セラコート

2018年01月16日

ゼファー1100 メーター製作

SBR_8314
昨年の秋ごろの作業になりますが、以前にホイールの塗装とFCRキャブレターのセラコート仕様を製作させていただいて、現在MK-MIDKNIGHT様にて製作中のゼファー1100のオーナー様からメーターの仕様変更のご依頼を追加で頂きまして、

SBR_8310
こちらの年式相応にメッキが腐食して曇ってしまっているメーターをセラコートでキャブレターと同じブラック仕様に出来ないか?とご相談を受けての作業となったのですが、

SBR_8323
まずは作業をするに当たってメーターを分解しますが、間違って精密部分にダメージを負わせるとメーターが狂って使い物にならなくなってしまいますので、この手の作業はリスクがあり結構気を遣います。

502A8352
そしてメーター周りの分解が完了したら通常であればそのままブラストを当てて塗りの工程に移りますが、この手の樹脂メッキは時間が経つにつれてプクプクと浮き上がって剥離してきますので、かなり時間を要しますが施工後に長く良い状態をキープして頂けるように地道に荒れたメッキ層を下地を傷付けないようにあの手この手で剥がしていきます。

502A8353
そして全てのメッキを綺麗に剥がし終えたら・・・

502A8359
必要な箇所を部分的に補修してブラスト処理をしたら下地処理の完成です。

502A8358
とりあえずこの状態にするまでが非常に大変でした・・・。

SBR_8420
そして下地処理が完了したらキャブレターと同じ色にて見える部分全てをセラコート処理をして完成です^^

SBR_8418
見えない内側のステーも錆やすいので表面保護も兼ねて一緒にセラコート処理にて、ハーネス関係は擦れに強いレーススペックで纏めて仕上げをしておきました。

SBR_8415
そして今回はオーナー様より組み付け時に社外の白いEL仕様の文字盤をセットして欲しいとのご依頼も受けていたので、それらを組み付け時にセットしたらホワイトパネル&セラコート仕様のゼファー1100メーターの完成です^^

SBR_8407
夜の走行時にはこのような感じで妖しく光って雰囲気もバッチリです♪
また、こちらの車両本体は現在MK-MIDKNIGHT様にてフレーム〜E/g に至るまで全てに手を入れて製作中とのことで、MK-MIDKNIGHT様の新たな作品の完成が楽しみな一台です^^

akane380 at 00:05|PermalinkComments(2)

2018年01月08日

縁起物

改めまして明けましておめでとう御座いますm(_ _)m
今年も例年と同じくガレージで作業をしながら年越しをして良いスタートが切れました^^
SBR_9410
ヤマト運輸さんが年中無休なお陰で今年は元旦早々仕上がった作業の出荷とネットショップで購入していただいた部品の出荷とレース車両用のFCRキャブレターの製作依頼などなど受けつつ、今年は自分ら52年生まれが厄年との事で、あんまり厄年とか気にするタイプじゃないので、とりあえず厄年=役回りの年ということで何でも良いから楽しい一年になるよう頑張りますw

SBR_8489
ということで新年一発目は縁起モノの熊手・・・ではなく、貴重な当時モノのヨシムラ機械曲げ(通称:熊手)のレストア作業からですが、こちらは昨年末に遊心のコーイチさんからご紹介を頂いて作業をさせていただいたモノで、

SBR_8496
一旦ボロボロの古い耐熱塗料をブラスト処理にて綺麗に剥離をして全体を確認してみたところ、

SBR_8497
一部に穴の開いている箇所が有ったのでTig 溶接で埋めようと思ったら、この付近一帯が元々補修を受けた痕があり、周りも錆びていて穴がどんどん大きくなり手に負えなくなってしまいそうだったので・・・

SBR_8511
早急に諦めていつもの溶接屋の仲間をガレージに呼んでパッチを当てるほどでもないとの判断から補強も兼ねたTig 溶接で肉盛りをしてもらって、

SBR_8546
溶接部分の板金が完了したら耐熱のセラコート処理で仕上げて完成です♪

SBR_8547
で、今回のこちらの色味は通常の1200℃耐熱のセラコートの艶ありブラックの色味とは違いまして、当初オーナー様が艶の無いブラックを希望されていたので以前に1200℃耐熱ブラックでいろいろ試していた時に偶然艶消しになってしまった技法を応用して一度仕上げてみようかな? と。もしかしたら艶消しをご希望のオーナー様の希望に副えるかもしれない・・と、今回は艶の無い仕様に挑戦してみましたところ艶も良い感じに消えまして、

SBR_8602
本来の色味(奥のサイレンサー)との対比ではこのような質感の違いで仕上げる事が出来ました。
そして仕上がり具合を確認していただいたところ、これはこれで良いと言っていただけたのですが、色味的には通常のブラックの方が良かったかもしれないとのことで、この仕様でも全く問題ないと言っていただけたのですが、せっかくご依頼をいただいたのであれば気に入っていただけるモノを作りたいということで若干お時間を頂いて・・・

SBR_9005
やり直し^^

SBR_9368
そして正規の技法でセラコート処理をして1200℃耐熱ブラック仕様の完成です♪

SBR_9361
今回はテールパイプ部分など錆による虫食いの補修はせず年式相応のヤレ具合を残しましたので、穴が開いて補修板金をした部分もそれとなくヤレた感じで仕上げて部分的な補修感を残さないように仕上げてみました^^

SBR_9381
ということで、今回のこちらの貴重なヨシムラEXHのオーナー様は現役のGPライダーの方で、このEXHを組んだ自前のマシンで時にはサーキットなども走るとの事でしたが、セラコートのコーティング膜には現役GPライダーさんの熱い走りに負けずに耐えてもらって、この先も貴重なヨシムラEXHを劣化から守って頂きたいと思います^^

akane380 at 05:15|PermalinkComments(6)

2017年12月06日

26th Annual YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW

SBR_9189
という事で今年もパシフィコ横浜で開催された横浜ホットロッドショーに行ってきました^^
このショーは
YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW (以下 HCS) とは MOONEYES が主催する日本最大級のインドア Car & Motorcycle Show。日本国内はもちろん世界中で注目を集める Motor Showです。
さらに海外のビルダーとそのビルダーが製作した車両がゲストとして来日し、一日楽しめるスワップミート、ライブバンド、ペイントコンテストなどなど楽しい企画が満載のイベントです。


ということで・・・
SBR_9193
会場内も会場の外も人、ヒト、ひと・・・で凄い熱気でした^^

SBR_9284
そして会場内は作り込まれたショーカーや

SBR_9251
V Twinなレーサーマシンに

SBR_9349
国産ベースのNew Schoolなショーバイクの姿も^^

SBR_9451
そして会場内を見て回ると薩摩サイクルワークスさんの展示車両にて今年の5月頃にセラコート処理にて製作させて頂いたFCRキャブレターを装着したマシンを発見♪

SBR_9455
製作時には何度もメールで打ち合わせをして色などを決めていただいたのですが、その時にはエンジン側の部品などもパーカライズ処理をしている最中との事で最終的な纏まり具合が想像出来ていない状況だったのですが、こうして完成形を見ると本来レーシングキャブレターが似合わないノスタルジックな仕様でもレーシングキャブレターを装着している感が出ていなく、ビンテージ的な纏まり感もあって非常に格好良く仕上がっていて完成形を実際に見て一安心しました^^

その後も会場内で他にウチで作業を行った車両を探したのですが、2台見つけたもののハーレーの部品は見慣れていないのと特徴的な色や仕様じゃ無い為に本当にウチで施工したかが分からず完成写真の撮影は出来ず・・・^^:
そして会場内を半分見終わった頃にMID-KNIGHT さんのブースを発見。
SBR_9327
今回 MID-KNIGHT の金子様が娘さんの為に製作して展示していたマシンが非常に良く出来ていたのですが、こちらのベース車両が何か分かりますでしょうか?
ちなみに純正モノサスでゼファー750よりもフレーム剛性が高く車両代がもしかしたら安価? なあの車両ですが、外装などはかなり加工をして取り付けをされたとの事で、

SBR_9329
答えはカワサキのZR-7 というバリオスの親玉のようなマシンですが、本来はGPz-F 系の角ヘッドのエンジンを載せている車両にゼファー750の丸ヘッドエンジンを載せ変えているのか・・・な?と詳しいお話を聞き忘れてしまいましたが、今回はこちらのマシンに取り付けるミクニのTMRキャブレターをマシンのバランスとマッチさせるべくフルセラコートにてBlack TMR仕様で製作させて頂きました^^

SBR_9401
そして会場内を見て回っていると昨年に引き続き今年もセラコート処理でお手伝いをさせて頂いたシュアショットさんのブースを発見^^

SBR_9393
今年は去年製作したスポーツスターと2台の展示との事で、

SBR_9392
SBR_9426
あのマットで施工したリムがどのような雰囲気になるのか? また、あの細くて大径なフロントリムがどのように仕上がるのか?を楽しみにしていましたが、半端なくお洒落な仕上がりに纏まっていました^^

SBR_9533
それを裏付けるように今年シュアショットさんが製作して持ち込んだこちらの1967年製のビンテージなハーレーが何と、当日の数多い展示車両の中から選ばれるアワードを3つも獲ったとの事で本当に素晴らしいです♪ おめでとう御座います^^


SBR_9404
ちなみにこちらのスポーツスターは去年製作したマシンの2号機との事ですが、昨年は会場への搬入が選考時間内に間に合わず章典外となってしまったとのことで、こちらのマシンもオリジナルのカーボン外装などでかなりレーシーでカッコイイので時間が間に合えばアワードが狙えたのではないかと思うと残念ですよね。。。
というか、毎年違うコンセプトで新規に車両を作って参加するって所が凄いですが。。。
また、この車両は現在販売中とのことで、コンプリートマシン製作やこのオリジナルの外装キットなども SURE SHOT さんにて購入する事が出来るとのことですので、気になる方は是非^^

SBR_9210
ということで今回3台の完成車両の実例画像をゲットすることが出来ました♪
今回関わらせていただきましたオーナー様方、本当にありがとう御座いましたm(_ _)m
それにしてもこのフロート室がこの向きで付くとは思いませんでした・・・。


   
〜 以下、会場で雰囲気のあったマシン達です 〜



SBR_9228


SBR_9246


SBR_9281


SBR_9229


SBR_9199


SBR_9253


SBR_9224


SBR_9221


SBR_9276
見応え十分なイベントですので来年は是非^^

akane380 at 11:40|PermalinkComments(4)

2017年12月02日

レストアセラコート

先日、現地のニュースブログでNHRAプロストック世界チャンピオンのグレッグアンダーソン選手とジェイソンライン選手、2017年のHarlly-Davidson NHRA プロストックバイクチャンピオンのエド・クラウィエック選手に当時史上最年少でNHRAチャンピオンに輝いたアンドリュー・ハインズ選手、その他BIGFOOT 4×4モンスタートラックのドライバーなど、サミットレーシングの精鋭スタードライバーとライダーが来日して横須賀の米軍基地を訪れたという記事が上がっていましたが、江ノ電にそれだけのスーパースターがただの外人扱いで乗っていたと思うと何ともシュールですw

参照URL
http://www.onallcylinders.com/2017/11/30/operation-appreciation-day-1-jason-line-kicks-off-10th-consecutive-troop-tour-visit-japan/

それにしてもついに12月ということで今年もあっと言う間でしたね。。。
ブログの更新も作業に押し潰されて日に日に出来なくなりつつありますが、これも来年はもっと簡易的な更新方法に切り換えようかと考え中などと夏頃にも書いたような・・・w
SBR_0426
SBR_0716
普段作業依頼を頂く上で仕上がりのヒントになるようなビフォーアフターの実例画像などもバシバシアップをしていきたいのですが、

SBR_0421
SBR_0591
やりたい事がどんどん出てきて全然時間が足りません^^:

SBR_9661
ちなみにこちらは今週末にパシフィコ横浜で行なわれる26th Annual YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW に車両エントリーをされる SURE SHOT さんの製作マシンのホイール関係ですが、昨年に引き続き今年もセラコート処理とウェットブラスト処理でお手伝いをさせていただきました^^

SBR_8521
そして今回のベース車両は古いビンテージなハーレーを使うらしく、ホイール周り以外にも年代モノの良い感じにやれた部品と社外のピッカピカな新品のバランスを取るために・・・

SBR_8536
ウェットブラストとセラコート処理で統一感を出してフィニッシュ♪

SBR_8530
他の作業の納期に追われる中で月曜の23時に受け取って火曜の22時に引渡しと、今回もまた時間の無さ感が半端なかったですw

SBR_8556
そして今年は他にも3台ほどこのHCS2017に出展する車両の部品を作業させていただいたので完成具合を楽しみに、あの人混みと台数の中から見つけられるかが微妙ですが・・・SURE SHOT 代表の相川さんからチケットを譲って頂いたので勉強も兼ねて会場に遊びに行ってきます^^



akane380 at 05:48|PermalinkComments(4)

2017年11月11日

セラコート New Black 誕生

SBR_cerakote
セラコートを扱い始めて黒の質が非常に良くなり、性能も耐熱性や放熱性に耐傷性、耐薬品性など求める性能に応じて色々と特殊な黒を施工させていただいておりますが、

SBR_3403
そのような他に無いアドバンテージを持つセラコートのブラックシリーズにも唯一の欠点がありまして、それは「強い光沢のある黒が無い」という問題を以前から抱えていたのですが、今年の春頃についにセラコートでの艶有りブラックがリリースされたとの事で、待ってました!と早速入手してサービスを開始したものの、

SBR_4283
このセラコートの艶有りブラックが非常に難敵と言いますか、シビアな性質をしておりまして、

SBR_4284
このような形状をしている部品が相手だと同じ塗料で同時に施工して全ての工程を全く同じくしても仕上がりの質感が変わってしまい、

SBR_4290
結果、仕上がりが気に入らずやり直すとまた先ほどとは違った仕上がりになってしまったりで・・・

SBR_4300
失敗を重ねながら癖を掴んで応用してまた再度やり直すといった事を繰り返して、

SBR_4307
毎回納得のいく仕上がりになるまでに何ども心が折れそうになりながら施工をしているのですが、

SBR_9771
以前にハーレーのディーラー様よりご依頼頂いた幅広のハンドルも艶ありの黒で施工をしたのですが、この単純な形状でも仕上がりにムラがあって結果的にやり直しでもうセラコートの艶有りブラックの扱いは止めようかな・・・と。

P1150519
で、毎回大失敗をしている訳ではなく、艶や肌質などホンの少しだけ仕上がりが気に入らなかったりなウチのチェックで合格とは言えないいわゆる ” B級品 ” 的な仕上がりが多く、何でこんなに安定しないのかをセラコートの日本総代理店の鈴友さんに聞いたところ、どうやらセラコートを製造している米国のNIC社が量産向けに塗装専用の産業機械を製造してリリースし始めたらしく、今回の艶有りブラックはその産業機械で塗り易いように作った機械向けの塗料とのことで、副産物的に艶が生まれたらしく、しかも結果的に本国で即製造中止になったとのことで繰り返しの精密作業が得意な産業マシーンでも扱えない性質ならそりゃ扱いが難しくても当然だわな・・・と。
その後、その塗料をベースに若干改良された艶ありブラックが日本でだけリリースされたのですが、それも相変わらず不良率が高く、鈴友さんに直接伺って性質や仕上がりの確認などを行ったりと、この艶有りブラックには散々振り回されてもう本当にウンザリしかけた頃に、セラコートの次世代シリーズである ELITE(エリート)シリーズのブラックがようやく解禁されるとの事で、色も今までのダークグリーン寄りなブラックではなくしっかりとしたブラックで艶もちゃんとに有るという話だったので・・・

SBR_8298
この艶有りブラック問題を解決するべく早速ELITEシリーズのE-100 Black out を取り寄せてみました^^





で、早速艶有りブラックで希望されていた部品があったので試しに使ってみたところ・・・



どんな感じに仕上がったかと言いますと・・・










SBR_8225
 絶対にこれじゃない感が満載な仕上がりに・・・w

SBR_8230
しかもこの最強 ELITEシリーズのブラックのリリースを待っていた施工部品とまさかの類似色で採用出来ずw  ただ質感と色は良いので艶消し系のオーダーを頂いた際にはこれはこれで流行りそうな気はするのですが^^:

SBR_8239
ということで結果的に先ほどの部品もやり直しでオーダーを頂いた艶有りの仕上げにてフィニッシュ。

SBR_8277
また、通常の6分艶でもこのような形状の物であれば艶感はかなり出るので、物によっては6分艶で仕上げさせていただきたいかと^^:

SBR_0206
逆にこのような部品であれば艶有りでの施工も楽なので・・・とか言いながらこの部品も一度気に食わずやり直しましたが。。。
とりあえずリスクが高くネガティブな光沢のある艶黒の扱いを無くそうか・・・個人的にまだまだ艶有りブラック問題は続きそうです・・・。


akane380 at 01:11|PermalinkComments(6)

2017年08月10日

十人十色なキャブレター製作

あぁ〜気晴らしに海に行きてぇ・・・とか思いつつ根詰めて作業をして、ずーっと海海考えながら塗装のデザインを考えていたら和な感じの波模様も良いな・・と波模様を取り入れる事にしたのですが、SBR_9336
実際にデザインをしてイケるかも。と採用し、実際にパソコンで出力してプロッターでカッティングシートを切りはじめたらデザインが細か過ぎてカチャカチャとカッティングシートを切り出すだけで1時間。。。 そこから不要部分の抜き取り作業を手作業で偏頭痛と闘いながらセコセコと1時間半格闘で、なんだか海を感じるどころか余計に疲れが・・・で、軽くやさぐれてましたw

それにしても今年も残り4ヶ月を切ってしまいましたが、先月辺りからポツポツと年末に向けたイベント車両関係の作業依頼などもボチボチ増え始めてあっと言う間に年末を迎えるんだろうな・・・といった感じですが、イベント向けのキャブレターの製作などもお陰様で順調に仕上げさせていただいております^^SBR_4115
SBR_4122SBR_4109SBR_4126
こちらのキャブレターはハーレーで年末の横浜で行われるショーに出展をされる予定のマシン製作の一貫でセラコート仕様での製作をご依頼いただきまして、今回はエンジンに施された特殊な処理の色合いに合わせるべく、マットブラックと艶有りブラックの2色をご選択いただいて仕上げさせて頂きましたが、最終的にどのような仕上がりで纏まるのか今から年末が非常に楽しみです^^

SBR_3052
SBR_3059SBR_3067SBR_3076
そしてもう一機、先日嬉しい事に超ド派手仕様のご依頼を頂いて製作させていただいたのですが、こちらのこの上なくド派手なFCRキャブレターですが、装着するマシンはバイクではなく4輪のSR20DE E/g に流用装着されるキャブレターとのことで、4輪ならこの位派手な方がエンジンルーム内での存在感もあってボンネットを開けた際に一発目に目に飛び込むインパクトは十分ありそうです^^
また当初はガンコートを使用しての製作依頼でしたが、待ちに待った初のド派手仕様という事でこちらもノリノリで今回はサービスにてセラコートにバージョンアップをさせていただいて、発色の良いセラコートのコルベットイエローという色を使って製作をさせていただいたのですが、製作前から黄色ということである程度は覚悟をしていたのですが、綺麗な発色にする為に厚塗りをしなくてはならず、何度も仕上がりが気に入らずやり直して正直今回は今までで一番作業が大変でした。
でも納品した際にオーナーさんに予想以上と喜んで頂けたので苦労した甲斐がありました^^

SBR_0483
SBR_0492SBR_0526SBR_0501
そして最後にご紹介するのは先ほどのド派手とは真逆の渋めのフルブラック仕様での製作ですが、今回はパッと見では気付かないレベルでセラコートによる半艶と艶有りの2種類のブラックを細かく使い分けて技を効かせ、トップキャップにはブラックのリンクル塗装を施し徹底的にフルブラックに仕上げつつも単純なベタ塗り感を出さぬように注意を払いながら仕上げました。

SBR_0132
今回の製作にあたって施工対称となった部品の一覧ですが、こちらのキャブレターのオーナー様は70年代に黒に拘ったチームで有名な元COOLS結成時のサブリーダーということで、今回もとことんブラックに拘った仕様を目指しました^^

SBR_0441
ちなみにセラコートなら密着性が非常に高いのでこのようなスプリングも問題なく施工が可能ですが、ドライブラストを当てると場合によってはスプリングがダメになってしまうので、線径の細いスプリングの場合には熱を持たないウェットブラストにて下地処理を行います。

SBR_0135
それにしても自分の生まれ育った地元が五井(ごい)という町で、何かにつけて51という数字を好んで昔から使って親しんでいて、コーイチさんも51で、今回のオーナー様も51と、51という数字には生まれた時から何かと縁がありますね^^

SBR_1504
そして先日のアメフェスの会場にてPAMS様が展開していたブースで今回製作させて頂いたCRキャブレターを装着した特別なZ1000Rが展示されていまして実際に施工したキャブレターを装着したマシンを間近で見てきたのですが、ちょっとやり過ぎたかなぁ・・・と少し気掛かりだったフルブラック化も逆にフルブラックにして良かったと思える位に他所も徹底的にブラックアウトされた車両で、

SBR_1506
エンジンに装着した際のバランス感も違和感なくオーナー様にも気に入っていただけたとの事でこちらも一安心できました^^
こちらのマシンはマフラーのブラック化や細部の煮詰めなどがまだ製作途中とのことで、こちらも今後の完成が楽しみな一台です♪
また今回は当日に会場でPAMS様に了解を得て画像の撮影とブログへの搭載許可もいただけたのでこれでまた一つキャブレターペイントギャラリーに搭載できる実例画像をゲットする事が出来ました^^

SBR_3120
そして最近は新品ベースのキャブレター製作や非分解箇所まで分解してのオーバーホールも兼ねたキャブレター製作など、メーカー機種問わずいろいろなオーダーが入ってきてどれも時間を要するので予約の待ち時間や納期がどんどん遅れてしまっておりますが、

SBR_9355
それでもお待ち頂けて次から次へと新しいことに挑戦させていただける事に感謝しつつ、より良いものを提供出来るように技術を磨いてこれからも頑張ります^^

akane380 at 03:52|PermalinkComments(12)

2017年06月07日

009696 黒色々

SBR_0077
先月からセラコートのブラックの艶が生まれ変わって艶感が良くなったのですが、同時に以前までのブラックと仕様が変わったことでセッティングや調整が変わってしまい、同じ調合や塗り方では以前の艶感が再現出来なくなってしまったので結構厄介な話でもあったりするので、

SBR_4216
とりあえず施工する自分自身の確認の為と、今後うちでラインナップとして使う艶感を決める為に廃棄処分する予定のピストンなどを使って、同一ブラックをベースに艶の違いによる色見本を作ってみました。

SBR_3403
今までは板材やアルミパイプなどに施工したモノを色見本として使っていたのですが、今回艶の幅が広がったことでやはり板材やアルミパイプへ施工したモノを色見本として見ていただいた時に、単純な形状の色見本では画像のように上下で肌質が違ったり凹凸があったりした場合に実際の完成形をイメージをするのって慣れていない方では正直難しい面がありまして、出来れば凹凸があって掘削面や鋳物肌など複合的な施工面を作れる良い立体物があった方が実際の仕上がりもイメージし易くて、打ち合わせの際などでも仕上がりのイメージを伝えやすくて良いんだけどなぁ・・・と、

そんな事を考えつつガレージ内を見渡していたら丁度良いところに捨てる予定のピストン達がありましたので、これらを今回リサイクルで使って黒の艶感の色見本を製作してみました^^
SBR_4271
そして実際に艶を操作しながら施工してみたところ、今回の新しいブラックは非常にシビアというか敏感というか、ちょっとした施工時の工程差や温度管理で肌質が変わってしまい、艶や肌質の再現性が非常にシビアな印象なので、あまり細かくラインナップせず、ウチで基本ベースとしてラインナップするブラックの艶は画像の4パターンとして、右から「艶消し、半艶消し、半艶、艶有り」の4種類を通常のラインナップとして、必要に応じて可能な限りその都度艶を調整するといった具合に今後進めていきたいと思います。

で、ブラックネタついでに・・・SBR_1472
海外のモンスターマシンなどでよく見かけるタービンのブラックアウト処理ですが、

IMG_9635
たまぁに聞かれるのですが、うちでセラコートを使用し施工する場合には温度が差ほど上がらないコンプレッサーハウジング側は通常の塗膜強度の強い耐傷性のある先ほどのピストンで紹介をしたブラックと同じHシリーズを使用しますが、高熱に曝されるEXHハウジングやセンターカートリッジ部分は最大1200℃ まで対応の耐熱コーティングで施工・・・と、全て同色でボテっとしたイメージにならぬよう要所要所選択肢を分けて施工をしていますのでご希望のイメージにより近づけられるかと思います。
よく聞かれる施工のコストも凄く高いと思われているようですが、上の大型の2点でも目安として2万円以下です。

SBR_1902
ちなみに低温で焼付け施工が可能ですのでアクチュエーターのダイアフラムなどへの影響も心配なく施工が可能ですので、どの範囲まで施工可能なの?=好きなだけブラックに出来ますw といった感じです。
※ ただしアクチュエーター及びセンターカートリッジに対しては精度に関わる問題なども考慮し、仕上がりの良さよりも性能第一な施工方法を採用しています。

SBR_4072
また、新品なら問題ないのですが、中古でボルトが齧ってしまっていたりするとこちらでは取れない場合もありますので、出来るだけ分解後にご依頼をお願いいたします。

SBR_4167
ということで艶が生まれ変わってまた新たなBlack Snail ( 和名:黒蝸牛 ) 仕様の完成です♪

それにしてもやっと来週辺りから自分の12Rのエンジン部品とV-MAX達のエンジン部品の加工も終えて帰ってくると思うので、また一気に忙しくなりそうですが、楽しみでもあるのでそちらの方も出来るだけ紹介していきます。

akane380 at 03:41|PermalinkComments(10)TrackBack(0)

2017年05月31日

Passion

最近本屋さんなどでパラパラと雑誌を捲っていると毎月何かしらの雑誌に自分が携わらせていただいた部品を装着したマシンが搭載されていて、あの部品はこうゆう感じで仕上がったんだなぁ・・・なんて確認できる機会も増えてきたのですが、毎回作業依頼時は基本的に部品単体で送っていただくことが殆どなので、その部品単体でしか接していない事もあって完成したマシンの全貌は誌面を通して見るというのがいつもの感じで、基本的に仕上げた個々の部品の最終形ってほとんど見る知る機会がないのですが、#18154435
以前にタンクキャップをセラコート処理させていただき、今回はピッカピカのマフラーを送って頂いて

SBR_9962
その後真っ黒に耐熱セラコート処理を施させていただいた熊本の Iさんより

IMG_5743
なんと、ありがたい事にマフラーを組み付けた状態の完成画像を送っていただけました♪ ^^
作業のご依頼を頂いてマフラーを送っていただき、梱包から取り出した時に「こんな綺麗なマフラーを容赦なく真っ黒にして良いのだろうか・・・。」と正直ちょっと不安になったりもしましたが、この完成画像を見てやっとそれで良かったんだと納得ができました♪ というか、ここまで拘ったブラックアウトはマニアックに渋いの一言です^^

ZEP750-2
それにしてもO・Zのマグホイールは元々黒が存在するのは知っていましたが、今はオーリンズの前後サスやブレンボのキャリパーなどもブラックアウトされた商品があるんですね。
元々それぞれが持つブランドイメージのカラーをあえてブラックで統一するって結構勇気が要ると思いますし、このような個性のある仕様は個人的にも大好きなので、今回作業をご依頼いただけて嬉しく思います^^
I さん、この度は画像を送ってくださりありがとうございました <(_ _)>

そして滅多に無いことが先日凄く重なりまして、SBR_3200
もう一台の完成した状態を見せに来ていただけたSPLマシンがこちらの91' GSX-R750のN本さんですが、

SBR_3166
以前にコーイチさんがご紹介をしてくださったご縁で オザワR&Dさん よりキャブレターペイントのご依頼を頂きまして、今まで使用していたFCRキャブレターのボディの消耗が激しく非分解箇所からのガソリンの滲みなどが発生していたので交換を機に、新品ベースにて分解状態で入庫したFCRキャブレターを仕上げさせていただき、色の打ち合わせ時に仕上がってマシンにセットした状態を殆ど見たことがないんです・・・とオーナーのN本さんにお話したのを覚えていてくださり、

SBR_3038
今回仕上がったキャブレターとマシンをお忙しい中こちらまでご足労いただいて見せにきていただけました♪

SBR_3259
今回はボディのベース色や配色、ファンネルの塗り分けなど何度かの打ち合わせと色や塗り分けの仕様変更を経ての完成ですが、挿し色の赤にワンポイントの白など各部との配色バランスも現車に合わせたのでレーシングマシンによくある専用設計的なレーシーな雰囲気を出せたのではないかと思います^^

SBR_3186
こちらのマシンはオザワR&Dさんで隅々まで製作されたスペシャルマシンなわけで普通じゃないのは分かっていましたが、こちらもブラックのブレンボにダイマグのカーボンホイールを履いていたりと一見シンプル風なのに凄い内容のマシンです^^:
SBR_3166
先ほどのこの画像も ” いろいろな所を走り回って何かあった時にオザワさんに迷惑が掛かるといけないから・・・ ” と、あえて白から黒に替えて目立たないようにステッカーを配置している辺りは本当にマニアックでした^^:

SBR_3299
それにしても最近いろいろなショップさんのマシンを見させていただく機会が増えたのですが、やはり工作機械やそれを扱う技術のあるショップさんの製作するマシンはちょっとした部分でも作り込みがしっかりしていてほんと、ため息が出ますね^^:

SBR_3311
そして今回このGSX-Rを見せにきていただいたN本さんは耐久面に優れ非常に高価で特殊な樹脂を使ったFCRキャブ用のオリジナル部品も製造し販売されております。
SPEベアリングガイド:株式会社 共立工芸さん
またN本さんのブログではこのGSX-Rのマニアックな製作記事などもありますのでお時間のある方は是非覗いてみてください^^
N本さん、当日はわがままを言って撮影まで許可してくださりありがとう御座いました<(_ _)>




そしてつい最近ホンダ関係で悲しいニュースもありましたが、takuma-sato-indy-500-winner-intv
やはり何と言っても佐藤琢磨選手のインディ500での日本人初優勝は本当に最高に嬉しいニュースでした。
自分と同じ歳で大学卒業後からの遅咲きでも努力と根性でとにかく夢に向かって突き進む、そんな印象で2003年以降のBARホンダ時代とSAF1時代は鈴鹿開催時は毎年応援というよりは挑戦することの勇気を貰いに鈴鹿に行って、SAF1が財政難で消滅して以降、日本でファンイベント時以外は直接活躍を見れる機会は無くなってしまいましたが、今回はモナコGPを欠場しての参戦となったアロンソ選手がホンダの話題のメインかな?と思いきやまさかの琢磨選手の優勝♪  鈴鹿のレース前にファンイベントで話していた事を思い出すと本当に泣けてきます。
おめでとうございますって気持ちでまた一つとんでもない情熱を与えて頂きました(T T)

akane380 at 05:36|PermalinkComments(6)TrackBack(0)

2017年05月23日

テイスト・オブ・ビバ熱中症

先日のテイスト・オブ・ツクバの観戦に向けて体調万全で行こう!と計画を練ったのですが、とりあえず当日は夏日だなんてニュースでも言ってるから睡眠だけはしっかり取っていこうと土曜日の夜21時頃に寝て、日曜の早朝 4時に起きて筑波サーキットに6時着!これで行くべ。と予定を立てる。
で、土曜の21時頃に寝るとなると相当睡魔に襲われてないと寝れないからと、ちょうど作業も溜まってるし金曜日は徹夜をして土曜の21時頃に爆睡出来るようにしよう。と考える。
SBR_3163
そして金曜の夜にシュアショットさんに納品に行って戻ってくると以前にCRキャブレターの製作をさせていただいたZ1のオーナーSさんが完成車両を見せがてら寄って来てくださり、そのまま話し込んで気付けば午前3時過ぎでお開きとなって、自分はガレージに残って作業を続け、そのまま土曜のお昼が過ぎて、以前にFCRキャブレターのセラコート仕様を製作させて頂いたオーナーNさんが完成したマシンのお披露目に来ていただけるとの事で、お昼過ぎに合流をして我侭を言って完成画像なども場所を変えて撮影させていただいて、その後 Nさんとお別れをしたのが土曜の16時過ぎ・・・。
SBR_3341
このまま帰ったら絶対に気を失うな。。。 ということで再度ガレージに戻って作業を続け、事のついでにと、ツクバで引き渡す部品と帰りに納品する部品の梱包なども済ませて準備OK!! でなんだかんだで気付いたら日曜日の早朝 4時過ぎで出発時間ぴったり♪ 寝るのを忘れた・・とw

体調万全で行くつもりが体調絶不調で行く羽目に・・・って、仙台に通ってた頃も同じような過ちを何度も繰り返して勉強したつもりだったのですが成長してませんでしたwSBR_3991
そんな状態でのツクバ入りはまさに地獄で日が昇って気温が上がると一発ノックアウトw
行きの車内で流れていたFMで ” めまいや立ちくらみが出たら要注意 ” なんて熱中症の注意喚起をしてましたがバッチリこの事か!とw

SBR_3969
そんなこんなで休み休み観ていたのでコーイチさんの走りを見る時以外は殆ど死んでましたが、

SBR_3506
今回の目的の一つでもある材料の仕入れと広島のMさんのハイパープロ用サスのスプリングのパウダーコートの依頼をパウダーコートを扱っていないウチに代わってセラコート製品の元締め兼協力企業でもある鈴友さんに作業委託をしてきました^^

SBR_3516
鈴友さんが扱っているパウダーコートはカラーバリエーションが6000色以上もあるので扱えば扱ったで面白そうなんですけどウチの場合は作業の幅をこれ以上広げたく無い的な問題が・・・。

SBR_3890
そうこうしているうちにイベントの大トリを飾るコーイチさん達クラスの決勝が始まり、コーイチさん達の熱い走りを見て、ホントにプロのライダー&加給機付きのH2 コンビでも追いつけないんだなぁ・・と、以前にコーイチさんとの会話を思い出しながらやっぱこのクラスの人達は凄いんだな・・・と。

SBR_3460
でもコーイチさん達の走りを見ている最中に遠くで聞こえるH2 の加給音とブローオフ?バックタービン?音は迫力もあって格好良かったです。

SBR_3995
そしてコーイチさんのゴールを見届けたらツクバを後にして、帰りに柏のサンクチュアリー本店さんに納品と残りの作業の打ち合わせを行いに行って効率重視の週末を無事クリアー♪って全然終日無事じゃ無かったですがw まぁとりあえず結果良ければ何とやら・・・

SBR_3658
それにしても熱中症でダレテいたからか・・・今回のツクバでは何度かいろいろな世間の闇を見ますた・・・そして何度も近寄ってくるひばりが心を癒してくれましたw

akane380 at 04:28|PermalinkComments(10)TrackBack(0)

2017年05月09日

FCR / CR キャブ用 オリジナルドレンボルト

年々時間の経つペースが加速して二十代の頃は一週間が月火水木・・・と普通でしたが、最近は興味本位に生き過ぎているからか?w 一週間が月水金に、酷いときには月木土に感じて時間の流れがあっという間で良く言えば充実、悪く言えば貧乏暇無しなあっちゅう間な日々を送らせていただいておりますw

で、前回この記事「 今年の新作準備 」を書いてから恐ろしい事に一年以上時が既に経過していたようで、今年の新作準備のハズが悲しくも去年の旧作準備に変わっていたという・・・。
しかも一度年末に思い立って途中まで記事にしようと下書きがしてありましたのでそのまま当時の下書きを使ってお送りいたしますw

SBR_5205
ずーっとやらねば、やらねば・・・と心の片隅で思いつつ、時間がだいぶ経ってしまったオリジナルのキャブレター部品ですが、一番初めに大阪の加工屋さんに試作を頼んだのが震災前で、その後もいろいろ風呂敷を広げ過ぎてしまって後回し後回しで中々形に出来ず、

SBR_1593
完成度を上げる為にキャブレターペイントの作業をモノにするまで削り出しのこの状態でガレージの片隅で眠る(忘れ去られる)こと約5年w
理想のキャブレターも製作出来るようになり、いつも新しいキャブレターを作る度にあの部品さえあればもっとキマるのになぁ。。。というか、いい加減腐食してたらどうしましょ?などと思っていて、真面目に年内中には絶対に作ろうと思いつつ気付けば既に年末で焦りまして、

SBR_2208
この忙しい年の瀬に細かい仕事をごっそりとアルマイト屋さんに出しましてw やっと完成しましたオリジナルの削り出しドレンボルト♪

SBR_2140
完全な自己満ですが・・・、いままで地味な色ばかりだったキャブレターをまた一歩理想的な個性派 派手派手キャブレターへと進化させる選択肢が増えました^^

SBR_2231
今回の製作にあたり材質は装飾目的なので用途的に剛性よりもアルマイトの染色性の良さを重視したA5056材を使用しまして、

P1010413
大阪の加工メーカーさんにお願いをしてマシニングによる削り出しにて一つ一つを削り出して頂きまして、

SBR_2186
関東のいつもお世話になっている業者さんでアルマイト処理を行って頂きましたALL Japan made な 100%国内生産品となります。

SBR_6090
本来なら中国など海外の業者に委託して一貫製作を行えば製造コストも半分近く抑えられたのですが、使う場所的に信頼性が求められる事と自分の半分趣味的な拘りキャブの一部分となる部品なので、今回は国産に拘って関西と関東の業者さんの力を借りて製作させて頂きました^^

SBR_2226
なので本当は昔のRC用のマグキャブに採用されていたような緩み止めのワイヤリングが出来るレーシーなバージョンとの2バージョンを予定していたのですが、製造コストが嵩むので、当時、夜働いていたスタンドでバイクと一切関係のないバイトの女子高生にどっちのデザインが良いかのアンケートを取ってきてもらった結果、女子高生達からシンプルな方が絶対に良いとのお墨付き?を貰いシンプル一本になったという本当に拘っているのか疑問な面もw

SBR_6118
そして今回CRキャブ用も同時に製作をしているのですが、CRキャブのドレンボルトには元々燃料排出用の孔が設けられておりますが、

SBR_6165
今回、FCRキャブ用のオリジナルドレンボルトにも同じように燃料の排出用の孔を設けて、

SBR_8969
ドレンボルトを緩めた段階でチョロチョロと排出が出来るように作ってありますのでいつものあのネジが取れた途端にドバーっと出る厄介さから開放され、燃料が出きってからボルトをキャブから取り外してフロート内の不純物の確認が楽に出来る仕様となっています。

SBR_6315
SBR_2245
SBR_9300
SBR_2323
実際の使用例がこちらですが、ネジ径が合えばFCRキャブやCRキャブ以外にもTMキャブレターやPWKなどにも使用が出来ることが一部確認されています。また最後の一枚はシュアショットさんのビンテージなハーレーに組まれていたVMキャブにもちゃっかり取り付けた図ですが、本当は台座部分がVM 純正と形状が若干違い本来推奨は出来ませんが、元々付いていたボルトのネジ山が古くてガタガタになって燃料が滲んでいたので栓代わりに代用していただきました^^:

SBR_6348
で、今回大量に製作したのでこのドレンボルト単品での販売も行おうと考えた結果、このドレンボルトを購入していただいた時に別途Oリングを取り寄せて準備してもらうとなると無駄に時間も費用も面倒も掛かるなぁ・・・ということで、ガソリンに浸しても変形しない耐油性の純正と同等のOリングをセットにして販売させて頂く事にしました。

そして価格ですが・・・


FCRキャブレター用   オリジナルドレンボルト
CRキャブレターオリジナルドレンボルト


そして販売方法ですが、やり取りの簡単なヤフオクに出品する予定ですが、そちらの準備ができるまで下記専用サイトでも購入可能となっておりますのでもし購入をご希望の場合にはこちらから宜しくお願いいたしますm(_ _)m

web shop


ということで構想から6〜7年。。。 やっと正式にリリースする事ができました♪


akane380 at 03:43|PermalinkComments(8)