NOS ナイトラス・オキサイド・システム
2013年08月28日
NOSリフィル 再補充料金の価格について
このブログでNOSのことなんかを書いているとちょくちょく検索でヒットするらしく「そちらでNOSの補充は出来ますか?」なんてメッセージを貰い、” 出来ますよ ” なんてやり取りをちょくちょくするので、ここでNOSガスの補充(リフィル)施工と取り扱いについて少しだけ書いておきます。
当ガレージではNOSガス( N2O 液化亜酸化窒素 )のリフィルでお困りの方へN2Oガスのリフィルサービスを行っております。
自分自身がNOSを扱い始めた時にNOSガスのリフィルってどこで補充してくれるんだろう?と探すのに苦労したり、あまりにも費用が高くてショックを受けた経験があり、補充に苦労するようじゃNOSは広く普及しないなだろうなぁ・・・という思いから関東のリフィルステーションの一拠点となるべく、お近くの方や近くにリフィル作業を行なってくれる場所が無い遠方の方、またショップさんなどへ委託(※1)という形で常時 N2O ガスのリフィルサービスを提供しております。
※1 法律の関係上、補充は有資格者に委託して行っておりますので持ち込みして頂いても、その場で補充という形では行えません事を予めご理解頂きご了承ください。
また当方で取り扱っている亜酸化窒素ですが、ごくたまに画像の医療用の液化亜酸化窒素と工業用液化亜酸化窒素では医療用の方がパワーが出るという噂を聞いた方が医療用ですか?と質問されますが、基本的に医療用と工業用では内容物は同じで医療用は衛生面と不純物に対する配慮などがなされている為に工業用に比べ純度が極めて高いというだけであって、それでも双方の純度では2〜3%の誤差があるだけですので当方で扱う亜酸化窒素は取り扱いも含め一般的な工業用を使用しています。
というか、そもそも個人が実際に吸入麻酔剤と書かれているガスを扱っても良いのか?って薬事法に触れる話ですのであくまでもアレですが、医療用亜酸化窒素にも何個か小ネタが存在するので興味本位な話としてここで具体的に事細かに書いていいものなのか・・・?そもそも自分は医療用亜酸化窒素は扱いません!触りません!ということで面倒なネタは避けますw
そして肝心なリフィル料金は基本的に問題が無ければボトル内を真空引きしてから補充しますが、
その際の補充料金は真空引き込みで1lb @ 2400円+(税)です。
また、気を付けて頂きたいことがあるのですが、単純に上記設定なら2lbなら4800円+(税)となりますが、条件次第で( 例えばマザーボンベの内圧がまだ新しく高い場合には) 弁を開けただけの成り行きでも2lbのボトルに2lb 以上の量が押し込まれて入ってしまいますので、リフィル料金はオーナー様がボトルの容量で一律に決めるのではなく、その都度計量していくつ入ったかを計算して値段を算出しますので事前にご了承のほど宜しくお願いします。
その際のお支払い方法は振り込み、代引きなどで対応しておりますが、通信販売的なことになりますと諸事情ありここでは詳しく書けません。 ですので・・・
☆ 在庫は常に変動しています☆
2輪、4輪共にイベントの重なる春〜夏、シーズン終わりの秋にかけて特に消費量が多く、ご利用予定の際には必ず必要とする一週間前に在庫の確認をお願いします。
また、ガス会社に新規発注を掛けてから届くまでに日数を要します。複数のボトルに補充予定で合計が10lbを超える方、4輪の方などで10lb以上の大型タンクにリフィル予定の方は必ず2週間前に一度在庫の確認をお願いします。
☆ハイフロータイプのボトルバルブを使用されている方へ☆
当方でボトルに接続できるアダプターは3AN、 4AN、 6ANの凸凹となります。NOS社などのハイフローバルブを使用されている場合はお使いのボトルナットもご一緒にお送りください。
最終更新日:2013.10.19
自分自身がNOSを扱い始めた時にNOSガスのリフィルってどこで補充してくれるんだろう?と探すのに苦労したり、あまりにも費用が高くてショックを受けた経験があり、補充に苦労するようじゃNOSは広く普及しないなだろうなぁ・・・という思いから関東のリフィルステーションの一拠点となるべく、お近くの方や近くにリフィル作業を行なってくれる場所が無い遠方の方、またショップさんなどへ委託(※1)という形で常時 N2O ガスのリフィルサービスを提供しております。
※1 法律の関係上、補充は有資格者に委託して行っておりますので持ち込みして頂いても、その場で補充という形では行えません事を予めご理解頂きご了承ください。
また当方で取り扱っている亜酸化窒素ですが、ごくたまに画像の医療用の液化亜酸化窒素と工業用液化亜酸化窒素では医療用の方がパワーが出るという噂を聞いた方が医療用ですか?と質問されますが、基本的に医療用と工業用では内容物は同じで医療用は衛生面と不純物に対する配慮などがなされている為に工業用に比べ純度が極めて高いというだけであって、それでも双方の純度では2〜3%の誤差があるだけですので当方で扱う亜酸化窒素は取り扱いも含め一般的な工業用を使用しています。
というか、そもそも個人が実際に吸入麻酔剤と書かれているガスを扱っても良いのか?って薬事法に触れる話ですのであくまでもアレですが、医療用亜酸化窒素にも何個か小ネタが存在するので興味本位な話としてここで具体的に事細かに書いていいものなのか・・・?そもそも自分は医療用亜酸化窒素は扱いません!触りません!ということで面倒なネタは避けますw
そして肝心なリフィル料金は基本的に問題が無ければボトル内を真空引きしてから補充しますが、
その際の補充料金は真空引き込みで1lb @ 2400円+(税)です。
※ 価格は予告なく変更することがございます。予めご了承ください
また、気を付けて頂きたいことがあるのですが、単純に上記設定なら2lbなら4800円+(税)となりますが、条件次第で( 例えばマザーボンベの内圧がまだ新しく高い場合には) 弁を開けただけの成り行きでも2lbのボトルに2lb 以上の量が押し込まれて入ってしまいますので、リフィル料金はオーナー様がボトルの容量で一律に決めるのではなく、その都度計量していくつ入ったかを計算して値段を算出しますので事前にご了承のほど宜しくお願いします。
その際のお支払い方法は振り込み、代引きなどで対応しておりますが、通信販売的なことになりますと諸事情ありここでは詳しく書けません。 ですので・・・
NOSのリフィルに関するオーダーや詳細など詳しくは
secretbase-racing@nifty.com
まで直接お問い合わせください。
secretbase-racing@nifty.com
まで直接お問い合わせください。
☆ 在庫は常に変動しています☆
2輪、4輪共にイベントの重なる春〜夏、シーズン終わりの秋にかけて特に消費量が多く、ご利用予定の際には必ず必要とする一週間前に在庫の確認をお願いします。
また、ガス会社に新規発注を掛けてから届くまでに日数を要します。複数のボトルに補充予定で合計が10lbを超える方、4輪の方などで10lb以上の大型タンクにリフィル予定の方は必ず2週間前に一度在庫の確認をお願いします。
☆ハイフロータイプのボトルバルブを使用されている方へ☆
当方でボトルに接続できるアダプターは3AN、 4AN、 6ANの凸凹となります。NOS社などのハイフローバルブを使用されている場合はお使いのボトルナットもご一緒にお送りください。
最終更新日:2013.10.19
2013年08月23日
NOSボトルのカスタムとバルブについて
先日先行して送ってもらった部品は無事に届いたのですが、今度は表面処理の加工に旅立ち相変わらずの部品待ちで12Rの作業は依然ストップ・・・。なので、随分と前に下書きして放置していたNOSボトルの小ネタでも掘り起こしてみます・・・
本場アメリカのドラッグマシンを見ているとNOSのボトルを逆さま(バルブを下向きに)にして車体にセットしている車両をよく見ますが、実際のところNOSのボトルをマシンにどうセットするのが良いのか?以前にそんな話が持ち上がった時に ” 本場のレーサーが逆さにして積んでるんだから、それが一番良いセット方法ってことじゃない? ” って話になったのですが、実際どうやって車体にセットするのが一番良いのか?
それを判断するには単純にボトルに取り付けられているボトルバルブを外すことで判断することが出来るのですが、
ボトル内にガスが入っていない事を確認した上で、ボトルバルブに切られている切り欠きにモンキーレンチをセットして力づくで半時計回しに回転させるとこのようにボトルからボトルバルブを取り外すことが出来ますので・・・
その外したバルブのタイプによって上向き、下向き、(車体横に斜めにセットしている場合は下に向ける側)などが決まってくるのですが・・・
このNXボトルの場合で言えば、ボトルバルブがボトルにセットされている時にはボトルバルブに取り付けられたストローがこのように下に伸びた状態でセットされていますので、ボトルを逆さまにセットしてしまうと既に気化したガスしか出せず液化ガスが上手く吸い出せないので本来のNOSシステムの性能が発揮出来ません。なので、必然的にボトルバルブを上に立てた状態で使う仕様となりますが、これだと内圧が下がった状況下では後半に内部の液化ガスが減ってしまうと残りのガスが気体としてしか取り出せなくなる為、それを嫌って海外ではボトルバルブに取り付けられたストローを取り払ってしまい(元々付いていない場合もあります)ボトルを逆さまにセットして内圧が効いている間中は出来るだけ一滴でも無駄の無いよう効率的に液化ガスを取り出せるようにしている訳です。
それなら逆さまに積んだ方が良いじゃん。って話なのですがw、自分の場合はツーリング〜コンビニの買い出しなど街乗りの際にもボトルを積みっぱなしなので、逆積みしていて何かの拍子にボトルバルブに路面や落下物がヒットしてしまうと自分よりも周囲の人がビックリして大変な事になるので、ここはあえて通常の向きでセットしています^^:
が・・・、
ただ効率が劣るのにそのままってのも悔しいので、こちらのストローの吸口を・・・
無駄にファンネル形状にして、噴射時の立ち上がりの一瞬少しでも効果が上がらないかな・・・?と小細工をしてみたり・・・
NOSボトルで一般的なこのタイプの真鍮製のストローを・・・
ボトルバルブ側のバルブとバルブ当たり面を傷付けないように加工してパイプ径を大径化しつつ・・・
加速Gで後方に流れても吸い出せるようにベンディングしてファンネル形状にしてみたりと、暇をみては日夜手を変え品を変えテストしたりしてますw
ちなみにこのストローで下から吸い上げる場合にはボトル底からある一定の距離を離さなと吸い込み効率が落ちますのでカスタムする場合には気をつけた方がいいっす。
また、ストローの太さを太くしてもバルブ径やジェットまで続くラインの太さが細いと全く意味がありませんのでそこも注意が必要です。
ついでに以前に「ボトルを振ると ” カランカラン ” って音がする」って話を誰かがしているのを小耳に挟みましたが、NOS社のボトルバルブの場合は締め付けタイプなので滅多には落ちませんが、NX製のスタンダードタイプは溶剤で差し込んで留めてあるだけですので振動で結構落ちます^^:
また、NOS社のボトルバルブに使われているバルブピストンは金属製で耐久性がありますが、NX製のバルブピストンはジュラコンのような材質で出来ていてハードに使うと角が欠けて寿命が著しく落ちますので、個人的にこれから買う場合にはNX社製のボトルはなるべく避けようと思っています。
ちなみにNOS社もNX社もこのようなリペアKit がリリースされていますので壊れても修復は可能です。
画像のボトルバルブは予備ですが、毎回バカみたいに高圧でリフィルして無理やりバルブを閉めたりしていたので既に3本撃沈です^^:
この在庫分も無くなったら次からはNOS社製の物を使おうと思いますが、話ではNOS社も現在親会社のホリーから手放されたとか身売りされそうだとかで身寄りが落ち着かない様子らしいので、とりあえずはMPS経由で準備するのがベストかもしれませんね^^:
本場アメリカのドラッグマシンを見ているとNOSのボトルを逆さま(バルブを下向きに)にして車体にセットしている車両をよく見ますが、実際のところNOSのボトルをマシンにどうセットするのが良いのか?以前にそんな話が持ち上がった時に ” 本場のレーサーが逆さにして積んでるんだから、それが一番良いセット方法ってことじゃない? ” って話になったのですが、実際どうやって車体にセットするのが一番良いのか?
それを判断するには単純にボトルに取り付けられているボトルバルブを外すことで判断することが出来るのですが、
ボトル内にガスが入っていない事を確認した上で、ボトルバルブに切られている切り欠きにモンキーレンチをセットして力づくで半時計回しに回転させるとこのようにボトルからボトルバルブを取り外すことが出来ますので・・・
その外したバルブのタイプによって上向き、下向き、(車体横に斜めにセットしている場合は下に向ける側)などが決まってくるのですが・・・
このNXボトルの場合で言えば、ボトルバルブがボトルにセットされている時にはボトルバルブに取り付けられたストローがこのように下に伸びた状態でセットされていますので、ボトルを逆さまにセットしてしまうと既に気化したガスしか出せず液化ガスが上手く吸い出せないので本来のNOSシステムの性能が発揮出来ません。なので、必然的にボトルバルブを上に立てた状態で使う仕様となりますが、これだと内圧が下がった状況下では後半に内部の液化ガスが減ってしまうと残りのガスが気体としてしか取り出せなくなる為、それを嫌って海外ではボトルバルブに取り付けられたストローを取り払ってしまい(元々付いていない場合もあります)ボトルを逆さまにセットして内圧が効いている間中は出来るだけ一滴でも無駄の無いよう効率的に液化ガスを取り出せるようにしている訳です。
それなら逆さまに積んだ方が良いじゃん。って話なのですがw、自分の場合はツーリング〜コンビニの買い出しなど街乗りの際にもボトルを積みっぱなしなので、逆積みしていて何かの拍子にボトルバルブに路面や落下物がヒットしてしまうと自分よりも周囲の人がビックリして大変な事になるので、ここはあえて通常の向きでセットしています^^:
が・・・、
ただ効率が劣るのにそのままってのも悔しいので、こちらのストローの吸口を・・・
無駄にファンネル形状にして、噴射時の立ち上がりの一瞬少しでも効果が上がらないかな・・・?と小細工をしてみたり・・・
NOSボトルで一般的なこのタイプの真鍮製のストローを・・・
ボトルバルブ側のバルブとバルブ当たり面を傷付けないように加工してパイプ径を大径化しつつ・・・
加速Gで後方に流れても吸い出せるようにベンディングしてファンネル形状にしてみたりと、暇をみては日夜手を変え品を変えテストしたりしてますw
ちなみにこのストローで下から吸い上げる場合にはボトル底からある一定の距離を離さなと吸い込み効率が落ちますのでカスタムする場合には気をつけた方がいいっす。
また、ストローの太さを太くしてもバルブ径やジェットまで続くラインの太さが細いと全く意味がありませんのでそこも注意が必要です。
ついでに以前に「ボトルを振ると ” カランカラン ” って音がする」って話を誰かがしているのを小耳に挟みましたが、NOS社のボトルバルブの場合は締め付けタイプなので滅多には落ちませんが、NX製のスタンダードタイプは溶剤で差し込んで留めてあるだけですので振動で結構落ちます^^:
また、NOS社のボトルバルブに使われているバルブピストンは金属製で耐久性がありますが、NX製のバルブピストンはジュラコンのような材質で出来ていてハードに使うと角が欠けて寿命が著しく落ちますので、個人的にこれから買う場合にはNX社製のボトルはなるべく避けようと思っています。
ちなみにNOS社もNX社もこのようなリペアKit がリリースされていますので壊れても修復は可能です。
画像のボトルバルブは予備ですが、毎回バカみたいに高圧でリフィルして無理やりバルブを閉めたりしていたので既に3本撃沈です^^:
この在庫分も無くなったら次からはNOS社製の物を使おうと思いますが、話ではNOS社も現在親会社のホリーから手放されたとか身売りされそうだとかで身寄りが落ち着かない様子らしいので、とりあえずはMPS経由で準備するのがベストかもしれませんね^^:
2013年05月22日
紆余曲折中・・・。
前回クラッチを組んだところまで書きましたが、その後試運転がてら早速走りに行ってみたところ低回転時のエンジンの回りがオカシイ・・・。
アイドリングが不安定でアクセルを少し開けて3000回転くらいに回転数を上げると普通に回転を維持するのですが、アクセルを再び戻すとアイドリングが不安定でエンジンが止まる。。。逆にアイドリング不安定で止まりそうな時にアクセルを少し当てるとタコメーターの針がびっくりしたように上昇する・・・。
あら?クラッチがちゃんとに切れてないのかな?って一瞬思ったのですが、クラッチには問題無し。
残る要素としてこうゆう症状が出るということは点火系か・・・と、パワコマのイグニッションコマンダーが飛んだかなぁ?と、純正ECUに割り込ませたカプラーをキャンセルしてエンジン再始動も症状変わらず。。。
ということで残るはヤツか・・・
で、パカっとカバーを外して中を覗いてみると・・・
ですよねぇ・・・。って自分のマシンの中で唯一使っていたMuzzy製パーツが死亡w
前回エンジンを組んでいる時にカムをカチャカチャイジっている際にアドバンサーのボルトをナメたので、仮でSUSの4mmボルトに交換したのですが、長さが微妙だったのでワッシャーを入れず締め付けも仮のままだったようで^^:
とりあえずこの部分はレース場などでイグニッションコマンダーが飛んだ際に応急処置としてアナログ的に点火時期をイジれるように・・・と補助的に取り入れていたパーツなので、今回は手元にあった信頼の純正品に戻し問題解決っす^^
ということで仕切り直しで走りに行くと、フルスロットルで加速してシフトを上げて行くと要所要所途中でシフターが蹴られてシフトミスが頻発。。。
で、これはもしやあのお方の仕業では・・・
と、ガレージに戻ってプラグを一つ外してみるとやはり電極が溶けてたっす。。。
とりあえずお高いレーシングプラグが溶けたこともショックですが、整備性の悪さから純正でロングライフな2極プラグを採用されるくらい12Rのプラグ交換ほど面倒で嫌なことはありませんので、そちらの作業の事の方が気が重くショックだったり・・・^^:
ちなみに自分の12Rは素晴らしい事にNOSの配管の都合でエンジンを降ろさないと#2と#3のプラグ交換が出来ませんw いや、厳密には降ろさなくても出来るのですが降ろして作業した方が倍速いですし楽なんです・・・。
そういえば、よく「NOSを使っていてプラグ溶けない?」って聞かれますが、ご覧のとおり自分もテストだ!実験だ!で、条件やセットをミスる度にプラグを溶かし、現在までにはかなりの数のプラグを溶かしてきてます^^: 溶かした条件のまま間違ってテストして新品のイリジウム一発KOとか超萌えますw
そしてその度にスーパー面倒なプラグ交換作業が待っていたので、途中から倍の値段出しても頑張って耐えてくれるなら・・・と、溶けにくいスラントタイプのレーシングプラグに交換し試してみたのですが・・・、
まぁ、何やっても逝く時は逝くということで頑張って精進せねばプラグ代で破産しかねないという・・・w
ならば溶ける場所を無くしてしまえ!と4倍近い値段を出してセミ沿面タイプをチョイスしてこれで無敵か!? と思われたのですが・・・
街乗りをすると12Rでは相性があまり宜しくないのか?変な焼け方をしたり、低中速域で何か非常に細かい息つきのようなギクシャク感があり、しっくりこなかったので元のスラントタイプに戻し今は落ち着いていますが、沿面タイプということで電極のギャップが単純に広くなっているので12Rのイグニッションシステムじゃ辛いのか、スパークの位置が上方に移動してしまうのでその辺りの着火性の関係に軽く問題があるのか・・・。
でも常に全開走行を強いられるレースの時なら全然良いかもしれないのですが、普段だと交換作業が面倒でしてw
そんなこんなでプラグを交換して後日走ってみたら通常の全開走行でのシフターはOKになりましたが、NOSを使うと4速以上ではトラクションが抜けずシフターが蹴られるw
ホント、次から次へとまぁ。。。
で、NOSガスがまだ入手出来ていないので試せず何とも言えませんが、ガス圧が低くなってしまっているので空燃比的に燃料が濃すぎて点火を一瞬カットしても変に燃焼してしまいトラクションが抜けきらないのかなぁ・・・と。そんな憶測ですが、出発まで残り3日・・・ガス屋さんは間に合うのでしょうかw
というか、ゲルコートが硬化不良を起こすという地雷を踏んで修正中の外装は果たして間に合うのでしょうかw
アイドリングが不安定でアクセルを少し開けて3000回転くらいに回転数を上げると普通に回転を維持するのですが、アクセルを再び戻すとアイドリングが不安定でエンジンが止まる。。。逆にアイドリング不安定で止まりそうな時にアクセルを少し当てるとタコメーターの針がびっくりしたように上昇する・・・。
あら?クラッチがちゃんとに切れてないのかな?って一瞬思ったのですが、クラッチには問題無し。
残る要素としてこうゆう症状が出るということは点火系か・・・と、パワコマのイグニッションコマンダーが飛んだかなぁ?と、純正ECUに割り込ませたカプラーをキャンセルしてエンジン再始動も症状変わらず。。。
ということで残るはヤツか・・・
で、パカっとカバーを外して中を覗いてみると・・・
ですよねぇ・・・。って自分のマシンの中で唯一使っていたMuzzy製パーツが死亡w
前回エンジンを組んでいる時にカムをカチャカチャイジっている際にアドバンサーのボルトをナメたので、仮でSUSの4mmボルトに交換したのですが、長さが微妙だったのでワッシャーを入れず締め付けも仮のままだったようで^^:
とりあえずこの部分はレース場などでイグニッションコマンダーが飛んだ際に応急処置としてアナログ的に点火時期をイジれるように・・・と補助的に取り入れていたパーツなので、今回は手元にあった信頼の純正品に戻し問題解決っす^^
ということで仕切り直しで走りに行くと、フルスロットルで加速してシフトを上げて行くと要所要所途中でシフターが蹴られてシフトミスが頻発。。。
で、これはもしやあのお方の仕業では・・・
と、ガレージに戻ってプラグを一つ外してみるとやはり電極が溶けてたっす。。。
とりあえずお高いレーシングプラグが溶けたこともショックですが、整備性の悪さから純正でロングライフな2極プラグを採用されるくらい12Rのプラグ交換ほど面倒で嫌なことはありませんので、そちらの作業の事の方が気が重くショックだったり・・・^^:
ちなみに自分の12Rは素晴らしい事にNOSの配管の都合でエンジンを降ろさないと#2と#3のプラグ交換が出来ませんw いや、厳密には降ろさなくても出来るのですが降ろして作業した方が倍速いですし楽なんです・・・。
そういえば、よく「NOSを使っていてプラグ溶けない?」って聞かれますが、ご覧のとおり自分もテストだ!実験だ!で、条件やセットをミスる度にプラグを溶かし、現在までにはかなりの数のプラグを溶かしてきてます^^: 溶かした条件のまま間違ってテストして新品のイリジウム一発KOとか超萌えますw
そしてその度にスーパー面倒なプラグ交換作業が待っていたので、途中から倍の値段出しても頑張って耐えてくれるなら・・・と、溶けにくいスラントタイプのレーシングプラグに交換し試してみたのですが・・・、
まぁ、何やっても逝く時は逝くということで頑張って精進せねばプラグ代で破産しかねないという・・・w
ならば溶ける場所を無くしてしまえ!と4倍近い値段を出してセミ沿面タイプをチョイスしてこれで無敵か!? と思われたのですが・・・
街乗りをすると12Rでは相性があまり宜しくないのか?変な焼け方をしたり、低中速域で何か非常に細かい息つきのようなギクシャク感があり、しっくりこなかったので元のスラントタイプに戻し今は落ち着いていますが、沿面タイプということで電極のギャップが単純に広くなっているので12Rのイグニッションシステムじゃ辛いのか、スパークの位置が上方に移動してしまうのでその辺りの着火性の関係に軽く問題があるのか・・・。
でも常に全開走行を強いられるレースの時なら全然良いかもしれないのですが、普段だと交換作業が面倒でしてw
そんなこんなでプラグを交換して後日走ってみたら通常の全開走行でのシフターはOKになりましたが、NOSを使うと4速以上ではトラクションが抜けずシフターが蹴られるw
ホント、次から次へとまぁ。。。
で、NOSガスがまだ入手出来ていないので試せず何とも言えませんが、ガス圧が低くなってしまっているので空燃比的に燃料が濃すぎて点火を一瞬カットしても変に燃焼してしまいトラクションが抜けきらないのかなぁ・・・と。そんな憶測ですが、出発まで残り3日・・・ガス屋さんは間に合うのでしょうかw
というか、ゲルコートが硬化不良を起こすという地雷を踏んで修正中の外装は果たして間に合うのでしょうかw
2012年10月12日
NOSとNXのジェット比較
ここ数年いろいろ試して自分なりに何となく仕組みや使い方などを理解してきたナイトラス・オキサイド・システム (NOS)ですが、あまり国内でナイトラスチューニングに対する細かい情報って目にする機会が無いので単純な疑問を解決するにも四苦八苦で、常に自分で解決していかなくてはならないので時間もお金も掛かってしまうのですが、そもそもNOSって何?という方の為に、NOSとは・・・って書くと非常に長くなりますので、自分が書くよりも分り易く原理を説明している wiki大先生のナイトラス・オキサイド・システムの頁を参考に見て誤解されがちな爆発物のニトログリセリンとナイトラス・オキサイドの違いなどを詳しく知って頂くとして・・・、 そのwikiさんでは解決できない素朴なナイトラス・オキサイド・システムへの細かな疑問を今回また一つ解決しましたので記載しておきます。
その細かな疑問とは、一般的に大きなシェアを持ち基準視されるHolley傘下のNitrous Oxide Systems のNOSジェットと、ライバル的存在のNitrous Express のNXジェットは規格が同じなのか?もしくは独自規格なのかな?という疑問があったのですが、今までNOS製のジェットで種類的に事足りていたので調べる機会が無かったのですが、今回NX製のジェットにはNOS製ジェットには無い#10〜の細かいジェットナンバーが用意されているということで興味本位に早速NXジェットを取り寄せてみました。
ということで早速NXのジェットとNOSのジェットの比較をしてみたのですが・・・
どうやら予想通り両社でのジェット規格は若干違うようです。。。
ちなみに左のNXジェットは#10で右のNOSジェットは#29です。
流量に関してはNOS製ジェットにバリエーションが無い小径ジェットだけをNX製にて使用してみたいだけで、普段はNOS製のジェットをメインに使用するのでNOSジェットの番手とNXジェットの番手が同じ番号なら流れる流量も同じなのか?を調べることは今回はしませんでしたが、確か孔の径で番手が決まっていると思ったので流量は一緒じゃないのかなぁ・・・と。あくまでも憶測です。
どうしてもNXジェットじゃなきゃダメなんです。という場面に出くわしたらまたその時にでも同じ番手を揃えて調べます。
ちなみに径が違うんじゃ使えないじゃん。。。って話の流れですが、単純に穴径を1mm程拡大してあげればNXジェットでも問題なく使用でき、その穴径でNOSジェットも使用できています。
※ 注:これは今回の作業で得た個人的な見解ですので全ての部品に当て嵌まる事ではありません。
ですので、部品を加工する場合にはしっかり寸法を測って良し悪しの判断を行い、自己責任の範囲内で作業を行なってください。
ということでNXの#10を使ってこれまたちょくちょく話に上がるドライNOSのスパイダーの実験を久々に自分の12Rでテストしようと寄せ集めの部品でなんとか作業を進め、完成したと思ったら前回お伝えした通り今度は空燃比計のデータロガーが壊れてしまい前に進めず^^:
なのでこちらは結果が出次第、必要な人にフィードバックしていきたいと思います^^
その細かな疑問とは、一般的に大きなシェアを持ち基準視されるHolley傘下のNitrous Oxide Systems のNOSジェットと、ライバル的存在のNitrous Express のNXジェットは規格が同じなのか?もしくは独自規格なのかな?という疑問があったのですが、今までNOS製のジェットで種類的に事足りていたので調べる機会が無かったのですが、今回NX製のジェットにはNOS製ジェットには無い#10〜の細かいジェットナンバーが用意されているということで興味本位に早速NXジェットを取り寄せてみました。
ということで早速NXのジェットとNOSのジェットの比較をしてみたのですが・・・
どうやら予想通り両社でのジェット規格は若干違うようです。。。
ちなみに左のNXジェットは#10で右のNOSジェットは#29です。
流量に関してはNOS製ジェットにバリエーションが無い小径ジェットだけをNX製にて使用してみたいだけで、普段はNOS製のジェットをメインに使用するのでNOSジェットの番手とNXジェットの番手が同じ番号なら流れる流量も同じなのか?を調べることは今回はしませんでしたが、確か孔の径で番手が決まっていると思ったので流量は一緒じゃないのかなぁ・・・と。あくまでも憶測です。
どうしてもNXジェットじゃなきゃダメなんです。という場面に出くわしたらまたその時にでも同じ番手を揃えて調べます。
ちなみに径が違うんじゃ使えないじゃん。。。って話の流れですが、単純に穴径を1mm程拡大してあげればNXジェットでも問題なく使用でき、その穴径でNOSジェットも使用できています。
※ 注:これは今回の作業で得た個人的な見解ですので全ての部品に当て嵌まる事ではありません。
ですので、部品を加工する場合にはしっかり寸法を測って良し悪しの判断を行い、自己責任の範囲内で作業を行なってください。
ということでNXの#10を使ってこれまたちょくちょく話に上がるドライNOSのスパイダーの実験を久々に自分の12Rでテストしようと寄せ集めの部品でなんとか作業を進め、完成したと思ったら前回お伝えした通り今度は空燃比計のデータロガーが壊れてしまい前に進めず^^:
なのでこちらは結果が出次第、必要な人にフィードバックしていきたいと思います^^
2012年10月09日
まさかの差し入れ
先日ガレージに到着してシャッターを開けようとしたらシャッターの前にこんな物が置いてありました・・・↓
一瞬、ガス屋さんに窒素の補充をお願いしていたのでガス屋さんが何処か他の解体業者に納品する物を間違えて置いてったのかな?とか思いつつ、解体に使うガスって何だろ?とか疑問に思ってよくよく考えてみたら「国産圧力ゲージ」って部分が自分の書いた前回の内容とリンクするなぁ・・・と。
で、自分がこうゆうの好きそうだからといつもここでは書けないような特殊な産業機器を差し入れしてくれるとある方に電話して「もしかしてUさんメーター置いて行きました?」って聞いたらやはり置いて行ってくれたようで新品の国産メーターゲットですw Uさんいつもすいませんw
ただいくら国産品との作りが気になるとはいえ、頂いた新品を解体するのはさすがに気が引けます^^:
ちなみにこの小さいメーターの圧力単位はMpa ということで1MPaをpsiに変換すると145psiとなりますので 1500psiスケールのNOSメーターの約10分の1のスケールとなる訳ですが、
この小さいメーターの中に前回のNOSメーターのようなこんな仕組みが入っているのか?と疑問に・・・。
計る圧力が10分の1ともなると一気に銅管の抵抗部分も小さくなるのかな?と。
そして気になるのがこのメーターは小さい割に意外と重く中身が詰まっている感があって余計気になる・・・。このメーターが使い古しの中古とかだったら気兼ねなく分解できるのですがねぇ。。。
やはり新品だとそうも気楽には・・・
ということで気になって眠れないと嫌なので気楽にバラさず慎重にバラさせていただきました。。。
で、なんと!バラしてみたら前回のFuel プレッシャーゲージと同じ銅管の構造で、メーター自体が重く感じられた原因はメーターの台座が剛性の高い金属だったからという事が判明w
ただ、大きな圧力に対してメーター内の抵抗を小さくする際の対策として矢印の部分に細い管を使用して圧力の入力面積が小さくなっていました。
な〜んだ、そんな事か。って感じですが、原理や仕組みを知らないと頭の中でとんでもない想像をしがちで、こうして実際に知ると何てことない単純な仕組みな事って多いですが、こうやってコストの為とか生産性の為とかで出来るだけ単純な仕組みを作った人達って本当に天才だと思います^^:
差し入れして頂いたUさんのお陰でまたひとついい勉強になりました^^
で、タイムリーなことに今度は空燃比計の A/Fセンサーが壊れてしまったっぽいのですが・・・さすがにこれには参りました^^:
一瞬、ガス屋さんに窒素の補充をお願いしていたのでガス屋さんが何処か他の解体業者に納品する物を間違えて置いてったのかな?とか思いつつ、解体に使うガスって何だろ?とか疑問に思ってよくよく考えてみたら「国産圧力ゲージ」って部分が自分の書いた前回の内容とリンクするなぁ・・・と。
で、自分がこうゆうの好きそうだからといつもここでは書けないような特殊な産業機器を差し入れしてくれるとある方に電話して「もしかしてUさんメーター置いて行きました?」って聞いたらやはり置いて行ってくれたようで新品の国産メーターゲットですw Uさんいつもすいませんw
ただいくら国産品との作りが気になるとはいえ、頂いた新品を解体するのはさすがに気が引けます^^:
ちなみにこの小さいメーターの圧力単位はMpa ということで1MPaをpsiに変換すると145psiとなりますので 1500psiスケールのNOSメーターの約10分の1のスケールとなる訳ですが、
この小さいメーターの中に前回のNOSメーターのようなこんな仕組みが入っているのか?と疑問に・・・。
計る圧力が10分の1ともなると一気に銅管の抵抗部分も小さくなるのかな?と。
そして気になるのがこのメーターは小さい割に意外と重く中身が詰まっている感があって余計気になる・・・。このメーターが使い古しの中古とかだったら気兼ねなく分解できるのですがねぇ。。。
やはり新品だとそうも気楽には・・・
ということで気になって眠れないと嫌なので気楽にバラさず慎重にバラさせていただきました。。。
で、なんと!バラしてみたら前回のFuel プレッシャーゲージと同じ銅管の構造で、メーター自体が重く感じられた原因はメーターの台座が剛性の高い金属だったからという事が判明w
ただ、大きな圧力に対してメーター内の抵抗を小さくする際の対策として矢印の部分に細い管を使用して圧力の入力面積が小さくなっていました。
な〜んだ、そんな事か。って感じですが、原理や仕組みを知らないと頭の中でとんでもない想像をしがちで、こうして実際に知ると何てことない単純な仕組みな事って多いですが、こうやってコストの為とか生産性の為とかで出来るだけ単純な仕組みを作った人達って本当に天才だと思います^^:
差し入れして頂いたUさんのお陰でまたひとついい勉強になりました^^
で、タイムリーなことに今度は空燃比計の A/Fセンサーが壊れてしまったっぽいのですが・・・さすがにこれには参りました^^:
2012年10月05日
NOSプレッシャーゲージ
そういえば前回の西日本ツーリングに行った際にNOSのメーターが完全に壊れまして、青いN2Oガス側のプレッシャーゲージは以前のテスト中にメーターを全開で振り切らせてしまい内部のコイルが伸びて壊れていたのですが、今回のツーリング時に振動でか? 更にレンズがボロッと外れ、一見無事っぽい上のFUELプレッシャーゲージは・・・
ナゼか元気いっぱいに振り切っておりますw って自分が実験中にポンプがハイフローだということを忘れてスイッチON!! で一発振り切って壊しちゃったのですが。。。
ということで、最初に使ったメーターがJEGS製でそれを潰して二代目がNOS製ということは・・・、やはり三代目は Nitrous Expressではなかろうか?ということで、今回は気分的に Nitrous Express 製のプレッシャーゲージを使うことにしました^^
ちなみにこの手の海外製のメーターって国産メーカーモノと比べるとかなり安価なので気楽にポイポイ交換できますが、その分性能もそれなりでして、そのお陰でポイポイ交換するハメになっているので向こうの商売戦略の型にはまっているような気もしますが・・・^^:
で、取り付けも完了ですが、NOS社製の製品とこのNX社製の製品は部品ごとにほんの数ミリ単位で誤差があって微妙にポンっと流用が効かないんですよね・・・。
なのでNOSブランドとNXブランドで掛け合わせる時には注意が必要で、今回もブラケットステーの穴径をほんの数ミリ拡大して対処しました。。。
で、以前から毎回気になっていたこと・・・
それは・・・
「なんであんたらすぐに壊れるの?」
ということでして・・・
それは・・・
「なんであんたらすぐに壊れるの?」
ということでして・・・
この子らの仕組みを理解しようという考えの元に分解してみますた。
で、Fuelプレッシャーゲージの仕組みですが、点線の方向から燃料が圧送されて矢印の銅製のパイプ内に押し込まれ、その押し込まれた圧力によって銅管が膨張し、
膨張することによって曲がった銅管が真っ直ぐになろうとする力を利用して外方向に画像のリンク部分が引っ張られることでアームが動いて針を回す仕組みなようです。
ちなみに針が振り切ったままになっていた原因は、どうも勢い良く振り切った際にギアの噛み合わせ位置が狂って飛んでしまった事によるみたいなので、以後気をつけます^^:
そしてN2Oガス側のメーターはというと、先ほどのFuel側が15psi までの目盛りに対して、こちらは100倍の1500psi 仕様ということで、先ほどの抵抗となる銅管の仕様が異なっておりますが、基本的な原理は同じで、
銅管の膨張率を利用して圧力を測る仕組みのようです。
何となく原理を知ったのでこれからは無茶をせず、規定の範囲内で使おうかと思いますw
2012年07月10日
ナイトラス配管製作
なんだかのんびり記事書いて更新してたら次のJD-STER Rd.2 福島スカイパーク戦まで残り10日を切ってましたね。。。
とりあえずエンジンのは調整して仕上がったので、残るはNOSの配管の製作ですが・・・、
今回は以前に紹介したこちらの配管(チューブ)を使って配管の製作工程を簡単に紹介します。
で、まずは用意するものですが、先ほどの巻いてあるチューブを以前に製作したストレートナーを使ってまっすぐにした物を必要な長さにカットしたものと、チューブナットとスリーブを用意します。
そして必要な長さにカットしたチューブにフレア加工をしていきますが、以前までその加工を行うのにこちらのホームセンターなどで購入できる簡易的なフレアツールを使用していたのですが、このフレアツールにセットで入っている・・・
こちらのチューブを挟むダイスの精度がというか、使い勝手が非常に悪く・・・
この様にこちらのフレアツールを使って加工すると、画像のようにダイスの挟み痕がガッツリ残り、フレアの接地面の仕上がりも画像のように亀裂が入ってしまったりセンターが出ていなかったりと仕上がりもマチマチで、アルミ以外の材質(ステンレスやスチール)などの硬いチューブではコツを掴まないと裂けたり変形したりと結構頻繁に失敗するような感じで、失敗してもまたその部分を切り落として新たに加工しなおせばいい話なのですが、一本一本カットしたチューブの必要な長さに限りがあるので何度も何度もやり直しが出来ません。。。
で、仕方なく新しくチューブをロールの束から切り出して再度作り直したりするのですが、それでも必要な長さの総数に限りがあるので、どうにか誤魔化して使用できそうな場合には画像のコニカシールというアルミのガスケットを間に挟んでシールをして使うのですが、0.5gもないアルミで出来た一回使い切りのこれが一枚500円もするので不良箇所が多いと悲鳴ものだったりします^^:
というか、そもそも先ほどのフレアツールで加工した際のフレア部分のテーパー角は45° で画像のアールズ製品などのAN規格のテーパー角は37° と決まっているのでそもそも厳密には合わなくて当然だったのですが・・・。
そんなこんなでフレアツールを精度の良い物に変えて配管も作り直した方が後々のことまで考えれば結果的にお得なのではなかろうか・・・?ということで・・
当初アールズ製のロータリーフレアツールを向こうから取り寄せようか悩んでいたところ、キノクニさんのロータリーフレアツールがアールズのそれの改良版的な感じで、グリップやハンドルなどの使い勝手も良さそうだったことと、無駄に送料も掛からないのでキノクニさんのロータリーフレアツールを以前に購入したのですが、実際に使ってみると加工スピードと加工精度が格段に上がってこれはお勧めかもです^^
使い方的には9種類のパイプが加工出来るようになっているので使うパイプ径に合わせてダイス部分を回してパイプ径を合わせたら、そこにパイプを差込み、ストッパーに当たる部分までパイプを突き出させたら固定用のハンドルを締めてパイプを固定します。
そうしたら後は真ん中のハンドルを締めこんでパイプ口を広げ・・
緩めれば綺麗なフレアの完成・・・。と、以前の物と比べると気を使わずにセットが出来て、加工時も決められた場所に決められた長さでセットするので基本的になる様にしかならないので、失敗も少なくなって精神衛生上非常に良くなった気がします。
加工面もめちゃくちゃ良いとまでは行きませんが、以前の使用時と比べると必要十分な仕上がりで以前のようなシール不良での漏れに対する不安感もだいぶ減って信頼性は向上しました^^
ということで、あとは出来上がったパイプにスリーブとチューブナットを通して、
締め込めば一組完成です。
そんな作業を繰り返しながらパイプをハンドベンダーで必要な角度にくねくね曲げて、
完成したら窒素ガスを使ってリークテストなどを行い・・・
漏れなどが無いことを確認して完成です^^
とりあえず今回のパイピングレイアウトの仕様変更でプラグ交換が完全に車載時には出来なくなりましたw
とりあえずエンジンのは調整して仕上がったので、残るはNOSの配管の製作ですが・・・、
今回は以前に紹介したこちらの配管(チューブ)を使って配管の製作工程を簡単に紹介します。
で、まずは用意するものですが、先ほどの巻いてあるチューブを以前に製作したストレートナーを使ってまっすぐにした物を必要な長さにカットしたものと、チューブナットとスリーブを用意します。
そして必要な長さにカットしたチューブにフレア加工をしていきますが、以前までその加工を行うのにこちらのホームセンターなどで購入できる簡易的なフレアツールを使用していたのですが、このフレアツールにセットで入っている・・・
こちらのチューブを挟むダイスの精度がというか、使い勝手が非常に悪く・・・
この様にこちらのフレアツールを使って加工すると、画像のようにダイスの挟み痕がガッツリ残り、フレアの接地面の仕上がりも画像のように亀裂が入ってしまったりセンターが出ていなかったりと仕上がりもマチマチで、アルミ以外の材質(ステンレスやスチール)などの硬いチューブではコツを掴まないと裂けたり変形したりと結構頻繁に失敗するような感じで、失敗してもまたその部分を切り落として新たに加工しなおせばいい話なのですが、一本一本カットしたチューブの必要な長さに限りがあるので何度も何度もやり直しが出来ません。。。
で、仕方なく新しくチューブをロールの束から切り出して再度作り直したりするのですが、それでも必要な長さの総数に限りがあるので、どうにか誤魔化して使用できそうな場合には画像のコニカシールというアルミのガスケットを間に挟んでシールをして使うのですが、0.5gもないアルミで出来た一回使い切りのこれが一枚500円もするので不良箇所が多いと悲鳴ものだったりします^^:
というか、そもそも先ほどのフレアツールで加工した際のフレア部分のテーパー角は45° で画像のアールズ製品などのAN規格のテーパー角は37° と決まっているのでそもそも厳密には合わなくて当然だったのですが・・・。
そんなこんなでフレアツールを精度の良い物に変えて配管も作り直した方が後々のことまで考えれば結果的にお得なのではなかろうか・・・?ということで・・
当初アールズ製のロータリーフレアツールを向こうから取り寄せようか悩んでいたところ、キノクニさんのロータリーフレアツールがアールズのそれの改良版的な感じで、グリップやハンドルなどの使い勝手も良さそうだったことと、無駄に送料も掛からないのでキノクニさんのロータリーフレアツールを以前に購入したのですが、実際に使ってみると加工スピードと加工精度が格段に上がってこれはお勧めかもです^^
使い方的には9種類のパイプが加工出来るようになっているので使うパイプ径に合わせてダイス部分を回してパイプ径を合わせたら、そこにパイプを差込み、ストッパーに当たる部分までパイプを突き出させたら固定用のハンドルを締めてパイプを固定します。
そうしたら後は真ん中のハンドルを締めこんでパイプ口を広げ・・
緩めれば綺麗なフレアの完成・・・。と、以前の物と比べると気を使わずにセットが出来て、加工時も決められた場所に決められた長さでセットするので基本的になる様にしかならないので、失敗も少なくなって精神衛生上非常に良くなった気がします。
加工面もめちゃくちゃ良いとまでは行きませんが、以前の使用時と比べると必要十分な仕上がりで以前のようなシール不良での漏れに対する不安感もだいぶ減って信頼性は向上しました^^
ということで、あとは出来上がったパイプにスリーブとチューブナットを通して、
締め込めば一組完成です。
そんな作業を繰り返しながらパイプをハンドベンダーで必要な角度にくねくね曲げて、
完成したら窒素ガスを使ってリークテストなどを行い・・・
漏れなどが無いことを確認して完成です^^
とりあえず今回のパイピングレイアウトの仕様変更でプラグ交換が完全に車載時には出来なくなりましたw
2012年06月21日
チューブを真っ直ぐに
バイクシーズン目前のこの梅雨時期は作業も私生活も天候に振り回されて予定と納期に挟まれてバタバタっす。。。
で、そんな中の一台として自分の12Rも前回エンジンを降ろしたついでに以前から修正したかった・・・
こちらの画像のグニャグニャなNOSのN2O側の配管を作り直すことに。
で、前回この配管を作った時に何だか微妙だなぁ・・・としっくりしない部分がありまして、その原因の一つが画像の配管を作る為のチューブが購入時には長物な為にこのようにグルグル巻かれたロール状で送られてくるのですが、これを手でピンと真っ直ぐにしようとしても一度アールのついた金属、とくにステンレスチューブなどはクルックルッと湾曲している為に力が逃げてピンとまっすぐにするのが意外に難しかったりして、仕方なしにそのまま緩やかにカーブした状態でなんとかとりあえず使ってしまうと先ほどの妥協の産物的なグニャグニャフニャフニャな配管となります。。。
ということで以前から次にエンジンを降ろした際には、このNOSの配管もやり直そうと決めていたのですが、そのまま同じようにやり直したところで結果までもが同じになってしまうので、このグルグル巻いてあるチューブを真っ直ぐに直すストレートナーという工具を用意することに・・・。
で、調べてみたらストレートナーって意外にウン万円とお値段が張るようで・・・。
基本的に自分の行う作業は道具に頼る部分が殆どであり、工具集めも一つの趣味でもあるので工具類で妥協はしたくないのですが、今回の場合は使用頻度も去ることながら精度とか実用性はそこまで必要無いのでそんなにプロ志向じゃなくてもいいんすけど・・・
Yオクとかで安い簡易的なの無いかなぁ・・・とか逃げ道探しても無いし・・・
でもこれがなきゃまたフニャフニャでやり直す意味ないし・・・
仕方ない買うか。。。
ということで・・・
今回は本物のストレートナーを必要とする程のことでもないので、お財布に優しくホームセンターに行って頭の中で仕様を練りながら適当な材料を見繕ってレジへ・・・。
とりあえず画像のステンレス板と適当なサイズの滑車とネジ類少々でお値段本家の10分の1以下と、この時点では大変お得ですが、失敗したら無駄金という緊張感がw
で製作開始ですが、まずはステンレス板を適当なサイズに切ってボルトを通す穴を開け、今回のストレートナー製作では自分が普段使うチューブのサイズが2種類だけと決まっているので、普段使うその2種類に対応するように上の2箇所のボルト穴を必要な分の長穴にしておきます。
で、そこにボルトを通し、購入した滑車をバラして車輪だけを使いますが・・・
この上の車輪と下の車輪のクリアランスが重要で、余裕でチューブが間をすり抜けるようですとストレートナーの意味を果たせず、狭すぎると当然ですがチューブが貫通せず使い物になりませんので今回の工作で唯一の微妙に難しいところかと・・・。
で、あとは同じように反対側からステンレス板で挟んでネジを締めても滑車がクルクル回るようにしてあっさり自作ストレートナーの完成ですが、難しく考えずに途中で計画変更したので用意した材料の殆どは使わなかったっす。。。
自作ストレートナーの滑車の間にチューブを通した状態で必要な長さのチューブ間をストレートナーを何度か行ったり来たりさせれば湾曲した画像のチューブもひろみちお兄さんばりにチューブピーン!!になりますw
どうせならもう少し滑車の数を増やしてストレートナーの長さを長くすれば長物制作時の精度も上がるのですが、一度に使う長さが50cm以下の自分にはこれで必要十分ですし、千円ちょいで作ったホームセンターの寄せ集め品でこの結果なら文句なしっす^^
これで気分良く新しい配管制作が出来まっす♪ 曲げる時にはもちろん手曲げでグニャグニャっすw
で、そんな中の一台として自分の12Rも前回エンジンを降ろしたついでに以前から修正したかった・・・
こちらの画像のグニャグニャなNOSのN2O側の配管を作り直すことに。
で、前回この配管を作った時に何だか微妙だなぁ・・・としっくりしない部分がありまして、その原因の一つが画像の配管を作る為のチューブが購入時には長物な為にこのようにグルグル巻かれたロール状で送られてくるのですが、これを手でピンと真っ直ぐにしようとしても一度アールのついた金属、とくにステンレスチューブなどはクルックルッと湾曲している為に力が逃げてピンとまっすぐにするのが意外に難しかったりして、仕方なしにそのまま緩やかにカーブした状態でなんとかとりあえず使ってしまうと先ほどの妥協の産物的なグニャグニャフニャフニャな配管となります。。。
ということで以前から次にエンジンを降ろした際には、このNOSの配管もやり直そうと決めていたのですが、そのまま同じようにやり直したところで結果までもが同じになってしまうので、このグルグル巻いてあるチューブを真っ直ぐに直すストレートナーという工具を用意することに・・・。
で、調べてみたらストレートナーって意外にウン万円とお値段が張るようで・・・。
基本的に自分の行う作業は道具に頼る部分が殆どであり、工具集めも一つの趣味でもあるので工具類で妥協はしたくないのですが、今回の場合は使用頻度も去ることながら精度とか実用性はそこまで必要無いのでそんなにプロ志向じゃなくてもいいんすけど・・・
Yオクとかで安い簡易的なの無いかなぁ・・・とか逃げ道探しても無いし・・・
でもこれがなきゃまたフニャフニャでやり直す意味ないし・・・
仕方ない買うか。。。
ということで・・・
今回は本物のストレートナーを必要とする程のことでもないので、お財布に優しくホームセンターに行って頭の中で仕様を練りながら適当な材料を見繕ってレジへ・・・。
とりあえず画像のステンレス板と適当なサイズの滑車とネジ類少々でお値段本家の10分の1以下と、この時点では大変お得ですが、失敗したら無駄金という緊張感がw
で製作開始ですが、まずはステンレス板を適当なサイズに切ってボルトを通す穴を開け、今回のストレートナー製作では自分が普段使うチューブのサイズが2種類だけと決まっているので、普段使うその2種類に対応するように上の2箇所のボルト穴を必要な分の長穴にしておきます。
で、そこにボルトを通し、購入した滑車をバラして車輪だけを使いますが・・・
この上の車輪と下の車輪のクリアランスが重要で、余裕でチューブが間をすり抜けるようですとストレートナーの意味を果たせず、狭すぎると当然ですがチューブが貫通せず使い物になりませんので今回の工作で唯一の微妙に難しいところかと・・・。
で、あとは同じように反対側からステンレス板で挟んでネジを締めても滑車がクルクル回るようにしてあっさり自作ストレートナーの完成ですが、難しく考えずに途中で計画変更したので用意した材料の殆どは使わなかったっす。。。
で、自作ストレートナーの効果の程ですが・・・
自作ストレートナーの滑車の間にチューブを通した状態で必要な長さのチューブ間をストレートナーを何度か行ったり来たりさせれば湾曲した画像のチューブもひろみちお兄さんばりにチューブピーン!!になりますw
どうせならもう少し滑車の数を増やしてストレートナーの長さを長くすれば長物制作時の精度も上がるのですが、一度に使う長さが50cm以下の自分にはこれで必要十分ですし、千円ちょいで作ったホームセンターの寄せ集め品でこの結果なら文句なしっす^^
これで気分良く新しい配管制作が出来まっす♪ 曲げる時にはもちろん手曲げでグニャグニャっすw