青ヶ島旅行記

2024年04月15日

八丈島探索

前回の青ヶ島からヘリで朝10時過ぎに八丈島に戻り、レンタカーを借りて適当に島内を走り続けるも雨と霧で視界も良くなく、とりあえず海岸近くの駐車場に車を停めて少し仮眠を取ったら・・・SBR_6654
何と起きたら夜でしたw

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で、予報通り雨は夜には止んだようで、前日は霧掛かって見えなかった八丈富士もくっきりと見えて、星空もそこそこ綺麗に見えていて、今日は八丈富士に登れそうだなと準備を進め、

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登山道の近くにあるふれあい牧場でのんびり過ごしたら日の出の時刻に向けて登山を開始しますが、

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重量のあるカメラ機材一式を背負ってヘッドライトを付けて真っ暗な中、整備された登山道を登りますが、景色が見えないので今自分がどのくらい登ってきたのかも分からず、とにかく休み休み足を動かすものの、普段使わない筋肉を動かしているので結構大変な道のりで、この看板を見た時には正直諦めようかと思いましたw

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そして何とか石段も登り切って八丈富士からの御来光も拝んで達成感に浸っていたのですが、

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辺りが明るくなって見回した時に、あれ?ここ山頂じゃ無くない?とw

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見てみると火口に沿って稜線が歩けるようになっており、お鉢巡りが出来るようなのですが、

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この日は市街地は無風だったのですが、山頂はとにかく風が強くて、水溜りの水が飛沫をあげて飛んでいくような状況で、風が一瞬止んだと思って安心すると、ドン!っと強い突風が吹いてくるような状況にプラスして、前日の雨で足元も悪くこれはちょっと怖いなと。

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ここで無理をしても良い事は無さそうなのでお鉢巡りは諦めて、とりあえず見渡してみてあの一番高そうな場所にだけ行ってみようと向かいますが、横殴りな突風が吹くお陰でこの短距離を進むだけでも結構大変で、

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何とか登りきったものの山頂らしき標識はなく、見渡してみると、あんなところに山頂らしきポイントがw
何であっちを見下ろせているここが山頂じゃないの?と不思議に思いましたが、とりあえずこの強風であそこまで行くのは無理!という事で無理はせず早々に撤退。

余りにも風が強く必死だったもので一番の楽しみを忘れておりましたが、SBR_7050
山頂まで登ったらご褒美として食べようと前日にスーパーで購入したスイーツを頂こうと思ったのですが、風が強すぎてそれどころじゃねーですって事で、下山前に風当たりの弱い場所で絶景を眺めながら美味しく頂きましたが、青ヶ島での5日間は殆ど甘いものが食べられなかったので久しぶりの糖分が五臓六腑に染み渡りましたw

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そして下山ですが、そういえば真っ暗な中、登っている最中に一度このゲートを通過したのですが、これは何のゲートなのだろうか?と。
スマホで調べようとしたのですが電波が届かず、このゲートから先に何かが居るのか、もしくはこのゲートから先に何かを行かさないようにしているのかが判らずちょっとドキドキしつつ、

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テクテクと下山をしていると、登って来る時には無かった何かが前方でモゾモゾと動いてるぞと。
これがあのフェンスがあった原因の生き物か!?と、

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肉眼ではよく見えないので直ぐにカメラで撮影した画像を拡大して確認しますが、広角レンズを付けていたので距離的に鮮明に写らず、シャッターチャンスを逃すまいと急いで望遠レンズに付け替えて撮影した結果、

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なんと休憩中のヒューマンでしたw
※あのフェンスは後から調べたらヤギ除けの為らしいです。

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そして山を下りてふれあい牧場に戻って何をしようかな?と考えて、

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とりあえず前日にスイーツを買ったスーパーで朝食でも買って食べようと。
というのも、本当は「八丈島グルメ」みたいな紹介サイトに載っていた飯屋さんでご飯をいただくつもりでしたが、前日にスーパーに行った際に鮮魚コーナーを覗いたところ・・・、

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なんとお刺身の中でも一番好きなトビウオの島寿司が売っていたのを見ていたので、あれは絶対に旨いだろうから食べようと予定を変更し、

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このロケーションの中、朝から最高に旨いトビウオの島寿司をゲットし食べれて本当に幸せでした♪

で、しばし海を眺めてさ〜て何処に行くか・・・と後ろを振り返ったら、
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いつの間にか、さっきまで登っていた八丈富士の山頂がすっぽりと笠雲に覆われてしまっていて、早めに行っておいて良かった〜と^^:
あの強風の中で視界ゼロは死んでしまうわ。と思いつつ、あの入れ違いで登って行ったヒューマンさん達大丈夫だろうか・・・?とちょっと心配になりました。

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その後はあちこちを走り回って観光を楽しみますが、

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島には八丈一周道路という道があり、この道で八丈島を40分ほどでぐるっと一周回れるのですが、

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八丈島は国立公園というだけあって、どこを走っていても数年前にこの道作りました?ってくらい舗装や設備が綺麗で、これは12Rが完成したら12Rを輸送して走りたいなと。
でもその前にレンタルバイクもあるようなので、仲間達を誘って1泊2日で遊びがてらツーリングも楽しそうだなと既に計画中なくらいこの八丈島が気に入ってしまいました^^

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ちなみに今回、八丈島から青ヶ島へヘリで渡った際に、昔家族旅行で毎年ハワイに行っていた時にヘリに乗って海岸線に流れるキラウエア火山の噴火を見に行っていたなぁ・・なんて思い出していたのですが、何となくこの八丈島も雰囲気自体がその頃のハワイ島に似ているような気がします。

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もしかしたら単にこの南国っぽい木がそこかしこに植えられているのでその雰囲気でそう思うのかもしれませんが、

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この南原千畳岩海岸などは溶岩が剥き出しになっていて、あの頃ハワイでよく見た景色のまんまでした。

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そして八丈一周道路を走っていると釣りのポイント毎にこのような案内の看板が出ていて釣り人にも優しく、レンタルバイクやレンタルサイクルと同じようにレンタル釣り具も在ったりで、

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景色の良いポイントには駐車場も用意されていてコンパクトな島なのに見どころも多く、自分が行った時は人も少なく閑散としていたので凄く観光がし易い良い島でした。

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旅程としては羽田から朝一のフライトで八丈島に飛んで、次の日の最終便で帰る日程で予定を組めば十分遊べそうです^^

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ちなみに八丈島の空港内のレストランで食べたこのビーフカレーが凄く美味しくて、

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お目当てのキッチンカーが見つけられず、諦めた時に見つけたおにぎりののぼりに誘われて、

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手軽でドライブのお供に丁度良いやと注文したこのおにぎりもいい塩梅の塩加減で凄くおいしくて、

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帰りの飛行機を待つ間に空港のレストランで体力回復の為に食べた明日葉のそばも美味しくて、伊豆諸島は食べ物も全体的に美味しかったので今回の旅は凄く充実して楽しかったですね^^


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そんなこんなで5泊7日の青ヶ島+八丈島の旅は絶景を見て癒されて、美味しいものを食べて満足してと、非常に充実した日々で英気を養えましたので、また作業の方も頑張ろうと思います^^


おわり






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2024年04月09日

青ヶ島という一期一会の絶景4

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青ヶ島の旅も5日目の最終日となり、この日の天候は曇りでたまに雨といった感じでしたが、最終日は外輪山の内側にある池之沢という地区で ” ひんぎゃ ” を使った昼食を頂くことにしました。

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青ヶ島は活火山なので島の至る所から水蒸気が噴き出していて、

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この水蒸気が噴き出している噴気孔のことを島言葉で「火の際=ひんぎゃ」と言うそうで、

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この外輪山の内側の池之沢地区には地熱を利用したふれあいサウナや製塩所などがあり、

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何よりもこの池之沢地区は地熱のお陰で天然の床暖房状態で地面が常に暖かく、

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猫たちの憩いの場と化していました^^

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そしてこちらが地熱を利用した蒸し釜ですが、利用は自由で誰でも使用する事が出来ます。

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そして、そこに宿の女将さんから頂いたこれらの食材を蒸し釜のカゴに入れて蒸し始めたら、あとは・・・、

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ひたすら待つ、

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みんなで待つ。オマエノモノハ  ワタシタチノモノ・・・

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この日は木曜日で本来なら船は運休の日ですが、ずっと欠航が続いていたので臨時便として出航することになったようで、ひんぎゃを蒸している間に船の入港を見ようと港に向かいますが、船からコンテナを下す70tクレーンが丁度前を走っていまして、

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この狭い全長505mもある青宝トンネルをうまい事走るもんだなぁ・・・なんて、工業地帯の地元にいると、この手の重機はわんさか居ますが、このような離島で見るとまた違った物珍しさに映るから面白いものですね。

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そして海に着くと、この5日間で一番穏かな状態で今日は船の就航は問題ないだろうな・・と待つこと1時間。。。
普段だと12時半前後に船が入港するのですが、この日はコンテナの数が多かったからかいつもよりも1時間遅れの13時半に入港の予定だったようで、40分くらいで良いよ!といわれたひんぎゃを2時間以上蒸す羽目に・・・^^:

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そして10日ぶりの船が入港ということでしたが、仕事で出張に来て仕事用の荷物を船で先に送ったつもりが、船が来ないから仕事にならなかったなんて方も居たりで、ここで仕事をする関係者の人たちは本当に大変そうでした。
ちなみに自分が青ヶ島に伺った3月は稀にみる天候不良続きで31日間で臨時便も含めて8日しか船が出なかったようで、就航率は3割にも満たない約25%とかなり厳しい状況でしたが、

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それでも島の人たちは投資家並みの先読みのスキルを持っておられて、この先の天候を読んで食料品などをまとめて注文して備蓄しているようで、最近移住した人にお話を聞いたところ、やはりその辺の先を見越した生活がまだまだ難しいと仰られていました。

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そして車も燃料もプロパンも全てこの船によって八丈島から送られてくるのだそうですが、車の車検や免許の更新などは島内で行えるようで、170人に満たない島民の人たちだけで自治を賄っているのも凄いことだと感じました。
ちなみにガソリン代はリッター都内価格+20円増しくらいの価格でした。

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船の欠航続きで溜まりに溜まった荷物はそれぞれの配送トラックに積み込んで港から道なり6km先の村まで皆さんで手分けして何度も往復して運んでおられましたが、Amazonなどは離島でも送料無料らしく、無駄に払っているような年会費もこうゆうところに活用されているのかな?と思うとまぁ良いかってなりますね。

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そして船の入港と島の人達の生活を見届けたら急いでひんぎゃで蒸しっぱなしの食材を取りに行きますが、

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テメー美味しいくさやがパサパサになっちまってるじゃねーか!とローカル猫パイセン。
自分は魚が好きなので一度は食べてみたかった念願のくさやが失敗に終わって少し悲しかったですが、それ以上にこの後、猫まっしぐらで猫達と戯れていたらくさやの汁をズボンにこぼしてしまってもっと最低でした・・・が、芋類は長い事蒸したからか? 普段スーパーの入り口で買うお芋よりも数段美味しく出来ましたので良い経験が出来ました^^

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そしてついに5日間の青ヶ島旅行も最終日となり、朝10時のヘリで青ヶ島を立ちますが、相変わらず海は荒れていて船は早々に欠航が決定。
とりあえずヘリは強風でも飛ぶらしいので安心していたら何と今度は八丈島から羽田行きの飛行機が天候不良の為に欠航らしく、自分は元々八丈島で更に一泊して探検する予定だったので被害は無かったのですが、一緒のヘリに乗った他のお客さん達は羽田から更に地方に帰る関係で予定が崩れて最後の最後で大変そうでした^^:

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そしてヘリポートへ向かう前にレンタカーを返しに行きますが、好奇心だけは人一倍あるので探索しにあっちに行ったりこっちに行ったりと片道6キロ位しかない島内を5日間で250km近く走っていたみたいで、のんびりしに行ったつもりが、食事と1日4時間くらいの睡眠時以外はずっと絶景を求めて探索していたような気がしますw

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しかも返却したタイミングでタイヤがパンクをしてしまい、ヘリの時間ギリギリまで港で海を見ていたので、もし港でパンクしていたらヘリの搭乗に間に合わなかったな・・と、何だか今回は終始乗り物達に支えられて円滑な旅が出来ていたような気がしますが、レンタカー屋さんにパンク修理代を払いたかったものの受け取って貰えず、最後の最後にお手数をお掛けし申し訳ない事をしてしまいました。。。

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せめてもの宣伝という事で、青ヶ島に行ったら青ヶ島レンタカーを是非ご利用ください。
島内にはタクシーやバスなどの公共交通機関がありませんので1〜2泊で島内を巡るのであれば時間節約の為にも車は必質で、料金も1日4,000円と破格なので是非^^

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そして外でヘリを待つ間、同じ宿に泊まっていたお客さんと話をしてヘリを待って、保安検査が始まったので建物の中に入ってチェックを受けますが、一度保安検査を受けると検査後に不審物などを持ち込まないよう外部と遮断された待合所の中でヘリの到着を待ちますが、ヘリが到着してそれではどうぞと外に出た瞬間、今回お世話になった宿の娘さんやレンタカー屋の娘さん達が見送りに来てくれていて、島の人達は終始暖かい人達ばかりだったなと。
そんな名残惜しい気持ちもヘリだと一瞬で上昇して飛び去ってしまうので、季節が良ければ帰りはのんびり船がお勧めかも知れませんね。

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今回、仲間に教えてもらってちょっと行ってみようか。くらいの軽いノリで訪れた青ヶ島でしたが、都心から僅か3時間ちょいでこれだけの大自然に巡り合えるとは思ってもみませんでした。
飛行機で飛んで、ヘリに乗って、海の状態が良ければ船でのんびり帰ってと、どちらかというと島内で楽しむというよりも島への往来がメインアクティビティのような気もしますが、タイミングが合えばもう一度星空を狙いに伺ってみたいと思います^^

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そして旅の最終日は八丈島を探索して来ましたが、この島はツーリングに最適そうでした。


あと一回だけつづく







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2024年04月06日

青ヶ島という一期一会の絶景3

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青ヶ島の旅も4日となり、この日も天気は晴れで、夕方から曇りの予報。
画像は「じょうまん」という牧場地区で、星の箱舟といわれる青ヶ島の中で夜には町明かりが届かないので一番星が綺麗に観えるスポットとのことでしたが、今回は月齢的にも天候的にも好条件は期待できないのが残念なところでした。

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この牧場で飼育されている牛は東京ビーフとしてブランド化され、幻の黒毛和牛とも呼ばれているそうですが、このほのぼのとした様を見てしまうと何だか複雑な気持ちで美味しそうとは思いたくありませんでした^^:

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そして4日目からは宿を移動してこちらのかいゆう丸さんで2日間お世話になりますが、

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こちらのかいゆう丸さんもご飯が美味しくて嬉しいのですが、とにかく量が多いw
もしかして普通の人の食生活ではこの量が普通なのか・・・?とちょっと気になりましたが、何はともあれ食べてみたかった島寿司も本当に美味しくて、かいゆう丸さんの食事も朝昼晩の3食全て満足でした。

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そんな美味しい朝食を頂きながらふと正面の景色を見た時に、あれ?この景色以前にも見たことがあるぞ・・・。となりまして、いや、この正面の景色絶対に見たことがある!何だろう、ここで生まれ育ったようなこの懐かしい景色は・・、これはまさかデジャヴじゃ・・・、

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ん〜?

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キャ〜ッ!! これはやはりまさかの愛する我が地元の五井の風景♪

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どんな因果か運命か、海を隔てて遠く離れた絶海の孤島の青ヶ島にまで来て、毎日見ている自分の家の近所の景色を見る事になるとはw
人生とは面白いもので、縁あってこの3月のカレンダーだけがタイミングよく自分の地元の画像が使われていたようで、「千葉県」とか「市原市」などの大きな括りならまぁ、あるかもね!って感じですが、ピンポイントで青ヶ島よりも小さな町の五井ってところに今回お世話になったかいゆう丸さんが偶然にも関連性がある事にびっくりで、人生って色んな偶然が起こるから不思議なものですよね。

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とりあえず、
どこから来たの?
ここから来ました。
に使えて丁度良かったですw

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そしてこの日も船は欠航となり山の中を散策しますが、沖縄県では準絶滅危惧種として登録されているオオタニワタリがそこかしこに群生していて湿度の高い伊豆諸島ならではの光景だそうです。

ちなみに絶滅危惧種といえば、毎日港の自動販売機で売っていた甘い缶コーヒーを買いに行くのが日課だったのですが、
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ジュースを買って出てくるお釣りの硬貨がめちゃくちゃ古くて、昔から常に島の中だけで貨幣が循環しているようで、

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この昭和49年製の100円玉は外周のギザギザが既に擦り減ってツルツルになってしまっていて、500円玉は懐かしいNIPPON GINKO 500 YEN の堀文字の入ったタイプで、このような古い硬貨ばかりが更新される事なく未だに使われているところを見るに、島外からあまり外貨が入ってこないのかな?と。

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そんなことも考えて島にお金を落としていきたいのですが、村唯一の商店と居酒屋さん以外に何もお金を使う場所がない・・・ということで、自分はお酒は飲めないのですが、お土産に島の特産の青酎とひんぎゃの塩を買って、お酒が好きな友人に配らせていただき、

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宿と商店で売っていたお土産用のTシャツをそれぞれ購入させていただきました^^

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そしてこの日しか夕日が見える条件の日が無かったので、港で三宝港のサンセットの撮影をするべく待機して、ギリギリ雲の隙間から太陽が顔を覗かせてくれた瞬間をパチリと。

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そして一旦宿に戻って夕食を頂いてから港に戻って月夜の三宝港の写真を狙いますが、相変わらず雲が多く、でもその雲の隙間から時折見える星空が満月に近い月明かりにも関わらず、かなりの密度で星が見えていて、星の箱舟と言うだけあって青ヶ島の星空のポテンシャルは相当高いのだろうなと感じました。

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そんなこんなで深夜に誰も居ない港で潮騒の音を聴きつつ、のんびりしながら雲の切れ間から月が顔を覗かせた瞬間に長時間露光でパチリと撮影して、とりあえず青ヶ島にて朝昼夕晩の写真が撮れて満足ですが、もう少し天候に恵まれればなぁ・・と、ちょっと心残りが。
とりあえず今回の旅行でロケハン的な地理的な事は分かったので、次来るのであれば2泊で十分そうなのでもう一度星空を狙ってみたいのですが、如何せん予定通り往復できる望みが限りなく低いのがネックなんですよね・・・。

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ちなみに青ヶ島に旅行に行くならどの時期が一番お勧めかを複数の島民の方に聞いてみたのですが、台風が来なければという前提の下、9月がお勧めという意見が一番多かったです。
ただ、星空を見るならやはり寒い時期がお勧めらしいのですが、寒い時期は低気圧の影響をもろに受けるので、条件の良い日にピンポイントで来島するには運も必要そうですね。


もう少しつづく







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2024年04月03日

青ヶ島という一期一会の絶景2

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前回に続き、今回も青ヶ島の旅の話ですが、


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今回の5日間の滞在で前3日をこちらのあおがしま屋さんでお世話になることにしましたが、青ヶ島全体で確実に営業している民宿は2件? 3件?とかその程度で、事前に何件か連絡をしてみたのですが、高齢で辞めてしまったりで泊まる場所自体の数が少なく、仕事関係で来島される方々も民宿を利用するので需要に供給が追い付かず、希望の日時での宿の確保も結構難しかったりします。

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そして青ヶ島は一軒だけある居酒屋さんを除くと飯処が無く、他では食事にありつけないので1日3食を宿で頂くのですが、とにかく毎食量が多くてどれも美味しかったのですが、小食の自分には少し食べきるのに大変な量で、小学校の頃に食べ終わるまで昼休みは出来ません!と言われて半泣きで食べていたのを軽く思い出しましたw

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ということで2日目のこの日は一日中ガスっていて風も爆風で、やれることが無いので風の当たらない場所に行って暇つぶしにレンタカーをカッコよく撮ってやろうとかやっていましたが、青ヶ島の良いところは何もやる事がないので焦らずに済むのが良いですね。

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それにしても一つ疑問に思ったのですが、なぜ強風が吹き荒れているのに霧は晴れないのでしょうかね。
島の外側を覗くと霧は海抜150m位から上空を覆っているのですが、笠雲と一緒で海からの湿った空気が島に当たって上昇する際の気圧変化で際限なく発生しているのか、

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もしくは海を見ていると強い風で海面から煙のように海水が舞い上がってそのまま上空に吹き上がっていくのですが、これが霧の原因なのか・・・と、学の無い自分には答えが分かりませんが、とりあえず霧よ早く晴れてくれ・・・と祈る一日でした。。。

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ちなみにこの日は特に海が大荒れ(島の人には日常)で、ここまで荒れてくれるとある意味迫力があって、波が岸壁に打ち付ける際の重低音が殊の外大きくて面白かったです。

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そんな感じで旅の2日目は朝からずっと暴風雨で夜半まで雨が降ったり止んだりと続き、3日目の深夜になってやっと雨も上がり薄っすらと雲の切れ間から月明かりが間が見え始めたので、これは行けるかも・・と、島の最高峰(423m)にある大凸部(おおとんぶ)公園という展望台を目指して宿を出て、雨が止んだばかりの山道は足元が悪いだろうなぁと覚悟して登ったのですが、道中水が流れていた形跡はあるものの、思いのほか水たまりがなく、火山性の地質が排水を助けて水が殆ど貯まらないのか?、雨上がりの山道でも全然靴が汚れず、旅行中靴がドロドロになるのを嫌ってレインカバーを持って行っていたのですが、その必要は無かったようです。

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水といえば、海に囲まれた青ヶ島では地下水に海水が浸透しているため飲料水として利用できず、画像のゴルフコースのような防水シートの張ってある部分に降った雨水を一箇所に集水して浄水し、飲料水や生活用水として常時6000t 近く貯蔵し使用しているそうで、

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他には、海が荒れることが多いので船を港に係留せずに陸地に上げるため、

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一般的なクローラークレーンではなく、この港側から繋がっているロープウェイのような滑車の付いたクレーンで毎回船を港から陸地に釣り上げて格納しているようで、厳しい環境に合わせた島独自の生活スタイルなども青ヶ島の見所の一つかも知れません。

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そして話は3日目の朝に戻り、予報通り朝方に雨が止んでやっと晴れてくれたので大凸部に向かいますが、順路は300mくらいの距離ですが、普段使わない筋肉を使うので登りがまぁまぁキツくて、日の出に間に合わないかもと急ぎ足で昇ったらそこそこ大変でしたが、

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なんとか日の出の時刻に合わせて青ヶ島最高峰の大凸部公園にてご来光を拝んで、

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日が高く昇ったお昼過ぎに尾山展望公園に昇って雲の切れ間から太陽の日が島全体を照らすタイミングを待ち続けてやっと二重カルデラの明るい画像を撮影することが出来ました^^
ちなみに画像でみると小さな島に見えるかもしれませんが、

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実際にはかなりの迫力で、今回青ヶ島を旅するのに際していろいろ調べていたら調べすぎて今更現地に行って実際の景色を見て感動するのかな?と行く前はちょっと不安でしたが、実際のスケール感はその場に降り立たないと分からないもので、やっと晴れてその雄大な全景が拝めた時には普通に感動してしまいました。

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そして青ヶ島に上陸して3日目の海上は比較的穏かで船が来るのかな?と思っていたのですが、八丈島側の天候不良の影響でこの日も船は欠航となり、欠航が続いていたヘリも2日振りに飛んだようで、この時期は連日転勤で来られていた方々が島を去る寂しい時期だそうで、ヘリの到着時刻付近には送り出しの還住太鼓の音が島中に響き渡っていた一日でした。


つづく





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2024年04月01日

青ヶ島という一期一会の絶景

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2年ほど前に離島で高い山の上からなら星が良く見えるのではないか?と、天の川を見に八丈島に飛ぼうとした際に、仲間から ” 八丈島の先に青ヶ島ってゆうヤバい島が在るらしいよ ” と教えてくれまして、何その鬼ヶ島みたいな名前の島はwと興味本位で調べてみると、海底火山が海上に突き出た状態の火山島で、その火口(外輪山)の中にもう一つ小さな火口(内輪山)が存在する世界的にも珍しい二重カルデラだそうで、アメリカの機関が発表した「死ぬまでにみるべき世界の絶景13選」 に日本で唯一選ばれた島であり、そこには島民の数が165人前後という日本一小さな村も在るようで何だか面白そう・・、けど調べると東京都なのに簡単には行けなそうなのでその年は天候による時間的な都合もあって長野に行って天の川を観てきたのですが、

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今年こそ行ってやる!(絶対に休んでやる!w)と、また作業が立て込んでしまうと作業を優先して旅行どころじゃ・・とかなるのが目に見えていたので、正月早々八丈島行のチケットを予約してしまいまして後に引けぬ状況を作り、その後、旅程のタイミングが満月で星が見えない条件だったなど紆余曲折ありながらも上陸困難と言われる青ヶ島に自由時間を使って5日間行ってきました^^

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青ヶ島への行き方は船もありますが、今回はまず羽田から八丈島に飛びますが、この日は八丈島の天候が悪いということで条件付き(到着せず引き返す可能性あり)でのフライトとなりましたが無事に到着し、

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八丈島からはヘリか船を使って青ヶ島に向かいますが、

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ヘリは一日に1便のみで、定員が9人しか乗れず、予約は搭乗日の1ヶ月前から電話予約となりますが、このへりは島で働く仕事関係の方たちの大切な移動手段だそうで予約の倍率が滅茶苦茶高く、今回当初飛行機のチケットを3月25日に取っていたのですが、最終的にヘリの予約が25日は取れず、24日に空きが出たとの事で、ヘリの予定に合わせて飛行機の予約を一度キャンセルして予定を組み直して24日からの旅程にするなど行く前から上陸困難を実感。
※後に教えていただいたのですが、予約状況を見ているとフライトの2日前や前日に急にキャンセルがポツポツと発生することが多く、何故だろうか?と思っていたら、仕事関係(大手電力会社、大手通信会社)が万が一に備えてとりあえず予約を取っておいて、何も問題が無さそうならキャンセル料を払って予約を消すのだそうで、とりあえず予約が埋まっていてもキャンセル待ちは入れておいた方が良いよと教えてくれました。

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ちなみにヘリ以外の方法として船がありますが、船は時間が掛かる事と、黒潮の真っただ中に在る青ヶ島周辺は海上が荒れる事が多く、この時期の就航率は50%を下回るとの事で、本当は船上からのんびり青ヶ島の全景を眺めて見たかったのですが、今回は旅の前後に予定があるので安牌を取ってヘリで往復をする事にしましたが、この日は伊豆諸島全体の天候が悪かったようで、ヘリも条件付き(到着せず引き返す可能性あり)でのフライトとなりましたが、飛行中は視界が霧で真っ白でこれはダメだろうな・・・と半分諦めていたものの、なんとか現地のヘリポート周辺の霧が薄く晴れてくれたお陰で無事に着陸する事が出来ました♪

ちなみに手段と費用ですが、
東京⇒八丈島
飛行機:羽田発 約50分  費用12,000〜20,000円前後
船:東京竹芝桟橋発 約10時間20分  費用9,780〜27,380円

八丈島⇒青ヶ島
ヘリ :約20分  費用11,750円 +5圓鯆兇┐觴蟆拱の超過料金1塰莢短
船 :約3時間  費用3,060円

※時期によって費用が変わるそうなので目安としてご覧ください。

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という事で、7:30に羽田を飛び立って9:50頃には東京都青ヶ島村に無事上陸♪
家を出る時に外気温3℃だったのですが、こちらは20度前後で湿度も高かったので服装選びを若干ミスって常に暑かったです。。。

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余談ですが、来島するには事前に宿の予約もしくはキャンプの申請が必要で、不審者や逃亡犯が入り込まぬよう、ヘリポートと港には常に到着時間帯には警察の方が監視をして来島者のお出迎えとお見送りをしてくれるのが離島の常識らしいです。

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そして今回船で青ヶ島に向かう選択をした際には、八丈島に着陸する際に底土港に停泊している姿が見えたこちらのくろしお丸に乗船してどんぶらこと揺られて3時間ほどの航海をするようなのですが、

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当日も含めてそれ以前も1週間近く天候が悪く船の欠航が続いていたようですが、この日はこの後の天候がまた1週間近く悪くなる予報だったようで、島民の方々の食料や生活物資を運ぶライフラインも兼ねている旅客船は少し無理をしてでも向かう方向で調整が行われたのか、条件付き(到着せず引き返す可能性あり)で就航が決定したとの事で、

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先にヘリで到着していた自分は船の入船時刻に港に向かって、少し高い位置から島の人達の日常でも見てみようとボケーっと荒れる海を見つつ待ち続け、ついに荒天の中、八丈島から荒れる海上を遥々3時間かけて青ヶ島の玄関口となる三宝港に船が到着し、乗船客の人は船から島の全景が見れて羨ましいなぁ〜なんて、勝負に出て船にするべきだったか・・・。と悔やみましたが、

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なんと驚いた事に、接岸を試みるまでも無く「う〜ん、無理!w」ってなってしまったのか、そのままUターンをしてどんぶらこと八丈島に戻って行ってしまって、こんな事は初めてかも(通常引き返す場合には早めに引き返して、目の前まで来れば何だかんだ接岸するのが常)と教えてくれた宿の女将さんが予約時に当日のキャンセルは困るからと念を押して言われた「絶対にヘリの予約は取って!」との指示に感謝しきりでしたw
夕食時に女将さんから聞いた話では、船には同じ宿に泊まる予定だった海外からのゲスト2人と他に2人の計4人が乗船していたようですが、宿の女将さんはその人達にもヘリで来るよう強くお願いをしたものの、船からの眺めを求めてか船での来島に拘られたらしく、結果的に上陸できぬまま往復6時間近くあの荒れた波に揉まれる悲しい結果になりましたが、逆に上陸出来ていたらこの予報だと帰りの船は絶対に出れないだろうから結果的に良かったんだよと仰っていて、仮にその人達がヘリの予約合戦に参戦していたら自分は今ここに居れなかったのかもなぁ・・と、青ヶ島への上陸は奥が深いです。
ちなみに宿には逆に船が何日も来ず、ヘリの予約も取れずで帰れない帰宅困難者の方が複数居られて、入ったは良いけど出られないパターンもあるのね・・・。といろいろ難易度が高い島なようです^^:

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そして当初自分が予定を組んで飛行機のチケットを取っていた25日の海上は見事に荒れに大荒れで、堤防は高波に飲まれて早々に船は欠航に。

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仮にヘリの予約が取れていたとしてもヘリポートや集落のある海抜の高い部分は一日中濃い霧が立ち込めていて、視界不良のためヘリも欠航となってしまって、あのままヘリの予約が取れてしまっていたら今頃ガッカリしていただろうな・・・と、ヘリの予約合戦で勝ち抜いてくれた皆さん有難う!とw、思い切って旅程を変更しておいた事が功を奏しました^^:
宿泊中宿の女将さんにあなたは本当に運が良いわね〜と何度も言われましたが、実際に青ヶ島に行こうと何度も計画を立てても一度も上陸出来ない運の無い人もいるらしいので、青ヶ島の旅はそこそこの運も必要なのかもしれませんね^^:

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ちなみに港の反対側は島の影に入って波も穏やかでこちら側にも港が作れれば・・と思ったら、

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数十年前に大千代港という港があったようなのですが、ここに下りていく道が崩落してしまって現在は使用出来ない状況なようで、

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島の至る所が崩落しているのを目にしましたが、自然と向き合いながら厳しい環境の中で、皆さん生活をされているんですね。

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ちなみにそのような歴史的背景があるからか、現在活用されている三宝港の目の前の法面はがっつり要塞化されていて、東京都の財力とヒューマンパワー凄ぇ〜wと圧巻の景色でした。
ちなみにこの記事を書いている今現在は旅の2日目で、天気が悪すぎて部屋に籠っている状況ですが、果たしてこの天気は好転するのでしょうか・・・。

つづく






akane380 at 05:05|PermalinkComments(2)