FCRキャブレター オーバーホール

2022年11月22日

年内仕上げの作業受付終了のお知らせ

よくよく考えてみたら今年もあと1ヶ月で終わりでした。。。SBR_3084
日々お問い合わせを多く頂くセラコート処理やキャブレターのオーバーホール作業ですが、現在既にお問い合わせを頂いてご予定に組ませて頂いている作業を除きまして、誠に勝手ながら新規でのお問い合わせ分は基本的に来年からのご予定とさせていただきます。
今年もキャブレター製作はシングル〜6発までオーバーホールにレストアと沢山のご依頼を頂きまして誠にありがとう御座いました。って〆るにはまだ残り1ヶ月ありますので年内いっぱい頑張ります・・・。

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そして今年も12月4日にパシフィコ横浜で開催されるホットロッドカスタムショーに向けて、シュアショットさんの製作するショーバイクにセラコート処理をサポートさせて頂きます^^
今年は第一弾で滅茶苦茶重いホイールのブランク材が送られてきましたが、今年のシュアショットさんの新作も仕上がりが今から楽しみです!が、ショーの搬入まで残り10日くらいしかない気がするのですが、未だ部品が送られてこず・・今年もキツキツのスケジュールでのご依頼となりそうで戦々恐々ですが、今年三連覇を目指すシュアショットさんの足を引っ張らないよう頑張ります^^

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そして今年はシュアショットさん以外にも2輪、4輪のショップさんのショーカーやショーバイクにもセラコート処理をサポートさせていただいたので、それぞれのマシンの完成を楽しみに当日横浜に遊びに行きたいと思います^^

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TMRキャブレターの方もお陰様でモニター様募集やサンプル作業などで50機分用意したVシールが全て捌けまして、今回興味本位で絶不調のTMRを募集した事で集中的に絶不調の問題ありありな個体を並べて比較検証する事ができまして、不調時に見られる共通点などだいぶTMRキャブレターのネガな部分が分かってきた事も有り、現状メーカーにオーバーホールを依頼しても直らなかった個体9機も含めて全て完調に戻す事が出来る程度にはTMRキャブレターのフルオーバーホール作業も行えるようになりました。
現在は皆さまに経過観察をお願いしているところとなりますが、全て捌けてしまったVシールも新たに準備しておりますので、TMRキャブレターのオーバーホール作業に関する事なども来年にでもアップ出来ればと思います。
もう完全に年内はやる事が一杯で見通しを考えるとあっという間の年末モードになってしまっていますが、とりあえず引き続き頑張ります。




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2022年11月07日

創意工夫は大切

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FCRキャブレターのオーバーホールやペイント時に分解をすると必ずと言って良いほど解れてダメになってしまうスロットルシャフト部分のフェルトリングですが、こんなに脆いのに非売品の部品で、画像のように破損しても入手する事が出来ません。

仮にダメにしてしまっても・・・
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フエルトの生地からポンチで抜きさえすればいいだけの話なのですが、

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これが適当に打ち抜くとセンターがズレてしまって失敗作ばかりが生まれてしまうので、集中して一つ一つ打ち抜いて・・とやるものの、何気に不良率が高くてロスの多い作業だったりします。

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それでもFCRキャブレターの場合にはフエルト製のOリングは4気筒用でも2個しか使いませんので差ほど問題も無いのですが、

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ミクニのTMRも同じようにフエルト製のOリングが使用されていまして、

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その数なんと4気筒用で5つ。。。
そして例に漏れず、FCRキャブレター同様、ミクニのTMRキャブレターでもフェルトのOリングは非売品扱いで一般的には入手出来ず。※出来ても足元商売で意外に高い。。。

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そしてスロットルシャフトに錆が発生している個体などはスロットルシャフトの引き抜き時に引っ張り出されて再利用不可に^^:

それでも1機や2機であればまだ良いのですが、
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絶不調のTMRのモニター様の募集を掛けたところ、思いの外全国に沢山不調を抱えているTMRキャブレターが有るらしく、常に作業が詰まっている状態なので量産でもしないとダメかな・・・と。
※画像は9月下旬のモノでTMRキャブレターのモニター様募集は締め切っております。

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で、外注で量産=コスト増=オーナー様の負担増となるので、一先ず自分で何とか不良率を下げてコスト増に繋がらないように出来ないかな?と、ちょっと考えて工作開始。

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要はセンターさえ出てくれれば良いのでこんな感じで低レベルな工作をして、

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まずはポンチで外径を抜いて・・・、

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凹部分にペコっと嵌めて、

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真ん中に中抜きのポンチを入れて打ち抜いてみれば・・・、

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ばっちりセンターが出てあら良いじゃない♪ と^^

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という事で、量産化はせずハンドメイド続行でお値段据え置き1点100円ですw
※利益率無視のサービス商品ですので単品での販売はしておりません。オーバーホール作業のご依頼時のみ必要な際に交換をさせて頂いております。

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創意工夫で無い物は仕方が無いでは終わらせない。でも今後何百個も打ち抜くのかと思うと気が遠く。。。やっぱり外注で量産化してコスト増になったらすいませんw





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2022年08月05日

FCRキャブレターのオーバーホール 料金

今回はFCRキャブレターのオーバーホールに関するお問い合わせを頂いた際に、毎回メールでご説明をするのですが、一度記事にしてこちらを読んでいただければ内容が分かるようにしておけば内容を伝えやすく説明も楽になるので、今回はFCRキャブレターのオーバーホール作業に関する料金と作業内容を紹介した記事となります。

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今回例として使用させて頂くのはこちらの4輪のショップ様よりご依頼を頂きました4AG(AE86)用のSS Works製のFCRキャブレターですが、今回はご依頼時に画像のようにオーナー様の方で各部を分解された状態での入庫ですが、基本的にFCRキャブレターで有ればオーバーホールのご依頼時はどのような状態でもリカバリー出来るので問題ありません。

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ただ、普段は分解しながら各部のチェックを進めますので、分解した状態で入庫した場合には各部のチェックに通常よりも時間が掛かってしまいますので、納期も若干伸びてしまいます事だけご了承下さい。

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そしてオーバーホール作業の内容ですが、連結を全て分解しての洗浄と、

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電子顕微鏡などを使用して肉眼では見えない消耗具合や摩耗具合などをチェックした上で割り出した消耗部品の交換ですが、

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それぞれ交換が必要な部品代は別途必要となります。
部品代の算出は実機をチェックして必要な部品を選定しないと分かりませんので、ここは現物の状態によって費用が異なりますが、状態が良ければ通常14,000円前後ですが、1枚 8千円を超える浮動バルブなど割高な部品の交換が必要な場合には一気に費用が跳ね上がりますので、キャブレターの状態によって部品の値段は大きく変わってきます。
またこちらのチェックで交換が望ましいと判断をしてもご予算的に交換が厳しい場合などは、オーナー様のご判断にて作業内容を変更する事も可能です。

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またオーバーホールのご依頼を頂く個体の3〜4割が非分解部分のOリングが逝ってしまっている状況ですが、

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非分解部分のオーバーホールはオリジナルで製作しました強化タイプのOリングキットを使用しまして、1気筒単価部品代込み5,666円(税込)で行っております。

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非分解部分のOリングが生きているかをチェックする方法は下記URL先にてご紹介をしておりますので、宜しければご覧ください。
FCRキャブレターの非分解部分のチェック方法:https://www.youtube.com/watch?v=dAH2gJDrpa0

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またオーバーホール作業をご依頼頂く個体によって、汚れや劣化具合はそれぞれ違うのでその時々に合わせた作業や処理を行わせて頂くのですが、洗浄をして汚れを取り除いたらメッキが腐食して剥がれていたり、塗装が剥がれて見た目が悪い状態になってしまっている個体も多く、その状態で組み付けを行っても見た目が悪く、作業者としても気分が良くないので、

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折角作業のご依頼をいただけたのなら出来るだけ仕上がりに満足していただきたいので、状況に合わせてセラコート処理をして防錆処理や化粧を行わせていただきます。
※あくまでもサービスの一環ですので綺麗な個体に関しては通常そのまま洗浄のみで、状況によってウェットブラストを使用したりセラコート処理を利用したりと内容が変わります。
また、余程汚い個体以外は洗浄料金などは頂きませんので、洗浄なども基本料金に含まれております。

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そして組み付けですが、

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このスロットルシャフト部分に使用するフエルトのOリングなど、非売品ながら必ず劣化をしてシール性を失っている部分がありますので、

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状況に合わせてオイルシールに変更したり、オリジナルで製作をしたフエルト製のOリングなどを使用して組み付けを行っていきます。

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その他ではスロットルシャフト部分のベアリングが錆びて動きが悪くなっている事も多いので、

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そのような場合には部品代込み1,980円(税込)にて新品に打ち換えて交換をする事も可能です。

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その他に用意しているメニューとしてはフロートチャンバーやトップキャップなどのネジ穴を舐めてしまった場合のネジ穴修正なども状況に応じて対応可能となっておりますので、オーバーホール作業〜レストア的な作業まで対応可能です。

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それからキャブレターを全分解した時にしか交換が行えないトーションコイルスプリングのレートを純正の120%の重さから100%の2割軽い物に変更をして手首への負担を軽減する事も可能です。
その場合には部品代913円(税込)のみで変更する事が出来ますので、ご希望の際にはお申し付けください。
※レース用などの状況に応じてその他のレートへの交換も可能です。

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そして組み付けの続きですが、Oリング類には必要に応じてボンドなどで接着を行い、

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ベアリングや可動部のOリングにはメーカー指定の高性能なバリエルタグリスを適量塗付けして組み付けを行います。

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また極稀に納品した後にネジの締め付けが甘いとご連絡を頂く事が有るのですが、

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組み付けにはトルクレンチを使用して、各部必要なトルク管理で締め付けを行っております。
特にフロートやトップキャップ部分などのM4のボルトの締め付けトルクは1.5N・mですので、

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このような六角レンチの使い方で締め付けを行っている方は簡単にオーバートルクで締め付けを行ってしまいますのでご注意ください。
ちなみにペットボトルのボトルキャップの締め付けトルク(最大荷重)が1〜1.4N・mと決まっていますので、その程度+α な締め付けで十分ですので、そんなに強い力で締め付けを行わなくて良い事がご理解いただけるかと思います。

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そして組み付けが完了しましたらオーバーフローのチェックを行いまして、

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加速ポンプなどの噴射テストなどに問題が無ければ全ての作業が完了です。

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また、作業の中で交換をしましたこれらの消耗部品などは全て、交換をした証明としましてキャブレターのご返却時に一緒にお返しをしております。


キャブレターオーバーホールの納期と費用に関しまして、
納期は平均2〜3週間
※入庫時期は予約順となりますので、その時々によって変動します。

費用は1気筒単価7,700円(税込)
+交換をした部品代となります。 


例:4気筒の場合は7,700円×4=30,800円(税込)+部品代となりますが、
その一例を下記に紹介しておきます。
FCR展開図
FCRキャブレターお見積り明細書
オーバーホール時に平均的な交換を要する上記図の赤丸Oリング類を全て交換した場合には工賃+部品代で合計44,299円(税込)となりますのでご参考までに上記お見積り内容をご精査ください。

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全国、2輪、4輪問わず業販にも対応しておりますので、
お問い合わせは
secretbase-racing@nifty.com
までお気軽にお問い合わせください。





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2022年06月10日

日々感謝

バイクブームの影響か、年々作業に関するお問い合わせが増えていまして、気が付いたらとんでもない量の受注を受けていて必死に納期との格闘をしていました^^:SBR_6260
O/hに関しては一気に纏めて洗浄などが行えるのでペースアップも可能なのですが、

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セラコート処理などのキャブレター製作は細かな部品を1点1点仕上げますのでどうしても時間が掛かってしまうのですが、何とか努力すれば一回に何機分かを纏めて作業できるのではないか?と試したところ、個別の仕様による制作の違いなどで何がなんだか分からなくなってしまい、余計に効率が悪化したので地道に進めています関係で新規のお問い合わせの納期が日に日に延びてしまい申し訳ありません。

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その他の作業依頼も沖縄から北海道のオーナー様まで全国から沢山いただいて置き場が無くなるほどで本当に有難い限りですが、ここ最近の円安も追い風になってか?某SNSで海外向けにキャブレターの製作事例などを紹介していたらついに海外からもお問い合わせが来るようになりました^^

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そして最近はバイク部品だけでなく四輪やボートなどの部品のご依頼も増えてきて、セラコートの特徴を活かして需要を作りだしていただけて本当に有難いです^^

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ボートといえば、某マリーナにてとんでもない物が・・・。

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いろいろな経験をさせて頂けることに日々感謝し、とりあえず今までの常識を打ち壊すべくジャンジャンバリバリ頑張ります^^




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2022年03月28日

人と違ってなんぼな性分

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前回の記事で三者三様のキャブレター製作の内容を紹介させて頂きましたが、その作業と入れ違いで・・・、

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今回はこちらのAE86に搭載されている4AGに取り付けるFCRキャブレターの製作をご依頼いただきました。

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今回ご依頼をいただいたのは以前にもAE86に搭載された4AG用のFCRキャブレターを製作させていただいたイナズマワークスの池田さんからのご依頼で、

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最近の池田さんの作品ではV8を積んだ拘り満載のAE86(https://motor-fan.jp/weboption/article/15220/01_ad4i0355/)も話題になるなど、池田さんはShow car制作のスペシャリストですが、今回ご依頼を頂いた際の希望色は「赤」で、果たしてどんな仕上がりになるのか作業前から楽しみで仕方なかったです^^

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という事で作業開始ですが、以前にも書きましたが、4輪で使用されていたFCRキャブレターはエンジンからの熱害がバイクの比ではないようで、今のところ非分解部分のOリングが生きていた個体は見た事がないくらいに全て遣られてしまっています。

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なので、例によって今回も非分解部分まで分解してOリングを交換しますが、うちのオリジナル製作した非分解箇所用のOリングは熱にも強いフッ素ゴムで製作していますので、当面非分解部分のトラブルは発生しないかと思います^^

で、今回は細かな作業内容は省略して一気に完成形のご紹介ですが、
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赤ベースにシルバーでこのような感じにド派手に製作させて頂きました♪

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普段はやはり黒系でのご依頼が多いので久しぶりのド派手仕様の製作で楽しく作業をさせていただきましたが、やはりショーカスタムなどで人を惹きつけるマシンを作る人の感性は違うなと、このド派手な仕様をオーダーしてくださった池田さんは本当に凄いなと感じました^^
車両の完成はまだまだ先になるのかもしれませんが、イナズマワークスさんの作る新たな車両の完成が今から楽しみです♪

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そしてイナズマワークスさんのFCRキャブレターと同時進行で制作を進めさせて頂いた存在自体が個性的なKZ1300用の直6FCRキャブレターですが、

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エンジンの排気量が1300佞任1気筒辺りの排気量が小さいのでスモールキャブレターベースで作られているのが非常に可愛い個体です。

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そして全分解からのオーダー仕様にて細かく1点ずつセラコート処理をして、

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組み上げ後にオーバーフローと加速ポンプのチェックを行なったら・・・

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真っ黒が逆に個性的なKZ1300用6連FCRキャブレターの完成です^^

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今回も全てセラコート処理で仕上げさせて頂きましたが、やはり6発は迫力が有って良いですね^^


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という事で、2つの個性的なキャブレターが完成しました♪
この度はFCR製作のご依頼を頂きまして誠にありがとう御座いました^^



話のついでに過去いちド派手なFCRキャブレターのご紹介も・・・



過去いちド派手な仕様はこちらのSR20DE用のFCRキャブレターですが、
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組み付けの際に目が痛くなったのを未だに覚えているくらいド派手でした^^

ちなみに以前までは迷彩色がメインだったセラコートもここ最近外資系のブランドなどとの絡みで派手な色も多くリリースしていますので、
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車両に合わせて周りと一味違ったド派手な仕様をチャレンジしたい方は製作依頼を楽しみにお待ちしております^^

こちらも以前に紹介したかどうか忘れてしまいましたが、派手仕様ということで、
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ヨシムラFCR-MJNベースで製作させて頂いた、たぶん世界で一番派手なヨシムラFCR-MJNですが、個性を出す事って楽しいですよね^^

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昨日同オーナー様からヨシムラ製のオイルクーラーガードのセラコート処理もご依頼いただきまして、車両の派手渋なヨシムラ化がより一層進んでおられるようです^^

ただ、周りと一緒じゃないと不安なんて方も世の中には居るので個性個性言ってんじゃねーよ!って話ですが、ちなみに自分の12Rのスロットルボディも個性を出しておりまして、
My ZX12R
My ZX12R.
以前にも紹介しておりますが、絶対に他人と被らない金ピカ仕様となっておりますw
誰もやらない事を創意工夫してやるのが楽しい性分なもので・・・。

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誰もやらない事。

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やっちゃう的なw
というか、個性を追い求めていたらKLX製作でやらかしてしまったので、次回はその辺を書こうと思います。。。



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2022年03月16日

三者三様のFCRキャブレター作業

昨年までキャブレター関係の記事が多かったので、またキャブかよ!と思われるのが嫌で少し書くのを止めようと思ったら、あっという間に3月も中盤に入ってしまいました。。。

今回は昨年末に作業をご依頼頂いた3機のFCRキャブレターの紹介ですが、
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1機目はこちらのブラックボディのFCRキャブレターで、

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作業内容はブラックボディのFCRキャブレターをセラコート処理にて派手渋な真のブラック仕様に変更をする作業をご依頼いただきました。

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そして残すもう2機のうちの一機は、同じくセラコート処理によるブラック仕様のオーダーと、もう一機はほぼレストアを兼ねたオーバーホールの作業メニューにてご依頼をいただきました。

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で、まずはオーバーホールをご依頼いただきましたこちらの25年近く前に販売された初期ロッドのFCRキャブレターですが、某有名ショップさんで以前にオーバーホールをお願いするも、オーバーホール作業から戻ってきたら、作業を依頼する前の状態よりもキャブレターの状態が悪くなって戻ってきた・・という事でお問い合わせを頂いての入庫ですが、

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FCRキャブレターに限って言えば、オーバーホール作業で入庫する個体の一定数が以前にショップさんでオーバーホール作業を行った個体で、作業から戻ってきて車体に付けてエンジンを掛けたら絶不調になっていた・・・。という話ですが、記載されているショップ名を見るとキャブレターのオーバーホール作業を売りにしているショップさんの名前も有ったりで、純正キャブレターと同じノリでキャブレタークリーナーなどを吹き掛けてしまっているのかな・・・と。
FCRキャブレターに限って言えば、非分解部分を分解した事が無いとあそこに重要なOリングが入っているなんて想像もしませんのでショップさんも悪気は無いんですよね、むしろお客さんに喜んでもらおうとしっかりと綺麗に洗浄をしようとして、エア通路などにケミカルを入れているわけであって、決して不調になる事が故意ではないのが悲しいところです。。。
ちなみにたまぁに洗浄剤は何を使っているのか?と聞かれますが、アルマイトなどの掛かっていない素地のFCRキャブレターや純正キャブレターに関しては、基本的にウェットブラストと超音波洗浄機を使って汚れを落として、最後にママレモンで洗う程度でケミカル類は一切使っていません。

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こちらのTDMR( TMR)キャブレターのように独特な肌の質感を持っているキャブレターの場合にはウェットブラストは当てられないので、

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そのような場合にはこのようなキャブレタークリーナーを使用して、

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ドボンと漬け込み洗浄をしますが、

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ご覧のようにOリングを侵しますのでOリングなどが取りきれないFCRキャブレターやTMRには不向きでお勧めは出来ませんが・・・洗浄に関してこの辺はあまり深く書くと他の方の作業にケチをつけてしまうような話になってしまうので話を戻しまして、

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で、こちらのキャブレターは20年以上使われているだけあって、錆、腐食、ゴムの劣化など、外見は非常にヤレていて、

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キャブレター自体も漏れ出していたガソリンでベタベタです。。。

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ただ中身は一度オーバーホール作業を実施しているだけあって非常に綺麗だったのですが、

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リップシールが本来の右の丸い状態からガソリンによってベロベロに溶けて見るも無残な状態になっていました。

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という事で、こちらのキャブレターは非分解部分のメンテナンスを行う為、非分解部分まで分解を行いました。

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ちなみに初期のワンウェイバルブの栓はジュラコンのような素材で出来ているのですが、製造から20年以上が経過し、経年劣化でクリアランスが緩くなり栓が内部で動いてしまっていたようで、このように綺麗な状態で取り出す事が出来ましたが、ワンウェイバルブが内部で自由に動いてしまっては意味が無いので、この辺も不調の一因だったようです。

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とりあえず抜けてしまった加速ポンプのワンウェイバルブは、オリジナルの真鍮製に打ち換えてリペアをいたします。

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そしてお次は沖縄からご依頼を頂きましたこちらのFCRキャブレターですが、ありがたい事に沖縄のオーナー様からご依頼を頂く機会が結構多く、

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沖縄=綺麗な海=潮風=錆? となってしまうのか、沖縄からご依頼を頂く個体の殆どが錆びや腐食に侵されてしまっています。

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そして今回の個体はキャブレター内部にも結構な錆の混入が見られ、オーナー様に車両側のタンク内の錆びのご確認をお願いしたのですが、

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ここで問題ですが、一番左のフロートバルブが新品で左4つが今回取り出したものですが、異常のある個体は含まれていますでしょうか?なんていきなり問題を出してみたり・・・。



正解は・・・






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全て異常ありで要交換です。理由は慢性的な錆の流入によってフロートバルブが偏摩耗していましたので、今回はフロートバルブも要交換となりました。※画像左が新品で右が当該部品です
個人的に視力が悪く、この手の偏摩耗は肉眼では見抜けないので電子顕微鏡で確認して初めて気が付きます^^:

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ちなみにこのフロートバルブに付ける特殊クリップも右の新品に対して左のクリップは変形をしており、フロートバルブが自由に回転出来ない状態でしたので、細かな部分で結構見逃しがちなポイントですが、要交換です。

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そして今回はキャブレターを分解して各Oリングの状態の悪さが分かったので、現時点では問題ありませんでしたが、綺麗に施工した後も長く良い状態で乗って頂く為、予防的に非分解部分のOリングも交換するご判断をオーナー様からいただきました。

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という事でオーバーホール作業の個体とセラコート処理の個体をそれぞれ分解して、

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オーバーホール作業の個体はボディなどが年式相応に汚れているので、どの程度綺麗に仕上げるか磨き仕上げのチェックを行って、

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新品以上に綺麗な状態に(願望)なるように3日かけて各部品をクリーニングして、錆や腐食を可能な限り除去。

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そして残りの2機はセラコート処理にてそれぞれご希望の仕様へと変貌をさせて・・・、

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あとは淡々と組み付けです。

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そしてオーバーホール作業のFCRキャブレターには、当時初期型には付いていなかったFCRのステッカーをサービスで貼らせていただいて、

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三者三様のFCRキャブレターの作業が完了しました^^

まずはオーバーホール作業のFCRキャブレターですが、
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25年近く前に販売された当時よりも綺麗に!を目指してオーバーホール作業というよりもレストアをさせて頂きました。
また、細かな初期型と現行の相違点などを現行タイプに変更させていただいて、お返しして車体に取り付けて試乗インプレを頂いたところ、気になっていた不調箇所も解消し「久しぶりに乗ってて楽しい」とのお言葉も頂けて嬉しかったです^^

そしてお次は沖縄県からご依頼を頂きましたFCRキャブレターですが、
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元々有った錆や腐食を磨き落として、表面に露出する真鍮部品以外の金属面はほぼセラコート処理にて2色のブラックを使い分けて仕上げさせて頂きました。
今回使用したセラコートは密着性に優れているので、錆や腐食の発生を通常時よりも抑える効果もありますので、塩害の多い環境でも良い状態をキープしてくれると思います^^
こちらのオーナー様にも仕上がりを喜んでいただけたので心の中でガッツポーズをして良い年末になりました^^

そして最後はFCRキャブレターのブラックボディベースのブラック仕様ですが、
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こちらのFCRキャブレターも真鍮以外の露出する金属面は全て施工対象とさせて頂いて、派手シブな艶有ブラック×ゴールドで仕上げさせていただきました^^
こちらの施工対象として渦巻ファンネルの施工が何気に大変でしたが、苦労した甲斐も有って渦巻ファンネルの艶感が個性的で凄く良い作品が完成しました♪
そしてオーナー様にも「最高の仕上がり」と満足して頂けたので、ホッとすると同時に職人冥利に尽きるなぁ・・・としみじみと感謝をさせていただきました^^

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余談ですが、完成画像を撮っているこの時が一番幸せです^^
この度はご依頼を頂きまして誠にありがとう御座いました。

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そして入れ替えでその次に控えているこちらの4AG用のFCRキャブレターですが、以前にもFCRキャブレターを一機製作させていただいた業界では有名な四輪のカスタムビルダー様からのリピート製作でのご依頼ですが、ド派手に変身します^^
その仕上がりは次回に・・・。




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2021年12月13日

FCRキャブレター 非分解部分のネジを取るコツ

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FCRキャブレターの非分解部分のOリングをご購入頂いたオーナー様から非分解部分のネジを舐めてしまったとたまーにSOSのご連絡を頂くのですが、極力ネジを舐めるリスクを減らして安心して取るコツをご紹介しておきます。

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自分は普段塗装で使用するシンナーを使っていますが、一般の方はシンナーなど持ち合わせていないと思いますので、今回は一般の方でも入手がし易い代用物として、近所のダイソーで除光液を購入し、壁に刺さっていた画鋲を使ってご説明します。
※ アセトンを主成分とした除光液の場合には引火性が高いので火気にご注意下さい。

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で、非分解部分のネジには ” ここは分解するなよ! ” とメーカーがネジ穴に栓をしているのですが、ここのネジを舐める原因はこの黄色い栓(塗料?)をしっかり取り除いていない事で工具がしっかり入らずに舐めてしまうケースが殆どだと思われます。

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という事で、この黄色い栓を取り除きますが、先ずは画鋲で大まかに取れる部分の栓をカリカリ引っ掻いて取り除きます。

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大体こんな感じでOKです。

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そうしたら除光液を爪楊枝に付けて、

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爪楊枝に付けた除光液を先ほどのネジの穴にちょんちょんと移します。
※ 誰でも用意できる簡易的な物として爪楊枝を使っているだけですので、スポイトや綿棒などもっと使いやすい物があればそれをご使用ください。

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何往復か爪楊枝を行き来させてネジの穴に除光液を満たしたら1分ほど放置をして、

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黄色い栓が柔らかく溶けたら画鋲でカリカリして穴を綺麗にします。

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こんな感じになりましたが、この小さな固形で残っている黄色いダストが工具との摩擦を邪魔してニュルっと舐める原因ですので、

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もう一度、穴の中を除光液で満たします。

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そしてまた1分ほど経ったら除光液を満たした状態のまま六角レンチを差し込んでグリグリと押し込み残っていたダストを潰してネジと六角レンチをしっかり嚙み合わせます。
※ 六角レンチを刺した際に除光液がプシュっと飛びますのでご注意下さい。

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しっかり六角レンチが嚙み合っていれば画像のように持ち上げてもネジの差し込み部分から六角が抜ける事はありません(もし簡単に抜けてしまう場合には黄色い栓の除去がしっかり行えていないか、六角レンチの摩耗が考えられますので、そのままネジを回すと舐めるリスクがあります)ので、このガッチリ食いついた状態で反時計回りにネジを回せば・・・、

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問題無く取り外せると思います。
非分解部分の分解で一番緊張するポイントがこのネジの取り外しですので、じっくりゆっくりと作業を行って、精度の高い作業を行ってください。


その他の非分解部分の一連の作業手順は下記URLにてご紹介しております。

FCRキャブ 非分解箇所+加速ポンプ オーバーホール手順
http://secretbase-racing.com/archives/2020-04-21.html





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2021年11月29日

KAWASAKI W1 FCRキャブレターのレストア

コロナの影響でいろいろな物資が世界的に不足していますが、先日FCRキャブレターの非分解部分のOリングの在庫が無くなってきたので追加制作を加工会社さんにお願をしたところ、材料となるフッ素ゴムが世界的に不足をしているようで、今年の2月に材料を発注したけど未だに入荷せずということで、残りのフッ素ゴムを企業が競り合うような状況が続き、現在フッ素ゴムの価格にプレミアがついて製作するとしたら大幅なコストアップになるとの返答が・・・。SBR_6129
とは言ってもこちらも無いと困ってしまうので非常に割高でしたが200セットのみ追加で製作。
この200セットが無くなる前にフッ素ゴムの流通が元通りになってくれると助かるのですが^^:
とりあえず趣味性の高いモノなのでコストアップ分は乗せずお値段据え置きで行きます。

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そしてこちらは少し前にオーバーホールのご依頼を頂いたKawasaki のW1用のFCRキャブレターですが、10年近く放置をして復活をさせる為にO/hのご依頼をいただきました。

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今回は長期保管によって非分解部分のOリングも劣化してダメになってしまっていたので全分解後にウェットブラストと超音波洗浄機で綺麗にクリーニングを行って、

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錆びていたボルト類は・・・

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セラコートで防錆効果も狙いつつリフレッシュさせて、

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調整しながら全ての部品を組み付けたらオーバーフローのチェックを行って、

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問題が無ければO/h作業の完成です^^
この度はご依頼頂き誠にありがとうございましたm(_ _)m

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お次に紹介するのがこちらのFCRキャブレターですが、オーナー様が大切に扱われているお陰で状態も良く、見た目も綺麗なのですが、最近になってオーバーフローをするとの事でご相談を頂き入庫していただきました。

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ガソリンのフューエルラインにはフィルターが付いており、分解後にフロートバルブの摩耗や変形などを細かくチェックするもオーバーフローを引き起こしそうな問題は無しでしたが、

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フロートバルブ以降に問題が。

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オーバーフローの原因はフロートバルブシートとキャブレターボディ部分の酸化による腐食とガソリンに含有している成分の固形化した物が原因でした。
今回の正確な原因は分かりませんが、湿気の多い季節に長期間乗らずに放置をしてしまったり、燃料ラインに水分が混入してもこのような症状を引き起こしてしまいますので注意が必要ですね。

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そして燃料ライン内部もウェットブラストで綺麗に研磨をして、消耗した部品を新品部品に組み換え、調整組み付けを経た後にオーバーフローのチェックを行って、漏れなどの問題もありませんでしたので一連のO/h作業は完了です^^
このように日頃よりキャブレターのO/h作業を多く頂く事で、自分一人ではとても再現しきれないようないろいろな事象に立ち会う事が出来て経験値をガンガン上げられている気がします^^
いろいろな症例を経験する事で頭の中のトラブルチャートの精度が向上するのでご依頼いただける皆様には本当に感謝です♪




akane380 at 02:30|PermalinkComments(4)

2021年08月11日

順次発送中です。

Tokyo2020 オリンピックが終わってしまいましたね。。。
ギリギリまで本当に開催するのか?ってくらい盛り上がりの無い雰囲気でしたが、結果的に己の肉体の限界に挑む選手達の活躍に感動して、己の利益追求の為に中間搾取の限界に挑んだ組織側に落胆する自国開催のオリンピックでしたが、中でも悲しかったのがオリンピックを迫力ある映像で観たくて65インチのテレビを買ったのに、1番楽しみだったサーフィンがネットのLIVE配信のみでテレビで観れなかったというw
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そんなこんなでオリンピック開催期間中は時間が有ればオリンピック中継を見ていたので作業の進みが若干悪かったのですが、

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何とかお盆休み前に納品予定だった分のキャブレターO/h作業最終組も順次チェック後に発送を行って参りますので、今しばらくお待ちください。

そして先日3機目のショーバイク用のBlack FCRキャブレターを製作させて頂いたBlack Paradeさんですが、8日のJOINTS CUSTOM BIKE SHOW で見事新作バイクが受賞をされたとの事でおめでとうございます♪
オリンピックにしてもショーにしても、皆さん挑戦する事があって本当に羨ましいです。
自分も早く次の目標目指してチャレンジャーに復帰したいですね^^





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2021年06月05日

FCRキャブレターのご先祖様救済

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こちらの画像は少し前にもアップさせて頂きました製作前のビフォーと、

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アフターの画像ですが、

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一機だけ見た目が変わっていないこちらのFCRキャブレターはオーバーホールのご依頼で入庫した個体で、


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加速ポンプのリンクレバーがデュアルで装備され、

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加速ポンプの噴出量をジェットの変更で調整出来るという非常に個性的な仕様をしているこちらのFCRキャブレターは、Kawasakiから25年前に発売されたZX-7RRに純正採用されたFCRキャブレター(FVKD41)となります。

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このZX-7RRで採用されたFCRキャブレターが改良されて現在の汎用FCRキャブレターへと進化していったはず(自信なし)ですが、当時はTPS的な開度センサーに単純なマイクロスイッチ(ON / OFF機能のみ)を採用していたり、現行のFCRキャブレターと寸法の違う箇所なども多々あり、普段作業をしているFCRキャブレターとの違いなどを探しながら興味津々に作業を行わせていただきましたが、微妙に寸法の違う部品の調達などで若干手こずってしまいました。

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そしてこちらのFCRキャブレターは今回ご依頼いただく前に、8耐などにも参戦している有名なショップさんで一度オーバーホールをして頂いたそうで、その作業から戻ってきたらアイドリングが不安定で元の状態より更に調子が悪くなってしまったとの事で、今回はセカンドオピニオン的な形で気になる症状などの話を聞いた上で、そのショップさんでの作業時に非分解部分のOリングを痛めつけた事が原因と踏んで、下記の方法にて非分解部分の状態を確認する作業からスタートとなりました。



非分解部分のOリングの確認方法は下記の動画で紹介をしています。
    ⇓             ⇓
     


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そしてチェックの結果、やはり非分解部分のOリングがダメになってしまっている事が確認出来たので、現状を動画にてオーナーさんに伝えた上で、改めて非分解部分の分解を行わせて頂きましたが、やはり前回のオーバーホール時に市販のキャブクリーナーなどを使用してしまった事で、逝きかけていた非分解部分のOリングにとどめを刺してシール性を失ってしまった事が不調の原因でした。

オリジナルOリングセット
という事で、貴重なZX-7RRの純正FCRキャブレターを救うべく、オリジナル製作してラインナップしている高耐久なOリングキットを投入して復活をさせますが、


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細かな作業内容は下記URLにて細かく紹介をさせていただいておりますので今回は端折ります。





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25年前に生産されたキャブレターを綺麗に復活させるべくウェットブラストなどを使用して綺麗に整えて、

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消耗部品などを交換して組み付けたらFCRキャブレターのご先祖様の復活です♪
組み付け後に新品のキャブレターと並べてみましたが、25年前の当時と遜色ないレベルで仕上げる事が出来たのではないかと思います^^

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そして納品からしばらくしてオーナー様よりご連絡を頂き、元々気になっていた部分や調子が悪くなった部分なども含めて全て快調に気持ちのいい乗り味になったとの事で、貴重なZX-7RRを蘇らせる事が出来て一安心すると共に、貴重な体験をさせて頂き誠に有難うございました^^





akane380 at 03:08|PermalinkComments(2)