際の凸凹の板金から仕上げまでの納期が3日という他の作業の納期に追われて鬱になりそうな状況での超特急依頼で開き直っての作業でしたが、

家に帰らず3日間ガレージで車中泊で仮眠を取りながらなんとか仕上げることが出来ました^^:

多分、この自転車を制作していた頃が精神的なヤツレ具合のピークだったと思いますw

そしてもう一台は広島のぶっ飛んだイカレポンチ=ポンチ神なone offさんのトラック競技用?練習用?自転車のカーボンフレームですが、土曜の夜は集会にも参加するけぇ渋いヤツ頼むわ!と言わんばかりの日章カラーの族車の画像を送ってきて「こんな感じで!」ってこの人やっぱ滅茶苦茶だwということで・・・

とりあえず何だかよく分からない感じでフレーク多めにギラギラにしておきましたw

ちなみに鳥肌実先生入れろや!って事で鳥肌実リスペクト号ですw

そしてこちらも自転車屋の兄ちゃんからの追加オーダーで入ってきたカーボンフレームですが、

こちらのカラーリングは自転車屋の兄ちゃんが塗装を覚えたいというのでワークショップ形式で作業工程やポイントなどを教えつつ、ミスった部分をこちらで修正したりといった流れを他の作業の合間に進行していたのでなかなか大変でしたが、オーナーさんが希望したカラーになったと喜んでくれていたので結果オーライでやって良かったです^^

ちなみにこれらの作業は身内同士のお遊びのようなモノですので現状自転車の塗装は受け付けておりませんので宜しくお願いいたします。
少し話は変わりまして、半年に一回くらいのペースでテレビで放送される「警察24時」ですが、以前からちょくちょくウチの地元が登場して、そのたびに後日仲間から ” あそこの○○ が警察24時でパクられてたよw ” なんてここ最近連続して聞いていたので、また地元が出るかな?と録画していたモノを先日見てみたのですが・・・

地元どころか、ガレージの目の前で街に潜む凶悪犯さんが御用されてますたw
ちなみに一年程前にガレージから100m程の飯場で殺人未遂強盗があってニュースになったばかりなのでどんだけこのエリアは治安が悪いんだよw と・・・。
そして番組の中で逮捕していたおまーりさんですが、今年の2月に昼飯を食べに行った際にすれ違ったパトカーがUターンをして追いかけてきて職質を受けた時に見た顔と一致して思い出したのですが、地元で職質なんて数十年振りの出来事だったので「何でわざわざUターンしてまで職質しようと思ったのか正直に言ってみな?」って言っても調子よく話をはぐらかして訳を言わなかったのですが、このおまーりさんが番組の中で悪い事をしている奴の特徴を
・痩せて頬がこけている
・目つきが悪い
・様子が悪い
と言っていたので、当時作業に追われてヤツレていたのでパッと見た感じがシャブ中と間違われたようでやっぱりあの野郎シャブ中と間違えやがったな。って感じで笑えましたw
ということで、来年は絶対にゆとりを持って作業にあたらせて頂きます・・・。
akane380 at 06:22|Permalink│Comments(4)│
2018年06月29日
セラコート ブラック色見本

今回は一番依頼件数の多いセラコートブラックの艶の違いによる色見本的な画像をアップしますので、作業ご依頼時の参考にして頂ければと思います。
※ 艶感は鋳物肌や鏡面地、曲面、平面など下地の状態や形状によって仕上がりに違いが出ますので、あくまでもイメージの際の参考としてご覧下さい。

※ また、こちらで紹介する艶はメーカー基準ではなく、オリジナルで調色をしてラインナップした独自配合の艶表現となります。

セラコート艶有りブラック一例

セラコート半艶有りブラック一例

セラコート半艶消しブラック一例

セラコート艶消しブラック 小物一例 ※後ろのパイプ関係はガンメタです

セラコート艶消しブラック 大物一例
※ こちらの艶消しブラックの画像はあえて実際の露出に合わせて撮影しています。

セラコート ELITEシリーズブラック仕上げ 一例

セラコート1200度耐熱ブラック一例

<タービンEXHハウジング&カートリッジ&EXHマニ >セラコート1200度耐熱ブラック ×
<コンプレッサーハウジング>半艶ブラックの使い分け例

セラコート仕様キャブレター一例 (手前左:半艶ありブラック 手前右:艶ありブラック )

Z400FX - E4 エンジン一式 艶ありブラック×レッド セラコート仕様一例

GPZ900R エンジン一式 半艶ブラックセラコート仕様一例
※クラッチとスプロケットのカバーは艶ありブラック仕上げとなります
今後米国NIC社より新しいブラックシリーズがリリースされた場合には
こちらに画像を追加していきます。
こちらに画像を追加していきます。
akane380 at 03:14|Permalink│Comments(4)│
2017年10月06日
SAF2017 Challenge

前回の記事で書いたとおり急遽立ち上がった今年最初で最後の1/4mile 8sec チャレンジですが、少ない期間でベストを尽くし、先週末に富士スピードウェイで行われたスーパーアメリカンフェスティバルの舞台にマシンを持っていって走らせてきました。

と言っても今回のチャレンジは自分のマシンではなくこのTさんが乗る隼ターボを元気が良かった全盛期の頃の当時の走りに戻せるか?というチャレンジで、2週間という準備期間でしたが調子を崩しっぱなしだったエンジンを組み直して夜な夜なスタートの練習をしてで、 元気があれば何でも出来る!で8秒台を狙い張り切ってスタート。

当日一発目の走行ではスタートで横滑りしてしまいタイムは狙えませんでしたが、その後の加速力はエンジンを組み直す前とは完全に別物との事で、サイドカウルに埋め込んだ追加メーターが加速に伴う風圧で押し出されて飛び出すなど今まで問題がなかった部分に若干トラブルが発生しましたが、とりあえず地元で高回転まで回す事が出来ず確認が出来なかったHiブースト時の燃調も問題無い事が確認出来たので、2本目からは安心して攻めの方向で行くことに。

結果、先ほどの復活一本目の走行は横滑りして問題外な11秒台でしたが、2本目の走行では1本目のダダ滑りを考慮してスタート時の回転数などを変えてリアを滑らせぬよう、不要にパワーを掛けないようにスタートをしてもらったものの、それでもクラッチのリリースと共にブーストコントローラー制御のブーストが立ち上がりを開始するとリアが滑って前に進まず10秒台後半を記録・・・。

ただ、エンジンのパワーは捨てるほど十分にあるようなので3本目はタイヤのエア圧やスイングアームの垂れ角や車体姿勢などを変更し、食わない路面に悩みつつもスタート時のパワーを殺して初期ブーストを更に落とし、ロスを少なくしてスタートで失った分を後半のパワーで巻き返す作戦が功を奏してタイムも一気に9.2秒まで詰めて目標の8秒台に一気に迫ったところで午前中の走行枠が終了。

朝一から3本の走行で11”105秒 ⇒ 10”775秒 ⇒ 9”265秒と確実に目標に近づき、9秒台前半のタイムも久しぶりとの事で後はあっさり8秒入りしてチャレンジ終了か?と思いきや、午後の走行枠でもスタートでの横滑りが収まらず2本走行した時点で9秒前半と11秒台の極端なタイムでどうもクラッチにトラブルを抱えてスタートが厳しい模様。

ここで不思議なのが地元のテストコースでスタートの練習をした時には一度も横滑りをしなかったのになぜここに来てダダ滑りを起こすのか・・・^^:
やはり夜な夜なの練習時にはいろいろな事への警戒心で神経が研ぎ澄まされているのに対して、今日は安全な場所ということで少しラフな乗り方になっているのではないか?などと話し、もっと集中して丁寧に行きましょう!と。
そして時間も過ぎて最後となってしまった一本。
スタートを決めて60ft の区間タイムを詰められれば確実に8秒に届く・・・
そんな期待を背負い挑んだラストランで・・・

よりによって当日一番盛大な横滑りを披露して終了w
考えてみたらこのマシンはフルパワーの状態で仙台以外の路面で走った事がなかったんですよね。
現状の仕様がラバーの乗った仙台ハイランドのドラッグコースに合わせたままの仕様がベースなので、来年はその辺もしっかり見直さなければダメかもしれませんね。。。
それとオーバーヒート対策もしっかり施さないとせっかくの走行枠が殆ど冷却に費やされてしまい、1時間30分の走行枠でたったの3本しか走れなかったのも手返しよくセットアップが出来なくて痛かったです。

まだ他にも改善が必要な部分がいろいろ浮き彫りになって、今回は洗い出しのいい走行にはなったと思いますが、今回サポートさせて頂いたエンジンに関してエンジンのパワーは全盛期を取り戻せていたようなので、このエンジンにどれだけのライフが残っているか定かではありませんが、各部を詰め直して本領発揮はまた来年以降に期待ですね^^
そして今回の話を受けてから2週間という短い間での即席のチャレンジで目標の8秒入りまでは持っていけませんでしたが、束の間の良いチャレンジで来年は自分のマシンでこの隼ターボと張り合えるようなチャレンジをしたいと思います^^

で、新宿でのDRAG Night 以来ハマっているもう一つの楽しみだったオシャレルズのライブも今回観れたので個人的には一日楽しめて良い息抜きになりました♪
akane380 at 04:33|Permalink│Comments(8)│
2016年05月17日
懐かしのGPZ400R

南相馬のフェスティバルパーク構想の署名が期日を迎えるとの事で、周りの皆さんにご協力頂いた署名を先日事務局のレッドモーターさん宛に送らせて頂きました。
今回いろいろな方のご賛同を頂いて沢山の方の署名を集める事が出来まして、快く協力していただいた皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
今回ご協力いただきました皆さま、改めてありがとうございました^^

そして話は変わって少し前に懐かしのGPZ400R が車検整備で入庫したのですが、こちらのマシンはオーナーさんがコツコツとレストアをして組み上げた車両で、ある程度組んだ所から放置期間に入ってしまったらしく、今回は車検の所得ついでに壊れたままの電装系の修理やら何やら各部の仕上げも兼ねて車検整備を任されたのですが・・・

手渡された車検証が懐かしのオレンジ色の色紙のモノで、

おーこの車検証懐かしいなぁ・・・最後に車検を取ったのいつだコレ?なんて車検所得年月日を確認すると平成8年・・・え?いま平成28年でしょ・・・って20年も昔に車検を取ったのが最後^^:

それでもまだメーカーから部品も出てくれてお帰りなさいませの気持ちで消耗品や劣化部品を交換して完成した後に持ち込んだ車検も無事にパスして、20年振りに復活したマシンを試乗ついでに乗ってみたのですが、跨った時の感じとヨシムラサイクロンが奏でる少し甲高いサウンドが何とも懐かしかったです^^
とはいえ楽しみを残す意味で?今回手を入れなかった燃料系や点火系など、まだまだ細かい箇所にちらほらと問題を抱えているようで完全復活はもう少し先っぽいですが、またここからコツコツとレストアの続きをして楽しみながら無事に元気よく復活してくれることを願います^^
2016年05月07日
vs ZRX400
今年のゴールデンウィークはマッタリして暇でしたねぇ・・・。
作業の殆どがGW前までにって納期の作業ばかりだったので何だか連休前の慌ただしさから一変して連休中は慌ただしい訳でもなく作業ロスで只々ポカンとしてましたねw

唯一、地元の先輩後輩や仲間内などゲストも交えて皆でぶらっとツーリングに行ったのが楽しかったくらいで、正直この歳になると独り身で連休は酷かとw
そんな何かを生産したいお年頃ということで・・・

やっと完成しましたMy DRAG アングラ計測システム^^
ここ最近といいますか、去年くらいから12Rのロックアップクラッチのセッティングやリアサスのセットアップ、NOSの噴射タイミングなど、見た目や走った感覚では既に分からなくなってしまった100分台のタイム部分を実際にタイムを計って何がどう影響を及ぼすのかをデータを交えながら勉強したいなぁ・・・という思いがあり、今年はレースに出る機会が少ないだろうなぁ・・・という憶測もあったので今年の初め頃から秋葉原などで部品を調達してオリジナルの計測システムの制作を開始しまして、電気関係の仕事をしている先輩が協力してくれたことで予想外に本物志向になってファール機能やリアクションタイムなども計れる本格的なシステムへと成長し、GW中にポカンとしながら配線作業を行ってやっと組み上げる事ができました♪
こちらのシステムの詳細はまた近々改めて紹介いたします^^

で、話が変わりましてこちらのZRX400ですが、こちらは以前まで仲間が乗っていたマシンなのですが、息子が大きくなって二輪の免許を取ったのを契機に仲間がハーレーに乗り換えてこのZRXを息子に譲ったのですが、その後ちょくちょく仲間の息子がZRXに乗ってガレージに来ては気になる所などを手直ししてあげたり交換してあげていたのですが、今回は派手な外装の色を変えて欲しいと。
いつものように部品を持ってきて交換したり、壊れている箇所を修理するのと違って外装を塗るとなるとお金が掛かるんだぞ?なんて話をしたらバイトもしているから大丈夫と言いつつも、予算は学生バイト少年にとっては大金かもしれないけど現実ではサフェーサーが入れられるかどうかな微笑ましい軍資金。
お金が掛かるんだぞ?なんてカマを掛けたものの、幼稚園児の頃から知っている子からお金を取る気も毛頭無かったので、今回は自分が頼んだ作業がどれ位の労力で出来るのかを社会科勉強させようと手伝わせる事に。

それにしても親父である仲間が大切に乗っていたマシンも息子の手に掛かればあっという間にボロボロw
このマフラーどうした?と聞いたら団地の車両止めを通ろうとしてブッ潰したらしく、これで車両止めの意味が勉強出来たとか・・・。

で、外装の板金などを始めたらタンク内の錆びが酷く、タンクの錆び取りもしたいと。
そしてセッティングが狂ってカブってしまっているFCRキャブのセッティングも合わせて欲しいと。。。
正直GW前は連休前でバタバタしていたのでセッティングなどは今度にしようなんて話だったのですが、なんと連休初日に皆で走りに行くという話が・・・。
とりあえず連休初日まであと4日しかないから今回はこのまま現状維持で乗って行けば? と言ったのですが、返事が少し残念そうに聞こえたのが気がかりで、バイトだ学校だでなかなか手伝いに来ず放置されていた外装だけでも仕上げてあげるべくタンクの外側を板金しながら内側の錆び取り処理を同時進行にて作業を進めて、外装が綺麗になってもキャブの調子が悪いんじゃ楽しくないかなぁ・・・なんて、それ以上にもしキャブのセッティングが出てないせいで皆と走るのが精いっぱいで周りに注意が働かずに事故とかされたら父親である仲間が悲しむよなぁ。。。とか強迫観念に囚われていたらやはりセッティングも出すことにw

で、外したキャブはめっちゃ汚ねぇっすw
ここ最近は常時一定数のFCRキャブを取り扱っておりますがそんな中でもダントツの程度の悪さw
とりあえずスロー系が全滅だったので綺麗にして大よそでジェッティングも変更してのチェック走行一本目。

いい勢いで加速していって信号手前でブレーキを掛けたら全く効かずトラックの荷台に張り付きそうになりながら何じゃこりゃーーー?なんてガレージに戻ってブレーキをチェックしてみたらオイルでヌタヌタ。。。
とりあえずバラして洗浄ついでにピストンも揉みだしつつ時間が無いのに何だかなぁ・・・とw

ついでにプラグも今までの相当薄いセッティング状態で乗っていたならカブらせることは無かったと思うのですが、今回キャブのセッティングも合わせたことでプラグをカブらせて深夜にヘルプの電話が鳴らないようにする為にもプラグは標準タイプに変更。

そして何度ジェッティングを変更しても高回転のセッティングが合わず、こんなに大きなジェットサイズ本当に必要か・・・?と思うくらいのサイズまで進み、何かがオカシイ・・・。と思ったら、当初画像左のフィルタータイプのフューエルフィルターを使ったのですが、どうもこいつのせいで高回転で燃料の流量が確保出来なかったようで、試しにメッシュ式のフィルターに交換したところ悩まされた症状も無くなり、セッティングも一からやり直して何とか完了。

そして板金1日、塗り2日というハイペースで塗装も進み・・・

ハンドル交換とマフラー交換も同時に行ってなんとか3日で終わらせて連休初日に間に合いますた。。。
たぶん連休中放心状態だったのはこのZRXのせいではないかと・・・w
とりあえずアレもコレもと頼む恐ろしさを分からせようと請求書を見せたら驚いていましたが、いつも半キャップでバイクに乗っていたのでこれからはフルフェイスを被ることを約束に作業はプレゼントとしましたが、次回からはしっかり取るから、まずは自分でやってみて出来ない事があったら頼みなね。と言ったら既に何かを壊したらしく将来有望です・・・w
とりあえず乗り方もまだ覚束ないので大きな事故なく楽しく乗ってくれることを祈るばかりですね^^:
作業の殆どがGW前までにって納期の作業ばかりだったので何だか連休前の慌ただしさから一変して連休中は慌ただしい訳でもなく作業ロスで只々ポカンとしてましたねw

唯一、地元の先輩後輩や仲間内などゲストも交えて皆でぶらっとツーリングに行ったのが楽しかったくらいで、正直この歳になると独り身で連休は酷かとw
そんな何かを生産したいお年頃ということで・・・

やっと完成しましたMy DRAG アングラ計測システム^^
ここ最近といいますか、去年くらいから12Rのロックアップクラッチのセッティングやリアサスのセットアップ、NOSの噴射タイミングなど、見た目や走った感覚では既に分からなくなってしまった100分台のタイム部分を実際にタイムを計って何がどう影響を及ぼすのかをデータを交えながら勉強したいなぁ・・・という思いがあり、今年はレースに出る機会が少ないだろうなぁ・・・という憶測もあったので今年の初め頃から秋葉原などで部品を調達してオリジナルの計測システムの制作を開始しまして、電気関係の仕事をしている先輩が協力してくれたことで予想外に本物志向になってファール機能やリアクションタイムなども計れる本格的なシステムへと成長し、GW中にポカンとしながら配線作業を行ってやっと組み上げる事ができました♪
こちらのシステムの詳細はまた近々改めて紹介いたします^^

で、話が変わりましてこちらのZRX400ですが、こちらは以前まで仲間が乗っていたマシンなのですが、息子が大きくなって二輪の免許を取ったのを契機に仲間がハーレーに乗り換えてこのZRXを息子に譲ったのですが、その後ちょくちょく仲間の息子がZRXに乗ってガレージに来ては気になる所などを手直ししてあげたり交換してあげていたのですが、今回は派手な外装の色を変えて欲しいと。
いつものように部品を持ってきて交換したり、壊れている箇所を修理するのと違って外装を塗るとなるとお金が掛かるんだぞ?なんて話をしたらバイトもしているから大丈夫と言いつつも、予算は学生バイト少年にとっては大金かもしれないけど現実ではサフェーサーが入れられるかどうかな微笑ましい軍資金。
お金が掛かるんだぞ?なんてカマを掛けたものの、幼稚園児の頃から知っている子からお金を取る気も毛頭無かったので、今回は自分が頼んだ作業がどれ位の労力で出来るのかを社会科勉強させようと手伝わせる事に。

それにしても親父である仲間が大切に乗っていたマシンも息子の手に掛かればあっという間にボロボロw
このマフラーどうした?と聞いたら団地の車両止めを通ろうとしてブッ潰したらしく、これで車両止めの意味が勉強出来たとか・・・。

で、外装の板金などを始めたらタンク内の錆びが酷く、タンクの錆び取りもしたいと。
そしてセッティングが狂ってカブってしまっているFCRキャブのセッティングも合わせて欲しいと。。。
正直GW前は連休前でバタバタしていたのでセッティングなどは今度にしようなんて話だったのですが、なんと連休初日に皆で走りに行くという話が・・・。
とりあえず連休初日まであと4日しかないから今回はこのまま現状維持で乗って行けば? と言ったのですが、返事が少し残念そうに聞こえたのが気がかりで、バイトだ学校だでなかなか手伝いに来ず放置されていた外装だけでも仕上げてあげるべくタンクの外側を板金しながら内側の錆び取り処理を同時進行にて作業を進めて、外装が綺麗になってもキャブの調子が悪いんじゃ楽しくないかなぁ・・・なんて、それ以上にもしキャブのセッティングが出てないせいで皆と走るのが精いっぱいで周りに注意が働かずに事故とかされたら父親である仲間が悲しむよなぁ。。。とか強迫観念に囚われていたらやはりセッティングも出すことにw

で、外したキャブはめっちゃ汚ねぇっすw
ここ最近は常時一定数のFCRキャブを取り扱っておりますがそんな中でもダントツの程度の悪さw
とりあえずスロー系が全滅だったので綺麗にして大よそでジェッティングも変更してのチェック走行一本目。

いい勢いで加速していって信号手前でブレーキを掛けたら全く効かずトラックの荷台に張り付きそうになりながら何じゃこりゃーーー?なんてガレージに戻ってブレーキをチェックしてみたらオイルでヌタヌタ。。。
とりあえずバラして洗浄ついでにピストンも揉みだしつつ時間が無いのに何だかなぁ・・・とw

ついでにプラグも今までの相当薄いセッティング状態で乗っていたならカブらせることは無かったと思うのですが、今回キャブのセッティングも合わせたことでプラグをカブらせて深夜にヘルプの電話が鳴らないようにする為にもプラグは標準タイプに変更。

そして何度ジェッティングを変更しても高回転のセッティングが合わず、こんなに大きなジェットサイズ本当に必要か・・・?と思うくらいのサイズまで進み、何かがオカシイ・・・。と思ったら、当初画像左のフィルタータイプのフューエルフィルターを使ったのですが、どうもこいつのせいで高回転で燃料の流量が確保出来なかったようで、試しにメッシュ式のフィルターに交換したところ悩まされた症状も無くなり、セッティングも一からやり直して何とか完了。

そして板金1日、塗り2日というハイペースで塗装も進み・・・

ハンドル交換とマフラー交換も同時に行ってなんとか3日で終わらせて連休初日に間に合いますた。。。
たぶん連休中放心状態だったのはこのZRXのせいではないかと・・・w
とりあえずアレもコレもと頼む恐ろしさを分からせようと請求書を見せたら驚いていましたが、いつも半キャップでバイクに乗っていたのでこれからはフルフェイスを被ることを約束に作業はプレゼントとしましたが、次回からはしっかり取るから、まずは自分でやってみて出来ない事があったら頼みなね。と言ったら既に何かを壊したらしく将来有望です・・・w
とりあえず乗り方もまだ覚束ないので大きな事故なく楽しく乗ってくれることを祈るばかりですね^^:
2016年04月29日
engine

去年の暮に分解して懐かしんだKZ550とは別のカワサキ空冷ミドルエンジンのオーバーホール作業を今年に入って新たに承った際のネタですが・・・

カワサキの空冷ミドルエンジンは部品点数も少なくて単純なので、登載する写真点数も減らせてダラダラと長い記事にならないで済むし、年に何件か「エンジンの仕組みを勉強したいんだけど何か中古で適当なエンジンでも買って自分でバラしてみようかなぁ・・・」みたいな興味ありな話になる事があるのですが、丁度いい機会ですのでこちらのエンジンを題材にして組む際の一連の流れでも記事としてアップしてみようかな?・・と思い付いて作業の下準備を始め・・・、

ケースにミッションを載せてチェンジドラムの動きを確認したら思いのほか動きが渋くて、組んでバラしてと当たりの確認などをしていたらそんな予定をすっかり忘れて勢いに任せてここまで組んでしまってました^^:
そのくらい部品点数も少なくシンプルですので、再使用目的以外の興味の範疇で ” バラしてみたい&組んでみたい ” 方にはサイズ的にもカワサキ空冷ミドルはお勧めなエンジンかと思います^^
で、今回のこちらのエンジンは自分のところに持ち込まれた段階でパッと見で外見も綺麗で、分解していくと所どころ部品も綺麗で ” 組んだばかりか? ” という状態でしたが、ヘッド側の作業で単純なトラップに引っかかって間違えた選択で組まれており「これじゃまともに走らなかっただろうな。。。」という組み方がされていて、うちに依頼して下さったショップさんがお客さんに話を伺ったところ、やはりつい最近腰上のオーバーホールを地元のご友人関係間で行ったらしく、その後も調子が悪いということで今回巡り巡ってうちに入庫してきたのですが、この手の古いエンジンなどは既にマニュアル通りに素組で組めないような部分も発生していることも多々で、きちんとマニュアルの指示に従ったつもりが単純なトラップに引っ掛かったりと少し面倒な部分もありますよね^^:

そんな中の一つが既にメーカーで廃盤となってしまった部品の調達などですが、今回の作業で一番参ったのがこちらのピストンで、他の部品は2バルブのゼファー400などとの共通部品が多いのでまだ入手困難などの状況には陥っていないのですが、ピストンやコンロッドなどはゼファー系と設計が違うので既に生産がされておらず販売中止となっていて、今回のオーバーホールのコンセプトは ” 出来るだけ当時のままの状態で乗りたいので純正キャブに純正ボアで ” という制約があったのでボアを広げる選択も選べず、少し当たりのキツイピストンを社外のリプレイス品に交換しようかな?と一瞬考えるも、このピストンが既に純正じゃないような気がしてならないのですが・・・、果たしてこのARTの刻印がこんなにもリズミカルな感じに打たれているのはART正規品も同じなのでしょうか・・・?

試しに当時自分のゼファーをボアアップする為に片っ端から流用目的でピストンを買い漁っていた頃の在庫を引っ張り出して調べてみたのですが、Z400FXよりも前に生産されていたZ650 の純正ピストンは綺麗に整列したARTの刻印が・・・その他のピストンもネットで画像検索をして調べてみても皆ARTの文字は整列している物ばかり・・・。

現状このピストンは前回組まれたばかりだというのに当たりが強く、ピンボスなどもだいぶやられてしまっていて、

ピストンピンも面精度が荒くて摩擦が大きくピンボスを攻撃する助長となっていますが、ピストンのサイズも小さいので冷却用のオイルが届きにくく、ミニバイクや2ストなどで多くみられるピン焼けの痕もクッキリと・・・。
もしART=アート金属工業で作られている正規品ではなく、ロゴを真似た模造品だった場合に全く同じサイズで作ってあったとしても、金属の材質が違えば膨張率などの問題から全く違う性能となってしまいますし、そもそも通常の強度が確保されているのかさえも謎でどこまで信じて良いモノやら・・・。
で、とりあえずこのまま組むのは嫌だし、リプレイス品を買って同じモノが届いたら悲鳴モノだし、ボアは広げちゃダメだし参ったなと・・・。
ただ不幸にも既にピストンには現物合わせ的に強い当たりが付いてしまっているので今更と言われてしまうとそれまでなのですが、今回は色々なリスクを考えた結果、この状態から症状の悪化が加速しないよう対策を打つ方向で、

ピストンには荒れた表面を改質させる目的でWPC処理を施し延命処置を、

たぶん前回の修理時に購入したリプレイスピストンにセットで付属されてきたであろうピストンピンも既にメーカーからの販売は終了してしまっているので、こちらも再利用するとして、ピストンピンには表面精度を上げてピンボスへの攻撃性を減らす為にDLC処理をそれぞれに施して対応してみました。
決してこれで完璧という訳ではありませんが、現状で出来る選択肢の中で一番費用的にも効果的にも有効な手段だと思いますので、今回はこの仕様で組み付けを行いました。

そして組み付け時に無理に組んでしまったであろう変形していたピストンリングはメーカーから純正品が出たのでこちらは新品に交換。

ピストンリングの合口隙間のチェックも一応・・・結果はやはり。。。
純正ボアを維持の制約があって仕方がないとはいえ無念っす。

以前にも書きましたが、ピストンリングを組む時にグイグイやってしまうとリングが変形したり、リングのエッジでピストンを引っ掻いて傷付けてしまいますので、ピストンリングコンプレッサーなど専用工具が無い場合にはこんな感じでシックネスゲージなどを使って靴ベラの要領でクルっと入れると無理に力も掛からずいい感じに作業が捗ります。

その後ヘッドを組んで、バルブクリアランスの調整を済ませますが、この時期の気温は計測するのに適温なのでわざわざブース内に移動して温度管理をしなくてもダストの混入さえ注意すればどこでも条件が同じなので作業がやりやすくて良いですね^^

で、バルブクリアランスの確認が終了したら各カバー類を付けて、セルを一定の電圧で回してエンジンをクランキングさせて分解前とO/h 後の圧縮圧力差などをチェックして作業終了です。

こうやって見ると小さくてもやはりZなんだなぁと改めてしみじみ。
このような旧車の場合はオーバーホールして各部の部品を新品に変えたといっても全体的にクリアランスが広めになってしまっているので決して新車時と同じとはなりませんので、今後使用していただくオイル粘度なども計測したオイルクリアランスを元にアドバイスさせていただいて納品を済ませました。
あとは慣らし中一回目のオイル交換時に一度熱の入ったシリンダーボルトの締め付けチェックを行えば作業終了です^^
そしてブース内の温度を上げなくても計測に最適な季節になったので

お次は部品に悩まされることはないけど加工に悩まされるであろうお愉しみなこちらです^^
が、こちらは内燃機加工などに時間が掛かるので夏以降になりそうですが、オーナーさんと共に拘りのV4の制作を頑張ります♪
2015年12月17日
懐かしの空冷2バルブ
先日仲間のバカ面した昔の写真を探そうとアルバムを開いたら懐かしい写真が幾つか出てきたのですが、15、6の頃からこの世界に嵌ってどうしたら効率よく速いエンジンが出来るんだろうなぁ・・・と興味が湧き始めて20数年毎日同じような事をして全く成長が無いなぁ・・・と改めて自分の将来が心配になりますがw
自分にとってまだネット環境が無い時代で、知りたいことがあれば自分で試してでしか答えを得る事が出来なかったこの当時はN浦のストリートゼロヨンにゼファー400を650ccにボアを広げたマシンを持ち込んで毎週末走っていた頃で、当時2輪でN浦のミドルクラス最速だったFCRキャブ+HRCのキットパーツを組んだCBR400RRにだけどうしても勝てなくて実家の物置にエンジンを何機も解体屋から買って来てバラしては組んでのトライ&エラーを毎日繰り返して、最終的にN浦のゼロヨン会場も潰れて一度もそのCBR400RRには勝てなかったのですが、N浦が潰れたあとは毎週末の第三京浜での己の中での目指せ!!〇00kmオーバーな最高速チャレンジなどこの頃はホント、アホみたいにカワサキの空冷ミドルE/g をバラしてたなぁと。
今ならゼファー750だとエンジンの形で一発でバレるのでGPZ750Fのエンジンをスワップしてそれをベースにした方が手っ取り早いだろうな・・・とか、だったら750TURBOのエンジンとか面白そうだなとか考えつつ、

そんな懐かしい写真なんかを見たタイミングでちょうど懐かしのカワサキ空冷ミドルE/g がオーバーホールで入庫。

ネジを緩める度になんかメチャクチャ懐かしいなぁ・・とか思いながらバラしてたら来年も頑張ろうって気持ちになりましたがやっぱり鬱でしょうか・・・w
ちょっとセラコートの調色でド嵌りして精神が病んでますが、無事に年末を迎えられる様にラストスパート頑張りますw

自分にとってまだネット環境が無い時代で、知りたいことがあれば自分で試してでしか答えを得る事が出来なかったこの当時はN浦のストリートゼロヨンにゼファー400を650ccにボアを広げたマシンを持ち込んで毎週末走っていた頃で、当時2輪でN浦のミドルクラス最速だったFCRキャブ+HRCのキットパーツを組んだCBR400RRにだけどうしても勝てなくて実家の物置にエンジンを何機も解体屋から買って来てバラしては組んでのトライ&エラーを毎日繰り返して、最終的にN浦のゼロヨン会場も潰れて一度もそのCBR400RRには勝てなかったのですが、N浦が潰れたあとは毎週末の第三京浜での己の中での目指せ!!〇00kmオーバーな最高速チャレンジなどこの頃はホント、アホみたいにカワサキの空冷ミドルE/g をバラしてたなぁと。
今ならゼファー750だとエンジンの形で一発でバレるのでGPZ750Fのエンジンをスワップしてそれをベースにした方が手っ取り早いだろうな・・・とか、だったら750TURBOのエンジンとか面白そうだなとか考えつつ、

そんな懐かしい写真なんかを見たタイミングでちょうど懐かしのカワサキ空冷ミドルE/g がオーバーホールで入庫。

ネジを緩める度になんかメチャクチャ懐かしいなぁ・・とか思いながらバラしてたら来年も頑張ろうって気持ちになりましたがやっぱり鬱でしょうか・・・w
ちょっとセラコートの調色でド嵌りして精神が病んでますが、無事に年末を迎えられる様にラストスパート頑張りますw