スプリングコンプレッサー制作

2016年06月22日

貧乏は人を育てる?w

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未だに答えが見つからない12Rのリアサスのセッティングですが、前回新たに用意したスプリングを装着して試す前に、以前からずーっと何とかしないとな。。。と考えていた事が有るのですが、

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普段、リアショックのスプリングを交換する時にはいつもコーイチさんの元にリアサスを外して持って行って入れ替え作業をして頂いているのですが、コーイチさんにはいつも忙しい時間を割いて対応して頂いているので毎回申し訳ないなと。
そして夜な夜なサスのセッティングを行っている時に一旦スプリングを交換しなきゃならない事態に陥った時に自前で作業が出来ないもので、一夜に一貫したセッティングが出来ないという問題も以前から抱えておりまして、

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必要な物なら買ってしまおう!とか思って調べてみたら買うと高いんですよねコレ・・・。
コーイチさんみたくサスペンションのプロとしての商売道具として使う訳でもなく、年に何度か12Rのセッティングで使う程度なので、正直これに費用は掛けたくないんだよなぁ・・・。というか、絶対これ自分でも作れるよな?・・・なんて。

って事で用意してみましたw
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とりあえず夜な夜なのセッティング時やレースの際に荷物にならないように簡易的に分解組み立てが出来る仕様をコンセプトにオリジナル制作をするとして、用意した材料はアストロでセール品として千円ちょいで売られていた垂直ジャッキと、仲間の現場のスクラップ置き場から拾ってきてもらった6mmの鉄板に、ホームセンターで入手した12mmの全ネジとロングナットを用意して、スプリングを押さえるのに使用するフランジは厚みのある鉄板だとガレージでは加工しきれないので近所の鉄工所でレーザーカットをしてもらい、

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貧乏人は動いてナンボということで出来るだけ安く仕上げる為にも薄物はガレージにて自分でカットをして使用で、レーザーカット代が殆どですがトータル1万円いくか行かないかの費用でスタート。

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そしていざ作業開始ですが、やる事は単純でまずは鉄板に抑えとなるロングナットを位置決めして溶接したら・・・

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次に先ほど溶接したナットに合わせてジャッキのセンターを出したらスプリングを縮めている時に動かぬよう、こちらもベースの鉄板に溶接してしっかり固定。

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そして切り出した鉄板の廃材を利用してジャッキ側にサスペンションの受け部分を作れば・・・

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無事、オリジナル粗悪コピー品の完成ですw

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で、次の日にこのままってもの面白くないので綺麗に塗り直そうとブラストを当てて、塗装前に一度どんな感じか組み付けてみところ何かがオカシイ。
スフリングを押さえるフランジとジャッキのセンターが合っていない・・・。
コイツぁセンターの位置を完全に出し間違えたなと。。。

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センターを出す時にジャッキの足元ばかりを見て土台部分で中心を出してしまったのですが、考えてみたらサスを取り付けるジャッキ部分のセンターとなる青線位置をベースのセンターとなる赤線に重なるよう固定しなければイケなかった事に気付き、経験値の浅さを知る事に^^:

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ということで一度溶接を切って本来の中心位置に修正して・・・

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鉄パイプを加工してハンドルも作ったら今度こそ完成です^^
このサイズならスペースも取らず道具箱に一緒に入れて他の工具と一緒に持ち運べるので、これからは必要に応じて出先でもサスのスプリング交換の作業が可能となりました ♪

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で、とりあえず面倒くさいからセラコートの作業のついでにグラファイトブラックで一緒に塗ってみたのですが、何だかコレじゃつまらないなと。

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で、適当に色を重ねてこんな感じになりましたw

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ハンドルをつけるとプライベート・ライアンに出てきたダイナマイトの発破スイッチみたいで良いかなとw

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そんなことは置いといて、さっそく12Rのスプリング交換でも・・と行きたいところですが、12Rは来週で車検が切れる為、今週車検を通すためにも今スプリングを変えてしまうと最低地上高が確保出来なくなってしまうので、とりあえず以前まで使用していたJRI のリアサスで試してみたところ、

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バッチリ必要な機能は果たしてくれそうです^^
とりあえず12Rの車検が終わり次第、リア周りのNOSボトル2本積みの加工とリアサスの仕様変更に着手したいと思います ♪

akane380 at 03:02|PermalinkComments(4)TrackBack(0)