セラコート

2020年08月27日

KZ1000 E/g 修理

普段ガレージで溶接作業をする際に、自分の溶接技術が未熟な事から溶接を本業としている仲間内に作業を頼むのですが、仲間内には二人の溶接職人が居て、二人とも家庭や本業がある中で毎晩仕事が終わってから遅くまで手伝いに来てくれるので作業量の軽減も兼ねて、一人には鉄やステンレスの溶接を、もう一人にはアルミやチタンなどの溶接をお願いするのですが、
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仲間内とは言え只で手伝って貰うのも悪いので、自分に出来る事でお返しを・・・という事で、前回のグース350はワンオフでテールカウルを作りたいという話に始まって、FRPでのカウル制作をサポートしつつ、外装や足回り、キャブにオイルクーラーなど細かな塗装〜車検までを自分が担当したのですが、

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いつもアルミの溶接をやってくれる仲間が数年前に、” のんびり走れてこれからも長く付き合えるマシンが欲しい ” と当時乗っていたZX-10Rからカワサキの古いKZ1000を先輩から譲って頂いて乗り換え、そのKZのエンジンの調子が悪いという事から、じゃあそのエンジンを俺が直すよ。という事で、マシンの修理でお返しをする事に。

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で、エンジンは既に仲間が分解していたモノをこちらが点検して不良個所の特定と修復で作業を進めますが、

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せっかく最新のスーパースポーツから40年以上前の古いバイクに乗り換えたのに性能を追求して当時の雰囲気を味合わないのは勿体ないので、今回は旧車の持つ味を優先に素を楽しむ方向でポートなどは何も弄らず、圧縮なども出来るだけ純正値にてバルブやガイドなど消耗品を交換して必要最小限で仕上げる事に。

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そして先輩自体もそんなに乗っていなかったのか?意外に程度が良く、動きの確認されたスリーブの打ち換えと、コスパ重視でヘッドのリフレッシュ作業を行いましたが、

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ビ◯ーさんのスリーブのつばの寸法が微妙に足りないのは何故なのでしょうか・・・。
とりあえず仲間が今回の純正仕様に飽きてエンジンもイジりたいとなった時にはクオリティの高いPAMSさんの製品を使って組みたいと思います。

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そして元々付いていたCRキャブレターも分解をしてウェットブラストで汚れを落とした後に組み直しますが、

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ベアリングを交換しようと外してみると、いつものボールベアリングじゃない・・・。

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とりあえず現行のボールベアリングに仕様変更をしようと思ったらシャフト径やベアリング穴の径などの寸法が違い、ボールベアリング化に出来ず、これはこれで新たな経験か・・・と。

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そこで仕方なく純正で付いていた物と同じ寸法の軸受けを用意して、おまじない程度にバリエルタを塗って組んでみましたが、組み上げてみたらボールベアリングと遜色無いくらいに動きがスムーズでこれなら問題無さそうです。

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これもCRキャブレターでは定番ですが、CRキャブレターの連結ステーの剛性が低いので、何度もセッティングなどでキャブレターを着けたり外したりを繰り返すうちにステーが弓なりに曲がってしまっていて、このままではスロットルシャフトの軸穴の芯が出ないので、スロットルの動きに影響を及ぼす事から、社外で出ている強化品への交換を仲間に打診したところ、

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流石は現場の職人だけあって、現場でレーザーカットとプレスを使って剛性の高いステンレス板から純正と同形状のモノを作ってきてくれました^^

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そしてキャブレターも経年劣化で大分ヤレてしまっていたので、

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錆や腐食の防止と万が一の盗難時にパーツ単体で個性を持たせるために若干の仕様変更でセラコート処理で仕上げ、

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マフラーも耐熱セラコートで綺麗に生まれ変わらせて、

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あとは全て元通りに組み直したら・・・

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車検を取って復活です^^
エンジンはノーマルですが、CRキャブレターの口径が小さいのでレスポンスも良く、街中を流しているとKERKERのラージ管からの排気音も相まって空冷Zならではの雰囲気のある乗り味ですが、既に足回りなども見直したいとの事で、もっとゆっくり気長に作っていけば良いのに・・・と、これからも気長に進化を続けて末長く乗ってもらいたいですね。



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2020年06月28日

雨ぇ・・・

が凄いのでって前回の更新からあっという間に1か月半も経ってしまいました。。。
緊急事態宣言の発令でわーっと個人のオーナー様からの作業依頼が増えて、緊急事態宣言解除くらいからいろいろとイベントの目途がついて雑誌の撮影用やイベント用車両などの作業依頼がわーっと来てで、納期に追われ作業の方を溜めないようにと塗って塗って塗りまくってたのですが、いざどんな作業してきたっけ?と思い出そうとすると全く思い出せず、今現在も作業が捌ききらず溜まる一方でいよいよ末期です。

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とりあえず緊急事態宣言の休みを利用してペンキ屋の仲間に手伝ってもらいつつ、本腰を入れて補修し始めた某幼稚園の遊具のペンキ塗りもかなり良い仕上がりにする事が出来まして、同じく15年近く重ね塗りで誤魔化されていたプールの塗装も思い切って下地からやり直そうと、いつも溶接を担当してくれてる仲間に手伝ってもらい、お高いダイヤモンドディスクを4枚も消費して2日間掛けて15年分の蓄層された旧塗膜を削り取って、モルタルの劣化した段差を埋めて削ってで、思いのほか時間が掛かってしまってサイドの壁面は諦めましたが、

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一度使ってみたかったお高いプール専用塗料を使用して3コート仕上げで以前とは見違える程、綺麗に補修をする事が出来ました♪
ただ、やりながら気付いた失敗点も何点かあったので、それらを生かして次回はもっとスキルアップを目指そうと思いますが、とりあえずずーっと何とかしたかったこのプールを綺麗にやり直せたので、今年は綺麗なプールで思いっきり子供たちが楽しんでくれると良いなと思います^^

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ペンキに変わってセラコートなどコーティング作業の方ですが、国産、外車、大小問わず沢山作業をさせて頂いておりますが、日々時間に追われながら作業をしていたので何をやったかさっぱり思い出せず・・・。

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キャブレター制作の方で印象的だったのがこちらのW1用のFCRキャブレターのご依頼で、

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ネジやスプリングやワッシャーなど、オーナー様が加工を施し、徹底的にピカピカに磨きあげられていて、

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磨き仕上げも良いなぁ・・・と、バフ研磨は人手的に手が回らないので、使える小型のバレル研磨機が欲しい・・・と物欲が再燃してしまいました。

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そしてよくお問い合わせを頂くサンダンスさん製のFCRキャブレターベースでの制作ですが、サンダンスさん製でもSS-Worksさん製でもビトーR&Dさん製でも問題なく制作可能です。

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余談ですが、サンダンスさんのFCRで以前から気になってたP/S部分の封印ですが、かなり濃い目の状態でセットされていてこれで良いのか?と気になっていたのですが、今回新品も含め新旧の2機の個体が入ってきて改めて確認する事が出来ましたが、大排気量のVツインでシングルキャブを使うってそういう事なんだろうな。と、ハーレーにはハーレーなりのノウハウがあるようです。

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そしてこの2つのサンダンスさん製のFCRキャブレターは偶然別々のご依頼が重なった物で、どちらもハーレー用なのですが、昨年のショーバイク用のFCR制作に引き続き、今年もショーバイク制作をしているHonored Life さんからリピート制作のご依頼を頂いたキャブレターのボルトがテーパー加工されていて、先のFCRの磨き仕上げもそうですが良いモノはジャンジャン取り入れていきたいな・・・と。

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一応、普段うちでもあまりにもボルトが汚い場合には交換したりするのですが、あのようなテーパー加工が出来れば仕様のバリエーションも広がるな・・・と。

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そこで早速旋盤を使って試しにテーパー加工をしてみたのですが、

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相変わらず旋盤を扱い慣れていないので若干仕上がりが悪い気もしますが、一応モノには出来そうなので、これは暇をみて練習してみようと思います。

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そして今回頂いた2つのサンダンスさん製のFCRキャブレターは偶然にもご希望のベースカラーが一緒で兄弟仕様の完成ですが、

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ロゴのカラーがシルバーとブラックと対照的な組み合わせで、先ほど制作したテーパーボルトはブラック側のオーナー様にサンプルとして使って頂く事にしました^^
常に同じような作業をしていても、こうして新たな発見や気付きが得られる事は本当にありがたい事です。

ちなみにHonored Lifeさんが普段採用しているテーパーボルトのセットが気になるという方はこちらSUPER-BIKE様のショップで購入が可能との事です^^





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話は変わりまして、今年も気温の上昇と共にNOSボトルのリリーフバルブ破裂案件の修理依頼や部品のお問い合わせが何件か寄せられましたそんな季節の到来です・・・。
ガス屋さんからも事故らないでね、事故らせないでね。って確認書が来たので、改めて夏場のNOSボトルの管理に関する注意喚起ですが、

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これからの季節はガレージ内や車内の温度が高温になりますので、NOSボトル内の内圧が上昇してリリーフバルブ(安全弁)が破裂してボトル内のガスが全て抜けてしまう恐れがあります。
よくあるパターンとしまして、ガレージなどでの保管中に知らぬ間にリリーフバルブが破裂していて、いざレースで使おうと思ったら全て抜けていて使えなかったというパターンと、日差しの強い夏日のレース時にアスファルトの路面に直置きしていたところ、高温のアスファルトに熱せられて急にリリーフバルブが破裂したという2パターンが多いのですが、使用済みでボトル内圧が低い場合には問題ありませんが、リフィル(充填)後のボトル内がパンパンな状態ですと、ちょっとした温度変化の刺激で簡単に内圧が急上昇し破裂しますので、リフィル後の保管はしっかりと温度管理を行ってください。

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また以前にもご紹介しましたが、リリーフバルブの形状が以前までのGen2 から現行はGen3となりまして、リリーフバルブが破裂した際の補修用の交換ディスクがGen2に至っては入手不可となっております。
ですので、Gen2タイプでリリーフバルブが破裂してしまった場合にはボトルバルブ自体を現行品に交換となりますが、このリリーフバルブを自作したり適当な物で栓をして使う事だけは絶対にやめてください。

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一般的にNOSガスのリフィル後のボトル内圧は10MPa(メガパスカル)約100kgf/cm2 の圧力が掛かっていて、何気なく雑に扱っている人を見かけますが、その圧力を理解すれば自分はちょっとした爆弾を持っているのと差ほど変わらないと理解して頂けるかと思います。

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こちらの画像は海外で出回っているNOSのボトルが車内で破裂 ( なんらかの事情によりリリーフバルブが作動せずボトル容器が破裂)した被害例ですが、仮にサーキットなどイベント時にリリーフバルブを改造したものを地面に直置きして破裂したら周囲の人達に致命的な被害が及びかねませんので、リリーフバルブの改造だけは絶対にやめてください。
※ リリーフバルブが正常であればボトル自体が破裂する事はなく、安全に内部の圧力を開放し危険な状態から解放されます。
仮にトランポなどで移動時に車内でリリーフバルブが破裂した場合には噴出音でビックリするかもしれませんが、慌てずに窓を全開にして中毒症状にならぬよう新鮮な空気を取り入れて落ち着いて行動をしてください。
また、NOSに使用される亜酸化窒素は不燃ガスですので、爆発炎上などは起きませんのでご安心ください。
仮にリリーフバルブが破裂してガスが噴出した場合には、噴出しているガスは沸点−88℃ と非常に低温で熱湯と同じように一瞬で火傷をしますので、冗談半分で噴出しているガスを他人に掛けたり触れたりしないで下さい。



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2020年03月17日

FCRキャブレター 他 オーバーホールとペイントについて

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普段よりセラコート処理に関するお問い合わせを頂く中でキャブレター制作に関するお問い合わせも多く頂くので、よくある質問に答えつつ作業の流れなどを紹介する説明をアップしておきます。

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まず多いのが中古のキャブレターでも制作出来ますか?という内容と、個人でも作業の受付はしていますか?という内容ですが、キャブレター制作のオーダーはショップ様、個人オーナー様問わず、また中古ベースでも新品ベースでも画像のような分解ベースでも施工は可能です。

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キャブレター制作時には新品中古品関係なく、分解出来る部分は全て分解をした上で、一つ一つの細かな部品も全て施工対象として希望される仕様にてハンドメイドで個々に合わせて制作を行います。

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割れやクラック、致命的な欠けなどボディ自体の程度が悪くなければ新品ベースでも中古ベースでも仕上がり自体は基本的に変わりませんのでご安心ください。

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また中古のキャブレターをベースとした場合にこちらで施工前に各部のチェックをしまして、制作しても本来の性能を発揮出来ないような著しく状態の悪いキャブレターに置きましては施工費用が無駄となってしまいますので作業をお断りするか、当該箇所の修理が可能な場合にはオーナー様とご相談の上、修理等を行って再生などの作業を追加して行っております。

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実際の作業の流れとしまして、

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分解時には各部の変形や消耗具合を目検に頼らず電子顕微鏡を使用して状況診断を行い、

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分解後に洗浄と空焼きをして・・・

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消耗部品や変形などが見られた場合には・・・

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予算などを打ち合わせの上、許される場合には新品部品への交換を行います。
※消耗部品などパーツの持ち込みも歓迎ですので、交換パーツを既にお持ちの場合にはキャブレターと一緒にお送り頂ければ組み付け時に新品に交換をして組み付けを行います。

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また通常のO/hでは分解しないメーカー非分解部分も結構な割合で内部のOリングにダメージを受けている個体が存在するので、必要な場合には分解をして、

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不良個所の修正や長年の汚れをウェットブラストを使用して艶出しも兼ねた洗浄を行った上で、

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シーズンオフや定期的なメンテナンスの際に強力な洗浄剤を使用してガンガン洗浄しても純正のようにOリングがヘタレないよう高耐久な対策素材でオリジナル制作した専用のOリングKitを使用して組み付けを行い、純正よりも高耐久な仕様で復活させます。

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そして非分解部分の組み付けが完了しましたら・・・

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各キャブレターに合わせた専用のマスキングKit を使用してブラスト処理を行って、

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ブラスト後に超音波洗浄機にて入念に洗浄を行い、再度焼き付け乾燥後にコーティング作業へと移ります。

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そしてご希望の各仕様に合わせてセラコートやガンコートを駆使して細かな部品の一点一点にコーティング作業を済ませたら・・・

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各部を調節しながら元の状態のジェッティングにて組み付けを行い、組み付け後にオーバーフローのチェックと、

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加速ポンプの状態などをチェックして問題が無ければ完成です。

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そして先行しているキャブレターの作業が完了する頃合いに次の予定のキャブが入荷して作業を開始して、

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完成した頃に・・・

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また次の作業の入庫が・・・という感じで作業の受付は予約順となっております。

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また、キャブレター制作はFCRキャブレターやCRキャブレター以外にもハーレーで多く使われているHSRキャブレターなども全て分解のうえで、

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専用のマスキングKit を使用して一点ずつ塗分けを行って制作をします。

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FCRキャブレターなどに限らず他のキャブレターでも新品中古品関係なく施工対象となりますので、画像のようにヤレていても、

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施工後は新品ベースと同様外見の見た目は基本的には変わりませんので、機関が良好なら現在ご使用中のキャブレターベースで全く問題無いかと思います。

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またキャブレターの制作作業は全てハンドメイドで一品モノに近い作業となりますので、画像のような取り扱い実績の無い古いハーレーのショーバイク用のキャブレターでも、

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出来る限りご希望の仕様で仕上げられるよう作業を行っております。

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そして上で紹介しました古いハーレー用のキャブレターを装着したシュアショットさん力作のHRCSベストアワード賞獲得マシンが先日発売されたVIBES誌のカバー車両になっており、
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キャブレターと共に施工させて頂いたハブとブレーキが一体の非常に高価な足回りなども含め、詳細はVIBES 4月号にてご覧いただけますので宜しければ仕上がりの参考程度にご覧ください^^
という事でこの辺で終わりにして、次回はFCRキャブレターの加速ポンプの交換手順の説明記事を紹介しようかと思います。

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最後に各作業は完全予約制で常に予約順に作業を開始しておりますので、その都度作業に取り掛かれるタイミングや納期が異なります。
イベントなどが控えている場合にはお時間に余裕を持って事前に secretbase-racing@nifty.com までお問い合わせ頂ければと思いますのでよろしくお願いいたします。

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2019年12月07日

横浜ホットロッドカスタムショー2019

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今年も行って参りました!な横浜ホットロッドカスタムショー。

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インチやフィートがパっとイメージできない自分らにとっては畑違いなホットロッドの世界ですが、ハーレーやアメリカンカスタムの事がさっぱり分からなくても毎回工芸品のような作品や発想豊かな奇抜な車両が多いので、必要に詳細が分からなくても見応え十分で楽しめる素敵なイベントです^^

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そして、今回も非常に多くの車両が展示されていまして、イベント時の発表では日本のみならず世界各国からのエントリーもあり、2輪の総台数は600台との事で、お客さんも日本人7:海外のお客さん3くらいの割合で、今年も国際色豊かに非常に込み合っていました。

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そしてやっと現車を見る事が出来たクスノキカスタムワークスさんのボンネビルマシンですが、

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昨年はこの会場でカウルのモックアップ作業を実演していたのに、今年は世界記録という最高な結果を残しての展示と、本気組の人達の気合の入った行動力には本当に驚かされます^^:

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今年のチャレンジでは197.056マイル(約317/h)と200マイルに僅かに届かなかった分を、また数年後にリベンジしに行くとの事で、次回のチャレンジも今から楽しみにしております^^

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そして今回気になっていたEXHに施工をさせて頂いた耐熱セラコートですが、フルカウルなので全体の確認は出来ませんでしたが、一番負荷の掛かるエキマニ部分の塗膜も剥がれや炭化の形跡も無く、世界一を達成した過酷な状況下という申し分ないステージでも問題なく状態をキープしてくれていた事は施工者にとって非常に良い経験とデータを得る機会となりました。
今回このような特別な機会を与えてくれたクスノキカスタムワークスさんには本当に感謝しております^^

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そしてこちらも今回やっと現車を見る事が出来ました名古屋のBlack Parade さんの車両ですが、

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エンジン丸ごと一機分とミッションケース、キャブにハンドル周りやステップなどの小物類など全てセラコートの艶消しで仕上げさせていただいたのですが、艶消し感が浮かないかな?と気になっていたのですが、そこはアパレルブランドを展開するBlack Parade さんのセンスで全体的に綺麗に纏められていて、たぶん国産車だとシブ過ぎて浮いてしまうような仕様でも、ハーレーなどではフルで艶消しもアリだな。と一つ勉強になりました^^
当日は何度かブースに足を運んだのですが代表の豊田さんには会えず残念でしたが、どうやらアパレルの物販ブースも出されてそちらに居られたようで、物販コーナーは人が凄いので近付かず気が付きませんでした。。。
また来年お会い出来ることを楽しみにしております^^

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そしてショーの一週間前までフレーム塗装すら終わっていない位に時間の限り妥協することなく全力で仕上げてきたSURESHOTさんの今年の作品がこちらの車両ですが、

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なんと!素晴らしい事に今回のカスタムショーの中で審査員達がジャッジペーパーにて採点して総合で選ばれた1位に贈られるBest of Show Motorcycleの栄冠をSURESHOTさんが獲得♪ この世界中から招待されたレジェンドビルダーさん達各々が選ぶアワード選考でも4つのアワードを同時に受賞と、ここまで11年連続でエントリーしてきてやっと辿り着いた頂点ということで、毎回本当にストイックにこのショーに向けてご自身を追い込んで作業を行っている姿勢を見させていただいているので、本当に良かったなぁ・・・と、本当に素晴らしい結果に結び付きおめでとうございました^^

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今回SURESHOTさんが受賞したアワードの盾と副賞の数々。
それにしても受賞後にSURESHOTさんのブースに国内外沢山の関係メディアの方が来て名刺交換などを行っていましたが、それだけ影響力のある大きなショーで優勝したんだなぁ・・・と改めて凄い事だと感じました。

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そして今回、自分の方でのサポートはキャブレターとヘッドカバーなどエンジン回りのカバー類と、リムやハブなどホイール周りをセラコート処理にて仕上げさせて頂きましたが、

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希望納期3日と納期に時間が無い中、この初めて制作するキャブレターの作業が入った事でタイミング悪く、ついに実現した待ちに待った前回のSuper GT vs DTM の交流戦を観に行く事を諦めたわけですが、今回これだけ素晴らしい結果を迎えてくれたことでそれだけの価値はあった♪と、個人的にも妥協しなくて良かったです^^

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そして前回紹介したハブは、このように内側にブレーキディスクが内蔵される面白い仕組で、

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リアも同様にブレーキ内蔵式のハブとなっていて、世の中には面白いモノがまだまだ沢山有るなぁ・・・と感心してしまいました。
それにしてもマフラーの位置を譲りたくないが為にフレームを加工してまで己の考えと共にマフラーを貫く造りがSURESHOTさんらしい拘りのハンドメイドが現れた部分ですね^^
改めてBest of Show Motorcycle Award 獲得おめでとうございました^^


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ちなみに会場で見つけた面白いブレーキを持った車両の紹介ですが、こちらのロシアから出展されていた車両のブレーキが未だに仕組みが謎ですが、

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キャリパーどうなってるの?と、ブレーキの油圧パイプの処理など複雑なギミック満載で、こちらの車両はBest Detail Work Awardを獲得と、世界広しな一台でした。

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そしてこちらの車両も発想が面白かったのですが、

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リアのスプロケットをブレーキディスクと兼用とする発想が面白いですよね。
このような個性的なマシンが多く、普段の凝り固まった考えを解してくれるからホットロッドカスタムショーは楽しいですね^^

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発想が面白いといえば、こちらはいつもお世話になっているMID-KNIGHTさんの出展車両ですが、シングルシートに乾式クラッチにセンターアップマフラーなどMID-KNIGHTさんらしいパワフルなZだなぁ・・・なんて思っていたら代表の金子さんから ” あの奥のMK兇麓造亘槓じゃないんですよ ” と教えて頂いて、反対側からよーく見てみると、

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ベースがZR-7 でした^^
当日一緒にいらしていた娘さん用に制作した一台との事で、ベースがZR-7なので車体もZ1000MK兇鉾罎戮謄灰鵐僖トで軽く、足付き性も良いとの事で、昨年は奥様用のマシンを展示されていましたし、ご家族でツーリングとか羨ましいですね^^

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ベースが化けるといえばイジると化けるYAMAHAのXV750 ビラーゴ^^
若者がバイクから離れているんじゃなく、メーカーが7〜80年代を復刻したような中高年をターゲットにした古臭いバイクしか作らないのが問題な気がするので、ヤマハもカワサキのようなシャレ感覚でこうゆう若者の遊び心を刺激するマシンを出してみれば良いのに・・・と。

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そして遊び心でいうと、このハーレーがかなり本気というか、足回りの仕様も飾りではなく実用重視で、何と言ってもキャブがレクトロンを使っていて気になる一台でした^^

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こちらのドゥカティもコンパクトに纏まって雰囲気があって楽しそうな一台でした^^

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そして今年も4輪も沢山展示されていましたが、

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過去に戻ったら昭和の香りをもろに受けて帰ってきました!みたいな裏街道仕様なデロリアン

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去年JDM仕様のマシンが展示されていたコーナーは今年はドラッグマシンに代わって展示されていました^^

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そして王道スタイルなピックアップに、

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とんでもなく状態の良い90年前に作られた Ford Model-Aに、

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60年近く前に生まれたかわいいワーゲンのドラッグマシン達と・・・

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今年も見どころ満載で、会場でいろいろな人に出逢えたりと楽しい一日を過ごす事が出来ました^^

それにしても去年のこのショー会場でクスノキカスタムワークスの楠さんにSURESHOTの相川さんを紹介させて頂いて3人でお話をして、今年は楠さんがボンネビルで世界記録樹立で相川さんがHRCSでBEST Award 獲得とお二人が爆走するなか、自分はギアすら入れられず・・・。
せめて前進しないまでも、耐え難きを耐え忍び難きを忍び後退しないようコツコツ頑張ります・・・。



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2019年11月29日

あっという間にこの季節。

SPGT
先週末に富士で遂に実現して行われたSuper GTとドイツDTMとの共催レースが凄く楽しみだったのですが、どう考えても観に行っている時間なんて無い的な作業が入ってしまい観に行けず。。。
前回日本からS-GT勢が遠征した際は雨のコンディションに加えてDTMのレギュレーションに合わせるべく普段と違うタイヤメーカーに、データの無いサーキットでの空力のデバイス問題などで日本勢は散々な結果に終わっていましたが、今回同条件で国内の富士SWで迎え撃つDTM勢とのバトルでは如何に!と楽しみにしていたのに・・・無理してでも見に行けば良かったです。。。


ちなみに土曜の決勝のダイジェストと



日曜日の決勝のダイジェストが上のyoutubeでご覧になれます。


という事で、


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今年もあっという間にこの時期がやってまいりました横浜ホットロッドカスタムショー。
ここ数年毎年何台かHRCSにエントリーをする車両へのセラコート処理のサポートをせていただいておりますが、今年も数社のショップ様に採用をして頂きサポート作業をさせていただきました。

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そしてこちらは毎年独創的なマシン制作をされているSURESHOTさんの今年のショーバイクに採用された不思議な形をしたハブへのセラコート処理後の姿ですが、この部品が実はブレーキも兼ねているという事で、完成形が一体どの様な形で仕上がって来るのか?、

SURESHOTさんインスタ
先日、キャブレターやケースなど他のセラコート依頼品を送って頂いて3日仕上げの超特急便で送り返して・・・と、今年もかなりギリギリで作業スケジュールを組まれているようですが、SURESHOTさんのインスタを見てみたら一週間前でまだこの状態・・本当に完成するのだろうか・・・と毎回心配になってしまいますが、その状況から巻き返して仕上げてくる今年の渾身の作品がどのように仕上がって展示されるのか? 恐ろしい程の拘りと高い技術力を持ったSURESHOTさんの作品が今から楽しみです^^

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そして今年の8月にアメリカのユタ州ボンネビルで行われた最高速トライアルでNAとNOSのハーレークラスで世界一の最高速記録を樹立した兵庫のクスノキカスタムワークスさんのこちらのマシンにも、マフラーやエアクリーナー周辺のショートパーツなどにセラコート処理をサポートさせて頂き、組み付けた状態の実車をまだ拝見していないので、今回の会場で過酷な状況で使用されたその後の塗膜の状況などのチェックが出来る事を楽しみにしています^^

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そしてこちらは名古屋のBLACK PARADEさんの車両ですが、エンジン回り、ミッション周り、ハンドル周り、キャブ含む周辺、ステップ周り、ブレーキ前後と外装とフレーム部品などなど多岐にわたってセラコートを採用して頂きサポートをさせていただいた車両ですが、作業時には今年のHRCSにエントリーするとの話だったので、会場で見かける事が出来れば完成形をじっくりと見て楽しませて頂きたいと思います^^
あとはキャブレター制作などサポートとは別作業をさせて頂いたショップ様の車両などand more... という事で今年も勉強がてら楽しみに行ってきます♪



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2019年09月19日

NOS リフィル(再補充)再開しました

〜 各種作業依頼に関しまして 〜

現時点での各作業における ” 納期のお約束 ” が出来る作業受付は、一ヶ月前後となります。
ご依頼を頂けます際にはお時間に余裕を持ってご依頼いただけますよう宜しくお願いいたします。

いつもご依頼を頂いておりますショップ様などにおかれましては納期に余裕を持ってご依頼を頂きたくご不便とご面倒をお掛けしますが、以上、宜しくお願いいたします。


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ドリフト専用車両 ミッション釜 セラコート施工

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米国のユタ州で行われたBonneville Motorcycle Speed Trials に挑戦する海外遠征チームへお貸ししていたリフィルポンプステーション等 機材一式が昨日戻って参りましたので、お待ち頂いていたNOSボトルへのリフィル(再補充)作業の受付を再開いたします。


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そして素晴らしい事に、今回機材一式をお貸しした海外遠征チームのクスノキカスタムワークスさんがなんとハーレーのVツインでNOS使用クラスにて197mph ( 時速約317km ) の記録を叩き出してFIM でワールドレコード、AMA でナショナルレコードを樹立したとのことで、 ハーレーの本場であり最高速の聖地に日本人が挑んで歴史ある各記録を塗り替えて帰ってくる、しかも参戦一年目ってホント素晴らしい結果に脱帽です。。。
楠さんと作業やNOSの機材の打ち合わせなどで連絡をしている頃に、ボンネビルに挑戦した経験を持つRODS DESIGNの佐伯さんがガレージに遊びに来て下さり、その際にアスファルト路面と違う塩湖で走る難しさやレギュレーションの厳しさなど最高速に挑む難しさをいろいろ教えて頂き、ドラッグレースと同じように一見単純でありそうでなかなか奥が深く条件の厳しさを知っていたので、尚更今回の記録樹立は本当に凄い事だと感じました。
そんな過酷なチャレンジに対して今回電源が無くコンプレッサーが使えないという環境でどのようにシンプルに確実に現場でリフィル作業を行えるようにするか?をアレコレ実験して構築した機材を持って行って貰ったのですが、現地のマザーボトルとフィッティングが合わなかったらどうしよう・・・など一抹の不安もありつつ、結果的に現場で問題なく使えて機能したとの事で連絡を頂いた時にはホッと一安心しました^^

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そして今回、楠さんの最高速マシンのレース用EXHと鍛造ピストンにはそれぞれ耐久性テストとしてセラコート処理をさせて頂いたので、塩湖という厳しい環境の中で限界に近い最高速の極限の状態でも問題なく母材を保護してくれたか? 12月に横浜で行われるムーンアイズのショーに今回走らせたマシンを展示されるとの事でしたので、会場で実車とご対面して直接確認出来るのを今から楽しみにしておきます^^




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2019年08月22日

What's Cerakote?Cerakote の性能

〜 各種作業依頼に関しまして 〜

現時点での各作業における ” 納期のお約束 ” が出来る作業受付は、一ヶ月前後となります。
ご依頼を頂けます際にはお時間に余裕を持ってご依頼いただけますよう宜しくお願いいたします。

いつもご依頼を頂いておりますショップ様などにおかれましては納期に余裕を持ってご依頼を頂きたくご不便とご面倒をお掛けしますが、以上、宜しくお願いいたします。

※ 現在日中のガレージ内温度が暑過ぎて作業効率が悪い為、昼夜を逆転して涼しい深夜に作業を行っております関係で日中はガレージには殆ど居りません。
ブログも更新しない日中にはガレージにいつも居ないでご心配の声を頂き感謝しておりますが、そろそろ猛暑日も無くなり涼しくなって参りましたので通常形態に戻りますので宜しくお願いいたします。


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カワサキZ1 & TOYOTA 4AG シリンダーヘッド セラコート処理例

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今回の記事は当ガレージをご利用下さいますプロショップ様向けの説明を含んだ内容となりますので、セラコートのご依頼を頂く際に今一度セラコートについて知って頂ければと思い記事にしました。
もし分からない点や気になる点などが御座いましたら secretbase-racing@nifty.com 宛にお気軽にご連絡を頂ければと思います。


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以前から凄くありがたい事にいつもお世話になっているショップさんから知り合いのショップさんをご紹介して頂いて、更にご紹介からのご紹介などでセラコート関連の7割近くが全国のプロショップ様及び一部のレーシングチーム様からのご依頼となっている近頃ですが、

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ご紹介頂いてお問い合わせを頂いた際に 一番初めにサンプルなどをお渡しして実際にセラコートの性能を体感して頂くものの、セラコートには耐傷耐熱耐爆絶縁対近赤外線 etc・・など多くの種類があり、一種類で全てをカバーするわけではない ので、本来は求める性能に合わせた処理を行うのですが、やはりサンプルだけでは傷に強いとか剥がれ難いという特徴を伝えるのがやっとで、セラコートの性能に求める部分を間違われてオーダーされてしまう場合や、逆にどのような場合にお客さんにお勧めすれば良いのか?等の質問を頂く事もあるので、

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今回はオーダーを頂く際のヒントになればと、一般的な保護を目的とした耐傷性に優れたセラコートの優位性に関してこれらの熱交換器を例にご紹介をしたいと思います。

まず良くお問い合わせを頂く際に 「 放熱性 」を誤った捉え方をされているかも・・・という場合があるのですが、SBR_9033
例えば画像のようなアルミ地の剥き出しの部品に・・・

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画像のように一般的なブラックのセラコート処理をした場合に、更に放熱効果がUPするか?と言えば、答えはNOです。
セラコートには軍用ヘリのターボシャフトエンジンなどに使用される積極的に放熱を促すコーティングも存在しますが、全ての製品がそうではありません。
では何故セラコート処理をすると放熱性が良いという話になるのか?を視覚的に分かり易くご紹介していきます。

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まず今回使用するのはこちらの膜厚計という塗装などの膜厚を調べる計器ですが、これはベースの金属とセンサーの間にある物体の厚みを測るもので、何も無い無地の金属の上に置くと当然膜厚は0.0㎛ ( ㎛ :マイクロメートル )で、
※ 1弌1000㎛

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精度を確認するため、試しにどなたでも簡単に触れられる機会の多いコピー用紙の膜厚を測ってみると89.3㎛ となりましたが、一般的なコピー用紙の厚みを調べてみると90㎛ となっていましたので、使用にあたって誤差も少なく精度は良好です。
※分かり易く日常的に使われているミリに換算しますと 0.1mm=100㎛ となりますので、一般的なコピー用紙の厚みは90㎛ (0.09弌 と覚えて頂いて後に紹介する膜厚の比較イメージとしていただければと思います。

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そして参考値としまして手元にあった純正ラジエターの塗膜厚さを測ってみたところ161㎛ (0.161 )で、

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手元にあった世界的に有名なメージャーブランドのセ〇ラブ製のオイルクーラーの塗膜厚さは169㎛ (0.169 )となり、両製品ともコピー用紙2枚分近い厚さとなりました。

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そして今度は先ほどと同じようにセラコートの塗膜の厚さを測ってみると、先ほど紹介した純正品や既製品の約1/7の薄さとなる24㎛ (0.024 )で、コピー用紙の1/3以下の極薄膜で仕上がっていますが、当然この記事の為に特別に薄く仕上げた訳ではなく、セラコートの施工時に24㎛ (0.024 )で仕上げなさいとメーカーから指定されていますので、これがセラコートの基本的な塗膜厚さという事になります。
※今までの経験を元に、部品や用途によっては膜厚を上げたり下げたりしていますので、品物や使う状況によって仕上げの膜厚を調整しています。

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そして膜厚が厚くなりがちな艶有ブラックの場合は若干厚くなってコピー用紙の1/3の厚さの30㎛ (0.030 )となり、

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性能重視なレーサー向けにシークレットベースレーシングとして独自にテストを行って設定したレーシングスペックに至ってはコピー用紙の1/5以下の厚みとなる15㎛ (0.015 )1/100mm台の超極薄な塗膜厚さで仕上げておりますが、正直薄く仕上げるのは幾らでも出来るわけで、その塗膜の薄さでどれくらいの耐久性が得られるのか?ということで・・・、

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塗膜強度試験:見た目に分かり易いように試験的にステンレスの板にレーシングスペックとして100分台で仕上げたセラコートを鉄のハンマーで必要以上に叩いて、どれくらい耐えられるのか?の試験をしてみます。

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アルミ部品であれば粉々に粉砕されるであろう勢いで50回ほど断続的に叩いた結果がこちらとなりますが、全く傷が付かない訳ではありませんが、密着性が良く塗膜硬度も9H を誇りますので、0.02 以下の膜厚でも塗膜が負けることはなく、しっかりと母材に密着をして保護をしています。
この密着性と高強度な塗膜が熱交換器のフィンの強度をアップし、ゴミのこびり付きなども低減させる相乗効果を併せ持ちます。
※ 画像だけでは信憑性に欠けると思いますので記事の最後にこの実験を含む実際の検証動画を貼っておきますのでお時間があればご覧ください。

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塗膜密着性曝露試験:そしてこちらは曝露試験として金属部品の半分をセラコート処理をして野外に放置をし、風雨に晒した状態でどれ位の耐久性があるかを試験中ですが、この時点で半年以上放置をしてエッジ部分など若干の錆が浮いていますが、マスキングをした塗分け部分の境界面などは密着性の良いセラコートが酸化を抑える事で一切錆に侵されずに綺麗な状態を保っている事が確認できます。

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耐溶剤性: 耐溶剤性に関しましても非常に極薄な塗膜であってもガソリンやパーツクリーナー、シンナーやラッカーなど一般的に入手可能な溶剤に対して侵されずに母材を守る事が出来ますので、画像のようなキャブレターなども安心して施工をする事が可能です。

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このように非常に薄膜でありながらも塗膜強度があり、密着性も高く尚且つ熱伝導率の良いセラミックを含有するセラコートでエンジンや熱交換器などを保護する事によって、純正の厚く放熱効率の悪い仕様から放熱効果の高い仕様へと変える事が出来、尚且つ施工前の下地処理にブラストを用いて不要な塗膜や錆、腐食などを取り除いて母材表面を微細な凸凹状にすることで表面積を稼ぎつつ熱放射率を向上させることで相乗的に「放熱性を上げる」と表現をしていますので、セラコート処理をしたら勝手に温度を吸い取ってグングン冷却をするような効果はありませんので誤解の無いようご注意ください。

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簡単に身近なモノで例えるなら純正が安価に大量生産された脆くて放熱性が悪い厚着で、セラコートはそう簡単に破れない強靭なブランドモノの薄着といったところでしょうか。

またセラコートの機能性や品質に対しては数々のブランドに認められて採用されているという実績が豊富にあります。
NASA 50th Anniversary Apollo 11 Automatic Watch
こちらは海外のアパレルブランドがNASA と提携して今年でアポロ計画50周年を記念して作られた限定ウォッチのアポロ11号とSATURN-V ロケットをイメージしたホワイトモデルにCERAKOTE が採用されている例ですが、

NASA 50th Anniversary Automatic Watch
1960年代に運用されたSATURN-V ロケットは数々のアポロ計画でも活躍していますが、運用中に大きな事故も無く、ロケットのサイズもペイロード(打ち上げ登載重量)も史上最大でギネスに認定され、今でも抜かれる事が無い歴史的にアメリカを象徴するロケットの一つかと思いますが、そのSATURN-V ロケットモデルと、アポロ計画で月に着陸をした絶対的存在のアポロ11号のイメージカラーにCERAKOTE が採用されている辺りを見ても耐久性と品質が認められている証拠かと思います。

※セラコート処理のされた商品は別途$30の費用が発生するため、注釈として右下に書かれているCERAKOTEの紹介の訳ですが、
Cerakote is a heat-resistant.
ceramic finish that creates a robust strong shield against any external elements.

セラコートは耐熱性です。
セラミック仕上げにより、あらゆる外部要素に対して丈夫で強力なシールドを実現します。


とあり、正直ベゼルだけで$30の差額は高い気もしますが・・・、それだけの商品価値がセラコートには有るのかもしれません。

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また性能だけでなく仕上がりも良いので、耐久性や機能性を考えると本当に良いモノを求める場合には長く持つ分、コストパフォーマンスは良い製品だと思います。
とは言いえ、Cerakote の性能が認められても施工者の技術レベルによって性能が左右されてしまうので、日々精進して最高のパフォーマンスを出せるよう努めておりますが、塗膜が非常に薄いために起こる問題点や塗膜が硬過ぎる為に起こる問題点なども御座いますので、その辺の注意が必要な部品などの施工時には予めご説明をした上で対策をさせて頂きますのでご安心ください。

画像だけでは信憑性に欠けるかと思いますので、今回の記事内容を裏付けする内容で実際に測っているところや耐衝撃性の実演の様子などを紹介した下記動画を公開しておりますので、宜しければ参考までにご覧ください。
※ 公正に計測値の信頼性を持たせるよう編集点を作らず一度に撮影した為、ピントのズレなど若干見ずらい点が御座いますがご了承ください。



akane380 at 10:40|PermalinkComments(2)

2019年07月13日

似非認定店?

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NOSのリフィルに関しまして

7/15日〜8月下旬までの約1か月の間、Bonneville Speed Week に挑戦する海外遠征チームへのリフィルポンプステーション等 機材一式を貸し出しの為、リフィル作業の受付を一時的に停止させて頂きます。


リフィルのご依頼予定のある際には7/15 までとなり、
そこから1か月半ほど作業が行えませんのでご不便をお掛けしますが、
ご理解のほど宜しくお願いいたします。


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Cerakote_hp
米国の cerakote.com のページに行くと、セラコートで施工された品々が登載された「GALLERY」と最寄りのセラコート認定施工所が探せる「FIND APPLICATOR」というページがあるのですが、

Cerakote_find applicator
そのFIND APPLICATOR 内で検索をしたりGALLERYのページで検索をした際には画像の様に黄色い認定者マークの付いた認定者個別のページが有り、住所や他の施工実例画像や他ページへのリンクなどが表示出来て、これを使えば自分のところで施工した作例を広く紹介する事が出来る場になるなぁ・・・と以前から考えていて、

Cerakote_find applicator.
一度試しに画像をアップしたところ認定者登録がされていないということでゲスト扱いでの登載となり、日本のセラコート本部となるセラコートジャパンに何故表示されないのか?等のやり取りをして、日本の認定店も表示されるように米国本社に頼んで欲しいと複数回お願いをした結果、

Cerakote
今年の5月に米国の cerakote.com のホームページが新規リニューアルをしまして、今回のHPのリニューアルを受けてやっと国内のセラコート認定店もFIND APPLICATOR MAP上に反映されるようになって良かった良かった・・・。

さてと、これでやっと画像のアップロードが出来ry・・・
Cerakote
って、ウチだけ居ない事になっている・・・w
まさかジャパニーズワビサビでシークレットベースレーシング=秘密基地って事で気を利かせて隠してくれたのでしょうか?w それともド ストレートな嫌がらせでしょうか?w
以前に何回か " 何でシークレットベースレーシングのブログはセラコートジャパンのSNSページに引用されないの? " と聞かれた事があって、「ウチ細かい事ばかり言うから嫌われてるんですよw 」なんて冗談を言っていましたが、冗談では無かったのかもしれません。。。
ちなみに表示されていない事を知った5月にセラコートジャパンの方に連絡を入れて直して欲しいとお願いもしてあるのですが、ウチ以外には新商品が出る度にサンプルを配っている事実も知ってしまい、よいよ嫌われ説が濃厚にw

COQ
常々製品の品質や性能に対して疑問を抱いたり細かく指摘をしたり、講習代を払って講習を受けた認定者以外には塗料の販売は行わないと言っていたのにAmazonで普通に販売し始めたりと、こちらが怪訝な気持ちを抱いたりするのがいけないのか? は分かりませんが、何回言っても対応してくれない辺り・・普通に面倒臭いっス。

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という事で、そんなセラコート認定者改め似非認定者が次回、誤解されがちなセラコートに対する認識とセラコートの持つ特徴と優位性についてお伝えします。



akane380 at 05:55|PermalinkComments(6)

2019年04月20日

Show Bike cerakote

〜 各種作業依頼に関しまして 〜

現在の見通しで5月中は作業予定が詰まってしまい、一般作業に於かれましても非常に納期が長くなってしまう事が予想されます。
また現時点での各作業における納期のお約束が出来る作業受付は、6月初旬以降からの予約受付となっておりますので予めご了承の上、宜しくお願いいたします。

現在作業依頼が重複しておりまして、預かり品の置き場所が無い状態が続いておりますので、
ご依頼を頂けます際には部品を発送していただく前に一度 secretbase-racing@nifty.com 又は右欄下に御座いますお問い合わせフォームよりお問い合わせを頂きまして、入庫予定日などを打ち合わせの上でのご依頼を頂ければ乗れない期間が最小限で済みますので宜しくお願いいたします。
いつもご依頼を頂いておりますショップ様などにおかれましては納期に余裕を持ってご依頼を頂きたくご不便とご面倒をお掛けしますが、以上、宜しくお願いいたします。

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先月からショー、レース、イベント向けのサポート作業が複数重なっていて納期も決まっていたので、前回の腰痛で動けなかった分を取り戻すのに少し焦っておりましたが、最後の作業も納期ギリギリで何とか乗り切る事が出来て、後はGW前納品を目指していた作業の見通しもついてやっと一安心できました。。。とか言いつつ全然作業が減っていませんが・・・。


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そして先月からハーレー関係の作業が続いておりますが、今年はありがたい事に明日の21日にポートメッセ名古屋で開催されるJOINTS CUSTOM BIKE SHOW 2019 にエントリーをされる愛知県のHonored Life さんが展開するBlack paradeさんよりセラコート施工のサポート作業をたんまりと頂きまして、車両一台分+α な作業を行わせていただきました^^

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そしてこちらのエンジンやミッションケースも全てセラコートで仕上げさせていただいたのですが、今回このエンジンに腰を逝かされたのですがw とにかくこのエンジンがデカいんです。

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こちらは先ほどのエンジンの前に作業をさせて頂いたハーレーのエンジン部品ですが、これを当初見た時は ” やっぱハーレーはシリンダーのボアがデカいなぁ・・・ ” とかしみじみ思っていたものの、

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先ほどのエンジン部品が届いて箱から出したら全てが更にデカくて笑ってしまいましたw

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ちなみに同時期に作業をさせて頂いた古い空冷1000侫┘鵐献鵑犯羈咾鬚靴討發なり大きかったです^^:

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そしてこちらはクスノキカスタムワークスさんよりご紹介をして頂きました神奈川県のHRD Performance さんよりご依頼を頂きましたハーレー用のBurn's Stainless というメーカーのレース管を、

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セラコート処理にて1200℃耐熱ブラックで仕上げさせていただいたのですが、

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こちらのマフラーも実は非常に極太で「スゲーなこれ。。。」といった迫力でして、こちらのマフラーはレース管というだけあって作りが良く、国産のレース管などでもよくある拡管を一発で終わらせずに2段階で広げていたりで、サイレンサーの作りなども良くて、非常に排気効率が良さそうなEXHシステムでした^^
お問い合わせは HRD Performance さんへ

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こちらのHRD Performance さんも明日の JOINTS CUSTOMBIKE SHOW 2019 に出展するそうなので、もし会場に行かれる方は Black paradeさんとHRD Performance さんのブースにてセラコート施工品の仕上がり具合を実際にご覧いただけますので是非覗いてみてください^^

JOINTS CUSTOMBIKE SHOW



akane380 at 15:03|PermalinkComments(4)

2018年10月15日

焼き付け塗装時のリスク管理

今時期から紅葉シーズンに掛けてはバイクシーズンだと思うのですが、何だか9月の下旬辺りから作業依頼の件数が増え始めて既に今年の1月くらいの危機的状況になってしまいました・・・。
しかもこの時期になると持病が顔を覗かせはじめて体調絶不調ですw

ということで前回の更新内容の続きが遅くなってしまいましたが、
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エンジンの焼き付け塗装時には一体モノ部品の塗装時と違って組み付け時の精度に悪影響を出さぬ様に要所要所に注意を払いながらマスキング作業やブラスト処理、そして焼き付け塗装の工程を行いますが、

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中には部品に欠陥が有ったり、問題が有ったりで、このまま作業を行ってもこの状態では使えませんがどうしますか?など、こちらで気付いた事があればショップさんなりオーナーさんに一度状況を把握しているのか?の確認をして、必要な場合には一度お返ししてそれぞれの修理加工や作業中断などの判断を仰ぐのですが、その時に非常に細かい異変に対しての指摘だと眉をひそめるような「その程度大丈夫だろ?」みたいな反応を受ける事もあったりで、

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以前にこちらのV-MAX1200のシリンダーライナーが0.3佝瑤喀个靴討靴泙辰討い燭里任修里泙泙任六箸┐覆い半匆陲靴浸に「0.3mmくらいガスケットが受け止めるから問題無くない?」みたいな話も頂いて、飛び出している=動いていると考えればマズイ状況と考えられるのにこれを可にしてしまうのではリスク管理がおかしいのでは・・・と感じた事もありました。
ですが、人は人、自分は自分なのでそれぞれの価値観がありますので否定も肯定もする気はありませんが、そのような事を感じていた時にたまたまネット上でリンクを辿って行きついた先で書かれていた「納車後すぐにエンジンからオイルが滲み出て白煙が酷いというようなトラブルに見舞われてしまった」という前回紹介した書きこみで、その古いカワサキの空冷エンジンのオーバーホール作業を行ったバイク屋さんを叩くようなよくある内容の書き込みでした。
ただ、その時に作業内容を見て単純に何でこの普通のオーバーホールの作業内容でエンジンからの白煙とオイル滲みが発生したのか?が気になってそのバイク屋さんを興味本位で調べても普通に技術もありそうで、むしろ凄く丁寧な作業をしてくれそうなのに何でだろうか?をパっと考えてみた時に、書き込みの作業メニュー内に「焼き付け塗装 ※実際には正式名記載」と書かれていたのを思い出し、多分これが問題を引き起こした可能性も考えられるなぁ・・・と。

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普段エンジンの焼き付け塗装を行う際に、このような現行のメッキシリンダーであれば余り気にせず作業を行う事が出来ますが、

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この手のライナーが打ち込んであるタイプのシリンダーでは塗装時の洗浄脱脂でライナーが錆びないように防錆処理をしたり、ライナーが焼き付け時に緩んで動かないように気を付けたりとひと手間ふた手間手を加えるのですが、

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特にこの古い空冷エンジンに関しては当時のままのライナーの場合には精度がかなり落ちていますので、

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焼き付け塗装時にライナーが飛び出さないように、このような簡易的な冶具を制作して塗膜が指触乾燥状態になったら冶具で固定し焼き付け工程を行ったりしますが、

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今回実際にエンジンオーバーホールで入庫中のこのライナー打ち換え予定のKZ1000のシリンダーを使って焼き付け実験を行ったところ、通常のこの手のマスキング処理をした上で焼き付け工程を行った結果、

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マスキングテープを剥がしてみるとこれだけライナーが飛び出してしまいました。
※ 視覚的に分かり易いように実際に焼いて何度でライナーが緩むか?を実験した際の動画を記事の最後に搭載しておきます。

で、ライナーが飛び出すと何の悪影響があるんだ?と、以前に指摘されたようにガスケットがその飛び出しを吸収してくれるから問題ないのではないか?という話ですが、
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動画用に作った簡易的なこの図で紹介しますが、自分の動画を外人さんが見ると「このサル吉はいったい何が言いたいんだ?」と余りにもくだらない実験動画ばかりで理解していただけないので今回は英語表記も入れてみますた。
で、画像はライナーが飛び出した状態ですが、この状態で実際にエンジンを組み付けると・・・

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余程ライナーの嵌まり具合が緩くない限りは、画像のようにシリンダーとヘッドを規定トルクで結合した時に飛び出したライナーがガスケットを圧縮して押し潰しますが、

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その状態でいざエンジンを掛けて実働させると、エンジンが温まって一定の温度を超えるとライナーが緩んで飛び出していた分が下に落ちますが、そうなるとライナーとガスケットの間に若干のクリアランスが生まれ、そのクリアランスの中でピストンの上下運動と共にライナーが上下に踊り始め、何度も繰り返し打ち付ける事によって当初はコンマ数ミリだったクリアランスがどんどん大きくなっていきます。

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そうなるとシール面が少なくなり、そこにオイルが入り込むことで燃焼時にオイルが燃えて白煙が出たり、燃焼圧力でシール面が破壊されてオイルが滲み出てしまったり、ガスケットが吹き抜けてしまったりの症状を引き起こします。
また、このトラブルの厄介なところは組み付け時にライナーの異変に気付いていないのであれば分解時にも気付かないであろう事と、仮に他の人が分解しても分解時には既にライナーは下がっている場合が多く、ガスケットを注意深く見ないとライナーの異変に気付けないという厄介な症状となります。

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なので、分解時にはまずライナーが飛び出していないか?の確認を行い、仮に飛び出していた場合には温めて戻したところで既に動いてしまっている事を考えれば無駄な抵抗ですので、

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そのような場合には新規でライナーを打ち込むか、ライナーに銅メッキを施して太らせて再度嵌め込むなどの内燃機加工が必要となります。

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また作業依頼時や作業時に画像のようにライナー間にマジックでマーキングをしておくと動いたか動いていないかが分かり易いのでお勧めです。

今回の記事はあくまでも ” このようなリスクが有ることを知らない人がもしかしたら居るかもしれない ” という体で書いておりますので、「焼き付け塗装=ライナーが緩む」という訳ではありませんのでご注意ください。
また全てのオイル滲みや白煙現象がこのライナーに関係しているという訳ではありませんのでそちらもご注意ください。


今回のような内容は一般的なエンジン整備を行う人であれば知識として認識ができる事でも、塗装をメインに修業を重ねてきた方にとっては余り意識されていない隠れたリスクだと思いますので、今回の記事が類似的リスクの発見や品質向上のお役に立てれば幸いです。
どの程度のリスクが存在しているかについては上記動画にて実際にご確認ください。

akane380 at 05:04|PermalinkComments(6)